川崎フロンターレ VS ベガルタ仙台

〜 2011 J1 第7節 〜

日  時 2011年4月23日(土) 14:04
試合会場 等々力陸上競技場(神奈川県川崎市)
天  候
観 客 数 15,030人
試  合  結  果
川   崎 1 前 半 0 仙   台
0 後 半 2
     
     
1 2
     
得   点   者
田中 裕介 37分   73分 太田 吉彰
      87分 鎌田 次郎


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東日本大震災で中断を余儀なくされたJリーグ戦、一ヶ月以上の中断を経て再開の時を迎えた
等々力の朝はあいにくの雨模様だが、熱戦の舞台は確実に近付いている




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対戦相手は被災地東北を本拠地とするベガルタ仙台
復興支援のため様々なイベント活動が開催
断続的に降りしきる雨の中、応援団を中心としたサポーターが裏方で準備に勤しむ




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かく言う私も、カメラを首にぶら下げたまま力仕事に従事
おもりを積んだ台車を後方からプッシュ、撮影アングルはこんな格好




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イベント活動の手伝いを終え、「Mind-1ニッポンユニフォーム」の販売列に並ぶ
遅れて並んだものの、運良く整理券をゲットし入手成功
収益は「Mind-1ニッポン」義援金口座を通じ、被災者の援助・復興の資金へと役立たれる




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サポーター有志発案の「FORZA!仙台幕」へのメッセージ書き込みの模様




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幕には様々なメッセージが刻まれていた
数多のメッセージは力強い復興へ向け、真摯なる願いが肌に伝わってきた




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午前11時、止まっていた時は再び流れだした
多くのサポーターが様々な思いを抱き、急ぎ足で場内へ散って行った




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復興支援活動の一環として、「FORZA!仙台ドリームマッチ」が開催
川崎フロンターレ&ベガルタ仙台OBチームと
支援活動に賛同した芸能人復興支援ドリームチームとの、夢の対決が実現




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我らがキャプテン、フロンターレOBの中西哲生氏も挨拶に立つ
震災発生直後から力強いメッセージを絶え間なく発し続けた熱血漢
この日の言葉も熱気がみなぎっていたぞ




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ヤスが、ベティが、ヨンデが、ガミさんが・・・
歴代のフロンターレ勇士たちが、ピッチを縦横無尽に駆け回った




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ドリームマッチは川崎フロンターレ&ベガルタ仙台OBチームの勝利
豪雨の中熱戦を演じた両チームの選手達に、惜しみない拍手が送られた




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場内を一周する選手たち、寄せ書きで埋まった「FORZA!仙台幕」が堂々と姿を現す




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感極まった両チームのサポーターは、仙台の応援歌を熱唱
盛大な声援と拍手の中、「FORZA!仙台幕」が戦いを終えた選手たちに手渡された





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「FORZA!仙台幕」はゆっくりと場内を移動、アウェイゴール裏の仙台サポーターに引き渡された
復興を願う気持ちは誰もがひとつ、頑張れ仙台!頑張れ宮城!




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ここからは真剣勝負の場、開幕2連勝を目指しての戦いが始まる
ピッチに杉山選手(背番号28:GK)と相澤選手(背番号1:GK)が登場




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残るプレーヤーもピッチに登場、場内に心地よい緊張が走る




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勝ち点3を狙い、意気揚々のフロンターレサポーター
大雨と突風にひるむ事無く、ピッチへ熱き声援を送る




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アウェイ側ゴール裏を埋め尽くす、大勢の仙台サポーター
被害者の哀悼の意を込め、喪章を着用して戦いに挑む
被災地の復活と勝利への揺るぎない気持ち、分厚い声援から胸に突き刺さる




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試合開始に先立ち、オーロラビジョンへ映し出された復興を願うVTR




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エイジとオカのメッセージ、場内はこみ上げる思いで埋め尽くされた




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そう、ここは真剣勝負の舞台
復興を願うだからこそ、仙台から勝ち点3を奪い取るのがフロンターレの使命




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高鳴る鼓動と緊張、キックオフの瞬間は刻々と迫る
スタジアムに緊張と興奮が戻ってきた




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両チームの選手がピッチに登場、場内の興奮は頂点に到達




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試合開始に先立ち、震災の犠牲者へ黙祷がささげられた




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待ちわびたリーグ戦再開、激戦は火ぶたを切って落とされた
熱戦の舞台に余計な言葉はいらない・・・て
余りの大雨と強風で神経が錯乱、半ば死に物狂いの撮影であった




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緊迫の一戦で先制ゴールを奪ったのはフロンターレ
山瀬選手(背番号13:FW)の折り返しに
田中裕介選手(背番号3:DF)が身を崩しながらの一撃!




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等々力の舞台に大声と絶叫、久々の歓喜に埋め尽くされた




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ゴール直後にラフプレーが頻発、場内に不穏な空気が走る
ここはフェアプレーの精神に立ち返りたい




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前半はフロンターレが1得点で折り返す
終始ミスが目立った横山選手(背番号18:DF)が、頭を抱えつつピッチを去った




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小休止のハーフタイム、応援を止めると寒さが一気に襲い掛かる
苦しめられた雨足は更に強まり、身体へのプレッシャーは計り知れない




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ここから後半開始だが、レンズが曇るアクシデント
何とかレンズよ乾いてくれ、しかしこのどしゃ降りでは前途多難過ぎる・・・




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レンズの応急処置を図るべく、一旦撮影を中断
サブのレンズに切り替え、レンズ表面の水がはけるのを待つ




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力強いドリブル突破を図る登里選手(背番号23:MF)
背後のチャージで転倒、興奮したサポーターから激しいブーイングが飛ぶ




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レンズの曇りは中々解消しない
そんな間にもピッチ上では激戦が展開
寒さも加わり、試合状況の把握も困難になりつつある




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フロンターレの前進を促すべく、力強い拳を突き上げるサポーター
見せてくれ〜〜よ〜〜、突き刺さる、ゴ〜〜〜〜ル!




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1点ビハインドの仙台サポーターの迫力は一向に途切れない




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幾度と攻撃を繰り返すフロンターレだが、仙台の守備も必死に対抗
ピッチ上に張り詰める緊迫感、両者均衡の時が延々と続く




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前線で奮闘を続けた山瀬選手に変わり、田坂選手(背番号6:MF)がピッチに投入




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選手交代で流れを変えたいフロンターレだが、その効果は表れない
時間の経過と共に、仙台の強い気持ちが、フロンターレの守備陣を徐々に蝕みつつある




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左サイドを切り崩した仙台、フロンターレゴール前を水平に横切る
最後は太田選手(背番号15:MF)が足を釣りながら、渾身の一撃を繰り出した




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太田選手のシュートは守備に入った横山選手に接触
ボールの角度が変わり、フロンターレゴールへと吸い込まれてしまった・・・




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同点に追いつかれたフロンターレ、一層の緊迫感が周囲を包む
仙台の気持ちに飲み込まれてなるものか!




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失点を喫したフロンターレ、危機感を覚えた選手たちは奮起
登里選手が一気にサイドを浮上
鋭いクロスを繰り上げ怒涛の攻撃を仕掛けるが、オフサイドの判定に泣く




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直後にフロンターレは2人目の選手交代
調整が遅れていたジュニーニョ選手(背番号10:FW)が投入、復活の時を遂げた




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ピッチ上は激しい応酬の嵐
ジュニーニョ選手が果敢に中央突破を図るが、仙台のDFに行く手を妨害される




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直後にフロンターレのフリーキック
中村選手(背番号14:MF)が集中力を高めたキックを繰り出すも
仙台のDFにあえなく弾き返された




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仙台ゴール前でボールを支配するフロンターレだが、今一歩攻め切れない
じわじわとボールを回すものの、攻撃の糸口が一向に見いだせない




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後半も残り時間は僅か、守勢の仙台が一気に右サイドを駆け上がる
フロンターレは守りに入った横山選手が痛恨のファウル
セットプレーの危機を招いてしまう




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高まる緊張の中、梁選手(背番号10:MF)のフリーキックが繰り出された
鎌田選手(背番号2:DF)へのマークが外れてしまい
強烈なヘディングシュートがフロンターレゴールを襲い掛かる!




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復興の思いを賭けた一撃は、フロンターレゴールを強烈に貫いた
残り時間僅かの劇的な逆転劇、仙台の選手とサポーターが歓喜に湧き上がる




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逆転を喫したフロンターレ、だが勝負は終わっていない
仙台から勝ち点3を奪う、それこそが課せられた使命




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ピッチ上に両者が激しく往来、フロンターレも最後の一瞬まで前進を怠らない
だが、仙台の守備をどうしても打ち崩せない




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試合はそのままタイムアップ、ホーム等々力で無念の敗戦
復活をかける被災地の真摯なる願いに、完全に屈してしまった




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勝利に沸く仙台の選手とサポーター
この勝利は東北の復興へ向け、力強い足がかりになると信じたい




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涙雨のスタジアム、全身ずぶ濡れの応援も実らなかった
選手達は重い足取りでピッチを退出
次節は昨年のJリーグ王者の名古屋が相手、ここで立ち止まる訳にはいきません



<フロンターレの出場メンバー>
GK:杉山
DF:田中(裕)・井川・横山・小宮山
MF:柴崎・稲本・登里・中村
FW:矢島・山瀬
SUB:相澤・菊地・田中(雄)・田坂・ジュニーニョ・棗・久木野
<フロンターレの選手交代>
山瀬>田坂(66分)
矢島>ジュニーニョ(78分)
登里>棗(87分)


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