川崎フロンターレ VS 徳島ヴォルディス
〜 第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦 〜
日 時 | 2012年10月10日(水) 19:00 | |||
試合会場 | 等々力陸上競技場(神奈川県川崎市) | |||
天 候 | 晴れのち雨 | |||
観 客 数 | 3,710人 | |||
試 合 結 果 | ||||
川 崎 | 1 | 前 半 | 1 | 徳 島 |
1 | 後 半 | 1 | ||
0 | 延長前半 | 0 | ||
1 | 延長後半 | 0 | ||
3 | 計 | 2 | ||
得 点 者 | ||||
レナト | 26分 | 24分 | アレックス | |
楠神 順平 | 78分 | 90+1分 | 津田 知宏 | |
レナト | 120+1分 |
2012年晩夏、今年も天皇杯の季節が到来
川崎フロンターレはJ1勢が初登場となる2回戦からの登場
天皇杯序盤は集客数が伸びぬのは常だが、等々力は例年以上の閑散ぶり・・・
第92回天皇杯3回戦、J2の徳島ヴォルティスをホーム等々力で迎え撃つ
職場を定時で抜け出し等々力に直行
いつもの撮影場所は子どもたちが占拠中につきゴール裏へ
平日のナイターで天候悪化が予想されるも、熱きサポーターは臨戦態勢
ふろん太君も気合満点だぁ
実質的に唯一残されたタイトル獲得のためにも
リーグ戦でパッとしない鬱憤を晴らす意味でも、今日の試合は絶対に落とせない
相手はJ2だが、甘く見ては足元をすくわれる
実質3バックと新たな布陣を試すフロンターレ
中村選手が代表戦で不在の中、如何なる戦いを挑むかも注目だ
開始直後から攻撃的スタイルのフロンターレ
山越選手(背番号35:DF)のパスを受けたレナト選手(背番号10:FW)が
ドリブルから鋭い一撃を繰り出す
先のリーグ戦ではスタメンから外れた井川選手(背番号4:DF)が先発出場
徳島のフィードに落ち着いて対応
登里選手(背番号23:FW)がドリブルで抜け出し、徳島ゴールへと急接近
勢いに乗りそのままシュート、徳島のGK呉選手(背番号21)の正面を突く
アレックス選手(背番号26:MF)とレナト選手の緊迫のマッチアップ
2002シーズンにブラジルから渡航、フロンターレで活躍した若武者も
徳島を牽引する重責を担っている
先制点を喫したのはフロンターレ、アレックス選手の一撃に屈する
10年越しの「恩返し」に怯む暇は無い、早急に同点に追い付きたい
・・・と、フロンターレが速攻からセットプレーの好機
キッカーはもちろんレナト選手、左足をシェアに振り抜いた!
レナト選手の鮮やかなフリーキックで、早々に同点に追い付いた
レベル向上が著しいJ2にしても、レナト選手クラスの一撃は「予想外」だろうか
大幅に説明をすっ飛ばし、前半終了の笛が響く
すいません、文章を書いている時間が確保出来なくって(恥)
静寂な雰囲気が支配するハーフタイム、上空は漆黒に包まれる
あれこれ撮影してみるが、余りセンスがないなぁ
いささか肌寒さを覚える中、後半開始のホイッスル
前半同様説明はそこそこで・・・(コラッ)
ジェシ選手のヘディングシュート、これは決まったかと思ったが決まらない
風間宏希選手(背番号31:MF)のパスを受け、楠神選手(背番号16:FW)がシュート
これは徳島の選手がブロック、跳ね返りが顔に直撃!?
楠神選手がクロスを繰り出し、ファーサイドに飛び出したレナト選手がボレーシュート
これは徳島のゴール枠を外してしまった
拮抗が続いた後半、風穴を開いたのはフロンターレ
楠神選手のゴールで待望の勝ち越し、等々力に歓喜が舞い込んだ
後半も刻々と時間は減るも、徳島も諦める素振りは皆無
フロンターレもここは正念場、しっかりと守り抜きたい
気付けば後半もアディショナルタイム、徳島は捨て身の反撃を展開
右サイドからのクロスはジェシ選手がブロック
・・・が、徳島の攻撃は止まらない
捨て身のクロスは予想外に伸び、杉山選手も遠く及ばない
何てこった!?、終了間際にしてまさかの同点劇
何かやらかす覚悟はあれど、この時間帯に食らってしまうとは・・・
突き放したいフロンターレだが、徳島も必死の攻撃を見せる
両サイドの崩しに翻弄気味、ここは意地でも踏ん張りたい
風間宏矢選手(背番号34:FW)振り向きざまのシュート
兄(宏希)がコーナーエリアに向かう
残り時間は本当にごく僅か、これが後半最後のチャンス
90分の激闘は2-2のドロー、試合は延長戦に突入
勝利を取りこぼしたフロンターレの選手にサポーターは熱きエール
休息の間も応援を続行、観客席から気合を注ぎ込む
30分間の戦いに向け、両チームの選手が円陣を組んだ
ここまで来ればまさに総力戦、すべてを賭けた戦いが迫る
久々の延長戦になったものの、何ら臆することはない
頼むぞ!青と黒のフロンターレ戦士達
延長前半は両者無得点、死力を尽くした戦いは延長後半に突入
等々力では絶対に負けたくない、持てる力を振り絞り勝ち切りたい
激戦は開始から110分が経過、両者の消耗は極めて激しい
レナト選手も疲労困憊なのか、自ら突破が厳しい状況
この苦しい状況下、如何にゴールは生まれるのか?
風間宏希選手がミドルシュートを繰り出すものの、ボールの勢いは弱い
小林選手(背番号11:FW)が渾身のシュートを放つが、呉選手も懸命のセーブ
ゴールが依然と遠いフロンターレ、時間は刻々と流れてゆく
徳島の猛攻が終わると同時に、等々力の上空から雨粒が落ち始める
この雨は果たしてどちらの肩を持つのだろうか・・・
延長後半も残り時間は限られる、徳島が必死の攻撃を仕掛ける
対するフロンターレも懸命に耐える、PK合戦も現実味を帯びつつある
徳島が切り出す攻撃に、再び防御のフロンターレ
ジェシ選手が渾身的な守備を披露、徳島にゴールを明け渡さない
フロンターレも即座に逆襲開始、山瀬選手(背番号13:MF)のシュートに場内は沸く
駆け上がる山瀬選手の背後に、うっすらとアディショナルタイムの表示が光る
決定力が乏しいフロンターレ、このままPK戦に突入なのだろうか・・・
左サイドに展開のフロンターレ、ボールはレナト選手の足元へ
徳島の守備がもたつく間に、左足を強力に振り抜いた!
レナト選手のゴールが決まり、フロンターレが劇的な勝ち越しを決めた!
直後にアヴァンテの応援がスタート、声の力で逃げ切りを図るフロンターレ
直後に試合はタイムアップ、3-2で何とか勝ち切った
120分の戦いを終えた選手たちが、ゆっくりとピッチを後にした
4回戦は12月15日の予定、改修開始予定の等々力は使えず、敵地(?)での開催確定
相手と試合会場は11月の抽選で決定、元日頂点を目指しての戦いは続きます
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:杉山 DF:實藤・井川・ジェシ・山越 MF:田中(裕)・風間(希)・山瀬 FW:登里・レナト・楠神 SUB:西部・福森・稲本・レネ サントス・大島・風間(矢)・小林 |
<フロンターレの選手交代> |
登里>大島(27分) 井川>風間(矢)(69分) 楠神>小林(97分) |