FC東京 VS 川崎フロンターレ
〜 2012 J1 第26節 〜
日 時 | 2012年9月1日(土) 19:04 | |||
試合会場 | 味の素スタジアム(東京都調布市) | |||
天 候 | 曇り | |||
観 客 数 | 34,822人 | |||
試 合 結 果 | ||||
東 京 | 0 | 前 半 | 0 | 川 崎 |
1 | 後 半 | 2 | ||
1 | 計 | 2 | ||
得 点 者 | ||||
エジミウソン | 88分 | 46分 | 楠神 順平 | |
54分 | ジェシ |
2012シーズンJ1第26節、第20回「多摩川クラシコ」FC東京戦
「前売りチケットの売れ行き低迷」と言いつつも
試合会場の味の素スタジアムはご覧の行列、なかなかの賑わいぶり
さぁ、お待ちかねの開門タイム
入口で出迎えるのは我らがふろん太君、多摩川を挟む戦いは負けられぬ
ビジター席はゴール裏2/5程度のスペース
横断幕を最前列に速やかに並べ、タスキも手際よく設置
この日は味スタで久々となる、コレオグラフィ実施
満を持して後援会フラッグを配るサポーター、今から全体像が楽しみである
前座試合はこちらも恒例の「子・ラシコ」川崎フロンターレとFC東京のU-10同士の対決
前哨戦は東京が3-1で勝利
試合を終えたちびっ子イレブン、ゴール裏へ元気に駆け寄りガッツポーズ
将来のJリーグを担う逸材が生まれますように
さぁ、ここからは本番モード、リーグ戦で一か月以上未勝利のフロンターレ
多摩川を挟む戦いから反撃ののろしをあげたい
この日の正GKは杉山選手(背番号1:GK)、ゴールに鍵をかけてくれ!
続くイレブンもピッチに登場、ビジター席のゴール裏は暑く燃え盛る
多摩川クラシコはサポーターにとっても特別な位置づけ、無論勝利は必然
刻々と近づく決戦の時、サポーターの闘志は俄然と高まる
・・・と、突如サプライズなゲストが登場
スキマスイッチの常田真太郎がトラメガを握り、サポーターに熱く語りかける
常田さんとくればもちろんこれ、新応援歌「轟け、青き魂」
決戦前の応援歌の練習、作曲者自ら陣頭指揮
常田さんどうもありがとうございました
そしてまたよろしくおねがいしまーす(某スタッフのつぶやきより)
コレオグラフィをホーム側から撮影すべく、応援着を脱いでFC東京の応援エリアに侵入
目の前を走り去るドロンパ君、今日は勝利は頂戴するぜぇ
間もなく選手が入場、遠目からでもサポーターの活気が届く
しかしこの頃に「光攻撃」を食らったとは、この時には微塵も感じなかった
迎え撃つホームのFC東京サポーター、一足早くバンデーラを広げ、選手入場の時を待つ
おぉ、ビジター席に壮大なコレオグラフィが浮かぶ
微妙な身震いが止まらぬ中、夢中でシャッターを切りまくる
一斉になびく無数の旗、勝負への意気込みがひしひしと伝わる
おおおっ!最前列からビッグフラッグが姿を現した
最高の演出が醸し出される中、選手たちがピッチに登場
多摩川をかけた聖なる戦い、制するは我らがフロンターレ!
試合の模様は・・・、時間が無いので今回もすっ飛ばします(恥)
守備陣で出場停止の選手が多いフロンターレ
CBにはジェシ選手(背番号5:DF)が先発、早くも体を張った守備を披露
サイドを狙われたフロンターレ、東京の速攻に対応が遅れた
折り返したボールはルーカス選手(背番号49:FW)に到達するも
ジェシ選手がブロック、あわや・・・の場面を断ち切った
東京のコーナーキックが襲いかかるが
ここは中村選手(背番号14:MF)がヘディングでクリア
試合ごとに布陣が代わるフロンターレ、この日の1トップは楠神選手(背番号16:FW)
東京が右サイドを盛んに突き、フロンターレは危ない場面の連続
おーい、山越選手(背番号35:DF)よもうちょっと頑張っておくれー
ジェシ選手の献身的な守備に、ゴール裏のサポーターは魅了される
しかしやられてばかりではつまらない、攻撃を後押しすべく応援続行
中村選手のスルーパスに、大島選手(背番号30:MF)が抜け出しを図る
ここは東京の選手に両側から挟まれてしまった
中村選手のパスから、東京DFの裏を狙うフロンターレ
大島選手も積極的な飛び出しを見せ、攻撃の意図が感じられる
東京が再び右サイドを浮上、ここは實藤選手(背番号15:DF)がカバーに入る
続けて東京がコーナーキック、ここは集中しどころだ
東京の猛攻を凌いだフロンターレ、ここから攻撃を組み立てたい
フロンターレの攻撃は弾き返されるも、中村選手がすかさず折り返す
風間宏矢選手(背番号34:FW)にボールが達するも、東京の守備に阻まれた
ケンゴ>クス>そして山瀬選手(背番号13:FW)の連携
ここは最後は乱れてしまうも、攻撃の連動性を感じさせた
パスを受けた中村選手、ペナルティエリアに踏み込み鋭いシュート
ケンゴの一撃にゴール裏は興奮、心は一気に燃え上がる
東京の攻撃は實藤選手がカット、山越選手がクリアに入るも中途半端
ボールはルーカス選手の足元に転がるも
ジェシ選手が懸命のスライディング、ルーカス選手のシュートを寸前で封印
守備の乱れに冷や汗のサポーター、失点を免れたのは幸運に近かった
しかしいつまでも引きずらない、即座に切り替えサポートを続行
ゴール前にスペースを与えたフロンターレ
梶山選手(背番号10:MF)がミドルシュートを放つが
杉山選手が渾身のセーブ、辛くも失点は免れた
東京のコーナーキックから、フロンターレゴール前は混戦に突入
石川選手(背番号18:MF)のロングクロスが炸裂するが
伊藤選手(背番号2:DF)が空中戦で対抗、東京の攻撃を断ち切った
中村選手のロングパスが炸裂、山瀬選手が一気に飛び出しを図る
この場面は徳永選手(背番号2:DF)に阻まれるも、狙いは面白かった
ジェシ「コッシー、もうちょっと守備に気を使えよ」
山越選手「ご、ごめんなさーい」、・・・て言葉を交わしたかは不明
前半も残り時間は僅かのその時、東京のミドルシュートはクロスバーを直撃
最後まで息が抜けないフロンターレ、無失点で切り抜けられるか?
互いに速攻を披露しシュートを連発、最後まで目が離せぬ展開の連続
これぞ多摩川クラシコ特有の空気、互いの意地が激しくぶつかる
前半は両者無得点、試合が本格的に動くのはお預けとなった
この日も繋ぐ試合運びのフロンターレ、連動感は確実に向上の気配
第20回多摩川クラシコを記念し、ビジョンには激励のメッセージ
前U-23日本代表&元フロンターレ監督の関塚隆さんのメッセージには釘付け
・・・と、応援団が怒り心頭、この時点でようやく「光攻撃」に気付いた私
断続的にレーザーポインターの光がビジター席に照射
直接光を目に受けた人もおり、極めて危険かつ卑劣な行為である
(その後の調査で中学生2人による犯行と判明)
ビジターゴール裏に登場は、東京のマスコットドロンパ君
「レーザーポインターの光が当たってごめんね」と謝ったわけではありません
さぁ、ここからは後半スタート
感動のゴールラッシュは・・・、手短に説明予定(恥)
山瀬選手のパスを受けた楠神選手、強弱を交えたドリブルで浮上
東京の守備を巧みにかわしてシュート!(ピンぼけ)
楠神選手のシュートが決まり、フロンターレが先制
勘気に沸くゴール裏、やっぱりゴールは格別だぁ〜
う・・・ん、これは楠神選手の警告とは理不尽な気も
山瀬選手の粘り強いボールキープから、風間宏矢選手がシュート
山瀬選手の復帰以降、前線に粘りが生まれてきた
攻撃を続けるフロンターレ、風間宏希選手(背番号31:MF)が倒されフリーキック
キッカーはもちろんケンゴ、サポーターの期待も自然と高まる
・・・と、ジェシ選手が後退しながらヘディングシュート
ふわりと浮かしたボールは・・・、東京ゴールへと吸い込まれた!!
ジェシが、ジェシ選手が決めてくれた!
復活を飾る鮮やかなヘディングシュート、感極まるジェシ選手にサポーターも大興奮
涙、そして恍惚の表情・・・
傷が癒えた膝に祈りを捧げるジェシ選手、もうセクシー過ぎるぜぇぇぇ
2点リードを得たフロンターレ、サポーターは奢ること無く表情を引き締める
これぞ応援大空間、自然な一体感が形成される
中村選手のフリーキックに、ジェシ選手が突っ込む
これはタイミングが合わぬも、意外性溢れる仕掛けであった
コーナーキックに向かう中村選手がサポーターを煽り、ゴール裏は更なる熱気の渦
これぞ川崎が成せる業、サポーターの心は一層燃え上がる
時間の経過とともにフロンターレのスピードは低下、東京の支配率が徐々に高まる
ここは正念場の時間帯、サポーターの力も肝要である
東京に裏を狙われるも、中村選手が戻りカバー
攻撃のみならず守備面も光るものがある
ルーカス選手の強烈な一撃は、クロスバーを直撃
これは杉山選手が触れなかったら、確実に枠内へ入っていたであろう
フロンターレは最初の選手交代
足をつった風間宏希選手に代わり、小松選手(背番号17:FW)を投入
小松選手にボールが託されるが、徳永選手の守備に阻まれた
早くルイのゴールが見たい、切り裂く一撃を見せてくれ
東京の攻撃に対し、足が止まりがちのフロンターレ
ここはまさに踏ん張りどころ、サポーターも必死に叫びそして跳ねる
フロンターレは2人目の選手交代、登里選手(背番号23:MF)をピッチへ送り込む
東京ゴールへと突き進む登里選手が倒されるも、主審の判定は味方であらず
しかしいつまでも引きずれない
中村選手のパスを受けた小松選手
高橋選手(背番号4:DF)から逃れるべくライン際へ移動
ボールを粘り強くキープ、確実に時間の消費を図る
小松選手の粘りから大島選手、そしてケンゴのシュートが炸裂!
久々の攻撃に沸き立つサポーター、東京の息の根を止めるゴールが欲しい
東京の攻勢は更に高まるが、フロンターレの最終ラインは必死に踏み留まる
實藤選手も懸命のガード、ルーカス選手の圧力に屈しない
山瀬選手が足元の粘りからシュート、ボールは東京の選手に当たりラインを割る
そして待望のコーナーキック、サポーターの声量は一気にアップ
だが、東京も決して諦めてはいない
エジミウソン選手(背番号9:FW)のシュートが決まり、1点返されてしまった
ボールを腹に抱え離さぬ杉山選手、ここはちゃっかり時間稼ぎ!?
後半も残り時間は僅か、集中して最後まで戦い抜きたい
サポーターも直ぐに応援再開、最後まで気が抜けぬ勝負に戻る
東京は執拗に速攻を仕掛けるが、フロンターレはジェシ選手が壁となる
エジミウソン選手の動きをしっかり封印、最後の砦となる
フロンターレは最後の選手交代
小松選手を下げてレネ サントス選手(背番号25:MF)を投入
後半も既にアディショナルタイム、最後の時間の浪費にかかる
レネ サントス選手を前方に置き、東京の攻撃の芽を摘む作戦なのか
大胆不敵な風間采配、レネ サントス選手も懸命のプレーで応える
そして、サポーターはアヴァンテの応援を開始
リーグ戦久々の勝利を呼び込むべく、両腕を空高く突き上げる
東京もボールを急いで回し、フロンターレに最後の攻撃を仕掛ける
ボールを抑えた杉山選手が転倒、ここでもちゃっかりと時間稼ぎ!?
そして試合は2-1でタイムアップ
リーグ戦6試合ぶりの勝利、サポーターは長らく待ち侘びた瞬間を噛み締める
選手たちも満面の笑顔、輪を組み勝利を分かち合う
長かった、ここまで本当に長かった・・・
共に戦った選手とサポーター、多摩川クラシコの勝利を祝う
好セーブを披露の杉山選手も満面の笑み、試合毎に頼もしくなっているぞ
そしてこの日の「お立ち台」
トップバッターは誕生日の山瀬選手、サポーターからケーキのプレゼント
ケーキ片手にトラメガを握る山瀬選手、この姿はとっくに違和感皆無
何年もフロンターレに在籍しているかのようですねぇ
山瀬選手に続き、ジェシ選手の名を呼ぶサポーター
残念ながら挨拶には来なかったが
メインスタンド下からサポーターに視線を送ってくれた
最後は先制点を決めた楠神選手
鮮やかな抜け出しからのシュートは最高、残り試合もガンガン決めてくれ!
最後に川崎市民の歌を熱唱のサポーター、多摩川クラシコは熱狂の渦の中閉幕
・・・て、レーザーポインター騒動で深夜まで残った方はご苦労様
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:杉山 DF:伊藤、ジェシ、實藤、山越 MF:風間(希)、中村、風間(矢) FW:大島、山瀬、楠神 SUB:高木、福森、レネ サントス、杉浦、登里、レナト、小松 |
<フロンターレの選手交代> |
風間(矢)>小松(71分) 楠神>登里(77分) 小松>レネ サントス(90+3分) |