鹿島学園高校 VS 川崎フロンターレU-18
〜 高円宮杯U-18サッカーリーグ2013
プリンスリーグ関東2部 第6節 〜
プリンスリーグ関東2部第6節、カシマサッカースタジアムにて鹿島学園高校との対戦。
スタジアムにはのんびりと電車の旅。広大な浦に心も澄み渡る。
キックオフまで時間があるため、鹿島神宮へ出向き必勝祈願。
前に来たのは何年ぶりか忘れたが、過去の記憶と現代の光景がぴったりと一致。
「必勝祈願」と書きつつも、一番の目的は鹿さんウォッチ。
付近の売店で餌を調達。さもないと金網まで立ち寄れない。
餌の人参の匂いにつられ、鹿さんが寄ってきた。
人参を食べる鹿さんを激写、金網が邪魔でいい写真は撮れずじまい。
鹿島神宮からは徒歩でスタジアムへ。閑散としたスタジアムはある意味新鮮。
開放されているのはメインスタンドにつき2番ゲートから場内へ。
このゲートを通過するのも何年ぶりか??
到着すると鹿島アントラーズユースと静岡学園高校が試合中。
メインスタンドに腰掛けゆっくり観戦、大島選手の後輩のプレーを堪能。
こちらはビジター席。全景を見渡すのも本当に久しぶり。
程なくすると応援団系のサポーターが到着。
ユース専用の横断幕を目の前に装着。一体どんなデザインなのか?
そしてピッチにはフロンターレU-18のイレブンが集結。
アップを終えてベンチ前で円陣、敵地での勝利を誓い合う。
程なく待望のキックオフ、恵まれた環境で存分に暴れて欲しい。
若きイレブンの戦いの模様は・・・、今日も写真をコマ送り(コラッ)。
開始直後から試合は激しく動く、鹿島学園が右サイドを一気に切り裂く。
折り返しに玉永選手が反応、鹿島学園の選手と交錯すれすれでボールをセーブ。
対するフロンターレも反撃開始、梶田選手が豪快な一撃を繰り出す。
中盤の競り合いからフロンターレが攻撃、ピッチの右寄りを前進する。
最後は岡田選手が左足を振り抜いた。
岡田選手のゴールが決まりフロンターレが先制。
頼れるエースの一振りで、試合を優位に進めるぞぉ。
が、鹿島学園も即座に反撃開始。
ゴール前の守備が乱れたフロンターレ、至近距離からシュートを浴びてしまう。
鹿島学園があっさりと同点ゴール、フロンターレのリードは1分で消滅。
鹿島学園が積極的な攻撃を披露、手薄な右サイドから鋭いクロスが襲う。
坂口選手がダイビングヘッド、必死の守備で弾き返す。
ボールが激しく行き交う中、鹿島学園が大胆な中央突破。
フロンターレはペナルティエリア内で痛恨のファウル、よもやのPKを与えてしまう。
このPKを鹿島学園が決め、フロンターレはリードを許す展開。
だが、フロンターレに落ち込んでいる暇は無い。
お返しとばかりに積極的な攻撃、岸選手のスルーパスが炸裂する。
このボールを梶田選手が流し込み、フロンターレが即座に追い付いた。
試合は振り出しに戻り、小休止の時間帯に突入。
・・・は全くの予想外、鹿島学園の激しい攻撃に守るフロンターレ。
玉永選手のロングキック、ボールは中盤の先に落下。
転がるボールに岡田選手が猛ダッシュ、豪快に右足を振り抜いた!
岡田選手のシュートが決まり、フロンターレが再びリード。
前半はまだ1/3程度の経過だが合計5点。まさに「嵐」の予感が漂う。
左サイドに展開のフロンターレ、脇坂選手が大きなクロスを放つ。
ボールは鹿島学園ゴールの真正面、牧選手が頭で叩き込む!
牧選手のゴールが決まり、フロンターレが4-2と2点のリード。
いいぞ若きイレブンたち、この勢いで大量得点をゲットせよ。
2点ビハインドの鹿島学園だが、激しいプレーでフロンターレに対抗。
脇坂選手に鋭いスライディング、この場面は華麗なジャンプでかわす。
両者の激しい攻防戦。鹿島学園がドリブルで中央を切り裂く。
フロンターレは坂口選手が背後から入るが・・・、
手を伸ばすと同時に鹿島学園の選手が転倒。
主審がすかさず詰め寄り、胸元からカードを差し伸べる。
フロンターレの選手が懇願するも黄色いカードが突き出され、
続けてレッドカードが提示。2度目の警告でよもやの退場。
今野監督がベンチから飛び出し「切り替えろ!」と選手を一喝。
坂口選手はしょんぼりと下を向き、寂しげにピッチを後にする。
数的不利に陥ったフロンターレ、鹿島学園のフリーキックが襲い掛かる。
このキックはゴール枠上を通過、大きな危機を敵失で断ち切る。
ピッチは10対11の戦い。試合は依然と激しい応酬の連続。
鹿島学園が右サイドから再びクロス、玉永選手がしっかりとセーブ。
数的不利のフロンターレだが、攻撃への意識は保たれる。
鹿島学園からボールを取り返しカウンター、脇坂選手がドリブルからシュートを放つ。
岡田選手が前線で奮闘、フロンターレにコーナーキックの好機が到来。
ショートコーナーを選択しクロスを披露、板倉選手が果敢なヘディングを見せる。
鹿島学園は徹底した右サイド狙い。対するフロンターレも必死の防御。
鹿島学園の攻撃は止まらない。フロンターレのクリアボールを拾い、左サイドから素早いクロス。
至近距離から強烈なヘディング。フロンターレは懸命の守備で対抗。
鹿島学園の攻撃に懸命に耐えるも、ついにゴールを奪われてしまった。
前半も残すは僅かな時間。鹿島学園が猛然と襲い掛かる。
我慢を重ねるフロンターレ、コーナーキックも懸命に弾き出す。
前半はアディショナルタイムに突入。1点リードで終了の気配が濃厚。
しかしフロンターレに「妥協」はあらず、守備が緩んだ鹿島学園を攻め立てる。
岡田選手が値千金のゴール、フロンターレに貴重な追加点が。
直後に前半がタイムアップ。45分間で5-3と試合の激しさを物語る。
こちらが今シーズンから登場のユース専用幕。「FRONTALE SPIRIT」の文字が踊る。
中央には若きイレブンのシルエット、なかなかのデザイン。
ユース専用幕の撮影を終え猛ダッシュで戻ると、後半は既に始まっていた。
ここから再び撮影再開。試合の模様は前半同様にそこそこで(恥)。
ひとり少ないフロンターレだが、鹿島学園に互角以上の試合を挑む。
激しく攻め立てコーナーキックを獲得、板倉選手が果敢な空中戦に挑む。。
鹿島学園の背後を抜け出したフロンターレ、至近距離からシュートを繰り出す。
相手GK?が弾いたボールを、岸選手が無我夢中で叩き込む!
岸選手のシュートで6点目をゲット、勝利を手元に引き寄せた。
その後も攻め立てるフロンターレ、数的不利がまるで信じ難い。
その後はしばし膠着状態。鹿島学園が徐々に攻撃のリズムを握る。
選手の疲労が徐々に表面化、数的不利の影響が明確になりつつある。
フロンターレがカウンター披露、太田選手粘りコーナーキックを獲得。
鹿島学園のゴール前には板倉選手、徹底して頭からゴールを狙う。
数的不利を感じさせぬ戦いを演じるフロンターレだが、この場面は守備が手薄となった。
鹿島学園に至近距離から叩き込まれ、1点返されてしまった。
フロンターレは直後に選手交代。河村選手をピッチに送り込む。
鹿島学園が1点取り返した後は、両者が拮抗の時間帯。
鹿島学園への流れを取り戻すべく、フロンターレが攻守で懸命さを見せる。
フロンターレは2人目の選手交代、「イトケン」こと伊藤選手を送り込む。
途中交代からゴールを決める試合が多数、追加点はもはや決定的!?
けれどもフロンターレは数的不利、鹿島学園が再び攻勢を強める。
この時間帯はまさに「正念場」、乗り切れれば先が見えてくる。
厳しい時間帯を耐え抜いたフロンターレ、そして歓喜の時が到来。
岡田選手が待望の追加点、久々のゴールにサポーターも大興奮。
その後も激しい攻防が継続、後半もアディショナルタイムに突入。
アバンテの声援が響く中、伊藤選手に「その時」が到来。
「イトケン」ゴールが炸裂、「お約束」の追加点で8ゴール。
そして試合はタイムアップ。鹿島学園高校に8-4で勝利。
いやはや、最後まで激しい一戦であった。
激闘を終えた若きイレブンとサポーター、勝利の喜びを共有する。
来シーズンのプリンスリーグ参戦権をかけ、熱き戦いはなおも続きます。