川崎フロンターレ VS 浦和レッズ
〜 2014 J1 第19節 〜
日 時 | 2014年8月9日(土) 19:04 | |||
試合会場 | 等々力陸上競技場 | |||
天 候 | 曇り | |||
観 客 数 | 18,378人 | |||
試 合 結 果 | ||||
川 崎 | 1 | 前 半 | 1 | 浦 和 |
1 | 後 半 | 0 | ||
2 | 計 | 1 | ||
得 点 者 | ||||
レナト | 3分 | 2分 | 梅崎 司 | |
大久保 嘉人 | 78分 |
2014シーズンJ1リーグ戦第19節、ホーム等々力で浦和レッズ戦。
前売り券完売のこの日は「カブの日」新たに生まれ変わった新カブの名前が発表。
新たなカブの名前は?かぶん太?カブゾー?カブ太郎??
「カブ」づくしのフロンパーク、「カブ」になぞらえカブトムシの採集イベントが開催。
私も参加券を購入したので、カブトムシの楽園(?)に潜入取材。
カブトムシの最終エリアの内部。親子連れを中心にカブトムシとふれあい中。
子供よりもむしろ親世代の方が夢中のような・・・。
立派に育ったカブトムシ。川崎でも滅多に見られぬ巨大サイズ。
童心に戻りカブトムシをつかみどり。しばしの間幼年時代に回避。
チケット完売で開門前から長蛇の列。上位対決へサポーターの気持ちも強い。
台風接近で天候悪化が予想されるが、それを感じさせぬ熱気ぶり。
お、早速新カブキャラクターとご対面。
ピーカブーと比較すると丸みが増し、若干小ぶりにリニューアル。
その他にも様々な「カブ」づくし。写真は特別販売の「カブ揚げ」。
大師巻でお馴染みの堂本製菓さんの力作。たくさん売れればレギュラー化もあり得るぞ。
夕刻を迎えたスタジアム。場内は大勢のサポーターで埋まる。
選手達が続々とピッチ入り。前節の課題を糧にホームで勝利を。
毎度の光景はすっ飛ばし(コラッ)、お待ちかねの新カブキャラクターの名称発表。
応募総数は驚きの2,400オーバー。種類もおよそ900と怒涛の数字。
どんな名前になるのかな、わくわくわくわく・・・・。
ん?
んん?かぶれら?
命名「カブレラ」
カブレラ、カブレラ、カブレラ・・・(軽い沈黙)。
野球選手かよ(おいっ)
何はともあれ名称決定。「ピーカブー」改め「カブレラ」がここに誕生。
名付け親にはホンダのスーパーカブが贈呈。おめでとう。
Gゾーンへ向けて走りだすカブレラ。おやおや、結構素早いぞ。
Gゾーン前でサポーターから祝福。おめでとうカブレラと名付け親。
カブレラ、カブレラ、カブレラ・・・ちょっと慣れが必要そう。
さぁ、本題の試合に集中するぞ。
中央のカブは緑から青に変われど、フェアプレー精神の気持ちにゆるぎはない。
命名直後の沈黙はとうに消え、試合開始の時を迎えた。
勝てば首位に勝ち点差1に肉薄、杉山選手(背番号1:GK)よ今日も堅守を見せてくれ。
あらら?早速浦和にゴールを献上。
早くも守備が崩壊なのか???
早い失点に呆然気味、前節柏戦の大量失点が再現?
ホーム等々力でそれだけは嫌だ。気持ちを入れ替え応援するぞ!
前進を図るフロンターレ、中村選手(背番号14:MF)の折り返しを
森谷選手(背番号19:MF)がシュート!
低く鋭い一撃は、浦和のゴールポストに弾かれた。
しかしこれで終わらない、レナト選手(背番号10:MF)が詰め寄りシュート。
瞬く間に同点に追い付いたぞ。
説明をかっ飛ばし前半終了(おいっ・・・)、うだる暑さで書く気が湧いてこない。
試合自体は濃密な攻防戦で見応え満点、。カブレラもご覧の笑顔。
お待ちかねのハーフタイムイベント。この日はバイクが登場。
軽快なエンジン音を響かせ快走スタート。
レーシングバイクの走行にサポーターの視線が釘付け、背後から白バイがさっそうと登場。
レーシングバイクと白バイの夢のコラボが実現、これは何気に凄い!
デモ走行を終えたレーサーと神奈川県警のおまわりさん。Gゾーン前でサポーターの歓迎を受けた。
おまわりさんにはサポーターからDole(様)のパイナップルが贈呈。
サッカーの試合会場とは思えぬレアな光景。これも「等々力劇場」のなせるわざ。
ハーフタイムイベントに夢中になっていたら、選手達がピッチに戻っていた。
ここから後半スタート、暑いから説明はすっ飛ばし気味で(恥)。
一部で体調不良が報道された大久保選手(背番号13:FW)だが、普段と変わらぬ鋭さを見せる。
赤血球の数値が低いとは真実なのか??
浦和に最終ラインの裏を抜けだされるも、杉山選手が外に大きく蹴りだす。
ブラジルW杯終了後からプレースタイルに変化、
明らかにドイツ代表GKのノイアー選手の影響であろう。
浦和ゴールに向かうレナト選手。先制ゴールで勢いが加速、本来の鋭さが戻りつつある。
レナト選手の鋭いクロスに、大久保選手が果敢な飛び出し。
これは浦和に妨害されるも、得点への足音は徐々に高まる。
浦和のファウルを誘い出し、フロンターレにフリーキックのチャンスが到来。
サポーターの大声援の後押しを受け、レナト選手が鋭い一撃。
これは西川選手(背番号21:GK)の正面であった。
中村選手のコーナーキックに、谷口選手(背番号15:DF)が果敢な飛び出し。
浦和の堅守に阻まれはしたが、流れはフロンターレに傾いている。
浦和も直後に反撃を見せるが、フロンターレの最終ラインも粘りの守り。
浦和の折り返しを小宮山選手(背番号8:DF)がブロック、たやすくゴールを許さない。
直後に浦和がビッグチャンス。最終ライン手前からゆるやかなクロス。
そこに飛び込んだのは李忠成選手(背番号20:FW)。至近距離から頭で合わされた!
完璧にやられた・・・と覚悟したが、杉山選手がビッグセーブを披露。
失点の危機を見事に阻止、杉山選手の偉業を称える選手達。
浦和の勢いにフロンターレは危機の連続。左右から危ない場面を迎えてしまう。
杉山選手が安定のセーブを披露、浦和に決定機を与えない。
我慢を強いられ続けたフロンターレだが、直後に大きなチャンスが到来。
右サイドから抜け出しボールは中村選手を経由。
大久保選手へ絶妙のパスが渡り、鮮烈なシュートを繰り出した!
大久保選手が繰り出したシュートは、浦和ゴールを強く貫いた。
劇的ゴールで浦和を突き放す、大久保選手もご覧の大絶叫。
Gゾーンに突っ込み狂喜乱舞。等々力の夜の宴にわく。
リーグ戦の得点王争いも単独首位に浮上、2年連続の偉業も夢ではないぞ。
後半も残すは10分前後、フロンターレは遅ればせながら最初の選手交代。
實藤選手(背番号2:DF)に代わり稲本選手(背番号20:DF)を送り込む。
オーロラビジョンに入場者数が表示。
台風接近の影響で若干伸び悩んだが、ほぼ満員御礼状態。
早く新メインスタンドが完成しないかなぁ。
後半も間もなくアディショナルタイム、フロンターレは田中選手(背番号3:DF)を投入。
浦和の猛攻を跳ね返し、カウンターを仕掛けるフロンターレ。
中村選手が縦に抜け出し豪快なシュート、これは力んでしまったか。
後半アディショナルタイムも3分前後を経過。フロンターレは最後の選手交代。
ジェシ選手(背番号5:DF)をピッチに投入。鋼の肉体で浦和の攻撃を跳ね返せ。
浦和が最後の攻撃を仕掛けるが、フロンターレが一丸の守備で対抗。
サポーターはアバンテの応援をスタート。残る時間はわずかである。
直後に試合はタイムアップ。強敵浦和に見事勝利!
これで首位まで勝ち点差は1。ついに見えてきつつあるぞ。
カブレラが小走りでバックスタンドへ。は、早い・・・(足が)。
川崎市政記念90周年ユニフォーム着用での最後の試合、見事な勝利で締めくくった。
中村選手も感極まりガッツポーズ。何度も繰り返していました。
バックスタンドへ向かう選手達。中村選手がカブレラとハイタッチ。
・・・ケンゴさん、興奮のあまりカブを叩き過ぎ(苦笑い)。
決勝点を決めた大久保選手、インタビューを終えてバックスタンド方向へ走り出す。
リーグ戦の総ゴールも126に到達。おなじみ「ヨシメーター」もカウントアップ。
この日の「お立ち台」はレナト選手。見事な復活弾に満面の笑み。
最後は自らの応援歌で締めくくり。
パイナップルをサポーターから受け取り、笑顔を浮かべるレナト選手。
これは自宅で調理するのかな?
Gゾーン前で選手達で集合。新たな名を得たカブレラとの記念撮影。
カブレラもパイナップルを片手にご覧の笑顔。
何でもアメが好物らしいが、果物はどうなんだろう?
勝利の喜びに沸くスタジアム。最高の一日が幕を閉じた。
次なる舞台はここ等々力でのセレッソ大阪戦。
首位浮上も現実味を帯びてきたが、リーグ戦はまだまだ先が長い。
目先の順位に浮かれること無く、一試合ずつ着実に戦いたい。
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:杉山 DF:小宮山、實藤、谷口、登里 MF:大島、中村、森谷、レナト FW:小林、大久保 SUB:西部、田中、ジェシ、中澤、稲本、金久保、森島 |
<フロンターレの選手交代> |
實藤>稲本(82分) 森谷>田中(89分) 小林>ジェシ(90+3分) |