川崎フロンターレU-18 VS 前橋育英高校
〜 高円宮杯U-18 サッカーリーグ2014 プリンスリーグ関東 第2節 〜
2014年4月13日 等々力陸上競技場
プリンスリーグ2014関東、U-18の熱戦がスタート。
ホーム初戦は等々力陸上競技場にて、強敵前橋育英高校との対戦。
個人的にも今年初の公式戦観戦、若きイレブンの戦いが待ち遠しい。
観客席最前列に掲げられた旗には、歴代のアカデミー戦士達の名前。
彼らの大半は大学4年生、一人でも多くプロの舞台に羽ばたいて欲しい。
ホーム等々力での戦いを前に、若きイレブンがサポーターに挨拶。
初戦は0-1で落としただけに、等々力で公式戦初勝利を。
さぁ、大勢のサポーターの前で暴れてくれ。
この日の激戦の模様も説明は程々で(コラッ)。
開始直後から攻め立てるフロンターレ。
岡田選手も鋭い一撃を披露、前橋育英にプレッシャーを与える。
先制点を得たのはフロンターレ、牧選手が抜け出し鮮やかな一撃。
強敵の前橋育英から先制、最高のスタートに喜びに沸く。
・・・と、16分に前橋育英に追加点を献上。
カメラを外した一瞬の隙を狙われてしまった(無関係)。
気が付けばGゾーンには大応援団が形成。
かつてのJ2時代のアウェイゲームより多人数だ(遠い目)。
攻撃面は長けるフロンターレだが、反面守備に隙間が目立つ。
前橋育英にカウンターを許すが、シュートは深谷選手の正面。
前半は1-1で終了。両者互角の戦いであった。
ホームの利を生かし、後半の爆発に期待したい。
U-18の定番、ゴール裏で子どもたちと応援のふろん太君。
みんなもサッカー選手を目指してね。
ここから後半スタート、前半同様説明無用の写真でお楽しみください(手抜き)。
後半はフロンターレが若干優位、前橋育英のミスにも救われる。
サポーターも大声でイレブンを後押し、早く追加点が欲しい。
幾分飛ばし気味のフロンターレ、動きに精彩を欠いてきた。
前橋育英はコンスタントなプレー、ペース配分は心得ているようだ。
右サイドを駆け上がるフロンターレ、折り返したボールを三笘選手がシュート。
しかしこれはバーを直撃、こぼれ球を押すもゴールを割れない。
前橋育英が強烈な縦突破、長谷川選手が必死のブロック。
しかしこぼれ球を拾われ、至近距離からシュートを浴びてしまった。
前橋育英に追加点を献上、リードを許す展開に。
後半もまだ中間点、先ずは同点に追いつこう。
前橋育英の攻撃が襲い掛かる、フロンターレは苦しい状況に突入。
この危機を絶対に乗り切るべく、サポーターは力強い拍手でエールを送る。
劣勢が続いたフロンターレ、ようやく反撃の糸口を掴む。
ミドルシュートを繰り出すが、前橋育英のプレスに勢いは弱い。
緒方選手が右サイドから渾身のクロス、ゴール前の岡田選手が押し込み同点。
・・・が、これは無情にもオフサイドの判定。
ファウルを犯したフロンターレ、前橋育英に直接FKを献上。
極めて危険な位置ではあるが、ゴールは絶対に阻止するぞ。
が、弾丸シュートがフロンターレゴールに突き刺さってしまった。
これで2点差となってしまい、苦しい局面に突入する。
しかし次が早かった。電光石火の反撃から牧選手がゴール。
若きイレブンの闘志は廃れていない、試合はまだわからない。
両者の激闘は、気付けばアディショナルタイム。残された猶予は僅かである。
懸命にボールを送るフロンターレ、このまま終わってなるものか。
前橋育英ゴールへ向かうフロンターレ、
ファウルを誘い出しセットプレーのチャンス。
残り時間を勘案すると、最後のワンプレーが濃厚。
何としてもゴールを決めて欲しい、サポーターも懸命に願いを込める。
牧選手が繰り出したシュートは、前橋育英のールの左上へ吸い込まれた。
劇的な同点ゴールが決まったぞ!!
試合は直後にタイムアップ、3-3のドローで幕を閉じた。
勝利は逃したが土壇場で追い付き、勝負強さを見せてくれた。
プリンスリーグは強豪揃い、これからも苦しい戦いは続くであろう。
チャレンジャーの気概で立ち向かい、フロンターレ旋風を見せてくれ。