川崎フロンターレ VS ベガルタ仙台
〜 2013 J1 第7節 〜
日 時 | 2013年4月20日(土) 13:03 | |||
試合会場 | 等々力陸上競技場 | |||
天 候 | 曇りのち雨 | |||
観 客 数 | 14,739人 | |||
試 合 結 果 | ||||
川 崎 | 3 | 前 半 | 0 | 仙 台 |
1 | 後 半 | 2 | ||
4 | 計 | 2 | ||
得 点 者 | ||||
大久保 嘉人 | 25分 | 49分 | 梁 勇基 | |
レナト | 28分 | 60分 | 石川 直樹 | |
レナト | 40分 | |||
大久保 嘉人 | 53分 |
J1リーグ戦第7節、リーグ戦未勝利の川崎フロンターレは、
ホーム等々力でベガルタ仙台との勝負。
アウェイ側ゴール裏を埋め尽くす仙台サポーター、毎度のご来場に感謝。
この日のスタメンGKには西部選手(背番号21:GK)が復帰。
頼むぞヨウヘイ、悩めるフロンターレのゴールを守ってくれ。
残るイレブンもピッチに登場、今日こそは絶対に勝利を飾りたい。
中村選手が負傷離脱で最大の危機、まさに「正念場」の一線となる。
タオルマフラーを掲げ、気持ちを高めるサポーター。
勝利は遠いが誇りは捨てていない、この気持よ選手達に届いてくれ。
決戦の時は間近である、サポーターは風間監督の巨大幕を掲出。
ここで負ければ更迭も現実味を帯びる、監督にとっても「試金石」の一戦だ。
ただひとつ望むのは「勝利」のみ、死力を尽くして戦い抜いて欲しい。
90分間の激闘の模様は・・・、時間が無いので適当にご紹介(恥)。
大久保選手(背番号13:FW)の繰り出した一撃に、場内は沸き立つ。
仙台を攻め立てるフロンターレ、早くもコーナーキックを獲得。
好機到来にサポーターも即座に応答、熱気と声量は一気にアップ。
仙台のシュートを浴びるものの、この程度で動揺は皆無。
サポーターの気持ちは強く張り詰め、応援に緊張感がみなぎっている。
速攻に転じるフロンターレ、レナト選手(背番号10:FW)が繰り出したシュートは
惜しくも仙台のゴール枠を外す。
再び速攻のフロンターレ、レナト選手のパスに大久保選手が反応。
縦へ「すっ」と抜け出し、迷うこと無く右足を振り抜いた。
大久保選手のゴールが決まり、フロンターレが待望の先取点。
喜びに沸く等々力の舞台、この瞬間をずっと待っていたぞぉ。
攻撃の手を止めぬフロンターレ、貪欲に仙台ゴールへと迫る。
ここで仙台の選手がハンド、思わぬ形でPKを獲得。
キッカーはレナト選手、サポーターは大きな声援で後押し。
小さなステップからシュートの体制、GKの逆に冷静に蹴り込む。
レナト選手のPKが決まり、フロンターレが2点目をゲット。
レナト選手は喜びの宙返り、何でも父親に向けたパフォーマンスだとか。
2ゴールで勢いに乗るフロンターレ、動きが鈍い仙台を一方的に攻める。
大久保選手も良質のクロスを披露、仙台に確実なプレッシャーを与える。
仙台が至近距離からシュートを放つが、西部選手がファインセーブで失点を阻止。
仙台がコーナーキックのピンチが到来。
この場面は山本選手(背番号6:MF)がヘディングでクリア。
攻守に冴え渡るレナト選手、仙台のパスを鮮やかに奪い取る。
不安定な仙台の隙を突き、レナト選手がボールを割って取る。
そのままドリブルで駆け上がり、豪快なミドルシュートを繰り出した。
レナト選手のゴールで3点目、前半終了前に圧倒的優位を作り出す。
観客席を埋め尽くすサポーターは大興奮、これぞ等々力の空気である。
3点リードのフロンターレ、鮮やかなパス交換が冴えまくる。
対する仙台は完全に後手に回り、抵抗の術もない。
前半は3点リードで折り返す、圧巻の攻撃に見入ってしまった。
リーグ戦未勝利が信じ難いパフォーマンス、後半もこの勢いを保って欲しい。
大量得点で大量の水が撒かれ、ハーフタイムに急遽補給のサポーター。
ふとメインスタンドに視線を送ると、解体間近の観客席が目に飛び込む。
さらば愛しきメインスタンド、試合前の「解体イベント」はこちらをどうぞ。
テンション高めに後半開始、稲本選手(背番号20:MF)がピッチに戻って来た。
という訳で後半も説明は程々で・・・。
大島選手(背番号16:MF)が後半のファーストシュート。
仙台のクリアボールに小林選手8(背番号11:FW)が詰め寄るが、僅かに及ばない。
仙台の守備が乱れる隙に、大久保選手がシュートを繰り出す。
絶好のチャンスを逃した大久保選手、思わず大きくのけぞった。
直後に仙台に右サイドを崩され、失点を喫したフロンターレ。
それでも2点のリードは確保、慌てる必要は皆無である。
再開直後に仙台が速攻、斜め角度からシュートを浴びてしまう。
仙台の反撃を一度は受けるも、田中選手(背番号3:DF)の突破で反転攻勢のフロンターレ。
小林選手が放ったボールは仙台の選手に当たり、コーナーキックを獲得。
大島選手はショートコーナーを選択。稲本選手が足元で繋ぎ折り返す。
が、これは仙台にクリアされてしまった。
仙台のクリアボールは山本選手がカット。大島選手>小林選手へボールを託す。
仙台ゴール前にこぼれたボールを矢島選手(背番号9:FW)が戻し。
大久保選手がミドルシュートを繰り出した!
大久保選手のゴールが決まり、再び3点差に突き放した。
決める場面は確実に決めるその姿、もう抱かれてしまいたい(笑)。
仙台を突き放したフロンターレだが、その後は急激にリズムを乱す。
仙台の反撃に後手の連続、實藤選手(背番号15:DF)は守備に翻弄される。
劣勢が続いたフロンターレ。何とか持ちこたえてはいたものの、
仙台がコーナーキックから2点目を獲得。再び2点差へ追い付かれてしまった。
ここで焦っても始まらない、どーんと構えて応援に集中するぞ!
仙台のフリーキックに、フロンターレゴール前は危機に染まる。
仙台の選手が続々と攻撃に加わるも、山本選手らが体を張って守り抜く。
長らく劣勢が続いたフロンターレ、ようやく反撃の兆しを見せる。
田中選手が豪快なシュートを披露。良い流れを引き戻せるか。
時間の経過とともに、仙台のプレーは激しさを増す。
田中選手が足を痛め担架で搬出、サポーターをヤキモキさせるも程なく復帰。
仙台の攻撃は止まらない、左右から激しく攻め立てられる。
2点リードが信じ難い劣勢状態、この流れを何とか覆したい。
しかし場面は仙台のコーナーキック。危険なボールがフロンターレゴールに接近。
ここは西部選手が渾身のパンチ。
直後にカウンターを仕掛けるフロンターレ。
矢島選手がドリブルで切れ込むが、仙台の守備に阻まれた。
田中選手が繰り出したループシュートに、等々力のサポーターは感銘の息。
ゴールは幾らでも奪って欲しい。ゴールラッシュで鬱憤を晴らして欲しい。
体を張って守る稲本選手に、大きな歓声が沸き起こる。
後半も残すは10分弱、最後までしっかりと守り抜きたい。
仙台が左サイドを急浮上、そのままシュートを繰り出した。
西部選手ががっちりとセーブ、容易くゴールを明け渡さない。
フロンターレは2人目の選手交代、小林選手に代わり中澤選手(背番号7:DF)を投入。
頼むぞソウタ、仙台の攻撃を跳ね返せ!
残り時間は確実に減少すれど、仙台の攻撃は俄然勢い付く。
コーナーキックは西部選手が決死のセーブ。
守勢のフロンターレにアクシデントが発生。
守備に入った登里選手(背番号23:DF)が足を痛めてしまった。
登里選手はそのまま負傷退場、山越選手(背番号25:DF)が急遽ピッチに投入。
この場面に攻撃は必要ない、仙台の攻撃を守り抜け>コッシー。
試合はアディショナルタイムに突入前後、仙台はがむしゃらにフロンターレを攻める。
対するフロンターレも必死の防御。緊迫の攻防に目を離せない。
フロンターレは實藤選手(背番号15:DF)がロングフィード。
前線の大久保選手へボールを飛ばすが、仙台のブロックにバランスを乱す。
仙台も捨て身の波状攻撃、フロンターレも必死に堪えまくる。
防戦一方のフロンターレであるが、残る時間はごく僅か。
サポーターはアバンテの応援を開始、後は勝利を待ちわびるのみ。
試合は程なくタイムアップ。等々力で待望のリーグ戦初勝利!
誰もが待ち焦がれた歓喜の瞬間、本当に本当に長かった・・・
みんなが待っていた勝利の瞬間。選手達はウォーターファイトで喜びを爆発。
サポーターもタスキを広げて満面の笑み。
この日は恒例の「イッツァスモウワールド」
川崎市内唯一の相撲部屋、春日山部屋の力士もハイタッチにスタンバイ。
・・・と、Gゾーン前には青いヘルメットが鎮座。
このヘルメットは試合前に開催された「Thank You TODOROKI さよならイベント」で
参加者に配布された記念のヘルメット。
側面には「川崎フロンターレ建設部」の文字、心憎い演出が光る。
選手とサポーターが歓喜のポーズ。この瞬間をずっと待っていました。
2ゴールのレナト選手が青黒のヘルメットを着用。
おぉ、これぞ南米の炭鉱現場作業員(笑)。
サポーターの前で自らの応援歌を熱唱、大きな拍手に満面のレナト選手。
大久保選手もヘルメット姿で挨拶に立ち、応援歌を熱唱。
「音程に注意した」というあたりはさすが、ヘルメット姿も全く違和感なし。
頼むぞヨシト!これからもゴールを量産してくれ。
次節のリーグ戦は多摩川クラシコ、多摩川を挟んだ戦いは絶対勝利!
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:西部 DF:田中・實藤・伊藤・登里 MF:山本・大島・小林・レナト FW:矢島・大久保 SUB:杉山・中澤・棗・山越・稲本・守谷・パトリック |
<フロンターレの選手交代> |
レナト>稲本(46分) 小林>中澤(83分) 登里>山越(88分) |