栃木SC VS 川崎フロンターレ
〜 2013 プレシーズンマッチ 〜
日 時 | 2013年2月16日(土) 13:00 | |||
試合会場 | 栃木県グリーンスタジアム | |||
天 候 | 晴れ | |||
観 客 数 | 5,841人 | |||
試 合 結 果 | ||||
栃 木 | 1 | 前 半 | 0 | 川 崎 |
1 | 後 半 | 0 | ||
2 | 計 | 0 | ||
得 点 者 | ||||
サビア | 44分 | |||
サビア | 72分 |
久々のプレシーズンマッチ開催、アウェイでJ2栃木SCとの対戦
試合会場の栃木県グリーンスタジアムは2001年の天皇杯以来の訪問
ところで・・・寒い、この寒さは一体何なの!?
身震いしつつ開門の時を迎える
かつては芝生席であったゴール裏は、立見席として整備されていた
・・・と、目の前に元フロンターレ監督の松本育夫氏が挨拶に登場
今年から出身地宇都宮の栃木SCのシニアアドバイザーに就任、健在そうで何より
寒さを多少でも和らげるべく腹ごしらえ
宇都宮の名物はもちろん餃子、普通にうまかった
プレシーズンマッチは貴重な調整の場、それはサポーターも然り
新入団選手の応援歌で凍てつく寒さをぶっ飛ばすぞ・・・、寒い
ゴール裏に西部選手(背番号21:GK)と杉山選手(背番号1:GK)が登場
練習試合は無敗のフロンターレ、今日も鉄壁の守りを頼むぞ!
残るイレブンも続けて登場
新戦力が揃い充実した布陣のフロンターレ、キックオフが実に待ち遠しい
大きな声援を響かせるサポーター、公式戦さながらの迫力
強い北風に負けてなるものか・・・、寒い
注目はやはり新加入のパトリック選手(背番号18:FW)
強靭なフィジカルを誇る期待の大型FW、その姿が間もなくメールを脱ぐ
キックオフの時は刻々と迫り、ゴール裏の熱気は急浮上
極寒の栃木まで駆けつけたサポーター、その気持ちが強く張り詰める
両チームの選手たちがピッチに登場、待望のキックオフ!
2013年の戦いはここからスタート、「新生フロンターレ」を魅せてくれ
競争が激しいポジションのひとつである左SB、登里選手(背番号23:DF)が先発
作年はこの位置で実力アップ、新たな才能が開花なるか
前線にボールを送るフロンターレ、レナト選手(背番号10:FW)が入るも栃木に奪われた
栃木のペナルティエリア内でボールキープのフロンターレ
パトリック選手の足元にボールが達するも
クリスティアーノ選手(背番号11:MF)にボールを奪われてしまった
栃木がすかさずカウンター、クリスティアーノ選手がドリブルで一気に浮上
続けて三都主選手(背番号44:MF)がゴール前に駆け出すも
井川選手(背番号4:DF)がボールを大きく蹴り出す
栃木の攻撃は止まらない、近藤選手(背番号32:FW)が折り返し
サピア選手(背番号9:FW)が至近距離からオーバーヘッド
西部選手が一歩も動けずも、ボールはバーを直撃して命拾い
栃木がサイドをえぐりにかかるも、ここは田中裕介選手(背番号3:DF)が対応
井川選手が中盤に浮上、パスを受けた登里選手が左サイドを駆け上がる
折り返したボールにレナト選手が反応するが、栃木のペナルティエリア内で転倒
中盤でボールを繋ぐフロンターレ、森谷選手(背番号19:MF)が前線に大きくフィード
栃木ゴール前に大久保選手(背番号13:FW)が構えるも、栃木DFがクリア
レナト選手が後に続くも、栃木にあっさりと奪われてしまった
開幕前とは言え、レナト選手らしからぬプレーである
パトリック選手がファウルを誘い、フリーキックのチャンスを獲得
強烈な冷風に負けじと、サポーターは盛大な声援を送る
右側にボールを叩いたフロンターレ、實藤選手(背番号15:DF)が飛び出しクロスを放つ
これは誰にも呼応せず、栃木DFが前方にクリア
右サイドを駆け上がるフロンターレ、大久保選手がライン際からクロスを放つ
栃木ゴール前にパトリック選手が構えるも、榎本選手(背番号:37)がキャッチ
歯切れが悪いフロンターレ、井川選手が背後から襲われボールを取られてしまった
続けて栃木のカウンター、菊岡選手(背番号28:MF)がシュート製の一撃を浴びせる
これは西部選手がキャッチ、しかし守備の隙は大きい
調子が上がらぬ選手たちに、サポーターは声援を絶やさない
プレシーズンマッチだが戦う気持ちは大切、声の力よピッチに届いてくれ
レナト選手が栃木の選手を巧みにかわしパスを供給
登里選手が一気に駆け込みシュートを放つが、榎本選手がガッチリセーブ
森谷選手のパスを受けたレナト選手が豪快に飛び出し、栃木のファウルを誘い出す
絶好のフリーキックの場面が到来、栃木ゴールを強烈に射抜いてくれ
続けてコーナーキックのチャンスを獲得、栃木ゴールに波状攻撃を仕掛けるフロンターレ
しかし最後の詰めが甘く、決定的なチャンスを導けない
今ひとつ流れを打破すべく、大久保選手のシュートが炸裂
これは決まらぬがサポーターは活気づく
ヨシト、オオクボ、ゴールをうばえ〜
ヨシト、オオクボ、川崎のヨシト〜
大久保選手のシュートで流れを得たと思いきや、栃木が徐々に圧力を加える
激しいプレスはさながら公式戦、フロンターレの守備陣は悪戦苦闘
ゴール前で栃木に揺さぶられ、後手後手に回るフロンターレ
三都主選手のクロスから近藤選手がシュート、完全にフリーにしてしまった
風間宏希選手(背番号31:MF)が前線へフィード、そこに登里選手が走り込む
自ら突破を仕掛けるものの、これは無理が効き過ぎたか
栃木ゴールへ詰め寄るフロンターレだが、団子状態に陥ってしまう
パトリック選手もどうも浮き足立つ、怪我明けの影響(本人談)なのだろうか
前半も間もなく30分、依然冴えないフロンターレ
近藤選手が強烈なミドルシュート、肝心の場面で守備が手薄になる
パスワークで前進を図るフロンターレ
大久保選手が栃木ゴール前に迫るも、シュートの形には持ち込めない
栃木が直後にカウンター、西澤選手(背番号2:DF)のクロスがレナト選手を直撃
コーナーキックのピンチが到来、ここは集中力が試される
三都主選手のコーナーキックに、栃木の選手が頭で合わせる
シュートはクロスバーの上を通過、辛うじて失点は免れた
ゴールキックで栃木ゴールへ接近と思いきや、栃木のカウンターを食らってしまう
サピア選手の突破を實藤選手が必死に止めるも、コーナーキックの危機を再び招いてしまう
栃木の畳み掛ける攻撃に、フロンターレは必死の防御
パトリック選手もこの場面は守備に専念、スライディングで栃木の攻撃をブロック
栃木の攻撃は止まらない、パウリーニョ選手(背番号7:MF)の勢い四苦八苦
實藤選手単独では対応不能、風間宏希選手が加わり何とかクリア
直後にカウンターに転じるフロンターレだが、大久保選手が中盤で激しく転倒
しかしこの転がりっぷりも、大久保選手の「らしさ」が光っている
黙々とプレーを続ける稲本選手(背番号20:MF)
極寒下では怪我が心配だが、ヨーロッパではこの程度はお手のもの?
レナト選手からボールを受け、パトリック選手が豪快なシュート
これはボールの芯を捉えぬも、大器の片鱗を見せつける
・・・と、フロンターレゴール前にまたもや大きなスペースが
三都主選手がシュートを狙うも、田中裕介選手が戻って対応
レナト選手の爆発力に期待したいが・・・、ここも呆気無く倒されてしまった
ハードワークでは栃木が完全に優っている
前半も残すは5分前後、何とか先取点を奪いたい
冷え込みが厳しさを増すスタジアム、ゴールの喜びで寒さを吹き飛ばしたい
栃木がサイドチェンジからカウンター
クリスティアーノ選手が右サイドを飛び出し・・・ん?
主審が試合を止めた理由は、まさかのPK!
いったい何がファウルなのだ!?、これぞよもやの「謎判定」
状況が全く理解出来ぬも、西部選手にすべてを託すのみ
頼むぞ我らが頼れる守護神、絶対にゴールを守ってくれ
西部選手がシュートコースを読み切るも、ボールが一足早く吸い込まれた
よもやの形で先制点を献上、苦々しい思いしか募らない
とは言え、過ぎた事は引きずってはならない
前半も残すはごく僅か、栃木から同点ゴールを奪ってくれぇ
が、栃木の激しいプレスに苦戦のフロンターレ
パウリーニョ選手の圧力に、森谷選手もバランスを崩してしまう
パトリック選手も依然おぼつかぬ、「フィジカルがとにかく強い」評はどこへやら?
最後の要の稲本選手だが、これまたボールを奪われてしまう
これじゃ、どちらがJ1なのか分からないぞ・・・
振るわぬまま前半の45分間が終了、引き上げる選手たちも表情が冴えない
直前までキャンプとは言えども、もう少し「らしさ」を見せて欲しい
栃木までご来場のふろん太君、寒い中今日もご苦労様
凍てつく寒さの中、戦いを控えた選手たちが戻って来た
しかし本当に寒そうだ
ゴール裏も寒いが応援再開、栃木から逆転ゴールを奪ってくれ
え・・・、極度の冷えで指先が震えてシャッターが押せないため
後半からは反則技で手袋着用(恥)
田中裕介選手のパスに大久保選手が反応、右サイドをするりと抜け出す
中央にボールを折り返すも、森谷選手とタイミングが合わなかった
速攻に転じるフロンターレ、田中裕介選手が中盤に飛び出しパスを繰り出す
パトリック選手が飛び出しを図るも、これも呼吸が合わない
ボールを繋ぎ攻撃の機会を伺うフロンターレ
左サイドに登里選手がじわりと浮上、だがこれも潰されてしまう
栃木も少ないチャンスを見逃さない、狭い角度からでも積極果敢にシュートを放つ
クリスティアーノ選手のシュートは枠を外すも、マークの甘さは否めない
西部選手のゴールキックから、中盤で競り合うフロンターレ
栃木の激しいチャージに遭遇、なかなか主導権を握れない
フロンターレは最初の選手交代、インフルエンザから回復の中村選手(背番号14:MF)を投入
頼むぞケンゴ、フロンターレに流れを引き寄せてくれ
う・・・寒い、北風が猛烈に吹き付ける
風も寒いが試合も寒い、え?そんな事言うなって(苦笑い)
森谷選手のロングパスがレナト選手に到達、すかさず中央へ折り返す
パトリック選手が合わせ切れずも、コーナーキックのチャンスを獲得
中村選手が繰り出したボールを、井川選手がヘディングシュート
これは栃木ゴールには届かない
こぼれ球を拾ったフロンターレ、中村選手が左サイドからクロスを披露
パトリック選手らが栃木ゴール前に詰め寄るも、これまたゴールを奪えない
左右にボールを展開し、栃木を揺さぶるフロンターレ
レナト選手が斜め角度からミドルシュート、これはゴールポスト上をかすめた
直後に栃木が反撃開始、立て続けにフロンターレゴールにシュートを浴びせる
最終ラインの対応力がどうも弱いなぁ
中村選手の投入で、フロンターレの攻撃にリズムが生まれる
しかし詰めは依然甘い、レナト選手が浮かしたボールを放つが、これも合わせる選手が不在
・・・と、直後に栃木が一直線にカウンター
ミスからボールを奪われ、あわや失点の場面であった
冷え込みが増すスタジアム、ピッチ上では一進一退の攻防が続く
気温は低くとも気持ちは熱く、サポーターの叫びで試合のリズムを掴みたい
レナト選手が前線で粘り、コーナーキックのチャンスを獲得
そろそろゴールが欲しい、サポーターの目の前で豪快にぶち込んでくれ!
中村選手はショートコーナーを選択、ボールは再び中村選手の元へ
ダイレクトでミドルシュートを繰り出すが、栃木のゴール枠を捉え切れない
その後も栃木ゴールへ迫るフロンターレ、けれどもシュートの形を作れない
稲本選手もボールを奪われる場面が少なくない
そして栃木が猛攻撃、立て続けにクロスを放ちフロンターレゴールを脅かす
至近距離から詰め寄られるも、西部選手が決死のセーブ
フロンターレは2人目の選手交代、パトリック選手に代わり小林選手(背番号11:FW)を投入
不本意な形で終わってしまったが、公式戦の爆発に期待したい
中村選手が繰り出したクロスに、大久保選手が貪欲なポストプレー
まさに「らしき」プレー、後はゴールを決めるだけ
栃木の攻撃でフロンターレゴール前は激しい攻防戦
・・・あら!?、また突然プレーが止まってしまった
なんとこれまたPKの判定!?、一体何をやらかしたと言うのか??
理解不能な状況であるが、とにかく西部選手よ止めてくれ・・・
・・・が、無情にもPKが決まり追加点を献上
全くもって訳が分からないなぁ
2失点で沈みがちなゴール裏、ここはコールリーダーが気持ちを引き締める
プレシーズンマッチとは言えども負けたくない、青黒の魂よ魅せてくれ!
フロンターレの3人目の選手交代は、ガンバ大阪から加入の中澤選手(背番号7:DF)
爽やかな表情とは裏腹にプレーは熱い
全く見せ場を作れぬまま、時間だけがいたずらに過ぎ去ってゆく
このままでは絶対に終われない、J1の意地とプライドを見せて欲しい
試合はそのままタイムアップ、いいところ無く栃木に2失点の敗北
PKは何れも不可解であったが、それ以上に得点の形が見えなかった・・・
まぁ嘆いても始まらない、リーグ戦でしっかりと戦えばよろし
頼むぞヨシト&森谷選手、ピッチで精一杯暴れてくれぇ
続けて45分間のトレーニングマッチ、試合の模様をちょこっと紹介
オウンゴールで失点したフロンターレだが、ジェシ選手のヘディングシュートでドロー(1-1)
内容面ではプレシーズンマッチより面白かったのは気のせいか?
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:西部 DF:田中(裕)・實藤・井川・登里 MF:稲本・風間(希)・森谷 FW:大久保・レナト・パトリック SUB:杉山・中澤・山越・山本・中村・矢島・小林 |
<フロンターレの選手交代> |
風間(希)>中村(53分) パトリック>小林(70分) 井川>中澤(89分) |