川崎フロンターレ VS 浦和レッズ
〜 2011 J1 第19節 〜
日 時 | 2011年7月30日(土) 19:03 | |||
試合会場 | 等々力陸上競技場(神奈川県川崎市) | |||
天 候 | 雨 | |||
観 客 数 | 20,047人 | |||
試 合 結 果 | ||||
川 崎 | 0 | 前 半 | 1 | 浦 和 |
0 | 後 半 | 0 | ||
0 | 計 | 1 | ||
得 点 者 | ||||
10分 | オウンゴール |
J1リーグ戦第19節、ホーム等々力で浦和レッズとの対戦
3日前のナビスコ杯広島戦に続き、等々力での連勝を狙うフロンターレ
意気込んで朝の抽選に「挑」むも、雨模様に加え抽選の順番も今ひとつ
おまけに抽選番号も600番に満たない、かつては1000番は軽く超えたのに・・・
午後から雨の天気予報が、一転して晴れ間が訪れた
だが、この雲行きでは先が怪しそう
ホーム側通路へは浦和サポーターの通行は禁止、さすが浦和戦だけある(?)
開門につれ、空は徐々に暗さを増す
何とか持ち堪えて欲しいが、ポツポツと小雨が舞ってきた
アウェイゴール裏を埋め尽くす、赤き浦和サポーターの一団
今シーズンは下位に低迷するも、応援の威圧感に揺るぎは見られない
相澤選手(背番号1:GK)と杉山選手(背番号28:GK)がピッチに登場
ナビスコ杯広島戦ではビッグセーブ連発の相澤選手、今日も頼んだぞ
残るイレブンもピッチに登場、ホーム等々力での勝利を誓い合う
半月前のアウェイ戦では2失点で完敗、今こそ悔しさを晴らす時
熱気溢れるホームの声援に、厚雲が引き寄せられられた如く暗みを増す
雨足は徐々に強くなり、メインスタンドはレインコート姿が目立ってきた
激戦の時に備え、俄然意気上がるフロンターレサポーター
苦手とするホーム浦和戦に理屈は要らない、欲しいのは勝利一点のみ
満員の等々力大舞台、白熱の中戦いは幕を開いた
体調不良で入院していた中村選手(背番号14:MF)はベンチスタート
離脱選手が多い中盤、この日も大島選手(背番号30:MF)がスタメン
まだまだ課題は多いが、高卒1年目とは信じ難い存在感
守勢の浦和に対し、先制攻撃を仕掛けるフロンターレ
この流れをぐっと保ち、先制ゴールを導きたい
いつも以上に前のめり気味のフロンターレの最終ライン、浦和はその背後を狙ってきた
マルシオ選手(背番号10:FW)が飛び出しを図るも、オフサイドの判定
左サイドへ抜け出したジュニーニョ選手(背番号10:FW)
ゆったりとクロスを繰り出したものの、加藤選手(背番号18:GK)のセーブに阻まれた
前半は10分前後経過、攻撃の手を緩めぬフロンターレ
・・・の筈だが一瞬の不覚、浦和のカウンターを
小宮山選手(背番号8:DF)と菊地選手(背番号17:DF)が必死に追う
小宮山選手のクリアボールは、無情にもフロンターレゴールに一直線
不本意な失点を喫するも、試合はまだ始まったばかりだぞ!
失点を取り戻すべく、小宮山選手が渾身のパスを繰り出す
ジュニーニョ選手が左サイドを駆け上がるが、浦和の守備に行く手を遮られた
登里選手(背番号23:MF)が中盤で巧みにキープ、更に素早くボールを繋ぐ
スルーパスに登里選手が飛び出すが、加藤選手の好セーブに一歩届かず
田坂選手(背番号6:MF)が折り返したボールは、大島選手の足元へ
直後に山田選手(背番号22:MF)のマークに遭遇、ボールは呆気無く奪われてしまった
浦和のファウルを誘い、セットプレーのチャンスを得たフロンターレ
田坂選手のキックを菊地選手が落とすも、加藤選手がガッチリとセーブ
攻めあぐねるフロンターレだが、ボールはフリーのジュニーニョ選手へ託された
エンジン全開で浦和ゴールに急迫・・・の筈だが
浦和DFに両側から挟み込まれてしまった
豪快な攻撃参加の小宮山選手
左足を強烈に振り抜いたが、この場面も加藤選手がファインセーブで阻む
・・・と一気にすっ飛ばして浦和のカウンター
マルシオ選手の強烈なシュートは、相澤選手がナイスセーブ
柏木選手(背番号8:MF)のコーナーキックが、フロンターレゴールに襲い掛かる
ゴール前は大混戦に陥るが、相澤選手がパンチングで弾き出す
前半は浦和が1点リードで折り返す
攻撃の時間帯はフロンターレが多い印象だが、決定的な形に持ち込めていない
ここは気分を持ち直し、ハーフタイム抽選会に「挑」む
・・・が、当選番号はゾロ目&キリ番ばかりであぁ残念
続けて、田園都市線高津駅前にオープンの「フロンターレローソン」の案内
私も開店時間にオジャマし、イベントに参加したふろん太君を激写(笑)
おぉ、中村選手が後半開始から待望の復帰
頼むぞケンゴ、浦和をギャフンと言わせてくれ!
前半は「ココにいない」悠様、小林選手(背番号11:FW)であったが
気持ちでボールを追い掛ける
クリアに入る平川選手(背番号14:DF)に、必至の形相で食らいつく
しかし、菊地選手の高さは舌を巻く
長身のデスポトビッチ選手(背番号31:FW)を完全に抑え込む
起死回生を図るフロンターレ、ジュニーニョ選手が小林選手へパスを供給
だが、ここはうまく繋がらない
セットプレーのチャンスを得たフロンターレ
こぼれ球を井川選手(背番号4:DF)がシュートを放つが、加藤選手がしっかりと抑え込む
ジュニーニョ選手の華麗な足技から、山瀬選手が浦和ゴールへ迫る
鋭いシュートを繰り出すも、この場面も加藤選手の壁に阻まれた
コーナーキックの好機を得たフロンターレ
写真には無いが小林選手が気迫のヘッド、しかし浦和ゴールをとらえない
直後に浦和が猛然と大反撃、瞬く間に危機に陥ってしまう
至近距離から山田選手(背番号22:MF)のシュートを浴びるも
辛くもゴール枠を外れて命拾い
フロンターレのゴールキックでプレーが再開
コーナーキックの判定と思った浦和サポーターは大激怒
激しいブーイングが場内に飛び交う
平川選手と小林選手の緊迫のマッチアップ
・・・と書きたいが、平川選手の揺さぶりに悠様は翻弄され放題
直後に浦和がカウンターを披露
原口選手(背番号24:FW)がフロンターレゴールに急迫するも
相澤選手が飛び出し難を逃れた
久々の実戦復帰のケンゴだが、落ち着いた守備を披露
さぁ、ここから反撃体勢突入だぁ
マルシオ選手が至近距離からヘディングシュート
一瞬冷や汗をかかされるも、相澤選手のセーブが冴える
フロンターレは2人目の選手交代
山瀬選手(背番号13:MF)に代わり、楠神選手(背番号16:MF)を投入
後半も説明をすっ飛ばし(恥)、オーロラビジョンには入場者数が発表
今シーズン初の大台、辛うじて2万人を超えてくれた
延々と状況が変わらぬピッチ上、そろそろゴールが見たい
サポーターは拳を突き上げ、ピッチへゴールの念を送る
魅せてくれ〜よ〜、突き刺さる〜、ゴ〜〜ル!
サポーターの願いとは裏腹に、浦和の堅守に攻めあぐねるフロンターレ
タイトル争いに残るには、この勝負は絶対に落とせない!
浦和の猛攻を凌いだフロンターレ、カウンターで一気に勝負を仕掛ける
楠神選手が長いドリブルで中盤へ急浮上
楠神選手が繰り出したボールに、田中裕介選手(背番号3:DF)が鋭い抜け出し
周囲には誰も邪魔しない、至近距離から強烈なシュート!!
同点と誰もが信ずるも、加藤選手のファインセーブに泣く
田中選手も呆然と崩れ落ち、サポーターも思わず意気消沈
コーナーキックに向かう中村選手、場内は再び熱気が戻る
頼むぞケンゴ、素晴らしいキックを魅せてくれ!
ホームの意地を見せるフロンターレ、浦和ゴールを執拗に攻め立てる
コーナーエリアに向かう田坂選手がサポーターを煽り、場内の興奮はピークに到達
こぼれ球を拾い攻め続けたフロンターレだが、この場面も詰め切れない
試合はロスタイム突入前後、残された猶予は僅かである
フロンターレは福森選手(背番号22:MF)をピッチに投入、最後のチャンスに賭ける
対する浦和は慌てない、冷静に時間の浪費に務める
残された猶予は刻々と減少、ピッチ上には焦りの色がほのかに見える
残り時間は殆ど無い、福森選手のキックに全てを託す
サポーターも最後の力を振り絞り、ピッチへ熱気を送り込む
小林選手が空中戦に挑むも、折り返したボールは加藤選手がセーブ
直後に主審の長い笛、半月前のアウェイゲームに続き無得点で敗戦を喫した
首位横浜F・マリノスとの勝ち点差は10に拡大
タイトル獲得への道は一層険しさを増してしまった
とは言え立ち止まる猶予は無い
この試練を乗り越えるべく、次節のセレッソ大阪戦へと「挑」みます
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:相澤 DF:田中(裕)・井川・菊地・小宮山 MF:田坂・大島・山瀬・登里 FW:ジュニーニョ・小林 SUB:杉山・伊藤・實藤・福森・中村・楠神・久木野 |
<フロンターレの選手交代> |
大島>中村(46分) 山瀬>楠神(68分) 登里>福森(87分) |