川崎フロンターレ VS ジュビロ磐田
〜 2010 J1 第28節 〜
日 時 | 2010年10月30日(日) 15:05 | |||
試合会場 | 等々力陸上競技場(神奈川県川崎市) | |||
天 候 | 大雨(台風) | |||
観 客 数 | 7,348人 | |||
試 合 結 果 | ||||
川 崎 | 0 | 前 半 | 0 | 磐 田 |
1 | 後 半 | 1 | ||
1 | 計 | 1 | ||
得 点 者 | ||||
矢島 卓郎 | 76分 | 68分 | ジウシーニョ |
J1リーグ戦も残りは7試合、ナビスコ杯準決勝で敗退を喫したジュビロ磐田との勝負
台風14号の関東地方接近に伴い、雨風が強さを増して来た
試合開催の是非は午前11時に発表、曇り空を眺めつつ心境は穏やかでない
幸いにも試合開催が決定、主催者には深く感謝したい
ところが等々力はご覧の閑散ぶり、台風接近で危険を回避のためか
観戦を自粛した人は多数の模様
Gゾーンもご覧のミニマムな規模、2002シーズン頃の光景に類似する
サポーターの声援は豪雨にかき消され
相澤選手(背番号21:GK)らがピッチに入ったのに気が付かなかった
降りしきる豪雨の中、選手達がピッチに登場
上位戦線に生き残るためにも、ナビスコ杯の雪辱を晴らす意味でも
絶対に譲れぬ勝負である
Gゾーンはご覧の縮小規模
周囲にサポーターがいないのでカメラの設置は楽・・・と言いたいが
余りの豪雨に試合開始前から悪戦苦闘
大雨を一身に浴びるサポーター、戦いへ向けて気持ちは揺ぎ無い
水を大量に含んだ大旗が、重量に負けじと大きく躍動する
雨風が一層勢いを増す中、試合開始の時は目前に迫った
水しぶきが舞うトラックに、両チームの選手達が足を運ぶ
この日の花束贈呈は小さなペンギンたち、大雨の中お勤めごくろうさま
豪雨が降り止まぬピッチ上、激戦は火蓋を切って落とされた
猛烈な雨と真冬並みの寒さで、撮影すら精一杯
試合の詳細は殆ど覚えていない、手抜きの写真でごまんなさい・・・
降り止まぬ豪雨と身を切る寒さ、身震いは一向に止まらず、眼前の視界も確保が困難
2台のカメラではもはや撮影不能と判断、このあたりで400mmレンズを切り離し
修理明けの28-300mm一本の撮影に変更
豪雨で状況の判断は難しいが、試合はそれなりに進んでいる
サポーターも全身ずぶ濡れで、ピッチに熱き声援を送る
大雨でもヴィトール選手(背番号11:MF)の運動量は豊富
このシュートは実に惜しかった・・・て、身震いで筋肉に痛みが走る
必死にシャッターを切り続け、前半は辛うじて乗り切った
互いに好機は乏しく無失点、この悪天候ではやむを得ないところであろうか
空はほのかに明るいが、豪雨は厳しさを増す一方
唯一の救いは雨の水温が上昇、幾分だが寒さは緩和された
台風は更に関東に迫る、雨粒の輪郭は増し、前半以上の過酷さは覚悟
降り止まぬ豪雨の中、後半開始の時を迎えた
猛烈な雨がピッチと観客席を包み込む
選手にもサポーターにも過酷な世界が延々と続く
前節に続きスタメンの矢島選手(背番号15:FW)
磐田の厳しいマークに遭遇しつつ、前線で奮闘を見せる
磐田が左右にボールを回し、西選手(背番号11:MF)がシュートを放つ
視界不良が想像されるも、相澤選手がしっかりとセーブ
スタメンの座を得た小林選手(背番号24:FW)
左サイドを浮上しシュートを放つが、磐田の選手にブロックされた
降り止まぬ豪雨の彼方先には、猛然と襲いかかる磐田の姿
完全に守勢のフロンターレ、正念場の時は延々と続く
前線でボールを繋ぐフロンターレ
途中投入の黒津選手が(背番号7:FW)がシュートを放つが、川口選手(背番号1:GK)の正面
フロンターレの攻撃は長続きしない、程なく磐田が反撃に入る
右サイドを浮上し前線で粘りを利かせ、西選手のシュートがフロンターレを襲う
磐田の攻撃を耐えるフロンターレだが、西選手の大きなクロスが繰り出された
ジウシーニョ選手(背番号8:FW)が至近距離から押し込むが
相澤選手が辛うじて弾き返す
・・・が、こぼれたボールを執拗に押し込まれてしまった
磐田に痛恨の失点、冷たい雨がフロンターレイレブンの身に染みる
とは言え諦めるのはまだ早い
サポーターの熱き願いよ、選手達の心に響いてくれ!
何とか追いつきたいフロンターレだが、攻撃の形は見出せぬまま
豪雨は降り止む気配は皆無、気温も低下の一途で身震いが再発
オーロラビジョンに入場者数が発表された
リーグ戦では久方ぶりの1万人割れ、この悪天候では致し方ない
徐々にではあるが流れはフロンターレに傾き、ボールは中村選手(背番号14:MF)の足元
前線をしっかりと見据え、力強く左足を振り上げた
中村選手のパスに反応したのは矢島選手
磐田の最終ラインの裏に飛び出し、冷静にシュートを繰り出した!
矢島選手の2試合連続ゴールが、磐田のゴールネットを揺らした
試合はまだまだ分からない
一向に止まらぬ身震いの中、試合は刻々と駒を進める
過酷な豪雨が一面を覆い尽くす、大粒の雨が地面に叩き付けられる
全く訳も分からぬまま、磐田が猛攻を続けている
お願いだ!何とかゴールだけは守り抜いてくれ・・・
止まらぬ磐田の猛攻、このままでは力尽きてしまいそうだ
だが、守護神の集中力は途切れていない
磐田のシュートは相澤選手がセーブ、二度とゴールを明け渡さない
試合時間も残りはごく僅か、磐田のダイビングヘッドが猛然と襲う
これはゴール枠を辛くも外れ、命拾い
磐田の中盤のプレスは厳しい、フロンターレは完全に攻めあぐねてしまう
ずぶ濡れで戦うサポーターの為にも、一矢報いて欲しい
矢島選手がポストでボールを落とし、黒津選手が攻撃に絡む
最後は矢島選手が振り向きざまの一撃、これは川口選手の正面を突いた
磐田のクロスがフロンターレゴール前に達するが、相澤選手のセーブは安定感を保つ
気が付けばオーロラビジョンの時計は消灯、試合時間は殆ど残っていない
小宮山選手(背番号8:DF)が渾身のクロスを繰り出すが
矢島選手とのタイミングは合わなかった
試合は1-1でタイムアップ、豪雨の一戦は両者痛み分けとなった
極度の身震いで足腰がグラツキながら、懸命にシャッターを切り続けた挙句
もはや失神寸前であった(危険)
残念ながら勝利は飾れなかった
それでも過酷な状況下で戦い抜いた、選手とサポーターに拍手
悪天候を承知で駆けつけてくれた、磐田のポーターにも深く感謝したい
交通機関が乱れていたが、無事に帰還出来たのかな?
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:相澤 DF:田坂・菊地・伊藤・小宮山 MF:横山・中村・楠神・ヴィトール ジュニオール FW:矢島・黒津 SUB:杉山・薗田・井川・吉田・谷口・木村・黒津 |
<フロンターレの選手交代> |
楠神>黒津(63分) 小林>谷口(70分) |