三菱養和SCユース VS 川崎フロンターレU-18
〜 日本クラブユースサッカー選手権
関東大会2次リーグ 第4節 〜
日本クラブユースサッカー選手権、関東大会2次リーグ。
ベトナム遠征などで日程が合わず、第4節にしてようやく観戦が実現。
この日は巣鴨スポーツセンターにて、名門三菱養和SCとの対戦。
人工芝のグラウンド脇に到着すると、若きイレブンは既に集結。
この日まで未勝利のフロンターレ、今日の試合を落とすと全国大会出場は絶望的。
人工芝のグラウンドへ向かう選手達、表情に緊張感が漲る。
サポーターもグラウンドに入り、ユース専用の横断幕を取り付ける。
取り付け場所が高く背伸びでも無理、肩車で協力しつつ作業を進めた。
という訳で装着完了、なかなかクールなデザイン。
アップに勤しむ若きイレブン、笑顔の中にもほのかな緊張がもれる。
この試合の重要性は誰もが理解、落としたらもはや最後であろう。
キックオフ直前、スタメンの選手に指示を送る今野監督。
冷静ながらも熱き語り口で、若きイレブンの気持ちを高めていた。
全国大会の座をかけ、負けられぬ戦いがスタート。
え・・・と、今日はベトナム遠征の疲れが抜けぬので、
解説はいつも以上にそこそこで・・・(コラッ)。
三菱養和は侮れぬ相手だが、フロンターレが開始直後から攻め立てる。
牧選手の痛快な一撃が炸裂、三菱養和のゴールを脅かす。
右サイドを攻め立てるフロンターレ、三菱養和に次々とプレッシャーを与える。
フロンターレのフリーキックの場面、放たれたボールはクロスバーを直撃。
惜しくも先制点は奪えぬが、フロンターレが優位に試合を運ぶ。
三菱養和にファウルを献上、フロンターレにセットプレーの危機が迫る。
フリーキックは大きくゴール枠を外れ、この場面は事なきを得た。
三菱養和がフロンターレのミスを突き、一気に前線へ駆け上がる。
シュート性の一撃は河村選手が捨て身のクリア。
続けて三菱養和のコーナーキック。高いボールがフロンターレゴール前に迫る。
玉永選手が両腕を伸ばし、ボールを背後に流す。
クリアボールを坂口選手が鋭い縦パス、フロンターレのカウンターが炸裂。
右サイドを一気に駆け上がり、折り返したボールを脇坂選手が流し込む。
脇坂選手のゴールが決まりフロンターレが先制。
この調子だぁ、この調子で勝利を掴み取るぞ!
撮影位置をずらす間に、フロンターレが追加点を挙げていた。
決めたのは梶田選手。せっかくの場面を撮り逃した(残念)。
2ゴールのフロンターレに対し、三菱養和も必死の反撃。
縦パスに吉田選手が追随、懸命の防御でシュートを阻止。
GKの玉永選手も慌てない、最終ラインと息のあった守備でピンチをしのぐ。
程なく前半が終了、2点リードと上々の出来である。
とは言え油断は禁物、最後まで気を引き締めて戦いたい。
現状が安全圏に程遠いのは、ピッチで戦うイレブンも承知。
僅かな時間も見逃さず、互いに意見を取り交わす。
若きイレブンに指示を送る今野監督。
ちなみにですが、フロンターレのJ1初勝利(2000年の神戸戦)の決勝点を挙げたのは
ご覧の今野監督なのであります。
戦いに向かう若きイレブンに、惜しみない拍手を送るサポーター。
巣鴨は住宅近接地のため声を出しての応援は出来ないが、
熱い視線と熱きハートで、若きイレブンを後押しする。
さぁ、後半開始のホイッスル。
後半も適当に写真を並べてすいません(恥)。
後半は両者得点ならず、このまま試合はタイムアップ。
フロンターレが2ゴールで三菱養和を下し、今予選待望の初勝利。
次節は予選最終節、勝利で3位となれば全国大会出場をかけた順位決定戦に進出。
頼むぞ若き逞しきイレブン、全国の舞台で暴れてくれぇ。