ベガルタ仙台 VS 川崎フロンターレ
〜 2013 ヤマザキナビスコカップ 準々決勝 第2試合 〜
日 時 | 2013年6月30日(日) 18:00 | |||
試合会場 | ユアテックスタジアム仙台 | |||
天 候 | 曇り | |||
観 客 数 | 11,176人 | |||
試 合 結 果 | ||||
仙 台 | 1 | 前 半 | 2 | 川 崎 |
1 | 後 半 | 1 | ||
2 | 計 | 3 | ||
得 点 者 | ||||
ウイルソン | 4分 | 10分 | 中村 憲剛 | |
ウイルソン | 68分 | 41分 | 中村 憲剛 | |
50分 | 森谷 賢太郎 |
ヤマザキナビスコカップ準々決勝第2試合、
先勝のフロンターレは敵地ユアスタに乗り込み勝負に挑む。
初夏にしては肌寒い仙台市内、半袖&半ズボンなので思わず身震い。
スタジアム前に到着し、開門時刻をしばし待つ。
お、遠くからオレンジの「あの」お方が自転車姿で接近。
ベガルタ仙台のマスコット、ベガッ太君がさっそうと登場。
思わぬサプライズにサポーターも興奮、スマホのカメラで即興の撮影会。
フロンターレサポーターと戯れたベガッ太君。クールに自転車姿で去ってゆきました。
程なく開門時刻、場内へゆっくりと足を運ぶサポーター。
横断幕を手際よく装着、狭いエリアで極力目立つ配置に専念。
杉山選手(背番号1:GK)と西部選手(背番号21:GK)がピッチに登場。
頼むぞフロンターレの守護神たち、今日も最少失点で切り抜けろ。
残るイレブンもピッチに登場、狭い一角は熱気で包まれた。
中村選手(背番号14:MF)がスタメンに復帰、コンフェデ杯から帰国後初のゲーム。
調子は万全とは言い難いが、パフォーマンスに期待したい。
熱気渦巻くスタジアム、ホーム側からフロンターレの応援エリアを一望。
人数は少なくとも迫力は十分、声援もしっかりと響いていた。
引き分けでも準決勝進出だが、狙うはもちろん「勝利」のみ。
4度目の国立決戦へ向け、戦いは火ぶたを切って落とされた。
左サイドバックで先発の登里選手(背番号23:DF)、仙台の先制攻撃を弾き返す。
成長著しいノボリだが、守備力向上も光るものがある。
仙台が執拗な右サイド攻撃、懸命に耐え抜くフロンターレ。
クリアボールは大久保選手(背番号13:FW)が落とし稲本選手(背番号20:MF)へ。
さぁ、反撃を開始するぞ!
レナト選手(背番号10:FW)がドリブルで浮上、前線の大久保選手へボールを託す。
しかしこれはうまく繋がらなかった。
仙台がすかさず反撃開始、これでもかと右サイドを突きまくる。
ウイルソン選手(背番号18:FW)がクロスを披露、杉山選手がガッチリとセーブ。
仙台が切り返しからロングパス、ウイルソン選手には中澤選手(背番号7:DF)が対応。
・・・ああっ!振り切られて締まったァァァ!
仙台が瞬く間の先制点、ユアスタに割れんばかりの声援が響く。
ミスから招いた失点、悔やんでも悔やみきれぬ。
ここで落ち込んでなるものか、サポーターは前を向き応援再開。
まずは同点ゴールを目指し、熱き魂をピッチに注ぐ。
仙台が幾度とボールを送るが、フロンターレも激しく対抗。
中澤選手も落ち込む暇は無い、シンプルなヘディングで弾き返す。
仙台の攻撃は止まらない、ウイルソン選手が中盤からドリブルで浮上。
登里選手がすかさず対応、ウイルソン選手の動きを止める。
狭いエリアを繋ぎ前進を図るフロンターレ、中村選手に仙台の選手が何人も詰め寄る。
これにはたまらず転倒、帰国早々厳しい試練が待ち受ける。
山本選手(背番号6:MF)のクリアは稲本選手。
ウイルソン選手を巧みなステップで振り切り、レナト選手へボールを託す。
前線へ繰り出すフロンターレ、稲本選手がヘディングで折り返す。
パスの先には中村選手が構えるも、仙台の包囲網に封じられる。
仙台の攻撃をフロンターレがカット、山本選手のパスが大久保選手へ。
前方を冷静に見据え、大きなパスを繰り出した。
伸びたパスは中村選手へ、ノーマークでボールをトラップ。
ドリブルで前線に駆け上がるや、鋭く右足を振り抜いた!
中村選手のゴールが決まり、フロンターレが同点に追いついた。
圧巻のプレーにサポーターは大興奮、ケンゴのゴールは最高だぁ
仙台がすかさず反撃開始、フロンターレも速やかに切り返す。
杉山選手のキックは前線の小林選手(背番号11:FW)、激しい空中戦を演出。
登里選手が中盤へ浮上、仙台のマークがつかぬ間に更に浮上。
ペナルティエリア付近に接近するや、左側へパスを供給。
レナト選手が足元でキープ。一瞬の間を経て鋭いクロス。
大久保選手が体を投げ出すが、あと僅かに及ばなかった。
田中選手(背番号3:DF)がファウルの判定、セットプレーの危機を迎えてしまう。
絶対にゴールを明け渡さぬべく、ゴール裏の大旗が水平になびく。
梁選手(背番号10:MF)が放ったボールは、フロンターレの壁の隙間を通過。
杉山選手がしっかりとセーブ、この危機を断ち切った。
仙台の執拗な右サイド攻撃、登里選手の背後に太田選手(背番号11:MF)が抜け出す。
フロンターレは稲本選手が対応、全力で追い掛け体を挟み込む。
フロンターレがボールを奪取、すかさず前へ切り返す。
稲本選手からレナト選手へボールを託し、斜め角度から鋭い一撃を披露。
左サイドに展開のフロンターレ、レナト選手が左足を鋭く振り抜く。
繰り出されたボールは仙台クリア、コーナーキックを獲得したぞ。
レナト選手のコーナーキック、中澤選手が頭で合わせる。
浮いたボールを桜井選手(背番号1:GK)がよもやのファンブル、
しかしこれは押し込めない。
仙台のクリアがもたつく間に、大久保選手が一気に詰め寄った。
ボールを奪うや強烈な一撃、惜しくも桜井選手の正面を突いた。
フロンターレの裏を狙う仙台、太田選手が再三の抜け出しを図る。
この場面は中澤選手が対応、同じミスは繰り返さないぞ。
仙台が右サイドに進路変更、蜂須賀選手(背番号28:DF)に田中選手が対応。
パス先を封じ体を挟んでガード、格の違いを見せつける。
直後に仙台は左へ展開、菅井選手(背番号25:DF)に登里選手が追随。
マッチアップからボールを奪い中盤へ浮上、本当に守備が上手くなった。
前半は25分以上が経過、好機を迎えたフロンターレ。
レナト選手がシュート性のボールを放ち仙台を脅かすが、
小林選手が腰を痛めてしまう。
右サイドに展開のフロンターレ、細かいパスを繋ぎ仙台を揺さぶる。
だが、直後に小林選手がピッチに倒れこんでしまった。
プレー続行は不能と判断、無念の負傷交代となってしまった。
緊急事態勃発に、風間監督が交代選手を指示。
急務を担うのは果たして誰であろうか・・・。
場面はフロンターレのフリーキック、サポーターも応援に集中。
レナト選手のキックに田中選手が飛び込むも、合わせ切れない。
続けてフロンターレがコーナーキック、レナト選手のキックが炸裂!
ファーサイドへ伸びたボールは、桜井選手が懸命のセーブで弾く。
フロンターレは森谷選手(背番号19:MF)を投入、なおもチャンスは続いている。
コーナーキックのこぼれ球を田中選手が拾うも、最後まで詰め切れなかった。
中盤の両者の攻防戦、中村選手に仙台の厳しいマークが襲い掛かる。