川崎フロンターレ VS 大宮アルディージャ
〜 2014 J1 第3節 〜
日 時 | 2014年3月15日(土) 15:03 | |||
試合会場 | 等々力陸上競技場 | |||
天 候 | 晴れ | |||
観 客 数 | 13,498人 | |||
試 合 結 果 | ||||
川 崎 | 1 | 前 半 | 2 | 大 宮 |
2 | 後 半 | 2 | ||
3 | 計 | 4 | ||
得 点 者 | ||||
オウンゴール | 12分 | 4分 | 菊地 光将 | |
レナト | 70分 | 29分 | 家長 昭博 | |
大久保 嘉人 | 86分 | 90分 | 菊地 光将 | |
90+3分 | ゙ 永哲 |
2014シーズンJ1リーグ戦第3節、ホーム等々力で大宮アルディージャを迎え撃つ。
随所で早咲きの桜が開花、確実に春は訪れつつある。
この日は家族連れに大人気の「フロンターレ牧場」。
すやすやと眠る子豚さんが美味しそう・・・ではなく、寝顔に癒やされる。
こちらも定番の乳牛さん。乳搾り体験コーナーのためご来場。
お、立派な乳じゃ(笑)。
ハムスターやひよこやヤギさんなど、等々力はプチ動物園に大変身。
どれもこれも可愛いぞ。
そして「新入社員」こと伊藤宏樹さんが、豚のお面を被って活動中。
プロモーション活動がすっかり板についてきました。
公式戦2連敗のフロンターレ、等々力で流れを変える勝利が欲しい。
この日のGKは杉山選手(背番号1:GK)がスタメン、ゴールに鍵をかけてくれ。
残るイレブンもピッチに登場、等々力の舞台は一気に熱を帯びる。
ACLの韓国遠征から日が浅いが、リーグ戦初勝利を分かち合いたい。
澄み渡る青空のもと、早くも飛ばすサポーター。
コアゾーンの最前部にはパイナップルが鎮座。これは新手の必勝祈願?
時は脈々と流れ、試合開始の時が迫る。
ふろん太君が出場停止のジェシ選手(背番号5:DF)のポーズ、勝利の女神に届け。
期待と興奮のキックオフ、杉山選手がサポーターのコールに応えてくれた。
等々力で勝つぞ!勝って勢いを取り戻すぞ。
左SBは登里選手(背番号23:DF)に代わり、福森選手(背番号22:DF)が登場。
プレシーズンマッチの清水戦以来の先発出場、アピールに絶好の機会。
ジェシ選手の代役は中澤選手(背番号7:DF)、早くも前線へパスを供給。
大宮がコーナーキックを獲得、フロンターレに早くも危機が到来。
立ち上がりはしっかりと集中し、大宮の攻撃を跳ね除けたい。
・・・あら?菊池選手(背番号2:DF)の一発でいきなり失点。
凄まじき高さに唖然呆然、抵抗の術も無かった・・・。
出鼻をくじかれたフロンターレだが、早々に気持ちを入れ替えたい。
先ずは同点を目指すべく、熱き応援が再開された。
中盤の攻防戦は大宮が支配、ラドンチッチ選手(背番号20:FW)の高さも侮れない。
大宮の攻勢に苦しむフロンターレ、レナト選手も守勢を強いられる。
再びコーナーキックの危機到来。同じ形でやられてなるものか。
中盤に駆け上がるフロンターレ、中村選手(背番号14:MF)が伸びやかなパスを繰り出す。
小林選手(背番号11:FW)が振り向きざまのシュートを放つが、ボールは右に反れた。
大宮はクロスから、ラドンチッチ選手がヘディングシュート。
この高さは極めて脅威である。
右サイドに展開のフロンターレ、小林選手が右サイドでキープを図る。
対する大宮は中村選手(背番号14:DF)が対応、最後はクリアを許す。
大宮に押し戻されるも、攻撃を緩めぬフロンターレ、
パウリーニョ選手(背番号34:MF)がミドルシュートを放つ。
大宮が強引な縦突破、今井選手(背番号27:DF)のドリブルに対応が遅れた。
ラドンチッチ選手にボールが渡りかかるも、
パウリーニョ選手らが体を寄せ懸命に食い止めた。
右サイドに展開のフロンターレ、ボールを繋ぎ隙を伺う。
中村選手の縦パスに田中選手(背番号3:DF)が飛び出し、ボールを中央に折り返す。
田中選手のクロスが大宮のDFを直撃し、オウンゴールを誘発!
同点ゴールに沸き立つ等々力の舞台、ここから更に突き放すぞぉ。
ボールを支配するフロンターレ、中村選手の縦パスが大久保選手(背番号13:FW)へ。
すかさずシュートを繰り出すも、ボールは高く浮いてしまう。
大宮は菊池選手が縦パスを繰り出し、フロンターレを深くえぐってきた。
そのまま押し込まれそうになるが、最後は杉山選手がセーブ。
北野選手(背番号1:GK)キックはズラタン選手(背番号11:FW)へ到達。
ここは井川選手(背番号4:DF)が対応、ズラタン選手の頭上からブロック。
守備がもたつくフロンターレだが、福森選手が懸命のカバーで難を逃れた。
右サイドを仕掛けるフロンターレ、小林選手が切れ込み田中選手がクロスを放つ。
ゴール前の大久保選手には届かぬも、福森選手がこぼれ球をシュート。
大宮の攻撃を断ち切ったフロンターレ、起死回生の中村選手のパスが炸裂。
伸びたボールにレナト選手が走り出すが、ボールの勢いが勝り過ぎた。
フロンターレがボールを支配するも、大宮も一瞬の隙を狙い反撃。
そこに対するはパウリーニョ選手、ボール奪取能力の高さは伊達ではない。
最前線に陣取る大久保選手、反動を効かせシュートを繰り出す。
これは大宮の選手を直撃、シュートの精度をもう少し高めたい。
北野選手のゴールキックは中盤に落下、ズラタン選手に福森選手がまとわりつく。
ズラタン選手に振り切られそうになるも、井川選手がすかさずフォロー。
一度は難を逃れたフロンターレだが、大宮の攻勢を止められない。
大宮はワンツーから家長選手(背番号41:MF)。するりと抜け出しシュートを食らう。
大宮に追加点を献上、綻びからまたもや失点を招く。
しかしまだまだ前半途中、再び這い上がるぞ!
前半も30分程度が経過。大宮が左サイドをじわりと浮上。
フロンターレの守備は後手に回るも、中澤選手が対応に入る。
ボールを繋ぐフロンターレ、大宮からファウルを誘いフリーキックを獲得。
キッカーはレナト選手、ここはドカンとぶち抜いてくれ!
レナト選手の強烈な一撃は、大宮の選手に接触。
ボールはゴールラインを割り込み、コーナーキックのチャンスが続く。
中村選手のキックはいささか高く、菊池選手がヘッドで弾き返す。
こぼれ球をパウリーニョ選手が蹴り返すも、大宮のゴール枠を外してしまう。
中盤でボールを奪われたフロンターレ、大宮の逆襲を浴びてしまう。
ゴール前の家長選手にはパウリーニョ選手が対応、容易くシュートを許さない。
フロンターレがボールを左右に繋ぐも、大宮の守備網を崩せない。
長時間のパス交換がプレーを難解化させるのか?
いや、パス交換を選択せざるを得ない状況なのか?
前半も残すは5分前後、大島選手(背番号16:MF)が流したボールを小林選手がシュート。
斜め角度からの一撃は大宮が必死の防御、僅かにゴールに届かない。
中村選手のパスは大久保選手へ、強く踏ん張り豪快なミドルシュート。
続けてレナト選手が詰め寄るも、大宮のゴールには及ばない。
追加点を奪えぬフロンターレ、大宮にリードを許したまま前半終了。
支配率は明らかに上回るが、流れがイマイチ作り切れていない印象。
ハーフタイムに登場のふろん太君。一日遅れの誕生日を激写するぞ。
・・・あら?この日に限ってスルーなの??
お、ふろん太君が戻って来てくれた。
ハートマークを激写成功、お誕生日おめでとう(プレゼントはなし)。
前半ビハインドのフロンターレ、一刻も早く同点に追い付きたい。
杉山選手が一番でピッチに復帰、後半は絶対に失点阻止!
残るイレブンもピッチに登場、福森選手に代わり武岡選手(背番号17:DF)を投入。
より攻撃的布陣で後半に挑むフロンターレ、等々力で勝利を!
開始直後に大宮のコーナーキック、立ち上がりは押され気味のフロンターレ。
選手達を引き寄せるには声が要、盛大な声援で後押しに励む。
縦に仕掛けるフロンターレ、小林選手が猛然と駆け上がる。
この場面は菊池選手がブロック、かつての同士に阻まれた。
左サイドから仕掛けるフロンターレ、パウリーニョ選手とレナト選手がシュートを放つ。
大宮からコーナーキックを獲得、この場面を決められるか?
こぼれ球を拾ったフロンターレ、武岡選手が攻撃の隙を伺う。
しかしラドンチッチ選手がボールを奪取、「次」の判断が遅かった。
パスを繋ぐフロンターレ、小林選手のポストプレーに田中選手が反応。
鋭く切れ込みシュート性のパスを放つが、大久保選手には届かなかった。
積極的に繋ぐフロンターレ、大久保選手が倒されフリーキックを獲得。
大宮ゴールまでの距離は長めだが、中村選手のキックが炸裂。
好機が続くフロンターレ、コーナーキックで更にチャンスを伺う。
中村選手が繰り出したボールは・・・、ラドンチッチ選手に阻まれた。
攻め手を止めぬフロンターレ、大久保選手のミドルシュートは菊池選手に接触。
ボールの角度が変化しゴールラインを割り、コーナーキックが再来する。
コーナーキックを連発のフロンターレ、最後は小林選手がシュート。
しかしこれも決まらない、大宮のゴールは依然と遠い。
ケンゴのシュートも決まらない、ボールは支配すれどゴールが遠い。
ここは辛抱の時間帯、粘り強く応援を続けたい。
億劫なので説明はすっ飛ばしたが(恥)、杉山選手が久々にボールに触る。
これだけだとフロンターレが攻め続けているのだが、不思議と得点の形に及ばない。
中村選手が左サイドを浮上し、ミドルシュートを繰り出した。
遠目の一撃は北野選手がセーブ。もう少し大宮ゴールに近寄り、決定的チャンスを得たい。
左サイドで繋ぐフロンターレ、中村選手がワンツーから鋭く切れ込む。
今井選手のブロックを巧みにかわし、中央にボールを折り返す。
中村選手のシュートが決まり、フロンターレが試合を振り出しに戻す。
・・・と思ったらゴールを決めたのはレナト選手、完全に撮影し損ねた(恥)。
大宮が直後に大反撃、カウンターからあわや失点の場面。
続けて大宮がコーナーキック、ここは集中しどころだ。
攻めに攻めまくるフロンターレ。大宮ゴールに幾度と迫り、決定的機会を演出。
場面は中村選手のフリーキック、今度こそ絶対にものにしたい。
次々と仕掛けるフロンターレだが、大宮守備陣の奮闘に屈す。
直後に来場者数が発表。招待券が使える試合にしては少ない印象。
後半も残すは5分程度、互いに疲れが目立ちつつある。
大宮の攻撃はいささか単調、縦パスは井川選手がヘディングでクリア。
フロンターレが起死回生の反撃を披露、中澤選手のロングパスが小林選手に渡る。
大島選手のスルーパスが鮮やかに決まり、裏に抜けた小林選手が渾身のクロス。
ヨシトが、ヨシトが決めた!!!
Gゾーンに突っ走る大久保選手、これぞまさに「等々力劇場」。
悩めるエースが待望の初ゴール、大宮を遂に突き放したぞ!
大逆転劇で歓喜に浸る等々力の舞台、リーグ戦初勝利が見えてきたぞ。
逆転の勢いに乗るフロンターレ、小林選手も貪欲にゴールに迫る。
後半も間もなくアディショナルタイム、アバンテの応援へ向け盛大な歓声が響き渡る。
大宮が左サイドを浮上、パウリーニョ選手がズラタン選手を倒してしまった。
大宮にフリーキックを献上、ここは集中のしどころだ。
緊張感が場内を包む中、家長選手のキックが炸裂。
ファーサイドには菊池選手の姿、このヘッドも止められない!
菊池選手のヘディングシュートが決まってしまい、土壇場で同点に追いつかれてしまった。
同じ手を2度も食らうとは、悔やんでも悔やみ切れない・・・。
だが、まだ試合は終わっていない。
アディショナルタイムは3分。もう一度大宮ゴールを奪いに行くぞ!
中盤で大宮にボールを奪われ、直後に速攻を食らってしまう。
この場面は大島選手がインターセプト、素早く前に切り返したい。
直後に攻め立てるフロンターレ、コーナーキックを獲得したぞ。
コーナーエリアに向かう中村選手に、サポーターは盛大なエール送る。
中村選手のコーナーキックを中澤選手が合わせるも、大宮ゴールに届かない。
直後に大宮が猛反撃、ここは意地でも食らいつけ。
一度はクリアしたかに見えたが、大宮が一瞬にして左サイドに切り返す
゙選手(背番号9:FW)のドリブルに誰も追いつけぬまま、シュートを放たれてしまった。
抵抗の術も無いままに、大宮に逆転ゴールを献上。
何たる屈辱、3試合連続のアディショナルタイムの失点とは・・・。
残された時間は余りにも少なく、悲痛のタイムアップを迎えてしまった。
公式戦3連敗のフロンターレ、逆転弾を決めた大久保選手が愕然と膝をつく。
よもやの敗戦に意気消沈のスタジアム。屈辱の結末にうなだれる選手達。
観客席から飛び交うブーイングの中、中村選手に暖かい拍手が贈られた。
中村選手は腕を左右に振り、「(拍手は)違う」と自らに訴えていた。
一様にうなだれる選手達、重い足取りでGゾーン前に向かう。
Gゾーン前に到着の中村選手。瞳から強い闘志が伝わってきた。
信じているぞケンゴ!前を向いて戦っていこう。
!
フロンターレコールとブーイングが交錯する中、選手達はピッチを後にしました。
次節はオーストラリアでのアウェイゲーム。フロンターレに試練の戦いが続きます。
辛く厳しい現実ですが、選手達を信じて力の限りサポートします。
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:杉山 DF:田中、中澤、井川、福森 MF:大島、パウリーニョ、中村 FW:レナト、小林、大久保 SUB:西部、稲本、武岡、谷口、山本、森谷、森島 |
<フロンターレの選手交代> |
福森>武岡(46分) レナト>山本(89分) |