ヤマザキナビスコカップ準々決勝第一試合、等々力陸上競技場でベガルタ仙台を迎え撃つ。
旧メインスタンドは既に消滅、仮設スタンドの背後はスッキリ。
こちらが正面からの撮影の図。廃材も撤去され砂利を敷設中。
新たなスタンドの完成が改めて待ち遠しい。
「フロンターレ欠乏症」のサポーターが集結、自然と熱気も高くなる。
杉山選手（背番号1：GK)と西部選手（背番号21：GK）がアップに登場、
難敵仙台からゴールを守り抜け。
残るイレブンもピッチに登場、国立の舞台を目指す戦いは再開。
熱く燃え盛るスタジアム、濃密な応援が戦いの時を演出。
目指すはもちろん「先手必勝」、誰もが同じ気持である。
時は刻々と流れゆき、試合開始目前に到達。
間もなく選手達がピッチに登場、サポーターの気合も更にみなぎる。
ユニ型のビッグフラッグも堂々と姿を現した。
3度もこぼした頂点の座、4度目の正直を目指し激戦がスタート。
頼むぞ青黒の選手達、5月無敗の勢いで突っ走れ。
仙台が繰り出すロングボール。實藤選手（背番号15：DF)と田中選手（背番号3：DF）が対応。
試合前に届いたデルフィーノ（後援会会報）に「茶髪選手が増えた」とあるが、
二人揃って微妙な茶髪であったりする。
怪我で離脱していた登里選手（背番号23：DF）がスタメンで復帰。
レナト選手（背番号10：MF）のパスに飛び出すも、仙台の守備に阻まれた。
積極的に攻撃を仕掛けるフロンターレ、レナト選手が前線で粘り折り返す。
折り返した先には誰もおらず、林選手（背番号16：GK）が悠々とキャッチ。
続けてフロンターレが速攻を披露、
山本選手（背番号6：MF）のパスは稲本選手（背番号20：MF)に到達。
ドリブルで中央突破を図るも松下選手（背番号8：MF)が妨害。
仙台が右サイドに展開、梁選手（背番号10：MF）のクロスが襲い掛かる。
迫るボールは田中選手がクリア、こぼれ球に稲本選手が詰め寄り対応。
仙台が続けて左サイドを攻撃、ここは登里選手が対応。
「病み上がり」な登里選手のポジションだけに、仙台は手薄を睨んでいる様子。
右サイドに展開のフロンターレ、
森谷選手（背番号19：MF)から大久保選手（背番号13：FW)へ繋ぐ。
ここは仙台の守備陣に囲まれてしまい、好機は導けない。
センターバックに先発の中澤選手（背番号7：DF）、仙台の縦パスをヘッドでクリア。
ジェシ選手（背番号5：DF）が帰国中で不在の今、欠かせぬ存在のひとりである。
ボールを繋ぐフロンターレ、しかし中盤で仙台がプレッシャーを浴びせる。
連携が乱れたフロンターレ、ボールを奪われてしまったぞ。
仙台が右サイドを鋭い突破、ゴール前の折り返しを
ウィルソン選手（背番号18：FW）がシュート。
フロンターレも實藤選手のブロックで対抗、辛うじて失点は免れた。
反撃に転じたいフロンターレだが、仙台の厳しいプレッシャーに遭遇。
ここは一旦ボールを戻し、試合を落ち着かせる作戦。
中盤から前でパスを繋ぎ、仙台ゴールへ迫るフロンターレ。
大久保選手が右サイドから回り込むも、いささか動きに冴えが無いか？
フロンターレが右サイドに再び展開、山本選手がボールを折り返す。
森谷選手が飛び出しを図るも、石川選手（背番号5：DF）のガードに阻まれた。
しかしフロンターレがコーナーキックを獲得。レナト選手のキックが炸裂する。
このキックは誰も合わせ切れない。
仙台ゴール前のこぼれ球をフロンターレがキープ、
小林選手のシュートでコーナーキックを再度獲得。
ニアサイドに中澤選手が飛び出すも、頭で押し込めない。
直後に仙台がカウンターを披露、フロンターレの守備も冷静に対応。
試合の流れをフロンターレに引き寄せるべく、サポーターの熱き声援が響く。
中盤に浮上のフロンターレ、大久保選手が柔らかなパスを繰り出す。
小林選手が飛び出しを図るも、林選手がボールをキャッチ。
仙台も直後に反撃開始、ウィルソン選手が叩いたボールを
太田選手（背番号11：MF)がクロスを放つ。
鋭いボールがフロンターレゴールに急迫、田中選手がヘッドで弾き返す。
仙台が続けて攻撃を披露、菅井選手（背番号25：DF）のクロスを梁選手がシュート。
これはフロンターレゴールの正面、杉山選手が冷静にセーブ。
仙台が激しいプレス。菅井選手が警告を受けるも、厳しいプレスを仕掛けてくる。
小林選手が背後からチャージを食らう、気を抜けば怪我に直結しかねない。
中盤の激しい攻防戦、森谷選手が空中戦に挑む。
・・・あら？賢太郎さんの空中戦を撮影したのはこれが初めて？
緊張感がみなぎる等々力の舞台、ウィルソン選手が強烈なシュートを放つ。
シュートは中澤選手の画面を直撃、「爽やかソウタ」さんの顔は大丈夫か！？
直後に仙台がコーナーキック、仙台のシュートが襲い掛かる！
至近距離からの一撃に杉山選手が対応、決死のセーブでボールはクロスバーを直撃。
絶体絶命の危機を脱出のフロンターレ、レナト選手がドリブルで一気に浮上。
太田選手のチャージにバランスを乱すも、ファウルの判定を得られず不満をアピール。
仙台が再び右サイドに展開、菅井選手が果敢なオーバーラップ。
登里選手も懸命の守備で対抗、意地でもシュートを打たせない。
森谷選手が田中選手へパスを供給、これはラインを割ってしまう。
仙台にボールが渡ってしまうも、汚名返上とばかりに激しい当たりで奪取にかかる。
守備で苦戦続きの登里選手だが、待望の攻撃のチャンスが到来。
レナト選手とのコンビで前線へ浮上、コーナーキックを獲得したぞ。
レナト選手が繰り出すボールに、田中選手らが空中戦に挑む。
しかし仙台の壁は高い、頭で合わせるもボールは浮いてしまった。
攻め手が乏しいフロンターレだが、森谷選手のサイドチェンジが炸裂。
大久保選手が飛び出し足元でキープ、軽やかなパスを繰り出す。
ボールの先には小林選手、体制を乱しつつも斜め角度からシュート！
小林選手のシュートが決まり、フロンターレが先制点をゲット！
ピッチ上では山本選手の子どもの誕生を祝し、ゆりかごダンスが登場だァ。
直後に仙台がカウンター、再び右サイドを狙われてしまう。
杉山選手が懸命のセーブを披露、失点は何とか免れた。
続けて仙台がコーナーキック、フロンターレに試練の時が続く。
梁選手のキックは實藤選手が対応、仙台にシュートを打たせない。
続く仙台の猛攻を跳ね返し、フロンターレが右サイドに展開。
山本選手が縦に浮上を図るが、森谷選手との連携が乱れてしまう。
仙台が波状攻撃を仕掛けるも、懸命に耐え抜いたフロンターレ。
ここからフロンターレが反撃開始だぁ。
左サイドに展開のフロンターレ、登里選手の突破でコーナーキックを獲得。
俄然意気上がるサポーター、追加点を奪ってしまえー。
コーナーキックの跳ね返りのボールは森谷選手の足元、すかさずミドルシュートを放つ。
ボールは予想外に伸び、林選手が慌ててセーブで逃れる。
フロンターレが続けてコーナーキック、レナト選手が鋭いボールを放つ。
仙台ゴール前に大久保選手が構えるも、惜しくも押し切れない。
前半も残すは僅かだが危機は続く、仙台がコーナーキックを獲得。
是が非でも無失点で切り抜けたい、サポーターの声援にも緊張が走る。
梁選手のキックが炸裂、フロンターレゴール前は混戦に縺れ込む。
体を張って守り抜くフロンターレ、最後は田中選手が大きく蹴り出す。
ウィルソン選手のシュートが襲い掛かるも、何とか耐え抜くフロンターレ。
試合はアディショナルタイムに突入、果たしてこのまま逃げ切れるか！？
追加点が欲しいフロンターレ、左サイドから田中選手がロングパスを放つ。
大久保選手が合わせに入るが、仙台の圧力にタイミングを外してしまう。
仙台もこの時間帯を見逃さない、左サイドに展開するやウィルソン選手のクロスが迫る。
鋭いボールは實藤選手が対応。
仙台が立て続けのカウンターを披露、今度は右サイドから折り返す。
この場面は仙台の攻撃が乏しく命拾い。
程なく前半が終了、フロンターレが1点リードで折り返す。
攻守がめまぐるしく変わる展開、後半も目が離せそうも無い。
お楽しみのハーフタイム抽選会、先着1万人に対し601人が当たる高確率。
残念ながらこの日も当選せず、くじ運には縁が遠いなぁ。
テディベアを抱えたふろん太君がさっそうと登場、お鼻に乗っけてアピール。
今年はフロンターレWebショップ限定発売、これは見逃せぬアイテムだぁ。
選手達がピッチに復帰、場内にも緊張感が戻って来た。
1点リードだが安全圏には程遠い、後半もしっかりとサポートするぞ！
中盤から押し上げを図る仙台、フリーキックがフロンターレゴールを襲う。
この場面は杉山選手がキャッチ、安定のセーブを披露。
左サイドを速攻で切り込むフロンターレ、スローインから狭いエリアを繋ぐ。
大久保選手から登里選手にボールが託され、最後はシュートで締めくくる。
フロンターレが仙台のパスをカット、中盤で小刻みにパスを繋ぐ。
小林選手のスルーパスは森谷選手、ミドルシュートは精度を欠いてしまった。
仙台が再び攻勢を強め、フロンターレに左右の揺さぶりをかける。
シュート性のボールが幾度と襲うも、集中して無失点で切り抜けた。
フロンターレも徐々に反撃体制、大久保選手が中盤から鋭いパス。
レナト選手が一気に駆け出すも、あと一歩及ばない。
レナト選手が左サイドを浮上、仙台の守備を掻い潜り突破を図る。
ラストパスは大久保選手を狙うも、この場面は呼吸が合わなかった。
仙台も速攻を披露、ロングパスがフロンターレの最終ラインの裏を突く。
ここは杉山選手が飛び出し対応、ボールを蹴り出しピンチの芽を摘む。
大久保選手のサイドチェンジは小林選手、仙台の選手に倒されフリーキックを獲得。
追加点のチャンス到来に、ゴール裏のサポーターは一気に沸き立つ。
レナト選手がキックを放つも、仙台ゴールを捉えない。
うーん、「新レンズ」が体に馴染み切れないのか、キックの瞬間を逃してしまった。
小林選手に絶好のスルーパス、しかしこれはオフサイドの判定。
試合は一進一退の攻防、蜂須賀選手（背番号28：DF）のシュートはブロック。
コーナーキックのピンチを前に、フロンターレは選手交代を図る。
森谷選手からパトリック選手（背番号18：FW）にスイッチ。
選手交代が微妙に影響を及ぼしかねない場面、ここは一層の注意が必要。
コーナーキックを仙台が押し返すが、杉山選手がしっかりとセーブ。
応援に勤しむサポーターを撮るべく、カメラをスタンドに向ける。
・・・と、大きな歓声が沸き起こる。
杉山選手のキックにパトリック選手が突進、ゴールから飛び出した林選手と交錯。
このプレーに主審が駆け寄り、林選手にレッドカードを掲げた。
足を抱えピッチに倒れ込むパトリック選手、果たして無事なのか！？
退場処分の仙台のGK林選手、うなだれた表情でピッチを後にする。
フロンターレはPKを獲得、サポーターは俄然盛り上がる。
仙台も急きょ選手交代、ベテランの桜井選手（背番号1：GK）をゴールマウスに送る。
PKを蹴るのはレナト選手、集中力を高めキックの体制に入る。
レナト選手のPKが鮮やかに決まり、フロンターレが2点目を獲得。
等々力の舞台は熱狂の渦、勝利がぐっと近づいたぞ。
フロンターレの追加点でピッチに変動、両者の動きは活性化する。
パトリック選手もプレーに復帰、意欲的に仙台ゴールへ迫る。
左サイドに展開のフロンターレ、レナト選手のパスは登里選手。
ドリブルで浮上し折り返したボールにパトリック選手、豪快な一撃を披露。
数的不利の仙台に対し、支配率を高めるフロンターレ。
レナト選手が左サイドに展開、グラインダー気味の角度からシュートを放つ。
仙台を圧倒のフロンターレ、この場面は大量得点を狙いたい。
サポーターも集中力を切らさない、カップ戦の得点の重要性は語るまでもない。
ゴールに突進するパトリック選手、足がもつれて激しく転倒。
あ、パンツが脱げて・・・（以下自粛）
仙台も勝負を諦めていない、残り時間僅かにして捨て身の攻撃を開始。
鋭いクロスからヘディングシュートが襲い掛かる。
あわやの場面は杉山選手が反応、辛うじてボールを掻き出した。
後半もアディショナルタイムに突入、ショートコーナーで時間の消費を図るフロンターレ。
しかし色気付いたのか、中途半端な攻撃を仙台に狙われる。
仙台がセットプレーからこぼれ球を拾い、松下選手が豪快に叩き込む。
アディショナルタイムでまさかの失点、しかしサポーターはアバンテの応援開始。
失点のショックは引きずるな、気持ちを入れ替え逃げ切りを図るのみ。
攻めの姿勢を見せ続けたフロンターレ、程なく試合はタイムアップ。
仙台に2-1で勝利、まずは先手を得た。
「あんたが大賞」はパトリック選手、賞品のタブレット端末に満面の笑み。
いいなぁ、欲しいなぁ〜
激戦を戦い抜いた選手とサポーター。勝利を共に分かち合う。
終了間際の失点は惜しまれるも、緊張感を確保する意味では悪くない。
先制点を挙げた小林選手、ゴール裏の声援に応え駆け寄りタッチ。
まさに等々力の「一体感」を象徴させる光景。
2回戦は一週間後のユアスタ、あくまでも勝利のためにサポートするぞ。
3度取りこぼした頂点を目指し、ナビスコカップの戦いは続きます。