清水エスパルス VS 川崎フロンターレ
〜 2014 プレシーズンマッチ 〜
日 時 | 2014年2月16日(日) 13:34 | |||
試合会場 | IAIスタジアム日本平 | |||
天 候 | 晴れ | |||
観 客 数 | 7,223人 | |||
試 合 結 果 | ||||
清 水 | 2 | 前 半 | 1 | 川 崎 |
3 | 後 半 | 0 | ||
5 | 計 | 1 | ||
得 点 者 | ||||
平岡 康裕 | 27分 | 33分 | 森島 康仁 | |
ノヴァコ ヴィッチ |
45+1分 | |||
長沢 駿 | 51分 | |||
ノヴァコ ヴィッチ |
68分 | |||
カルフィン ヨン ア ピン |
88分 |
2014シーズンプレシーズンマッチ、IAIスタジアム日本平にて清水エスパルスとの対戦。
2日前に関東地方に過去最大級の積雪。交通網の乱れなどで開催が危ぶまれるも、
温暖な日本平に積雪は皆無、なので予定通りに開催。
日本平から見渡す駿河湾と富士山の眺望は絶景。
冬場は空気が澄み渡り、過去記憶が無い美しさ。
この日はイベントが盛り沢山、東日本大震災復興支援の前座試合が開催。
芸能人チームと清水OBとのチャリティーマッチ、
なすの被り物でピッチに飛び出すのは、「懸賞生活」でお馴染みの芸人なすび。
そして元日本代表の中田英寿氏の姿。個人的にはこれだけでお腹いっぱい。
前座試合の内容と結果は割愛するが、2ゴールを決めた中田英寿氏のパフォーマンスは一線級。
「中山隊長」こと中山雅史氏も2得点、頭から飛び込む「ゴンゴール」も堪能。
続くは待望のプレシーズンマッチ、フロンターレイレブンがピッチに登場。
宮崎キャンプから帰還後は大雪の影響で練習が出来ず、日本平まで長時間の移動を強いられた。
半ば「ぶっつけ本番」の一戦、控えと若手主体の布陣で挑む。
さぁ、2014シーズンの戦いが今始まる。
大雪によるコンディション不足が心配だが、怪我なく90分間闘いぬこう。
高速道路の閉鎖が長引き、オフィシャルツアーが直前で中止のアクシデント。
それでもビジター側のゴール裏は、くっきりと青いエリアが浮かぶ。
どんな境遇であろうとも、熱心なサポーターは駆けつける。
穏やかな冬空の元、試合開始のホイッスルが鳴り響く。
新戦力を多数揃えての新鮮な布陣、選手たちのプレーが楽しみだ。
右サイドを駆け上がるフロンターレ、金久保選手(背番号18:FW)がボールを折り返す。
続けてパウリーニョ選手(背番号34:MF)がシュート、これはゴール枠を大きく外す。
CBは新加入の谷口選手(背番号15:DF)と福森選手(背番号22:DF)のコンビ。
福森選手が左サイドに展開、前線へロングパスを供給。
福森選手のパスに合わせ、新加入の森島選手(背番号9:FW)が駆け出す。
これは相手GKがセーブ、惜しい場面であった。
序盤は控えめの清水だが、徐々にペースを上げてきた。
フロンターレも守備で対抗するも空振り気味、調整不足の影響だろうか。
左SBは山越選手(背番号25:DF)、ここは清水のブロックに阻まれた。
昨年は出場機会が限定、レギュラー奪取へ絶好のチャンスだぞ。
清水が揺さぶりを仕掛けるも、パウリーニョ選手が得意のインターセプト。
前線へすかさず切り返すも、森谷選手(背番号19:MF)にボールは届かなかった。
清水がボールを繋ぎ前進、右サイドにスペースを与えてしまう。
クロスから長沢選手(背番号9:FW)がヘディングシュート。
ボールはフロンターレゴールのサイドネットを直撃、マークが甘いと危険である。
清水の度重なる攻撃に対し、後手に回るフロンターレ。
コーナーキックのピンチが到来、集中力を高めて防御したい。
清水のクロスが次々に襲い掛かるが、フロンターレは何とか跳ね返す。
最後は杉山選手(背番号1:GK)がセーブ。ここから反撃開始だぁ。
中盤の清水のマークが厳しく、前進を図れないフロンターレ。
武岡選手(背番号17:DF)が一瞬の隙から抜け出しクロスを放つが、誰も呼応しない。
清水は高さを活かす攻撃、ハイクロスからノヴァコヴィッチ(背番号13:FW)のヘッドが襲う!
杉山選手が辛うじてセーブするも、守備に入った福森選手も歯が立たず。
攻撃が鈍いフロンターレ、中盤でボールを奪われてしまった。
清水の反撃に山越選手が対応、吉田選手(背番号28:DF)に懸命に食らい付く。
劣勢が続くフロンターレ、金久保選手も懸命のスライディング。
清水の攻撃は止まらない。長沢選手のシュートが容赦なく襲い掛かる。
再びコーナーキックの危機が到来。サポーターの声でピンチを断ち切りたい。
大きなピンチを断ち切るや、カウンターを仕掛けるフロンターレ。
森谷選手が一気に駆け上がるも、戻った清水の守備陣に阻まれた。
先制点が欲しいフロンターレ、しかし攻撃の厚みが乏しい。
武岡選手が幾度と好機を作るも、後に続く選手がいない。
山越選手がファウルを犯し、清水にセットプレーを献上。
ゴール裏に静かな緊張が走る。サポーターも力強い拍手で立ち向かう。
清水のフリーキックは杉山選手が弾き出すも、こぼれ球を押し込まれてしまった。
清水に先制点を与えたが、試合はまだ前半途中。
まずは同点に追い付くぞ、サポーターも元気に応援再開。
中盤でパウリーニョ選手が粘りを効かせ、右サイドに舵を切る。
武岡選手から金久保選手へボールは託され、中央に鋭く折り返す。
こぼれ球を森島選手がシュート、これは清水のDFに激突。
フロンターレの攻撃は一旦途切れるも、中盤から素早く切り返す。
武岡選手が右サイドをドリブルで浮上、そのままクロスを繰り出した。
逆サイドに構えるは森島選手、豪快なヘッドでボールをねじ込んだ。
同点に追い付いたフロンターレ、ゴールの喜びは最高だぁ。
同点で勢いづくフロンターレ、清水からボールを奪取し速攻。
至近距離からシュートを放つが、櫛引選手(背番号1:GK)がセーブ。
清水も再び反撃開始、危険なボールが続々と放り込まれる。
フロンターレはヘディングで懸命のクリア、谷口選手も守りに忙殺される。
同点直後の勢いは消え、劣勢を強いられるフロンターレ。
ここは我慢の時間帯、粘り強く守り流れを取り戻したい。
場面は清水のコーナーキック、フロンターレに再び緊張が走る。
ゴール前は激しい空中戦、福森選手が決死のクリアに入る。
清水が左右から波状攻撃、フロンターレの守りはかわされる。
それでも何とか防御成功、ここから前進を図りたい。
カウンターを仕掛けるフロンターレ、しかしボールは繋がらない。
プレー全般に緻密さが乏しい、大雪による練習不足は顕著である。
左サイドにかじを切るフロンターレ、山越選手のクロスはブロックされた。
なおも攻撃を続けたが、清水にガッチリと守られてしまった。
・・・あぁ、清水にまさかの追加点を献上。
前半も気付けばアディショナルタイム、この失点は極めて勿体無い。
直後に前半が終了。攻守に渡り歯車が噛み合わぬ。
後半の奮起を期待したいが、調整不足は誰の目にも明白過ぎた。
ハーフタイム中の一コマ。大堀カメラマンがゴール裏に定点カメラを設置。
ゴールネットを揺らす迫力に溢れるショットが誕生なるか。
ピッチ上に選手たちが戻って来た、サポーターも応援を再開する。
後半開始のタイミングで、フロンターレは3選手を交代。
ちなみに今回のプレシーズンマッチは、6名までの交代が許可される。
先制攻撃を仕掛けるフロンターレ、小刻みに繋ぎじ