J1リーグ戦第24節、連敗街道を突っ走る（泣）フロンターレは
好調を維持する柏レイソルとのアウェイゲーム
ビジターゲート入口付近、6連敗と塞ぎがちになりがちではあるが
連敗脱出を目の当たりにすべく、大勢のサポーター開門を待つ
改築工事中の日立柏サッカー場に足を運ぶ
来年からはホーム席とビジター席が入れ替わるので
西側立見席からの観戦は、今回が恐らく最後であろう
サポーターの力で連敗を食い止めるべく、横断幕を掲出
「Mind-1」の精神で一致団結し、苦境からの脱出を図りたい
前後が狭いビジター席、大勢のサポーターで瞬く間に埋まる
横断幕の設置も早々に取り掛かり、臨戦態勢を整える
夕暮れ時のスタジアム、相澤選手（背番号1：GK）らがアップに登場
一気に意気上がるサポーター、柏からゴールを守り抜いてくれ
続けて登場のイレブン達に、サポーターは特製の弾幕を掲出
「信じているから焦らずにいこうよ！！」
連敗が続き、観戦が遠のいたサポーターを見聞きはするが
アウェイまで駆けつけるサポーターはまだ見捨ててはいない
観客席に漲る気合は平均以上、誰もが必死である
「強い気持ち」、苦境に浸るフロンターレに必要なもの
連敗街道を意地でも脱出したい、その気持ちは誰もが一つである
勝利に飢えるサポーター、キックオフにつれて気合は更に高揚
割れんばかりの熱気に包まれたスタジアム、試合開始の時を迎えた
この日が誕生日で入籍を果たした柴崎選手（背番号19：MF)、今日も魅せてくれよ！
※柴崎選手の入籍は後日発表されました
開始直後にシュートを浴びるフロンターレ
ピッチと観客席が密接した柏サッカー場、その臨場感は半端ではない
前半は両者無得点、緊張感に道溢れた45分間であった
説明は全て割愛で恐縮だが（恥）、勝利を掴むべく選手とサポーターの漲る気持ちが
ヘタクソな写真から感じ取れば幸いである
今日こそは長いトンネルから抜け出すべく、誰もが懸命に戦っている
僅かな休息の時間帯、じっくりと腰を下ろし闘志を蓄える
はい、流山市の小学生のブラスバンドとレイくんでした
サポーターは早めに立ち上がり、コールリーダーの掛け声と同時に応援を再開
守備崩壊が続く鬼門の後半だが、多くのサポーターが付いているぞ
後半開始のホイッスルが鳴り響き、白熱の勝負は再開された
今日こそは絶対に連敗を止める！
ロングパスに飛び出した矢島選手（背番号9：FW)
ボールをしっかりと足元でキープ
柏の選手に囲まれながらも、ジュニーニョ選手（背番号10：FW）が懸命のキープ
柏からファウルを誘い出し、フリーキックのチャンスを得たぞ
迸る緊迫感の中、中村選手（背番号14：MF)のキックが炸裂！
田坂選手（背番号6：MF)が反応するも、柏の守備に阻まれた
続けてコーナーキックの好機が訪れるも、この好機は生かせなかった
目が離せぬシーソーな展開が続くも、突如幸運が舞い降りた
矢島選手が落としたボールを、田坂選手（背番号6：MF)が豪快に蹴り込んだ！
ミドルレンジからの強烈な一撃は、柏ゴールを深く貫いた
先制ゴールの喜びに沸くサポーター
今日こそは、今日こそは絶対に勝つぞ！！
先制ゴール勢いに乗り、ゴール裏の応援は更にみなぎる
久方の勝利を引き寄せるべく、熱き声援と迫真の拍手が響く
失点した柏も攻勢を強めるが、ゴール前で必死に弾き返す
さぁ、一気にカウンターを仕掛けるぞ！
田坂選手がドリブルで一気に浮上、柏の選手を振り切り鋭いパスを放つ
この場面はジュニーニョ選手とは息が合わなかった
フロンターレは最初の選手交代
負傷した菊地選手（背番号17：DF)に代わり、伊藤選手（背番号2：DF)が久々のピッチ
頼むぞヒロキ、ベテランの味を見せてくれ
柏のコーナーキックをしのいだフロンターレ、直後に気迫のカウンターを披露
ジュニーニョ選手がドリブルで一気に浮上、右足を強力に振り抜いた！
ジュニーニョ選手の豪快なシュートが決まった！
エースの一撃に、喜びを爆発させるサポーター
「今日こそは勝ったぞ！」「連敗をストップだ！」
と、誰もがこの時は信じて疑わなかったのだが・・・
何時しかピッチ上の選手の運動量は落ち、最終ライン裏のスペースが脆くも露呈
気が付けばよもやの3連続失点、悲劇は再び繰り返されてしまった
最後の切り札として投入された小林選手（背番号11：FW）
コーナーキックのこぼれ球を拾い、気力で折り返すも
ボールはゴールラインを割り込んでしまった
3失点のショックを払拭すべく、サポーターは熱きエールを送る
まだまだ時間は十分ある、逆転の可能性を信じて・・・
リードを得た柏は無理な攻撃は仕掛けず、ボールを回して時間を稼ぐ
後半もアディショナルタイムに突入、時間は4分と長めである
後が無くなったフロンターレ、総攻撃体勢で柏ゴールを奪いにかかる
サポーターも最後の力を振り絞り、必死の形相で声援を送る
大島選手（背番号30：MF)が柏ゴール前で粘りを利かせ、小林選手がシュート
これは決まらずもコーナーキックのチャンスをゲット
中村選手が繰り出したコーナーキックに、伊藤選手と井川選手が続々と飛び込む
奮闘する中村選手の足の親指にヒビが入っていたとは
この時点で誰もが知る由は無かったのだが・・・
満身創痍で90分間戦い抜くも、非情のタイムアップ
柏によもやの逆転負け、泥沼の7連敗と化してしまった
敗戦に落胆の選手達、重い足取りでゴール裏のサポーターに歩み寄る
一部の選手はスタッフに促されて、気力を振り絞るかのようであった
7連敗のショックからか、サポーターも憔悴の色が濃い
ゴール裏からのブーイングも力なく、拍手が散発的に響くのがやっとであった
8月のゲームは全敗、未だトンネルから抜け出せぬフロンターレ
歓喜が訪れるのは何時の日であろうか・・・
次のゲームまで2週間の猶予、しっかりと立てなおして残る10試合に「挑」んで欲しい