川崎フロンターレ VS ジュビロ磐田
〜 2012 J1 第9節 〜
日 時 | 2012年5月3日(木・祝) 15:03 | |||
試合会場 | 等々力陸上競技場(神奈川県川崎市) | |||
天 候 | 雨 | |||
観 客 数 | 15,671人 | |||
試 合 結 果 | ||||
川 崎 | 1 | 前 半 | 0 | 磐 田 |
3 | 後 半 | 3 | ||
4 | 計 | 3 | ||
得 点 者 | ||||
大島 僚太 | 30分 | 59分 | 山本 康裕 | |
矢島 卓郎 | 53分 | 67分 | 山本 康裕 | |
田中 裕介 | 55分 | 90+1分 | 阿部 吉朗 | |
矢島 卓郎 | 62分 |
2012シーズンJ1第9節、風間監督の2戦目はホーム2連戦目のジュビロ磐田戦
等々力はご覧の雨模様、試合開始までに止む気配は乏しい
等々力改築関連のアンケート調査に関するカメラマン担当で奔走につき
アップ時の写真はほとんど撮影出来ずじまい
GK入場場面のみ撮影したが、選手が観客席から振り向いた後であった
アンケート活動は終わりいつもの撮影スタート
降りしきる雨の中、大勢のサポーターが勝負へ向け気合を高める
試合開始前にスペシャルな始球式
映画「テルマエ・ロマエ」に出演の宍戸開さんが等々力に登場
学生時代に南武線を利用したエピソードも紹介
饒舌なコメントに場内は沸く
ピッチへと駆け出す宍戸さん、アントニヌス役そのままの衣装でボールの前に立つ
軽やかに右足を振り抜き、ボールはゴールへと吸い込まれた
シュートを決めた宍戸さん、スタッフから風呂桶を受け取りGゾーンへ走る
Gゾーン情報には宍戸さんの顔幕が登場
トラメガを握り水をぶちまけ、笑顔で走り去って行きました
映画も面白い内容なので、観ていない方は是非とも映画館へ
風間フロンターレ初勝利を目指し、雨中の一戦はキックオフ
試合の模様は「派手な打ち合い」と言うことで・・・(コラッ!)
広島戦に続き楠神選手(背番号16:FW)が3トップの一角で登場
早速ピッチを駆け回り、磐田DFの裏を狙う
左SBはこのポジションで恐らく初起用となる登里選手(背番号23:DF)
守備は得意とは言いがたいが、先ずは磐田の攻撃をいなす
磐田がクロスを繰り出すが、田中裕介選手(背番号3:DF)が対応
この日は広島戦でのボランチとは異なり、本来の右SBでの起用
CBには今季初スタメンの井川選手(背番号4:DF)
ようやく到来のチャンスだけに、しっかりとした守備を期待
登里選手が繰り出したクロスに、大島選手(背番号30:MF)が滑り込む
これはプロ初ゴールと思ったが、惜しかった
だが、ここで終わらないのがラッキボーイ
矢島選手(背番号9:FW)が正確な折り返し、後は流し込むだけであった
大島選手のプロ初ゴールで、フロンターレが先制
雨中の等々力は大きな喜びに包まれた
前半は大島選手の1ゴールでフロンターレがリード
両者アグレッシブで目が離せぬ熱戦、説明をかっ飛ばして恐縮(恥)
本日のふろん太君、「マンデーセレクション!」
さぁ、ここからは「本番」の後半戦
またまた説明は割愛気味というわけで・・・
惜しいぞ井川選手、これが決まっていればヒーローだった
左サイドから楠神選手が巻き込み、ペナルティエリア内で激しく転倒
楠神選手の果敢な突破から、PKのチャンスをゲット
蹴るのは絶好調の矢島選手(背番号9:FW)、場内の期待も自然と高まる
矢島選手の一振りが磐田ゴールを貫き、待望の追加点!
Gゾーンに駆け寄る矢島選手、サポーターももちろん大興奮
2ゴールに満足せず、攻撃の手を緩めぬフロンターレ
後半から投入の山瀬選手(背番号13:MF)が、すかさず強烈な一撃
写真の右側に写る田中裕介選手
この直後に磐田からボールを奪取、至近距離からボールを蹴り込んだ
フロンターレは怒涛の3ゴール、磐田を更に突き放す
風間監督も得意のガッツポーズ!
オーロラビジョンには「3-0」の文字が浮かぶ
雨もほぼおさまり、応援にも一層熱がこもる
3失点の磐田であるが、試合を諦めた気配は皆無
積極的にボールを回し、フロンターレゴールを幾度と脅かす
セットプレーからのクリアボールを
山本選手(背番号23:MF)に奪われ、1点返されてしまった
1点は取り返されるも、引き締め直す機会でもある
気持ちを即座に入れ替え、応援は再開された
磐田に流れが傾きかけるも、中村選手のスルーパスが炸裂
これに矢島選手が反応、冷静にシュートを繰り出した
矢島選手のゴールで4得点、試合を決定付けるエースの一撃に沸いた
いや、この時点では「決定付いた」と思ったのですが・・・
4ゴールで乗りに乗るサポーター、タオルをブンブン振り回す
磐田が正面から突破を図り、井川選手の反応が遅れてしまった
慌ててスライディングに入るも、背後から足が引っかかてしまった
磐田がフリーキックの場面が到来、緊迫感は一気に高まった
絶対にゴールを阻止すべく、サポーターは大きな声援を送る
駒野選手(背番号3:DF)の強烈なフリーキックは、ゴール上方を通過
セットプレーからの失点を免れたフロンターレだが
直後に右サイドを崩され、ゴールを奪われてしまった
2点差に詰め寄られれたフロンターレ、勝利のムードはもはや吹き飛んだ
サポーターの応援も緊張感を取り戻す
スルーパスを受けた楠神選手が中央に飛び出すが、ボールが僅かに収まらない
それでも足元で粘り、コーナーキックのチャンスをゲット
コーナーキックに向かう中村選手(背番号14:MF)がサポーターを煽る
煽られたサポーターは大声援で応え、追加点の期待は一気に高まった
磐田ゴール前の混戦は井川選手がシュートするも、磐田ゴールの枠を外してしまう
コーナーキックのチャンスは逃すも、磐田ゴールへ詰め寄るフロンターレ
どんどん攻め立て5点目を奪い取れ!
磐田が立て続けにコーナーキックを繰り出すも、フロンターレは必死の防御
ここは磐田の猛攻を凌ぎ切った
矢島選手にボールを集めるも、動きにいささか精彩を欠く
さすがに攻め疲れてしまったのであろうか
磐田の攻撃に井川選手が対応・・・と思いきや、両腕の間にボールが吸い込まれる
まさかのPKに場内は騒然、井川選手も天を仰ぐ
ここは気持ちを入れ替え、西部選手(背番号21:GK)に全てを託すのみ
頼むぞ、絶対にゴールを止めてくれ!
PKを蹴る前田選手(背番号18:FW)の動きを、西部選手が読み切った
キックの瞬間に左側にジャンプ、PKを弾き返した!
西部選手のビッグセーブに、選手もサポーターも大興奮
絶体絶命の危機から逃れたフロンターレ、絶対に勝利を収めるぞ!
スルーパスが冴え渡る中村選手
浮かしたボールは山瀬選手を狙うが、僅かに長かった
フロンターレは2人目の選手交代、田中雄大選手(背番号23:DF)をピッチに送る
先の広島戦ではミスが目立ったが、今こそリベンジなるか
磐田に押されがちのフロンターレ、危ないミドルシュートを浴びてしまう
続けて磐田がコーナーキック、正念場を迎えたフロンターレ
ここはゴール前を固め、磐田のパワープレーを弾き返す
試合は気が付けばロスタイム、しかし磐田の攻撃は止まらない
右サイドから鋭いクロスを食らい
逆サイドから阿部選手(背番号30:FW)が飛び込んだ
阿部選手のゴールで1点差に詰め寄られたフロンターレ
試合時間は残り数分にして、余裕は全く無くなってしまう
フロンターレは1点のリードを守るべく、無理な攻撃は仕掛けない
山瀬選手がコーナーで粘り、時間を確実に消費する
残す時間はごく僅か、磐田の攻撃が続く中アヴァンテの応援がスタート
勝利を絶対に呼び込むべく、サポーター(+ふろん太)は両腕を突き上げる
サポーターは無心で両腕を突き上げる
等々力での勝利を掴むべく、風間監督に初勝利を捧げるべく・・・
程なくして試合はタイムアップ、磐田に4-3で勝利
激しい打ち合いを制したフロンターレ、風間監督に待望の初勝利をプレゼント
選手がピッチの中央に集結、勝利の証である円陣が組まれつつある
稲本選手(背番号20:MF)の招きでベンチから控えの選手が続々と登場
最後には風間監督が円陣に加わった
喜びに沸くフロンターレイレブン、風間監督と中村選手が歓喜の抱擁
観客席へ向かう選手へ向けて、風間監督の巨大幕が登場
この日のヒーローは先制ゴールを決めた大島選手
インタビューを終えて拍手の中、観客席へ駆け寄った
激戦を制したフロンターレ、選手とサポーターが勝利を分かち合う
風間監督の采配も見事、攻撃的フロンターレは今ここに完全復活!
そして「お立ち台」に立つのは大島選手
プロ2年目にして待望の初得点、コメントからも大物ぶりを予感させる
観客席に水をぶちまけ、颯爽と走り去る大島選手
ケンゴの後継者は君だ!(でいいのかな?)
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:西部 DF:田中(裕)・井川・森下・登里 MF:稲本・大島・中村 FW:楠神・矢島・小林 SUB:杉山・伊藤・田中(雄)・田坂・山瀬・レナト・小松 |
<フロンターレの選手交代> |
小林>山瀬(46分) 登里>田中(雄)(83分) 楠神>伊藤(90+4分) |