ヴァンフォーレ甲府 VS 川崎フロンターレ
〜 2014 J1 第30節 〜
日 時 | 2014年10月26日(日) 19:04 | |||
試合会場 | 山梨中銀スタジアム | |||
天 候 | 曇り | |||
観 客 数 | 10,536人 | |||
試 合 結 果 | ||||
甲 府 | 1 | 前 半 | 1 | 川 崎 |
1 | 後 半 | 0 | ||
2 | 計 | 1 | ||
得 点 者 | ||||
阿部 拓馬 | 26分 | 16分 | レナト | |
佐々木 翔 | 80分 |
J1リーグ戦大30節、アウェイ小瀬にてヴァンフォーレ甲府戦。
初冠雪を迎えた壮大な富士山、晩秋の絶景にうっとり。
富士山に見とれてしまい、富士急行線に寄り道。
寿駅付近の有名撮影ポイントでぶらり撮影。
撮影後は吉田のうどんも楽しみ世は満足、既に試合に勝った気分。
小瀬到着前にお腹いっぱいとなりましたが、タイトル獲得の望みを繋ぐ大切なゲーム。
と言いつつハロウィン姿のふろん太とカブレラをついつい激写。
ヴァン君と相撲で一本勝負、はっけよーい・・・。
実際の勝負はこちら。おしゃべりトコトコふろん太VSヴァン君のぬいぐるみ対決。
先輩格のヴァン君に挑むふろん太君。白熱の勝負の行方は如何に?
長丁場の戦いはふろん太君に軍配。カブレラと一緒に大喜び。
開門前にして秋の甲府を満喫し放題ですが、本題の勝負を忘れてはならぬ。
開門と同時に応援準備を開始。手慣れた連携で巨大幕を取り付ける。
観客席最上段のポールに横断幕を装着、ピッチからの見通しも優れ貴重なスペース。
時間をかけつつ6枚の幕を設置完了。ゴール裏の演出に一役買う。
程なくしてフロンターレの選手バスがスタジアムに到着。
絶対に落とせぬ勝負を控え。サポーターの熱い視線が注がれる。
緊張感が高まるゴール裏。怪我で離脱中のジェシ選手(背番号5:DF)が挨拶に登場。
ゴールネットの真裏に直立不動、帽子を外しサポーターに深々と一礼。
ジェシ選手の復帰が待ち遠しい、魂を込めた鉄壁の守りを見たい。
ジェシ選手待っているぞ。再び熱き舞台で共に戦おう。
試合開始までおよそ45分。GKの2選手が登場。
頼むぞリキ(杉山選手:背番号1:GK)、フロンターレに勝利をもたらしてくれ。
続けて残るイレブンが続々とピッチへ足を運ぶ。
この日誕生日を迎えた中澤選手(背番号7:DF)、勝利でバースデーを祝いたい。
難しい戦いはとうに覚悟、敵地で勝ち点3を是が非でも掴みたい。
頼むぞ青黒の選手達、勝利に飢えたサポーターに歓喜を!
日曜夜のアウェイゲームにも関わらず、ビジター席はサックスブルー一色で埋まる。
フロンターレが大好きな同士が小瀬に集結、熱狂的空間を醸し出す。
大宮戦のハットトリック以降、リーグ戦のゴールが遠ざかる大久保選手(背番号13:FW)へ
サポーターは渾身のエールを送る。
頼むぞヨシト!熱きハートで甲府のゴールをぶち抜いてくれ!
アウェイゴール裏に登場のふろん太とカブレラ。
初アウェイの熱気に圧倒気味のカブレラ、想像以上の迫力に直立不動!?
試合前に小雨が舞い込むも、サポーターの熱気で雨雲を追放。
戦う舞台は整った。節なる願いよピッチに向かう選手へ届け。
闘いの時迫る中、両チームの選手達がピッチに登場。
そんな中さり気なく目立つカブレラ。初アウェイらしからぬ堂々ぶり。
タイトルの夢を繋ぐには勝利が絶対、もはや迷いは皆無である。
全力で戦えフロンターレ!敵地で勝ち点3をゲットするぞ!
立ち上がり直後のフロンターレ、守備の不安が見え隠れ。
ルーズボールの処理にもたつくも谷口選手(背番号15:DF)が対応、
ヘディングのバックパスで杉山選手(背番号1:GK)にボールを逃がす。
先制攻撃を仕掛けるフロンターレ・・・のはずが、パスが乱れてしまう。
ピッチ上の選手に力みがあるのか、不安な立ち上がりを目の当たり。
選手達を緊張から解き放すべく、サポーターは大きな声援を送る。
フロンターレが徐々にペースアップ。
左右に展開し大久保選手(背番号13:DF)がファーストシュート。
ミドルレンジからの一撃は甲府のゴール枠を外す。
甲府が鋭い縦突破。阿部選手(背番号9:FW)がドリブルで駆け上がる。
この場面も谷口選手が反応。巧みに体を挟み込む。
最終ラインでボールを回し、攻撃の機会をうかがうフロンターレ。
甲府のプレッシャーは予想外に早く、突破のタイミングが図れない。
右サイドに展開のフロンターレ。低いスルーパスは小林選手(背番号11:FW)と呼応せず。
ここは一旦仕切りなおし。サポーターは切らさず応援を続行。
細かく繋ぐフロンターレだが、いささか窮屈な印象もある。
甲府のゴール前は選手が密集、繊細さが僅かでも欠くとボールを奪われる。
左右に繋ぐフロンターレ、大久保選手のパスを森谷選手(背番号19:MF)がシュート。
遠目からの一撃は精度を欠き、ボールは外に流れてしまった。
直後に甲府がカウンター。左サイドを切り裂きフロンターレのファウルを誘発。
セットプレーの危機を迎えてしまい、フロンターレのゴール裏に緊張が走る。
山本選手(背番号4:DF)のフリーキックは、杉山選手が冷静にキャッチ。
ピンチは早々に消失、再び攻撃するぞー。
甲府の最前線は盛田選手(背番号19:FW)。気迫のプレーを魅せつける。
2001シーズンを共に戦った盛田選手。
13年の時を経てJ1の舞台で激突するとは感慨深い。
フロンターレは徹底的に繋ぐ作戦。大島選手(背番号16:MF)が大きなパスを繰り出す。
縦に大きく浮いたボールに小林選手が走るが、惜しくも届かない。
集中力が乏しいフロンターレ。中盤のキープ力が優れない。
甲府にボールを奪われシュートを浴びる、危ない場面であった。
甲府のプレッシャーに苦しむも、谷口選手のパスを起点に浮上。
左サイドを登里選手(背番号23:DF)が駆け上がり、
甲府のペナルティエリア直前まで浮上。
ボールは大島選手を経由し、右サイドの田中選手(背番号3:DF)に到達。
そのまま駆け上がり鋭いクロス、これは山本選手に弾かれた。
一度はチャンスを逃したものの、田中選手のクロスからチャンスが到来。
甲府のクリアボールを頭で繋ぎ、レナト選手(背番号10:MF)が気迫のボレーシュート!
難しい体勢からの一撃ながらも、甲府ゴールを見事に貫いた。
レナト選手のゴールでフロンターレが先制。ゴール裏のサポーターも大爆発。
リスタート直後に甲府が奇襲を仕掛け、フロンターレの守備乱れてしまう。
この場面は谷口選手が粘りの対応、ジウシーニョ選手(背番号11:MF)を必死に食い止める。
再び攻撃と思いきや、あっさりと攻撃が途絶えたフロンターレ。
甲府の反撃に守備が後手に回り、
石原選手(背番号7:FW)のミドルシュートを浴びてしまう。
フロンターレの連携に緻密さが喪失、攻撃の起点すら見出だせぬ状況。
甲府も絶好機には至らぬも、歯がゆい時間帯に突入する。
甲府からボールを奪取成功、中盤に浮上し森谷選手が起死回生の縦パス。
小林選手が飛び出すも呼応し切れず、ボールは甲府の選手に渡る。
直後に甲府がカウンター。阿部選手が抜け出しヘッドで叩き込む。
やられた・・・と観念するもオフサイドの判定。ここは辛うじて命拾い。
幻の失点で救われたフロンターレ。幸運を攻撃に生かしたい。
しかしパス交換が窮屈なまま。大久保選手へのプレッシャーも厳しく流れを得られない。
前半も25分あまりが経過。両者の膠着状態が続く。
小林選手は引き気味のプレー。甲府の圧力は見た目以上に強そうだ。
直後に暗転のフロンターレ。ジウシーニョ選手のロングパスが襲い掛かる。
甲府の中央突破に完全に対応が遅れ、もたつく間に阿部選手の一撃を食らう。
阿部選手のシュートはフロンターレゴールに突き刺さり、試合は振り出しに戻ってしまった。
しかし試合は前半途中、仕切り直して戦いを続けるぞ!
失点と同時にリズムが一転、フロンターレの連携に緻密さが失せてしまう。
攻守に渡り後手の状況、別物のチームに様変わり。
集中力を立て直したフロンターレ、ボールを繋ぎ攻撃を組み立てる。
しかし最前線への供給が雑、甲府の守備網にまんまとハマる。
攻撃に大胆さを欠くものの、小林選手の突破で甲府のファウルを誘い出す。
フリーキックのチャンスを得たフロンターレ、この好機を生かしたい。
森谷選手が繰り出した弾丸ライナーは、萩選手(背番号1:GK)の攻守に阻まれた。
コーナーキックのチャンスが継続、今度こそ甲府ゴールを貫きたい。
レナト選手の繰り出したコーナーキックに、小林選手が頭で合わせる。
しかしここは及ばない。甲府の壁に阻まれた。
繋ぐサッカーを貫くも、フロンターレのプレーに硬直さが目立つ。
突破を図ると思いきやバックパスを連発、歯がゆい状況が苦々しい。
孤軍奮闘の大久保選手に対し、甲府のプレッシャーは素早く厳しい。
大久保選手が封印されると破壊力が激減、このあたりは研究し尽くされた感が強い。
左サイドを攻め立てるフロンターレ、大島選手との連携でレナト選手が飛び出す。
ゴールライン際から鋭い切り返しを披露。
流れたボールを田中選手が蹴り込むも、甲府のゴール枠を外してしまった。
甲府が直後に右サイドを浮上、狭い空間を粘りのボールキープ。
対するフロンターレは登里選手が対応。。ライン際で必死にボールを掻き出す。
右サイドに逃れたフロンターレだが、田中選手が不覚のボールロスト。
直後に反撃を食らうも必死のクリア、何とか失点だけは免れた。
前半も残すはごく僅か。大島選手のパスから左サイドに展開。
後方から駆け上がった登里選手がクロスを放つも、構える大久保選手には届かない。
甲府は徹底した右サイド狙い、攻撃の枚数は少ないが粘りの繋ぎ。
ジウシーニョ選手が突破を図るも、登里選手が追随して好機を潰す。
前半何時しかアディショナルタイム、甲府がフリーキックを獲得。
山本選手が繰り出したボールを盛田選手がヘッド。
あわや「恩返し弾」を食らう羽目に。
直後に前半がタイムアップ。1-1の同点で試合を折り返す。
先制点を得るもその後の運びが優れぬフロンターレ、後半も苦戦は必然なのか。
応援の疲れを癒やすサポーター、ふろん太とカブレラが眼前に登場。
あれ?ヴァン君とフォーレちゃんは??
おっと、お待ちかねの2匹が遅れて登場。
この車に4匹(?)が一緒に乗れば、最高の写真が撮れたのに・・・。
うむ、4匹(?)同時では車が重さで潰れそう。
ハーフタイムは瞬く間に過ぎ、後半の戦いが間近に迫る。
フロンターレは田中選手に代えて中村選手(背番号14:MF)を投入。
頼むぞケンゴ!必殺のパスで甲府の壁を切り裂け。
後半開始のホイッスルが響く、必ずや勝ち点3を持ち帰るぞ!
中村選手の投入で変化を期待するも、フロンターレの動きは今ひとつ冴えない。
中盤の乱れからセットプレーを献上、ここは気持ちを引き締めたい。
甲府が右サイドを浮上、後手に回るフロンターレ。
石原選手の浮かしたパスは杉山選手がセーブ。
対するフロンターレも左サイドを攻略。大久保選手がキープし中村選手が前に繰り出す。
森谷選手がトラップから折り返しを図るが、ジウシーニョ選手に潰された。
立て続けに前に繰り出すフロンターレだが、前線の選手と呼応しない。
中村選手のパスは伸びが強く、萩選手がガッチリと抑えこむ。
直後に甲府のカウンターが炸裂、マルキーニョス パラナ選手(背番号5:DF)が抜け出しクロス。
ゴール前にはフリーの盛田選手。強烈なヘッドであわや「恩返し弾」の献上寸前。
防戦が続くフロンターレ。小林選手も中盤までポジションを下げざる得ない状況。
甲府のチェックは依然と厳しく、攻撃の起点すら見出だせない。
中盤を繋ぐフロンターレ。大久保選手が起死回生のパスを放つ。
レナト選手が飛び出しを図るも、オフサイドの判定に万事休す。
甲府も即座に反撃開始、ショートコーナーから一気に叩き込まれる。
至近距離から強引にゴールネットへ押し込まれるも、
オフサイドの判定に辛うじて救われた。
田中選手混戦で負傷、ピッチに倒れこむ姿を心配そうに見つめるサポーター。
結局このまま復帰は果たせず、数分後に小宮山選手(背番号8:DF)と交代。
次々と仕掛けるフロンターレ。中村選手のミドルシュートも炸裂する。
徐々にではあるが流れは傾きつつある。しっかりと戦況を見届けたい。
好況を期待するも流れは即座に暗転、甲府が再び猛攻を仕掛ける。
フロンターレは体を張った守りで対抗、苦しい場面が連続する。
甲府の守備を掻い潜り、懸命に繋ぐフロンターレ。
右サイドに展開し大島選手が突破を図るが、ライン際のクロスは跳ね返された。
場面はフロンターレのフリーキック。距離はあるが甲府ゴールの真正面。
中村選手が転がしたボールを大久保選手がシュート。甲府の壁に阻まれ撮影ならず(汗)。
両者の攻防が繰り返されるも、互いに決定機には至らない。
小林選手も得意の飛び出しは影を潜め、持ち味はなかなか発揮出来ない。
中央を切り裂くフロンターレ、右サイドから小宮山選手がクロスを披露。
ハイボールをレナト選手が頭で合わせるも、小林選手には届かない。
甲府の反撃に手を焼くも、攻撃の手を止めぬフロンターレ。
中村選手のスルーパスに大久保選手が反応、これはタイミングが合い切れず。
甲府が大胆な縦突破。フロンターレの最終ラインは応対が遅れた。
中村選手が戻りフォローに入り、危険の芽を摘み取った。
左サイドを粘るフロンターレ、最後は登里選手が渾身のクロス。
それなりに攻め続けてはいるものの、甲府の守備を崩すには至らない。
手に汗握る攻防戦が続き、後半も残すは10分余り。
場面は甲府のコーナーキック。大きな声援で守備を後押ししたい。
強い緊張感が走る中、山本選手のフリーキックが繰り出された。
至近距離から佐々木選手が気迫のヘッド。完全にマークが外れてしまった。
至近距離からの一撃に抵抗の術もなく、逆転ゴールを献上。
小瀬の地に甲府サポーターの歓喜の雄叫びが響く。
J1残留へ必死の甲府だが、フロンターレもタイトル獲得へ必死の思い。
このままやられてなるものか!気持ちを引き締め応援再開。
奇襲を仕掛けるフロンターレ。しかしこれは通用せず。
直後にフロンターレは最後の選手交代。
森谷選手に代わり森島選手(背番号9:FW)を投入、頼むぞデカモリシ!
逆転が必須のフロンターレ、中村選手が右足を鋭く振り抜く。
森島選手が最前線に飛び出すも、甲府の圧力に動きを阻まれた。
リードを得た甲府であるが、攻撃の手は一向に緩めない。
もたつくフロンターレを尻目に新井選手(背番号8:MF)が豪快な一撃。
両サイドを攻め上がるフロンターレ。サポーターも懸命の後押しを継続。
残された時間は恐らく10分弱、逆転のチャンスは十分に残る。
甲府は徐々に時間を稼ぐも、隙あらば攻撃を仕掛けてくる。
盛田選手の動きに衰えは見られない。緊迫の守りを強いられる。
気が付けば後半もアディショナルタイム。残された猶予はごく僅か。
タイトル獲得の希望を繋ぐには、ここで諦めるわけにはならない。
強引に切り裂くフロンターレ、小林選手がライン際から切り返す。
・・・が、甲府のガードに阻まれた。
絶体絶命のフロンターレだが、中村選手のコーナーキックにすべてを託す。
杉山選手がゴールポストを飛び出し、捨て身の空中戦。
こぼれ球を中村選手がクロス、谷口選手が果敢な空中戦を挑む。
これは萩選手がパンチング。どうしてもシュートに至らない。
もはや後が無いフロンターレ。登里選手が渾身のミドルシュート。
・・・が、ボールは大きくそれてしまった。
直後に試合はタイムアップ。甲府に苦杯の逆転負け。
下位相手に勝ち点を積み重ねられず、極めて痛い結末であった。
敗戦にうなだれる選手とサポーター。無念の思いが胸に詰まる。
・・・と、甲府駅からの終電に急ぐべく、急いで抜け出しごめんなさい。
終電より一本前の電車に間に合いましたが、悔しさは募るのみ、はぁ。
<フロンターレの出場メンバー> |
GK:杉山 DF:田中、實藤、谷口、登里 MF:山本、大島、森谷、レナト FW:小林、大久保 SUB:新井、中澤、小宮山、稲本、パウリーニョ、中村、森島 |
<フロンターレの選手交代> |
山本>中村(46分) 田中>小宮山(60分) 森谷>森島(83分) |