サンフレッチェ広島 VS 川崎フロンターレ
〜 2012 J1 第18節 〜
日 時 | 2012年7月14日(土) 19:04 | |||
試合会場 | 広島ビッグアーチ(広島県広島市) | |||
天 候 | 雨のち曇り | |||
観 客 数 | 11,585人 | |||
試 合 結 果 | ||||
広 島 | 3 | 前 半 | 0 | 川 崎 |
0 | 後 半 | 0 | ||
3 | 計 | 0 | ||
得 点 者 | ||||
清水 航平 | 2分 | |||
佐藤 寿人 | 15分 | |||
佐藤 寿人 | 19分 |
2012 J1第18節、後半戦初戦は敵地ビッグアーチで、サンフレッチェ広島戦
スタジアム近辺はご覧の霧、雨が降らぬかやや心配
開門と同時に雨が振り出し、応援準備を急行
慌ただしい間に選手バスが到着、選手たちはメインスタンド下へ消えていった
雨脚が強くなる中、西部選手(背番号21:GK)と杉山選手(背番号1:GK)が登場
最小級の失点の立役者、今日もゴールマウスを守り抜け
残るイレブンも続々とゴール裏に登場
3試合連続無得点と沈みがちなフロンターレだが
抜群の相性を誇るビッグアーチで、鬱憤を晴らす大量得点を期待
程なく試合開始のホイッスル、指揮官の「元広島対決」も見逃せない
激戦の模様は・・・、説明が面倒くさい(恥)
広島が早々にコーナーキックのチャンスを掴む
高萩選手(背番号15:MF)のコーナーキックを
清水選手(背番号27:MF)が大胆なボレーシュート!
清水選手のロングシュートは事もあろうに、フロンターレゴールへ吸い込まれた
これは「偶発的な事故」、サポーターは割り切り応援再開
よもやの失点の影響からか、最終ラインのぎこちなさが目立つ
井川選手(背番号4:DF)と西部選手のボール交換が危なっかしい
左右にパスを繋ぎ、前進を図るフロンターレ
中村選手(背番号14:MF)がロングパスを繰り出すが
ゴール前のレナト選手(背番号10:FW)には届かない
パウロこと田中淳一選手(背番号28:DF)の弱点を突き、広島が右サイドを切り崩す
厳しいクロスが繰り出されるも、田中裕介選手(背番号3:DF)が必死のクリア
絶体絶命のピンチを凌いだフロンターレ、細かいパスで前進を図る
井川選手のスルーパスは小林選手(背番号11:FW)に届くが
続くシュートは西川選手(背番号1:GK)に弾かれた
更にパスを繋ぎに繋ぎ、攻撃の機会を伺うフロンターレ
とにかくボールを繋ぐフロンターレだが、攻撃に力強さが見られない
・・・と、広島にボールを奪われてしまった
広島のボールは井川選手に渡り、バックパスで難を逃れる
・・・はずが、中途半端なボールを佐藤選手(背番号11:FW)に奪われてしまった
「天敵」佐藤選手の一撃で、2点目を献上
J2時代からのライバルに、今宵も苦水を飲まされてしまった
先ずは1点返したいフロンターレだが、攻撃が全く機能しない
そんな間に広島の攻撃が爆発、右サイドを一気に突かれクロスが襲う!
佐藤選手のヘディングシュートが決まってしまい、まさかの3点目を献上
最小失点を誇った守備網も、広島の勢いに無力であった
完全に出鼻をくじかれたが、うつむいている暇はない
ゴール裏のサポーターは力強く躍動、先ずは1点取り返すぞ!
浮き足立つフロンターレ、またもや広島のカウンターを浴びる
石原選手(背番号9:FW)がドリブルで持ち込み、強烈な一撃を繰り出した
レナト選手が中盤で粘り、楠神選手(背番号16:MF)が縦への突破
自らシュートを繰り出すが、広島のゴール枠から外れてしまう
ボールを大事に繋ぐフロンターレだが、攻撃の積極性が乏しい
田中裕介選手がオーバーラップからクロスを放つが
広島のゴール前にフィニッシャーが不在
広島ユース出身の田坂選手(背番号6:MF)、ボールを胸でトラップ
切り返しを図るフロンターレ、田中裕介選手のクロスを小林選手がヘッドで落とす
こぼれ球を至近距離から押し込もうとするも、広島の守備に阻まれた
小林選手が繰り出したパスは、楠神選手へと託された
ドリブルで突破を仕掛けるも、青山選手(背番号6:MF)の追随に阻まれる
広島は徹底した右サイド狙い、この場面も突破を図ってきた
何度も切り裂かれたパウロであるが、意地のスライディングで攻撃を阻止
中村選手がロングパスを繰り出すが、ボールはタッチラインを割り込んでしまう
中村選手を始めとする中盤の停滞が、攻撃に乗れぬ要因だろうか
「3-0」の文字が光るビジョンをバックに、盛大な声援を送るサポーター
この熱き思いよ、ピッチ上の選手たちに届いてくれ
コーナーキックが到来のフロンターレ、レナト選手のキックに続々と飛び込む
ルーズボールを小林選手が押し込むも、広島の選手が壁となる
立て続けのコーナーキックに興奮が渦巻くも、広島の守備が立ちはだかる
直後に広島のカウンターが炸裂、一気に危険な空気が舞う
清水選手がミドルシュートを放つが、精度が低く事なきを得た
3点リードの広島であるが、「天敵」佐藤選手の眼光は鋭さを保つ
一瞬でも隙を与えてしまえば、危険な一撃を浴びてしまう
広島の攻撃に苦しみ続けられたパウロだが、ようやく攻撃参加
左サイドを鋭く駆け上がり、クロスを放ちコーナーキックをゲット
中村選手のコーナーキックに、小林選手が果敢な空中戦に挑む
・・・が、広島がヘッドでボールを弾き出す
最終ラインを引き上げるフロンターレ、対する広島は悠々と右サイドを浮上
石川選手(背番号20:DF)のクロスが襲いかかるが、井川選手が懸命のクリア
田中裕介選手が右サイドを浮上、中央にボールを折り返す
広島ゴール正面から突破を披露・・・のはずが、横方向のパスに終始
バス交換を広島に狙われ、またもやカウンターを浴びてしまう
高萩選手にループシュートを放たれるも、ゴール上を通過し事なきを得る
レナト選手がドリブルで浮上、狭い角度からシュートを繰り出した
しかし広島の守備網の中、シュートはゴールラインを割り込んでしまう
程なく前半を終了、3失点も嘆かわしいが、それ以上に攻撃面の貧弱さは深刻
アウェイでは抜群の勝率を誇る筈のビッグアーチだが
過去の栄光はもはや見る影もない
小雨はやまず、気温・湿度共に高い場内空間
遠路駆けつけたサポーターの消耗も半端では無い
だが、最後まで勝負は諦めないし、決して諦めたくは無い
・・・と、ピッチにはJリーグ特別指定選手に登録されたばかりの
筑波大学に在学中の山越選手(背番号35:DF)が登場
風間監督の教えを請いた山越選手、サポーターの期待は自然と高まる
頼むぞ山越選手、八宏フロンターレの真髄を見せてくれ!
広島の攻撃力は依然と高い、清水選手も意欲的に追加点を狙う
フロンターレの守備は安定感を戻し、實藤選手が清水選手の侵入をブロック
お、山越選手にボールが渡ったぞ
幾度と攻撃を仕掛けるフロンターレ、レナト選手が正面突破の体制
ここは広島の守備に遭遇、安易なドリブル突破は通用しない
逆サイドから鋭いパスが供給、山越選手に渡ったぞ
足元で巧みなトラップ、ボールの勢いを確実に殺す
一瞬の間を持たず、すかさずシュートを繰り出した
プロ顔負けのプレーにサポーターは興奮、ゴール裏の大旗も躍動する
ショートコーナーから折り返したボールを、中村選手がクロスを放つ
こぼれ球を稲本選手がボレーシュート、しかしゴール枠を大きく外した
広島は3点リードに飽きたらず、猛攻を畳み掛ける
島のクロスをパウロがブロック、辛うじて4点目は免れた
前半ほどでは無いが、フロンターレはパスを繋ぎ過ぎる嫌い
繋ぐ間に広島に守備を固められ、楠神選手もあっさりと潰されてしまった
山越選手とパウロの連携、パウロが左足をシャープに振り抜く
伸びたボールは矢島選手に届かぬも、コーナーキックのチャンスを得た
中村選手が繰り出したボールに、矢島選手がヘッドで合わせる
・・・が、その後に誰も続かない
直後に再びコーナーキックを得たものの、これもゴールへ押し込み切れない
中村選手のシュートに、ゴール裏のサポーターは沸き立つ
もっと、もっと積極的にシュートを打って欲しい
・・・とズラズラと流し(恥)、アディショナルタイムに突入
残された時間は多くないが、このまま無得点では終われない
僅かな期待を抱いたものの、一矢報いること無くタイムアップ
敵地広島で3失点と完敗、加えてワースト記録の公式戦4試合連続無得点
力なくピッチを後にする選手たちに、サポーターは励ましの拍手を送る
下を向いてばかりはいられない
小雨の中、暗闇へ走り去る選手バスを見届けるサポーター
1週間のインターバルを利用して、しっかりとチームを立て直して欲しい
ん??、田坂選手がボーフムへ電撃移籍かぁぁ!
古巣広島戦がラストマッチ、これも何かの運命だろうか
ドイツに行っても頑張れ!目指せ日本代表!タッピー
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:西部 DF:田中(裕)・實藤・井川・田中(淳) MF:稲本・中村・楠神 FW:田坂・レナト・小林 SUB:杉山・田中(雄)・山越・レネ サントス・矢島・小松・谷尾 |
<フロンターレの選手交代> |
田坂>山越(46分) レナト>矢島(51分) 楠神>小松(85分) |