肌寒き4月上旬、2012プリンスリーグが待望の開幕
関東1部リーグに初昇格を果たした川崎フロンターレU-18
栄えある開幕戦の相手は、強敵FC東京U-18
同日開催の「多摩川クラシコ」前哨戦に相応しき一戦だ
・・・と、下手な文章の前触れはさて置いて
川崎から自動車で移動するも、花見の渋滞で予定より大幅な遅れ
撮影準備が整ったのは試合開始2分前
選手の顔と名前が一致せぬまま、慌ただしきままキックオフを迎えた
・・・が、どうもカメラのフォーカスが不安定
人工芝でかげろうが発生、ピンぼけ写真が量産の気配
撮影に悪戦苦闘の最中、先制ゴールを決めたのはフロンターレ
折り返したボールを高田選手が押し込み、幸先の良いスタートを切った
積極的に仕掛けるフロンターレだが、対する東京は冷静そのもの
早速強烈なシュートを浴びせてきたぞ
昨シーズン後半からキャプテンを務める小口選手
試合を重ねる毎に表情に凛々しさを増す
サイドを駆け上がる河村選手、スピードを生かし素早いクロスを繰り出す
・・・と顔と名前を覚えきれぬ間に、東京に同点ゴールを奪われてしまった
U-15から昇格した岡田選手が先発、東京のマークを外しクロスを繰り出す
背番号10を背負うのは児玉選手
積極的にボールに絡み試合の主導権を演出
サイドに飛び出したのは成長著しい大河内選手
・・・が、この場面は東京の守備に行く手を遮られた
小口選手のパスに反応したのは脇坂選手
東京の裏へ素早く抜け出し、コーナーキックのチャンスを掴む
前半は1-1で終了、東京の圧力に手を焼くも悪くはない
川崎から駆けつけたサポーター
小型の横断幕を棒に取り付け応援エリアの背後に設置
もっと高い位置に固定したかったが、棒不足と強風で断念
さぁ、ここからは後半開始
守護神は3年生の寺越選手、東京の攻撃に立ち向かえ！
東京が鋭い突破を披露、坂口選手が背後から止めにかかる
一度は東京の攻撃を阻んだフロンターレだが
パスミスから東京の速攻を食らってしまった
ボールはゴールへと吸い込まれ、逆転を喫したフロンターレ
後半はまだ始まったばかり、逆転の機会は十分だ
直後にフロンターレも鋭い浮上、小口選手がミドルシュートを放つ
脇坂選手もバランスを崩しつつシュートを放つが、これはゴール枠を外してしまう
空中戦は東京が主導権を握る
全体的に小振りなフロンターレ、高さではいささか分が悪い
フロンターレの敵の一つは人工芝、足元を取られ滑る選手が続出
対する東京の選手は踏ん張りが効き、下半身の安定性も分が悪い
オーバーラップを仕掛ける加藤選手、ライン際からクロスを供給
決定力を欠くフロンターレは2選手を交代
西原選手と相馬選手の投入で、失った流れを引き戻せるか
前線に果敢に飛び出す西原選手
対する東京の守備は冷静そのもの、敢え無くクリアされてしまう
必至に食い下がるフロンターレだが、東京の反撃も容赦無い
西原選手がペナルティエリア内でファウルの判定、PKを献上してしまう
真正面に身構える寺越選手、東京のPKを止められるか
・・・が、低い弾道はフロンターレゴールを強力に貫く
東京に3点目を献上
是が非でも一矢報いたいフロンターレ、相馬選手がミドルシュートを繰り出す
東京が鋭いカウンターを披露、ドリブルで一気に切れ込みシュート
寺越選手が懸命にセーブするも、届かず4点目を献上
東京に大量失点のフロンターレ、先ずは1点を取り戻して欲しい
直後にコーナーキックのチャンスを得たフロンターレ
岡本選手のキックには、誰もタイミングが合わなかった
PKを与えてしまった西原選手だが、同じ過ちは犯さない
東京の選手に体を挟み込み、ボールを奪い取る
紹介が遅れてしまった吉田選手
直後に相馬選手がシュートを繰り出す
狭い角度からの一撃は、相手GKの手中
左右からパスを繰り出し、東京ゴール前にボールを集めるフロンターレ
しかし東京も万全の守備、なかなかゴールに近づけない
東京が猛然と攻め立てるが、坂口選手が体を張った守備を披露
東京の攻撃を立て続けに食い止める
東京がクロスから渾身のヘッド、ダメ押しの5点目を奪いにかかる
ここは寺越選手が渾身のセーブ、追加点を意地で阻止
懸命に食い下がったフロンターレが、直後に試合終了を迎えた
東京に4失点と完敗、1部の実力を思い知らされた一戦であった
ほろ苦いスタートであったが、戦いはスタートを切ったばかり
今シーズンも若きイレブンの挑戦を追い続けます