熱狂のW杯南アフリカ大会も終え、熱きJリーグ戦が再開
再開後の初戦はホーム等々力にて、大宮アルディージャとの対戦
平日の試合であるが、リーグ戦を待ちわびる大勢のサポーターで
競技場の周囲は早くも混雑
朝の抽選は幸運にも1番につき、場内に一番乗り
平日のこの時間帯に等々力にいるなんて、何年ぶりの事であろうか？
この試合終了の後には、欧州移籍が決定した
川島選手（背番号1：GK）とテセ（鄭選手 背番号9：FW）の激励セレモニーが開催
試合開始に先立ち、サポーターの有志が励ましのメッセージを募っていた
大宮サポーターもじわじわと増加中
骨肉腫の手術を受けた塚本選手（背番号2：DF）の横断幕が目を引く
等々力に夕風が舞う頃、選手たちがピッチに登場
川島選手とテセの姿は既に無いが、残された選手達の奮起に望みを託す
新守護神の相澤選手（背番号28：GK）は、フロンターレ復帰後初のスタメン
2006シーズンは堂々たる準優勝の守護神、久々の勇士に胸踊る
太陽は地平線をくぐり、上空は漆黒に包まれつつある
森選手（背番号19：DF）とレナチーニョ選手（背番号34：FW）も出場停止で欠く
満身創痍の戦いが予感されるが、現有戦力で力のかぎり戦うだけである
興奮と熱気が渦巻く中、戦いを控えた選手たちが場内へ
気が付けば等々力の観客席は、大勢のサポーターで埋め尽くされていた
試合開始に先立ち、W杯に出場した選手に花束贈呈
川島選手とテセが去ろうと、リーグ戦の頂点の夢は譲れない！
熾烈な90分間は、火蓋を切って落とされた
え・・・、スコアレスドロー＆試合のページを作る時間不足につき
本日の試合は無声静止画？でお楽しみ・・・、頂けるのかぁ？？
・・・という訳で（恥）、両者決定力を欠き試合はスコアレスドローで終了
出来る事であれば、川島選手とテセに勝利を捧げたかった・・・
興奮の余韻の中、等々力に静寂が戻ってきた
これから川島選手とテセの激励セレモニーが開始
準備を整えた選手とスタッフが、バックスタンド側のトラックに集結
人垣を形成し、川島選手とテセを出迎える
・・・と、思わぬサプライズに場内は騒然
両選手のスペシャルVTRが、オーロラビジョンに堂々と映し出された
カーペンターズの「Top of the World」に合わせ、両選手の活躍の映像が次々と流れる
等々力に残ったサポーターは、曲に合わせて拍手
オーロラビジョンに映し出される映像を、真剣な眼差して見入っていた
GKユニフォーム姿の川島選手が登場、バックスタンド側へと歩む
うっすらと光るものが頬を伝わっているかに見えたが
選手とスタッフに囲まれると、満面の笑顔を見せた
続けてテセが場内へ、多くの歓声を一身に受け、バックスタンド側に歩み寄る
舞台に立つ両選手、冒頭に阿部孝夫川崎市長より、激励の言葉が寄せられた
欧州での飛躍を願うと共に、いつの日か再び等々力の舞台に戻るのを夢見て・・・
続けて川島選手が挨拶に立つ
力強い視線としっかりと口調で、サポーターに自らの成長を約束してくれた
あわせて、長年の感謝の気持ちを語ってくれた
続けてテセが舞台に立つ
ゴール裏で存在感を誇っていた横断幕には、いつしか大粒の涙が添えられていた
テセは感情が抑えられずに、人目をはばからずに涙を流す
高畠監督から花束を贈呈されると、場内は盛大な拍手に包まれた
両選手の挨拶の後は、選手とスタッフによる胴上げ
続けて場内を一周、サポーターに最後の別れを告げる
Gゾーンの前には手製の横断幕が登場、両選手の到着を待つ
大歓声で出迎えたサポーターの前、「お立ち台」に立ちトラメガを握る川島選手
等々力の風物詩であったこの光景ともお別れである
気が付けば、2階席の最前段には、巨大な横断幕が掲出
移籍先であるKリールセSK（ベルギー）のチームカラーのイエローと
青黒のストライプが目を引く
ありがとう、我らの川島選手
川島選手に続き、テセも「お立ち台」へ
トラメガを力強く握り、笑顔で感謝の言葉を述べた
川島選手と同様に、2階席には励ましの巨大横断幕が浮かぶ
これで終わらないのが等々力流
上半身裸となったテセが、どこからともなく用意された小麦粉を
観客席へと撒き散らす
怪力にモノを言わせ、バケツの水も豪快に撒き散らす
こうなれば何もかも止まらない
観客席の中に深く歩み寄り、サポーターの手で胴上げ
一度は立ち去った川島選手だが、サポーターの声援で戻ってきた
こちらも観客席の中に歩み寄り、サポーターによる手荒い胴上げ大会
川島選手はアウェイゴール裏にも歩み寄り、プロ生活を始めた大宮のサポーターに挨拶
大宮時代の応援歌が、等々力の舞台に高々と響いた
ありがとうテセ、ありがとう川島選手
フロンターレの成長を支え続けた両選手、絶対に大きくなれよぉぉぉ〜！