プリンスリーグ関東2部第8節、2位浮上のフロンターレU-18は桐蔭学園高校との対戦。
梅雨明けの桐蔭学園サッカー場、人工芝の照り返しで凄まじい暑さ。
過酷な環境下での大事な一戦、若きイレブンが円陣を組んで戦いに挑む。
鹿島戦を終えたサポーターも臨戦態勢、
連戦は体に応えるが、力強い声援と拍手でイレブンをサポート。
気温もハートも熱き戦いがスタート、
鹿島戦で消耗激しき中年入口オヤジにつき、今日も撮影が精一杯・・・。
開始直後からフロンターレが攻勢、遠目での撮影が続く。
臨場感を出すために地面に腰掛けての撮影だが、
人工芝の照り返しで「もや」が発生、選手にピントが合焦しない。
速攻を仕掛けるフロンターレ、
前節からスタメン復帰の三好選手のシュートは、僅かにゴール枠を外す。
桐蔭学園も反撃を仕掛けるが、フロンターレの守備は慌てない。
最終ラインの坂口選手が冷静に対処。
地面からの「もや」が余りに激しく、立っての撮影に切り替える。
これだけでも照り返しの影響は激減、ピントも徐々に会ってきた。
いやはや、あまりの暑さに失神寸前。
一部の選手は袖を捲り上げてのプレー。
前半の中間地点で給水タイム、まさに命綱の1分間。
サポーターもこの時を見計らい水分補給、あぁ暑い。
桐蔭学園が攻勢を強め、フロンターレは劣勢の時間帯。
GKの玉永選手を中心に必死の防御、桐蔭学園にゴールを割らせない。
守勢の時間帯を耐え抜いたフロンターレ、徐々に反撃を開始。
速攻からコーナーキックを獲得、脇坂選手のキックは桐蔭学園のガードに阻まれた。
攻撃の手を緩めぬフロンターレ、そして歓喜の瞬間が訪れた。
三好選手のシュートが決まり先制点、均衡がようやく破られた。
程なく前半が終了、フロンターレが1点リードで折り返す。
若きイレブンは主審の判定に不服な様子。
気持ちは理解できるも、後半へ向けて気持ちを切り替えたい。
しかしまぁ、暑いのなんの。
マットをうちわ代わりに扇ぐが、風量は如何ほど？
猛烈な日差しの下、大きな声援を送り続けたサポーターもしばしの休息。
我が撮影機材は全身真っ黒、太陽光を吸収し火傷しそうな熱さ。
温度を下げるべくタオルで包むが、白レンズを持って来るべきであった。
まもなく後半がスタート。若きイレブンがピッチ中央へ移動。
対するサポーターは打ち水をするも、殆ど効果が得られない。
さぁ、頑張って応援と撮影だぁぁぁあぁ・・・（グダッ）
後半も攻撃を仕掛けるフロンターレ、
三好選手も意欲的に右サイドを駆け上がる。
三好選手にボールを集めるフロンターレ。
対する桐蔭学園もマークを集中、簡単にシュートを打たせてくれない。
・・・と、桐蔭学園のカウンターが炸裂。
このシュートはあわや枠内、暑いが冷や汗をかかされる。
桐蔭学園の攻撃を跳ね返し、右サイドに展開のフロンターレ。
三好選手がユニフォームを引っ張られつつも
力強い突破を披露、冷静にボールを折り返す。
中央に折り返したボールを、脇坂選手がシュート。
これは決まらぬも岡本選手が追随、至近距離から豪快に蹴り込んだ！
岡本選手の追加点が決まり、フロンターレが2点目を獲得。
フロンターレの攻撃は止まらない、三好選手が絶妙のスルーパスを披露。
脇坂選手が一気に飛び出すも、後一歩及ばない。
ドリブルで駆け上がる三好選手。
桐蔭学園にボールを奪われても、絶対に諦めぬと懸命に追い掛ける。
桐蔭学園も必死の反撃体制、素早く繋ぎフロンターレゴールに襲い掛かる。
対するフロンターレも黙々と跳ね返し、簡単にゴールを明け渡さない。
場面はフロンターレのコーナーキック、脇坂選手のボールはファーサイドへ。
坂口選手が突っ込みヘディングシュート、
桐蔭学園の意表を突いた一撃は惜しくも決まらない。
後は岡田選手のゴールが見たい・・・が、この日はいささか精彩を欠いたか。
必死に食い下がる桐蔭学園、ミドルシュートを決められ1点返されてしまった。
1点奪われたフロンターレだが、これが闘志に火をつける。
三好選手が気迫のドリブル突破、桐蔭学園ゴールへひた迫る。
フロンターレは中盤からロングパス。ボールは梶田選手の足元に到達。
お、ここで予想外のループシュート！
ふわりと浮いたボールは滑らかに落下、桐蔭学園ゴールへと吸い込まれた。
梶田選手の技ありの一撃でフロンターレが追加点、勝利がぐっと近づいた。
後半も残りは数分レベル、ピッチ上は激しい攻防に突入。
攻撃を止めぬフロンターレ、梶田選手も追加点を狙いにかかる。
試合は程なくタイムアップ。
3-1で勝利のフロンターレ、過酷な一戦を手中に収めた。
勝利を分かち合う若きイレブンとサポーター。この日の勝利で遂に首位浮上。
次節は等々力陸上競技場でジェフ千葉U-18との対決、
最大のライバルを直接対決で下し、一気に突っ走れ！！