サガン鳥栖 VS 川崎フロンターレ
〜 2012 J1 第14節 〜
日 時 | 2012年6月16日(土) 19:04 | |||
試合会場 | ベストアメニティスタジアム(佐賀県鳥栖市) | |||
天 候 | 雨 | |||
観 客 数 | 9,603人 | |||
試 合 結 果 | ||||
鳥 栖 | 0 | 前 半 | 0 | 川 崎 |
0 | 後 半 | 1 | ||
0 | 計 | 1 | ||
得 点 者 | ||||
80分 | 田坂 祐介 |
2012 J1第12節、ベストアメニティスタジアムにてサガン鳥栖とのアウェイゲーム
降りしきる雨に身震いしつつ、開門の時を暫し待つ
開門と同時に、遠路駆けつけたサポーターが続々と入場
ちなみに横断幕は開門前に装着
2階席最前列に巨大幕を設置、監視カメラに被さらぬように慎重に作業
夕刻には雨が弱まる予報だが、一向に止む気配は見えず
サポーターは2階席の下に避難、試合に向けて体力を温存する
キックオフ1時間を切り、西部選手(背番号21:GK)がアップに登場
頼むぞ我らが正守護神、フロンターレゴールに鍵をかけてくれ
残るイレブンも続々とピッチに登場、ゴール裏は俄然活気づく
3月のナビスコ杯では惜敗、今こそ借りを返す時である
ナビスコカップは予選で敗れ去ったが、リーグ戦に集中出来る環境が整った
今日もしっかりと勝利を飾り、上位浮上への足掛かりを築きたい
全身ずぶ濡れとなり、ピッチへ闘志を送り込むサポーター
怪我人は多いが中村選手(背番号14:MF)が日本代表から復帰
戦力層は徐々に戻りつつある
彼方鳥栖の大地にて、川崎市民の歌が深く響く
決戦の時へ向けて、サポーターの集中力は一層高まる
今日も90分間全力勝負、川崎に勝ち点3を持ち帰るぞ!
右サイドを浮上のフロンターレ、レナト選手(背番号10:FW)のパスは中村選手へ
中村選手が浮かしたパスを繰り出すが、ゴール前に呼応する選手は不在
最終ラインでボールを回し、左サイドを駆け上がるフロンターレ
田坂選手(背番号6:MF)のキックは鳥栖の選手を直撃
コーナーキックの場面を得た
フロンターレはショートコーナーを選択、中村選手のクロスが鳥栖ゴールに迫る
田中裕介選手(背番号3:DF)が空中戦に絡むが、シュートは浮いてしまった
開始直後から両者が激しい競り合い
鳥栖の運動量はJでも随一、崩すのは容易では無さそうだ
フロンターレのバックパスは西部選手の対応が遅れ、鳥栖にあわや奪われかける
實藤選手(背番号15:DF)が慌ててクリア、ミスは命取りになりかねない
攻撃の機会を伺うフロンターレだが、鳥栖の守備網に隙は少ない
鳥栖の強いフィジカルに、田坂選手が潰されてしまう
鳥栖が鋭いカウンターを披露、フロンターレは一瞬にして窮地に陥る
水沼選手(背番号8:MF)にシュートを放たれるが、枠を外れて命拾い
鳥栖ゴールへ向けて、中村選手がピッチを駆け回る
代表選から復帰間もないためか、周囲とはやや呼吸が合わぬ印象
最終ラインでコントロールミスのフロンターレ、鳥栖がすかさず奪いにかかる
左右へパスを繰り出し、鳥栖を振り切るのに必死である
稲本選手(背番号20:MF)と岡本選手(背番号6:MF)がルーズボールを競り合う
強靭な筈の稲本選手も、岡本選手のフィジカルに屈してしまう
鳥栖が左寄りに進路を進め、磯崎選手(背番号3:DF)のクロスが炸裂
豊田選手にシュートを放たれるが、井川選手(背番号4:DF)がガード
続けて鳥栖がコーナーキック、フロンターレに試練の時が続く
ここも井川選手が奮闘、鳥栖にシュートを許さない
中盤でボールを小刻みに繋ぎ、攻撃の起点を探すフロンターレ
しかし細かいミスも続き、なかなか突破を図れない
井川選手のパスは矢島選手(背番号9:FW)を狙う
鳥栖が両側から矢島選手をマーク、ボールは繋がらない
鳥栖が左サイドに展開、金選手(背番号10:MF)のクロスが襲い掛かる
ここは西部選手が対応、悪天候ながら安定したセーブが光る
風間監督就任で覚醒の楠神選手(背番号16:MF)
中村選手のスルーパスをキープするが、鳥栖のプレッシャに耐え切れない
鳥栖が右サイドへ急展開、ペナルティエリア内に危険なボールが迫る
絶体絶命のピンチは西部選手が対抗、体を張って鳥栖のシュートを弾き出す
中村選手が中盤下からロングパスを披露、矢島選手が抜け出し左へ叩く
田坂選手がシュート(パス?)を繰り出すも、鳥栖の最終ラインを破れない
鳥栖がフリーキックの場面、ゴール裏に強い緊張が走る
絶対に失点を阻止すべく、唯一の大旗が左右になびく
金選手が繰り出したキックは、西部選手の指先とポストをかすめる
ピンチから脱出のフロンターレ、声の力で反撃態勢に突入だ!
鳥栖が再びセットプレーをゲット、フロンターレは再び危機に陥る
藤田選手(背番号14:MF)のキックはゴールネットの上を通過
鳥栖の強靭なフィジカルに、フロンターレのリズムは崩される
逆にカウンターを食らいかけるが、稲本選手がスライディングで行く手を遮る
ホーム無敗で勢いづく鳥栖に、フロンターレは依然と押されがち
試合の流れを変えるべく、サポーターはピッチに英気を注ぐ
しかし鳥栖の中盤は堅い
幾度とボールを奪われ続け、リプレイを見ているかのようだ
鳥栖の攻撃をクリアしたフロンターレだが、直後に大きな危機が迫る
鳥栖が右サイドを深くえぐる、楠神選手のスライディングも通用しない
水沼選手の繰り出したクロスを、池田選手(背番号22:FW)が至近距離で押し込む
完全に失点を覚悟したが、シュートは外れ何たる幸運
鳥栖のプレッシャーに手を焼くも、ようやく攻撃に切り替わる
中村選手がペナルティエリアに侵入を図る
鳥栖のチェックを巧みにかわし、低く鋭いクロスを繰り出す
鳥栖ゴール正面に田坂選手が待つも、鳥栖の守備陣に跳ね返される
中村選手がポジションを上げ、左サイドへパスを繰り出す
伊藤選手(背番号2:DF)が大きく折り返すも、レナト選手には届かない
鳥栖にボールを奪われ、危険な一撃を浴びてしまう
ここから仕切り直したいフロンターレ、サポーターの表情も鋭さを増す
鳥栖のプレッシャーに苦しみ続けた稲本選手であるが
徐々に安定感を取り戻し、互角の攻防を繰り広げる
ロングパスから前進を図るフロンターレだが、矢島選手の動きは封印される
直後のクリアも単純明快、鳥栖のプレーに迷いが見られない
ボールを繋ぎ隙を探すフロンターレだが、連携に乱れが生じてしまう
鳥栖はミスを見逃さない、一気に攻勢を強めてきたぞ
鳥栖が左サイドを急浮上、フロンターレに強い危機が迫る
この場面は井川選手と實藤選手が奮闘、鳥栖のシュートを瀬戸際で阻止
鳥栖がコーナーキックの場面、フロンターレは依然と危機が続く
迫る危機に立ち向かうサポーター、声の力で鳥栖の攻撃をはね返せ
鳥栖にこぼれ球を拾われるも、我慢強く守り抜くフロンターレ
井川選手が献身的な守備を披露、絶体絶命の危機を乗り切った
水沼選手が繰り出したクロスが、フロンターレゴール前に迫る
ここは西部選手が奮闘、必死のセーブで鳥栖の攻撃を止めた
反撃に転じたフロンターレ、楠神選手のパスは田坂選手へ渡る
続けてクロスを繰り出すも、赤星選手(背番号1:GK)がキャッチ
丹羽選手(背番号15:DF)のクロス予想外に伸び、フロンターレゴールへ急接近
ゴール左隅へと吸い込まれそうになるが、西部選手がファインセーブで阻止
前半もロスタイム突入前後、中村選手のコーナーキックが炸裂
レナト選手がニアサイドから押し込むが、鳥栖の守備に阻まれた
コーナーキックの場面が連続、中村選手が繰り出したボールがカーブを描く
矢島選手が頭で合わせるも、うまくミートしなかった
稲本選手がファウルの判定、鳥栖にフリーキックを献上
前半も残り時間はごく僅か、無失点で切り抜けるぞ!
前半は両者無得点、予想通りに苦戦を強いられた格好
運動量豊富な鳥栖にどう立ち向かうか、風間監督の采配が楽しみだ
ハーフタイムに突入すれど、雨は一向に降り止まない
雨に弱い(?)トットちゃん&ウィントス君が姿を見せず、残念無念
玄海町の子どもたちの和太鼓の演奏を堪能、見事な打音に暖かい拍手が沸いた
選手たちがピッチに舞い戻り、激戦の舞台は整った
敵地での勝ち点3を奪うべく、激戦は静かに再開された
激しくボールがピッチに飛び交い、中村選手の足元へ到達
ボールは楠神選手へ託され、低いドリブルで一気に前進を図る
そのままドリブルで突っ走り、自らクロスを繰り出した
矢島選手がシュートの体制に入るも、鳥栖のガードにバランスを崩す
幾度とボールを送り込むフロンターレだが、鳥栖の守備は実に強固
ゴールへの道のりはかくも遠い
楠神選手との連携から中村選手が左サイドをすり抜ける
楠神選手がシュートを繰り出すが、鳥栖も粘りの守備で対抗
田中祐介選手がすかさずシュートを放つも、ボールはクロスバーを直撃
とは言え流れは傾きつつある、サポーターの力で一層引き寄せるぞ!
しばらくは鳥栖が盛り返すも、フロンターレもカウンターで逆襲開始
田坂選手のパスはレナト選手へ託され、鳥栖のファウルを引き出した
レナト選手のフリーキックから、両者は激しい空中戦に突入
ここでも鳥栖のフィジカルが発揮、シュートの体制には持ち込めない
中盤の激しい競り合いから、鳥栖が一気に加速を強める
水沼選手の鋭い一撃が!西部選手が必死のセーブで立ち向かう
直後に鳥栖がコーナーキック、ここも西部選手が奮闘
頼れる守護神の活躍に、サポーターも惜しみない拍手を送る
時間の経過と共に、鳥栖が試合を更に支配
立て続けにセットプレーの危機が到来、ここは辛抱のしどころだ
鳥栖のフリーキックは、フロンターレゴールの上に落下
防御の時を脱するべく、サポーターの唸り声が響く
稲本選手が競り合いで転倒、鳥栖からフリーキックのチャンスを獲得
久々に到来の得点機、サポーターの期待も自然と高まる
レナト選手の強烈なフリーキックは、鳥栖の壁を直撃
チャンスは潰えるも応援は継続、全身ずぶ濡れで熱き空間を作り出す
鳥栖の衰えぬ闘志を前に、フロンターレは苦戦を強いられる
劣勢を止めるのはサポーターの声、声の力で最後まで戦うぞ!
中村選手が繰り出したシュートは、赤星選手がファンブル
こぼれ球に矢島選手が詰め寄るも、僅かに遅かった
鳥栖が右サイドを駆け上がり、丹羽選手が選手がクロスを披露
フロンターレゴール前に危険なボールが迫るが、西部選手が最後の砦となる
中央で素早く繋ぐフロンターレ、田坂選手のパスは田中祐介選手へ渡る
手薄なサイドから冷静なクロス、田坂選手がドンピシャのヘッドを披露!
田坂選手の痛快なヘディングシュートが、鳥栖ゴールを鮮やかに貫いた
ゴール裏のサポーターも大爆発、辛抱強い戦いは今花開く
先制点で鳥栖の支配から脱出、フロンターレは動きを取り戻した
細かいミスは残るものの、確実に流れは傾いている
レナト選手のダイレクトシュートは、鳥栖のDFを直撃
ゴールラインを割り込みコーナーキック、追加点の期待は一層高まる
レナト選手のコーナーキックに、伊藤選手が頭で合わせる
ボールは鳥栖ゴール上に落下、僅かに枠をとらえなかった
鳥栖も必死の反撃を披露、右サイドの急襲からあわや失点の危機
最後まで集中力を保つべく、ゴール裏のサポーターも気持ちを引き締める
得点狙いで前がかりの鳥栖に対し、フロンターレは大きなチャンスが到来
田坂選手が左サイドをじわりと浮上、鳥栖の守備はがら空き同然!
田坂選手のパスに楠神選手が鮮やかに抜け出し、赤星選手を振り切りシュート
ボールは無人のゴールに吸い込まれた・・・が、オフサイドの判定
緊迫の攻防は気が付けばアディショナルタイムに突入
巨大映像装置に光る「4分」の文字、最後まで力の限りサポートするぞ!
アディショナルタイム突入にして、フロンターレは初の選手交代
長期離脱中であった黒津選手(背番号7:FW)が待望の復帰、ピッチに元気よく駆け込んだ
誰もが待ち侘びた黒津選手の復活、サポーターも強力なコールで出迎えた
クロツ、マサルゴール!クロツ、マサルゴール!
試合時間はごく僅かであるが、鳥栖も懸命に食い下がる
ロングパスから強烈なヘディング、最後まで危機は続く
止まらない鳥栖の攻撃に対し、アヴァンテの応援を切り出せない
最後の一瞬まで集中力を切らさぬべく、力強い拍手と声援を絶やさない
鳥栖のフリーキックが、フロンターレゴールへ急接近
至近距離から藤田選手が押し込むが、西部選手が決死のセーブ!
直後に試合はタイムアップ、ピッチとゴール裏から緊張感が解き放たれた
難敵鳥栖に1-0で勝利、過酷な敵地で貴重な勝ち点を手に入れた
悪天候の激戦を戦い抜いた選手とサポーター、勝利の喜びを分かち合った
復活を果たした黒津選手が、サポーターのもとに駆け寄った
トラメガを握り大声で一言、「もう怪我しません!」
決勝点を決めた田坂選手、トラメガを片手にガッツポーズ
恒例のトラメガパフォーマンスだが、声が割れて響いてしまう
トラメガを叩くも直らず思わず苦笑い
トラメガを交換し勝利の報告、これぞ新婚のパワーか!?
リーグ戦はこれで3連勝、「風間イズム」は更なる進化を見せる
次節はホーム等々力で神奈川ダービー(横浜F・マリノス戦)
ホーム等々力で4連勝を狙うぞぉ
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:西部 DF:田中(裕)・實藤・井川・伊藤 MF:稲本・中村・楠神 FW:田坂・レナト・矢島 SUB:杉山・田中(雄)・レネ サントス・柴崎・黒津・小林・小松 |
<フロンターレの選手交代> |
田坂>黒津(90+3分) |