川崎フロンターレ VS サガン鳥栖
〜 2012 J1 第21節 〜
日 時 | 2012年8月11日(土) 19:03 | |||
試合会場 | 等々力陸上競技場(神奈川県川崎市) | |||
天 候 | 曇 | |||
観 客 数 | 12,509人 | |||
試 合 結 果 | ||||
川 崎 | 1 | 前 半 | 0 | 鳥 栖 |
0 | 後 半 | 2 | ||
1 | 計 | 2 | ||
得 点 者 | ||||
中村 憲剛 | 19分 | 55分 | オウンゴール | |
57分 | 豊田 陽平 |
2012シーズンJ1第21節、ホーム等々力でサガン鳥栖との一戦
今夏も登場の「Paint it Blue Tシャツ」を早速入手
お値段も2,000円弱とお手頃、サポーターには欠かせぬアイテムのひとつ
先の大宮戦に続き、ホーム2連勝を飾りたい
西部選手(背番号21:GK)らがピッチに登場するや
等々力は応援空間に様変わり
残るイレブンもピッチに登場、今日もしっかりとサポートするぞ!
激戦の時へ向け、場内の雰囲気は更にアップ
これこそまさに一体感、等々力が誇る熱狂空間
鳥栖サポーターが等々力に来るのは、2004シーズン以来であろうか
今回はJ1同士の対決、「ピカピカの一年生」の横断幕がユニーク
意気上がるサポーターにビッグなプレゼント
Jリーグ特別指定選手の山越選手(背番号35:DF)が
所属先の筑波大学サッカー部を退部し、異例の完全移籍が実現
名実ともにフロンターレの仲間入り、これからも頼むぞ!
川崎市民の歌を熱唱し、勝負へ意気込むサポーター
ほど近いキックオフを控え、一体感は更に強化される
コイントスの結果、久々の逆エンドからのスタート
今日も90分間戦い抜くぞ、そして等々力に笑顔を舞い込もう
・・・と、それなりに予想された試合展開
J2を戦い抜いた鳥栖のフィジカルは侮れない
稲本選手に代わり、大島選手(背番号30:MF)がスタメンに復帰
頼むぞリョウタ、試合後に満面の笑みを見せてくれ
フロンターレは両サイドの守りが甘く、鳥栖に狙われる格好
鳥栖の拙攻に助けられ、致命的な危機には至らぬのが救い
大島選手と小林選手(背番号11:FW)のホットライン、スルーパスは繋がらない
中村選手(背番号14:MF)のパスに小林選手が反応、一気に前線へ駆け出す
ゴールライン際でボールを折り返し、風間宏希選手(背番号31:MF)がシュート
シュートのこぼれ球を中村選手が押し込み、フロンターレが先制
等々力の夜に歓喜が舞い込んだ
失点を許した鳥栖であるが、明確なプレーに揺るぎは見られない
ここはしっかりと気持ちを引き締めたい
という訳で説明はすっ飛ばし(コラッ)、前半は1-0で終了
ケンゴのゴールで一方的な流れを期待するも、拮抗した格好
この日はLAWSONエキサイトマッチ、ポンタ君が等々力にご来場
よちよち歩きのポンタ君に萌え萌え
すいません、まだPontaを作っていません
そしてふろん太君を激写、PUMAキャットに萌え萌え
選手たちが激戦の舞台に復帰、等々力の熱狂空間も舞い戻る
1点では満足に程遠い、まずは早々の追加点を期待したい
山越選手が左サイドを浮上するも、鳥栖のDFに捕まってしまう
筑波大学を退部退部後初の試合だが
心身に疲労があるのか、プレー全般に切れが乏しい
時間の経過とともに、フロンターレが繋ぐ場面が増える
しかしこのパスワークが、後に暗雲を呼び込もうとは・・・
1点ビハインドの鳥栖もボールを繋ぎ、攻撃の機会を伺っている
守備が得意とは言えぬ大島選手だが、中盤の守備に絡む
鳥栖が左サイドを切り裂き、折り返しのボールを岡本選手(背番号6:MF)がシュート
ここは正念場の時間帯、力強い拍手で鳥栖の攻撃をはね返せ
鳥栖が一気に攻勢を強め、フロンターレゴール前は危機に陥る
何とか耐え凌ぎたいフロンターレ、大島選手も笑顔を封印し必死の防御
鳥栖が鋭く切り返し、左サイドからクロスを放つ
實藤選手(背番号15:DF)がブロックに入るも
体に当たったボールはフロンターレゴールへ吸い込まれる
オウンゴールで苦杯の失点、試合は振り出しに戻ってしまった
同点に追い付かれたフロンターレ、即座に反撃体制に入る
しかし中盤で楠神選手が捕まり、鳥栖にボールを奪われてしまう
鳥栖が中盤から右寄りへ展開、丹羽選手(背番号15:DF)がクロスを放つ
フロンターレはゴール前のマークが外れてしまい
豊田選手(背番号11:FW)に至近距離から一撃を食らう
呆気無く逆転ゴールを献上、2分間で試合をひっくり返されてしまった
フロンターレは直後に選手交代、楠神選手からレナト(背番号10:FW)にスイッチ
レナト選手の爆発力を生かし、鳥栖から逆転を狙う
失点で火を吐くケンゴ、右サイドから鋭いシュートを披露
ベテランの闘志に盛大な拍手、この気概を生かせるか
ピッチは一進一退の攻防、フロンターレは左サイドからパスを供給
ボールを受けた大島選手が鳥栖の選手に倒された
フロンターレはPKをゲット、小林選手がボールを静かにセット
同点機に沸き立つ場内だが、ちょと嫌な予感がするなぁ・・・
事もあろうに、小林選手のPKは奥田選手(背番号12:GK)に阻まれた
適当な嫌な予感は、嫌な形で的中してしまった
だがチャンスは潰えていない、ショートコーナーから風間宏希選手がクロス
井川選手が空中戦に挑むが、鳥栖の守りに跳ね返された
再びパスワークに入るフロンターレ、中村選手が絶妙のスルーパスを放つ
しかし小林選手には繋がらず、最近このようなシーンが多いなぁ
パスを多用するフロンターレだが、繋ぐ意図が不明確
これでは鳥栖を切り崩せない、最後には大きなクリアを許す
フロンターレの攻撃はトーンダウン、再び繋ぐ流れに戻る
パスばかりではゴールは導けない
1点ビハインドな状況だけに、攻める姿勢を見せて欲しい
前線へのボールは小林選手に集めるも、周囲のフォローが不足気味
このクロスも鳥栖のDFに跳ね返されてしまう
山越選手がクロスを繰り出すも、ボールの精度は大幅に欠く
煮え切らぬフロンターレの試合運びに、場内からは苛立ちの感が募る
オーロラビジョンには入場者数が発表、13,000人を割り込んでしまったか・・・
フロンターレは2人目の選手交代、小林選手を下げて小松選手(背番号17:FW)に託す
そろそろゴールを決めてくれ、ルイ(後がないぞ・・・)
しかし一体どうしたものか、パスの連続で攻撃が消極的
せっかく小松選手を投入したのに、これでは無意味に等しい
選手に声を送る風間監督、この状況を如何に打破させるか?
小松選手が中盤より後退、鳥栖の選手にプレッシャーを掛ける
時には守備も重要だが、もっと前にいるべきでは・・・
長々としたこう着感を打破すべく、中村選手が気迫のシュート
是が非でも同点に追い付きたい、サポーターも気合を高める
レナト選手が繰り出したキックに、井川選手が頭で合わせる
しかし鳥栖も磯崎選手(背番号3:DF)がブロック、シュートの体制は乱れる
後半も残り時間は僅か、中村選手が鳥栖の選手と競り合い、フリーキックを獲得
稀有な得点機会、このチャンスをものに出来るか?
サポーターの大きな期待を乗せ、中村選手のキックが炸裂
しかしこれも鳥栖がクリア、時間はイタズラに過ぎ去ってしまう
再びパスワークに転ずるフロンターレ、左右へ繋ぎ山越選手がクロスを放つ
これは誰にも繋がらずに鳥栖がクリア、選手間の呼吸も合わぬまま
後が無くなったフロンターレ、田中裕介選手がロングクロスを放つ
風間宏希選手が鳥栖ゴール前に飛び出すが、鳥栖のDFに跳ね返された
試合はアディショナルタイムに突入、山越選手が懸命のクロスを放つ
實藤選手が至近距離から渾身のヘッド、しかしこれは奥田選手の正面
窮地に立たされたフロンターレ、風間監督も盛んに指示を送る
選手たちの積極性を引き出す狙いか
アディショナルタイムも残りは殆ど無い、ロングパスで起死回生を図るフロンターレ
小松選手が空中戦に挑むが、鳥栖DFの圧力に崩された
完全に後が無くなったフロンターレ、山越選手が渾身のロングクロス
しかしこれも前線の選手に届かなかった
直後に試合はタイムアップ、鳥栖に苦杯の逆転負け
勝利を飾った鳥栖イレブンは完全燃焼、続々とピッチに崩れ落ちる
対するフロンターレは・・・、不完全燃焼
繋いでばかりではゴールは導けないぞ・・・
苦々しい敗戦を喫するも、ここで停滞は許されない
次節は「神奈川ダービ」横浜F・マリノスとの対決
加えて上位が続々と待ち受ける、「難局」の戦いは続きます
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:西部 DF:田中(裕)・實藤・井川・山越 MF:大島・風間(希)・中村 FW:楠神・小林・風間(矢) SUB:杉山・伊藤・福森・稲本・登里・レナト・小松 |
<フロンターレの選手交代> |
楠神>レナト(57分) 小林>小松(76分) |