川崎フロンターレU-18 VS JFA福島アカデミー
〜 ジャパンユースPUMAスーパーリーグ 2015 〜
2015年1月25日 時之栖裾野グラウンド
ジャパンユースカップ2015、高校生世代の底上げを目指して設立された実戦舞台。
試合会場の時之栖裾グラウンドのC面に到着、澄み渡る空に冴える富士山が美しい。
試合開始まで30分余りであるも、ピッチ上に選手達の姿が見当たらない。
キックオフ直前に開催グラウンドが変わる事が珍しくなく、駆けつけたサポータをやきもきさせるも。
確認したらCグランドで間違えないとの事、横断幕の装着に取りかかる。
横断幕の装着場所は検討の結果、サイドエリアの一角に決定。
掲出後にフロンターレが逆サイドであるのに発覚したが、まぁ良しと言うわけで。
フロンターレの将来を担う若きイレブンの戦いをご覧ください。
個人的にも2015年初の試合観戦、チームの仕上がり具合が楽しみ。
攻撃を仕掛けるフロンターレ、渡邉選手が抜け出しシュートを放つ。
相手の裏を華麗につくも、このシュートは決まらない。
あら?フロンターレが呆気なくゴールを献上。
GKの名良橋選手のキックから連携ミスを招き、
ボールを奪われ失点。実に勿体無い。
気を取り直したいフロンターレであるが、サイドの甘さを狙われてしまう。
鋭いクロスがフロンターレゴールを襲いにかかる。
ピンチが続くフロンターレ、直後にコーナーキックの場面を招く。
序盤から苦境の連続、守備陣が懸命の守りをみせる。
JFAアカデミーの攻撃が止まらない。右サイドから再三のクロスが襲い掛かる。
ゴールまで距離があるとはいえ、この布陣は正直いただけない。
ようやく反撃のフロンターレ。猪狩選手がサイドを鋭く切り裂く。
ドリブルで持ち込み折り返すも、この好機は生かせない。
素早いパスワークで攻撃を組み立てるフロンターレ。
対するJFAアカデミーも集中した守備で対抗、決定的なパスが繋がらない。
U-15から飛び級参加の宮代選手。後で聞いたらなんと中学2年生。
高校生顔負けの堂々たるプレー。まじめに高校生にしか見えない・・・。
前半は1失点で終了。攻守の修正は見られたが、JFAアカデミーを崩すには至らなかった。
後半開始に先立ち、ボードで指示を送る今野監督。
後半はいかなる戦いを仕掛けるのであろうか。
程なく後半が開始、フロンターレは2選手を交代し勝負に挑む。
後半開始直後からJFAアカデミーの攻撃が炸裂、早くも苦境のフロンターレ。
必死にボールを跳ね返し、辛うじて失点を免れた。
直後に反撃のフロンターレ、縦に繋ぎJFAアカデミーのゴールへ迫る。
互いに積極的な攻撃を披露、フロンターレの攻撃も活気が増す。
パスの精度も徐々に向上、ゴール前に飛び出すシーンも多くなる。
猪狩選手のパスに宮代選手が反応、JFAアカデミーの裏に華麗に抜け出す。
至近距離から決定的なシュートを繰り出すが、相手GKのファインセーブに阻まれた。
JFAアカデミーの乱れに生じ、攻撃を畳み掛けるフロンターレ。
栗脇選手のパスから渡邉選手が抜け出し、至近距離からシュート。
相手GKの動きを見据えた冷静なシュートは、ゴールマウス下へと吸い込まれた。
実に美しいゴールシーン、今シーズンの活躍を大いに期待。
JFAアカデミーに攻め込まれる時間帯を招くも、新居選手が体を貼ったセーブを披露。
JFAアカデミーは数名の選手を一気に交代。
練習試合ではあり得るケースだが、準公式戦にしても割りと珍しいシーン。
フロンターレの攻撃が続いたものの、JFAアカデミーのカウンターを浴びる。
守備陣の戻りが遅れたものの、新居選手のセーブで失点を阻止。
右サイドに展開のフロンターレ、田中選手のドリブルで一気に前線へ浮上。
至近距離からシュートを繰り出すも・・・力んだか枠を外してしまった。
後半はフロンターレの1ゴール止まり。試合は1-1のドロー。
ふと富士山を見渡すと、いつしか厚雲で覆われておりました。
ここからは練習試合。その模様を少々ご紹介。
しかし雰囲気は公式戦さながら、一瞬30分×3本と勘違いしたほど。
中学2年生の宮代選手が大爆発。見事2ゴールを叩き出した。
何れのシュートも実にパワフル、将来が楽しみな逸材。
戦いを終えた若きイレブン、応援に駆けつけたサポーターに深々と一礼。
今年もアカデミー世代の試合を多数応援したいなぁ。