日本クラブユースサッカー選手権関東大会2次予選
初戦は10得点と大勝の川崎フロンターレU-18、2節は横川武蔵野FCとの対戦
試合会場はフロンターレの麻生グラウンド、咲き乱れる満開のツツジが美しい
若きフロンターレのイレブンがピッチに登場
トップチームと試合日程が重なり2ヶ月ぶりの観戦となるが
その間の成長ぶりが興味深い
曇り空の下アップに勤しみ、戦いに備える選手たち
固く円陣を組み、気合を高めて勝負の時を迎える
全国大会出場へ向け、若きイレブンの戦いは始まった
今日も写真を並べてばかりでごめんなさい（恥）
左サイドを駆け上がるフロンターレ、コーナーキックの場面を迎えた
高く浮いたボールは緩やかなカーブを描き、手元に接近
相馬選手がヘッドで叩き込み、フロンターレが先制
若きイレブンも満面の笑み
が、直後に横河にフリーキックを与えてしまう
ゴールを守る寺越選手、大声を上げポジションの指示を送る
フロンターレが比較的優位な状況と思いきや、横河が右サイドを大きく抜け出す
フロンターレの守備が追い付かぬ間に、折り返しからシュートを浴びてしまう
横河のシュートはゴールネットを揺らし、同点に追い付かれてしまった
試合の流れを掴みかけていただけに、残念な失点
互いに決定機が乏しい時間が続くも、フロンターレに大きなチャンスが到来
ロングクロスは脇坂選手がトラップ
横河の守備を巧みにかわし、冷静にゴールへと流し込んだ
ボールはネットの側面を揺らし、フロンターレが再びリードを得た
前半が終わり、フロンターレが2-1で折り返す
とは言え両者の実力は拮抗、後半の展開は予想が困難
阿部監督の指南開始・・・と思いきや、髙崎コーチが大きな身振りで何かを語る
高畠育成担当も個々に語りかけ、遠目からも緊張感が伝わってくる
阿部監督の指示は割と短め、若きイレブンに何を語ったのであろうか
後半開始のホイッスル、残る45分間もしっかりと戦いたい
横河を突き放したいところであるが、逆に攻め込まれる場面の連続
いささか嫌な流れである
横河は意欲的に攻め続け、フリーの選手がペナルティエリアに侵入
板倉選手が必死に止めに入るも、コーナーキックのピンチを迎えた
コーナーキックはクリア・・・した筈が、こぼれ球を押し返されてしまった
横河に追加点を献上、試合は再びふりだしに戻る
早い縦への展開から、横河のゴールを狙うフロンターレ
対する横河もマークは固く、好機は簡単には訪れそうもない
コーナーキックから横河ゴール前は混戦に突入
こぼれ球をシュートに持ち込むも、相手GKのファインセーブに阻まれた
立て続けに横河ゴールに迫るフロンターレだが、追加点には至らない
GKと一対一の場面を作るも、これもGKのファインセーブに遭遇
ツキに見放された感が漂うも、直後に脇坂選手が魅せる
トラップから冷静にボールをキープ、斜めから右足を力強く振り抜いた
脇坂選手のシュートが決まり、フロンターレが3点目をゲット
今度こそ三度目の正直（突き放し）となるか？
横河の選手に隙を突かれ、一気の突破を仕掛けられた
小口選手が背後から食い止めるも、警告の代償を受けてしまった
横河がセットプレーの場面、ここは最大限に警戒を強めたい
・・・が、高いヘディングシュートが襲い掛かる！
横河の豪快なヘディングシュートが、フロンターレゴールに突き刺さる
またもや同点に追い付かれ、選手たちもさすがにしょんぼり気味
4度目の突き放しをかかるべく、捨て身で横河のゴールに迫るフロンターレ
しかしこれも打ち切れない
横河が縦に一気に飛び出し、ペナルティエリアに突っ込んできた
寺越選手が相手選手を止めるも、こぼれ球がフロンターレゴールへ転がってゆく・・・
だが、板倉選手が寸前のクリアで難を逃れた
ここから仕切り直したいが、後半も残り時間は僅かである
直後に試合はタイムアップ、3-3のドローで終了
フロンターレの選手は一様に愕然の表情、実に勿体無い一戦であった
歯切れの悪い結末であすも、明日も試合が待っている
この程度でへこたれるな、強い気持ちで全国大会の切符を掴んでくれ