プリンスリーグU-18関東2部リーグも残すは3試合
現在10位で降格の危機に瀕するフロンターレU-18は
日産フィールド小机にて、日本航空高校との運命の対決を迎える
落としてたまるか!絶対残留!降格阻止!!と銘打ち
ユースの試合では異例の大規模キャンペーンを実施、降格を防ぐべくあらゆる手段を尽くす
スコアボードが未設置の競技場、ポスターの裏紙で選手名を手書き
他にも選手一覧の用紙が配布され、ユースの選手の紹介体制を図った
45分計も未設置ゆえ、マラソンなどで使用する陸上競技用の巨大タイマーが登場
乾電池だけで稼働可能な優れもの
強力な後押しを必要とする一戦、大勢のサポーターの集合を呼びかけた
大量のサポーターに対応すべく、後援会旗が3000本用意
小机の土手を青一色で染めるべく、若きイレブンに熱き思いを伝えるべく・・・
大々的な準備にいそしむ傍らで、若きイレブンが集中力を高める
土手側からの視界の妨げにならぬよう、巨大幕はゴール裏に設置
後援会旗で囲まれた応援エリアに、サポーターが続々と集まってきた
リーグ戦も中断期間に突入、応援に飢えるサポーターも少なくないはず
アップを終えた若きイレブンが、土手側のサポーターを訪れ応援への感謝の言葉を述べた
振り向くと背後にはサポーターの大集団、土手が青一色に染まるのは確実だ
オフ中のトップチームの選手達も、若きイレブンのサポートに駆け付けた
写真はトラメガを握る登里選手
5月末とは思えぬ肌寒さの中、試合開始の時は目前になった
固く円陣を組んだイレブンがピッチに入場
サポーターは一斉に旗を掲げ、土手は瞬く間に青く染まる
若木選手達も勢いよく飛び散り、キックオフのホイッスルが鳴り響く
今回も恒例で恐縮ですが、若きイレブンの戦いを写真でどうぞ
ピッチ上の選手たちは気持ちが漲り、試合は終始優位な展開
仲川選手が相手選手と接触し、ペナルティエリア前後で
大きく激しく転倒するも、PKにはならず
勢いに乗る仲川選手、ドリブルで相手GKを華麗にかわす
・・・ところで転倒するも、この場面もPKには至らない
相手GKが負傷中、合間を見て水分補給に走る
その間にも選手間で会話を交わす、遠目からでも真剣さが伝わってくる
ペナルティエリアのチャンスを得たフロンターレ、仲川選手のキックが炸裂
その先には萩間選手の姿、ヘディングから繰り出されたボールがゴールに迫る！
萩間選手のヘディングシュートはポスト下隅に収まり、フロンターレU-18が先制点
気迫あふれるゴールに、小机に歓声が沸き起こった
試合が始まってから相当の時間が経過するが、サポーターの数は更に増える
後援会旗を振り回し、無邪気に走る子どもたち
ユースの試合ながらも、応援はトップチームに匹敵の熱さ
土手で足元は不安定、跳ねれば普段以上の負担となるが
熱心なサポーターは無関係の如く跳ね続ける
前半は1点リードで終了、攻守に渡り高い集中力が保たれた45分間
後半もこの調子で戦い、降格圏を早く脱出したい
裏紙＆手書きのボードを調整するサポーター
得点者の下には「G」キャプテンには「C」の張り紙、試合運営の改善を積極的に図る
スタジアム周囲のアジサイがそろそろ見ごろ
梅雨の季節の足音も聞こえてきそうだ
後半開始を前に、選手とスタッフが再び大きな円陣を組む
普段なら後援会旗は試合開始時のみの掲出だが
一層の思いをピッチに届けるべく、後半開始時にも掲出
今度は土手の全景を撮影、なかなか壮観な光景である
後半の戦いは火蓋を切った、引き続き若きイレブンたちの軌跡をご覧ください
日本航空高校が折り返したボールを、フリーの選手がヘディングシュート
これはポストに弾かれ（？）、運もフロンターレに味方する
一時期は日本航空高校に流れが傾きかけるも、フロンターレが再び試合を支配
コーナーキックからゴール前の激しい攻防、こぼれ球を押し込むもゴール枠を外す
長野選手のサイドアタックが冴え、鋭いクロスが繰り出される
猛然と攻めかかるフロンターレ、仲川選手がドリブルで混戦に突入
シュートの跳ね返りのボールを、迷う事無く蹴り込んだ！
2点目を決めたフロンターレ、ゴールに喜んだサポーターがフェンスに走る
若きイレブンも笑顔で応えてくれた
日本航空高校も死力の反撃、立て続けのコーナーキックでフロンターレを脅かす
危ない場面が連続するも、守備の集中力も途切れない
ピンチを凌いだフロンターレ、直後に日本航空高校を激しく攻める
コーナーキックのクリアボールを拾い、すかさずクロスとシュートを繰り出す
フロンターレが選手交代となると、手書きのボードを速やかに修正
時は刻々と流れ続け、後半もロスタイム突入間近
フロンターレは中央を鮮やかに突破、仲川選手のシュートが炸裂！
3点目を決めたフロンターレ、勝利はほぼ確実となった
ゴールの歓喜が冷めやらぬ間に、萩間選手がとどめの一撃を決めた
巨大タイマーの情報を元に、残された時間は僅かと判断
サポーターは締めくくりのアヴァンテの声援、勝利を手元に引き寄せる
試合は程なくタイムアップ、圧巻の4ゴールで快勝
この勝利で9位に浮上、降格圏内からの脱出に成功
土手を埋める大勢のサポーターに、激戦を終えた若きイレブンが駆け寄って来た
その表情は、一様に充実感に満ちあふれていた
喜びにあふれる若きイレブンを撮影するつもりが・・・
網はやはり邪魔であった（失敗）
2ゴール＆2アシストの仲川選手がこの日のヒーロー
ちゃっかり？用意された「お立ち台」に立ち、ティッシュの差し入れ
プリンスリーグは残り2試合、今日の試合を続けてくれれば
必ずは残留出来ると手応えを感じた一戦であった
7月の2試合も可能な限り、現地に赴き応援したい
そして今日のような強力なサポート体制を維持すべく、可能な協力を尽くしたい