川崎フロンターレU-18 VS 桐光学園高校
〜 高円宮杯U-18サッカーリーグ2012
プリンスリーグ関東1部リーグ 第16節 〜
2012プリンスリーグ関東1部第16節
グループ7位と残留へ崖っぷちの川崎フロンターレU-18
この日は等々力陸上競技場にて桐光学園高校との「川崎ダービー」
晴れ渡る青空が清々しいが、日差しは強く妙に暑い・・・
開門と同時に場内入り、ふろん太君からメモ用紙のプレゼント
ユースの試合は時間に余裕があるので、場内の売店で腹ごしらえ
麺類でも食おうと思いきやこの日はお休み、なのでたこ焼きで腹を満たす
ピッチに目を移すと、若きイレブンがアップに勤しむ
U-16の日本代表戦を終えた三好選手も合流、久々のプレーが楽しみだ
頼むぞ、若きフロンターレ戦士たち
前回の対戦では0-3で敗戦、ホーム等々力で必ずや雪辱を晴らせ
さぁ、待ち侘びた選手入場の時
改築で間もなく姿を消すメインスタンド全景を交えて撮影したが
選手たちの姿が余りに目立たなさ過ぎた・・・
・・・という訳でもありませんが、この日の模様も説明は大幅に割愛します(恥)
肝心の写真も今ひとつ、猛烈な逆光は撮影者にかくも過酷であった
実力に勝る桐光学園が、早々に攻撃を仕掛けてきた
幸先のシュートはクロスバーを直撃、早くも冷や汗をかかされた
直後にフロンターレも反撃するが、桐光学園のガードに阻まれた
右サイドにボールを流すフロンターレ、脇坂選手が駆け上がりクロスの体制
ここも桐光学園のガードに遭遇、思うがままに攻撃を組み立てられない
この日もGゾーンには熱き精鋭たちが集結
ユースでも手加減は無用、力強い拍手と声援で若きイレブンをサポート
桐光学園は徹底したサイド攻撃、フロンターレの左サイドは再三狙われる
GKの深谷選手が必死のセーブ、辛うじてゴールを守り抜く
中盤の混戦から三好選手が力強いパスを繰り出す
桐光学園も警戒を緩めず、なかなか前線へ繰り出せない
真正面から前進を図るフロンターレ、三好選手のスルーパスが炸裂
大河内選手をすり抜け脇坂選手へ託されるも、あと一歩得点には及ばない
パスを受けた三好選手がドリブルで浮上
桐光学園も複数の選手が三好選手を囲み、ボールは奪い取られてしまった
しかし・・・、この日差しの強さは半端じゃない
コールリーダー氏に帽子を貸してあげたい心境
連携ミスから桐光学園にボールを奪われ、左サイドを一気に突かれてしまった
守備が整わない間に、鋭いシュートを浴びてしまう
桐光学園に先制点を献上のフロンターレ
1失点はほんの挨拶代わり、ここから気持ちを入れ替えたい
・・・が、桐光学園に再びサイドを突かれてしまった
1点目のリプライを見るかのように、桐光学園のシュートが襲い掛かる!
2点めを献上のフロンターレ、短時間でまさかの窮地に陥る
しかしこの程度で挫けてはならぬ、1部残留へ意地を見せて欲しい
桐光学園の右サイド攻撃は、一向に止まる様相を見せない
何とか踏ん張るフロンターレだが、危険な場面を幾度も招く
2失点の劣勢を打破すべく、三好選手が中盤からシュートを放つ
しかし桐光学園の守備は厚く、ゴールに遠く及ばない
チームの得点王(だったはず)、岡田選手もシャープな一撃を披露
劣勢を覆すべく、フロンターレは前半から選手交代に踏み切った
立て続けに2選手を投入、試合の流れを引き寄せにかかる
ゴール裏では長時間に渡り大旗を振り続け、若きイレブンへ最大限のエールを贈る
躍動感溢れる大旗の如く、ピッチ上で大いに暴れて欲しい
前半は2失点で終了、格上の桐光学園に苦杯を強いられた
必至で掴んだプリンス1部を死守すべく、後半の奮起に期待したい
ハーフタイムは暑さでうだれていたので何もなし
ここからは後半の模様をお楽しみください
後半開始直後にセットプレーの場面が到来
逆襲への絶好の機会、ゴール裏の大旗もゴールを期待し盛大になびく
三好選手が蹴ると見せかけ、脇坂選手の右足が炸裂!
ボールは左にカーブを描き、サイドネットの外側を通過
後半も桐光学園の攻撃に苦しむフロンターレ
絶体絶命の危機を覆すべく、サポーターは力強い拍手を披露
フロンターレゴール前は混戦にもつれ込み
真正面からオーバーヘッドシュートが襲い掛かる
これは深谷選手の正面、ここから逆襲を開始するぞ!
コーナーキックの危機を乗り切ったのもつかの間、桐光学園にファウルを献上
正面からセットプレーの危機到来、集中力を高めピンチから逃れたい
が、フリーキックは無情にもフロンターレゴールの中
ここで諦めたら全てが終わる、コールリーダーも若きイレブンへ「喝」を送る
3失点で後が無くなったフロンターレ、もはや攻めるのみである
前線に向け積極的にボールを供給、桐光学園を崩しにかかる
三好選手も個人技で突破を図ろうとするが、桐光学園も徹底的にマーク
長き代表選出で連携不足も露呈、なかなか流れを作れない
いささか苛立ち加減?の三好選手、ここは警告を食らってしまう
それでもフロンターレの攻撃は徐々に機能、桐光学園に攻め込む時間も増えてきた
先ずは1点を取り返したい、そこから更なる流れを生み出したい
三好選手から高田選手へ繋がりシュート、これは姿勢が乱れてしまった
左サイドへ展開のフロンターレ、河村選手がシュート性(?)のクロス
これは相手GKに阻まれるも、流れは確実に近づきつつある
途中投入の梶田選手もシュートを披露、桐光学園の守備に阻まれるも積極性は光る
桐光学園のゴール正面に、岡田選手が果敢に飛び出した
相手DFをかわしてシュートを繰り出すが、ボールに勢いを欠いてしまった
桐光学園に幾分反撃を許すも、深谷選手が安定したセーブを披露
そして、フロンターレが遂に一矢報いる時が来た
梶田選手の豪快な一撃、桐光学園のゴールネットを大きく揺らした
風穴を開けたフロンターレ、攻撃への意欲は衰えない
2点差は決して少なくないが、1点ずつ確実に取り返したい
三好選手と高田選手のホットライン、鮮やかなスルーパスからフリーで抜け出す
これは惜しくも得点には及ばない
残り時間は刻々と減少するが、誰もが逆転を信じサポート
必至に掴み取った1部の座、絶対に明け渡したくない
三好選手のコーナーキックに、西原選手が頭から突っ込んだ
・・・が、気合が先走り過ぎたのか、ボールと呼応し切れない
試合はアディショナルタイムに突入、桐光学園も最後まで攻撃を仕掛けてくる
太田選手が正面突破を止めに入るが・・・、よもやのPKを献上
頼むぞ、絶対にシュートを防いでくれ
ゴール裏の大旗も水平になびき、徹底的に抵抗を図る
・・・が、PKが決まったと同時にタイムアップ
桐光学園に1-4で敗戦、等々力で借りは果たせなかった
敗戦のフロンターレは自動降格圏に突入、もはや後は無くなった
プリンスリーグは中断期間を挟み残り2試合、最後まで可能性を信じて戦おう!