鹿島アントラーズ VS 川崎フロンターレ
〜 2010 ヤマザキナビスコカップ 準々決勝 第1試合 〜
日 時 | 2010年9月1日(水) 19:00 | |||
試合会場 | 県立カシマサッカースタジアム(茨城県鹿嶋市) | |||
天 候 | 晴れ | |||
観 客 数 | 6,977人 | |||
試 合 結 果 | ||||
鹿 島 | 1 | 前 半 | 0 | 川 崎 |
1 | 後 半 | 1 | ||
2 | 計 | 1 | ||
得 点 者 | ||||
マルキーニョス | 31分 | 68分 | 黒津 勝 | |
興梠 慎三 | 55分 |
ヤマザキナビスコカップ準々決勝第1試合
ACL出場で予選免除のフロンターレは、敵地で鹿島アントラーズとの対戦
平日の高速道路を飛ばし、決戦の舞台カシマへいざ出陣
平日アウェイのナビスコ杯、開門2時間前のスタジアムは閑散
ビジター席の入場待ち列もガラガラ、鹿島サポーターの姿も皆無に等しい
開門前の暇つぶし、魚眼レンズでジーコ像を撮影
しかし鹿島の地も暑い、9月とは信じ難い灼熱にウンザリ気味
試合開始2時間前に開門、ビジター席は4ブロックと極小
その余波で一部の入場口も封鎖、ミニマムな戦いを強いられる
陽は徐々にくれ、試合開始まで1時間を切った
選手全員が一同に入場、遠路駆けつけたサポーターと健闘を誓う
リーグ戦はアウェイ2連敗、まさに正念場のフロンターレ
昨年は初タイトルを掴み損ね、マナー問題で物議を醸したナビスコ杯
雪辱を期すためにも絶対に負けられない
サポーターの数は少なくとも、ピッチへの熱き魂は揺ぎ無い
戦いを控えた選手たちがピッチに登場、激闘の舞台は整った
熱き願いよピッチに届け、川崎に勝利を持ち帰るぞ!
ここ数試合ゴールから見放された黒津選手(背番号7:FW)
試合開始直後から、積極果敢にボールに絡む
鹿島がフロンターレの最終ラインの裏を狙うが、落ち着いて攻撃をかわす
この日の守護神も相澤選手(背番号21:GK)、背中がたくましく見える
鹿島の揺さぶりを受けたフロンターレ
マルキーニョス選手(背番号18:FW)のシュートが襲いかかる
これは相澤選手の正面を突く、ここから反撃体制に突入だぁ〜
最終ラインを守る菊地選手(背番号17:DF)
鹿島の攻撃に即座に対応、無難にピッチの外にボールを蹴り出す
菊地選手とペアで最終ラインを守る伊藤選手(背番号2:DF)
マルキーニョス選手の高さに負けじと、空中戦に挑む
劣勢気味のフロンターレだが、起死回生のカウンターを披露
ヴィトール ジュニオール選手(背番号11:MF)が一気に突破
セットプレーのチャンスを得た
鹿島ゴール前にボールを送り込むフロンターレ
黒津選手がゴール真正面から飛び込むも、先取点は奪えなかった
好機を逃したフロンターレ、直後に鹿島の反撃を食らう
バイタルエリアで混戦にもつれ込むも、黒津選手が必死の守備で対抗
連戦で疲労が気になる中盤だが、中村選手(背番号14:MF)は集中力を切らさない
鹿島の縦パスに素早く反応、ガブリエル選手(背番号11:MF)の背後に襲いかかる
鹿島が左サイドを突破、小笠原選手(背番号40:MF)が冷静にパスを繰り出す
ジウトン選手(背番号5:DF)がペナルティエリアに侵入を図ったが
稲本選手(背番号20:MF)がコースを封印、ボールをラインに逃す
鹿島は青木選手(背番号15:MF)がミドルシュートを放ち
フロンターレにコーナーキックの危機が到来
大きな危機を弾き返すべく、ゴール裏のサポーターは拍手を送る
森選手(背番号19:DF)は引き気味の位置でプレー
鹿島の攻撃に冷静さを保持、破綻ない守りを見せる
我慢強く鹿島の攻撃を防いだフロンターレだが、稲本選手が不用意なファウルを犯す
ゴール真正面の位置でフリーキックのピンチ、前半最大の危機を迎えた
ゴール裏に高まる緊張感、張り詰めた空気が周囲を覆う
鼓動が激しく脈打つ中、マルキーニョス選手のキックが炸裂!
低く繰り出されたグラインダー気味の一撃は
フロンターレゴールへと吸い込まれてしまった
失点を喫したフロンターレ、早くも追う展開になってしまった
失点を喫したフロンターレだが、時間は十分残っている
サポーターも躍動感を取り戻し、ピッチ上の選手に英気を送る
積極的に飛び出しを図る田坂選手(背番号6:MF)
鹿島の守備も相当に堅いが、ファウルを誘いセットプレーの場面を得た
続けてフロンターレはコーナーキック、中村選手のキックが炸裂
鹿島ゴール前に菊地選手が飛び出すが、空中戦でバランスを崩してしまった
直後に縦のロングボールが、フロンターレゴール方面へ伸びる
稲本選手が懸命に追いかけ、ヘディングのバックパスで難を逃れる
気が付けば前半は終了、鹿島に1点のリードを許す
平日に駆けつけたサポーターのために、後半の奮起を期待したい
ハーフタイムは静かに時が流れ、対面の鹿島サポーターは巨大旗を掲げる
後半の激戦に備えるべく、サポーターは深く腰を掛けて休息に務める
敵地での逆転は容易くないが、タイトル獲得には避けて通れぬ道
後半開始のホイッスルが、ピッチに広々と響き渡る
開始直後に先制攻撃を仕掛けたフロンターレ
森選手とガブリエル選手が接触
直後にガブリエル選手が、再びピッチに倒れ込む
このまま担架で搬出され、ピッチへの復帰はならなかった
中盤の激しい攻防戦
試合の主導権を握るべく、中村選手と青木選手が競いあう
ジュニーニョ選手(背番号10:FW)のスルーパスを皮切りに
小宮山選手(背番号8:DF)が飛び出しクロスを放つ
鹿島ゴール前に鋭いボール、黒津選手が押し込みを狙ったものの
ジウトン選手のブロックに遭遇
直後に鹿島が猛攻を仕掛ける
窮地に陥ったフロンターレ、声の力で選手たちを奮い立たせるぞ!
何とか反撃に移りたかったフロンターレだが、鹿島がクリアボールから一気の逆襲
中盤に達したボールを、マルキーニョス選手に一気に持ち込まれてしまう
守備体制が整わぬ間に、危険なパスがフロンターレゴール前に到達
バラバラに乱れた最終ライン、鹿島の攻撃を止める術は無かった
痛恨の2点目を献上、更なる苦境へと追い込まれてしまった
窮地へ立たされてしまうも、この程度で挫けてなるものか!
先ずは1点を取り戻すべく、サポーターは跳ねそして絶叫
試合再開直後の不意を突くべく、田坂選手が果敢に中央突破
しかし、ファウルの判定を受けてしまった
鹿島からボールを奪い取ったフロンターレ、素早いパス交換で鹿島ゴールに迫る
ジュニーニョ選手のパスを中村選手が流し込むも
ボールは曽ヶ端選手(背番号21:GK)がキャッチ
フロンターレは最初の選手交代
田坂選手を下げ、谷口選手(背番号29:MF)を投入
鹿島のファウルでフロンターレが反撃開始
森選手が繰り出した縦パスに、黒津選手が飛び出す
・・・が、ここは鹿島に呆気無くボールを取り戻されてしまった
一度はチャンスを逃したものの、素早いパス交換で鹿島ゴールに迫る
黒津選手の切り替えしから谷口選手がシュート
続けてコーナーキックのチャンス、ゴール裏の声量も一気にアップ
立て続けにコーナーキックを得たフロンターレ
菊地選手が豪快な空中戦に挑むが、この場面も決められない
更に鹿島ゴールへと詰め寄るフロンターレ
ジュニーニョ選手も意欲的にボールに絡むが、鹿島の最終ラインを崩し切れない
ボールが激しく行き交う中、稲本選手が痛快なミドルシュート
ボールは鹿島ゴール枠を捉えなかったが、稲本選手の応援歌が響き渡る
鹿島の攻撃を凌いだフロンターレ、直後に森選手が右サイドを駆け上がる
鋭く繰り出されたボールを、谷口選手が渾身のヘディングで折り返す
折り返したボールは鹿島ゴールの正面に達し、黒津選手が確実に押し込んだ
まだ1点を取り返したのみ、必ずや試合をひっくり返すぞ!
1点を取り戻したフロンターレ、大きなパス交換で鹿島ゴールへ接近
ヴィトール選手ミドルシュートの直後に、横山選手(背番号18:MF)を投入
交代で微妙に集中力が切れたのか、直後に鹿島が猛反撃
コーナーキックの危機を迎えてしまうが、懸命の守備で失点を阻止
曽ヶ端選手のキックが中途半端なボールとなり、岩政選手(背番号3:DF)が大胆に飛び出す
鋭いシュートは相澤選手が弾き、辛うじて失点は免れた
直後にジュニーニョ選手がミドルシュート、これは大きくゴール枠を外す
目が離せぬ攻防戦、ヴィトール選手のパスに森選手が鋭く抜け出す
フリースペースでクロスを繰り出すが、谷口選手の頭には届かない
フロンターレは楠神選手(背番号16:MF)を投入、最後の勝負に打って出た
後半も刻々と時間を消費、残された猶予は僅かとなった
最後の最後まで可能性を信じ、ゴール裏のサポーターは絶叫する
気迫で攻め込むフロンターレ
楠神選手の渾身のクロスが、鹿島ゴール前に鋭く届く
谷口選手が至近距離のボールを頭で押し込むが・・・
ボールはゴール枠の外を通過、谷口選手が頭を抱え込む
白熱の攻防戦は、程なくして終焉の時を迎えた
試合は2-1で鹿島が勝利、惜しくも敵地での勝利は飾れなかった
敗戦は極めて悔しいが、貴重なアウェイゴールに可能性は託された
第二ラウンドの等々力決戦は仕事を終えてからの参戦予定だが、より必死にサポートしたい
昨年の雪辱を果たすべく、悲願のタイトル獲得を叶えるべく・・・
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:相澤 DF:森・菊地・伊藤・小宮山 MF:稲本・中村・田坂 FW:ヴィトール ジュニオール・ジュニーニョ・黒津 SUB:安藤・佐原・横山・谷口・楠神・登里・小林 |
<フロンターレの選手交代> |
田坂>谷口(59分) 稲本>横山(69分) ヴィトール ジュニオール>楠神(80分) |