ヴァンフォーレ甲府 VS 川崎フロンターレU-18
〜 高円宮杯U-18サッカーリーグ 2015プリンスリーグ関東 第2節 〜
2015年4月19日 昭和町押原公園グラウンド
2015プリンスリーグ関東 第2節、
川崎フロンターレU-18はアウェイにてヴァンフォーレ甲府との対戦。
試合会場となる昭和町押原公園は身延線の国母駅が最寄り駅。
こじんまりとした無人駅に別れを告げ徒歩移動。
歩くこと20分あまり、昭和町押原公園に到着。
グラウンドが真っ先に視界入り、迷うことなくピッチ脇に移動。
程なくして若きイレブンが登場、黙々とアップに勤しむ。
空からは小さな水滴が落下、どうも雨に見舞われそう。
前日のアウェイ仙台戦を終えた応援団もグラウンドに到着、グラウンドの一角に小幕を装着。
これで臨戦態勢は整った。
2015シーズンプリンスリーグ初観戦、フレッシュな選手達の戦いぶりをご覧ください。
あぁ・・・、雨が本降りになってきた・・・。
開始直後から攻め立てるフロンターレ、甲府ゴールを立て続けに襲い掛かる。
攻撃面のみならず、積極的な守備も光る。
キャプテンマークを巻くのは3年生となった長谷川選手、
昨シーズンに続き守備の中心選手。
場面はフロンターレのフリーキック、長谷川選手のキックが炸裂。
点取り屋の渡邉選手が甲府ゴールに詰め寄るが、甲府のGKがセーブ。
パスを多用し攻撃を組み立てるフロンターレ、戦術面ではトップチームとの類似点が多い。
場面はフロンターレのコーナーキック、甲府のクリアボールを拾いシュートを狙う。
対する甲府も守備の枚数を増やし、シュートコースを塞ぐ作戦。
立て続けのコーナーキックの好機を逃したフロンターレ、直後に甲府のカウンターを浴びる。
コーナーキックから危ない場面を招くも、この場面は守備陣が奮闘。
試合を優勢に進めるフロンターレだが、ファウルから甲府にフリーキックを献上。
ゴールとの距離は比較的遠いが、真正面なだけに油断は禁物。
甲府の選手が繰り出したキックは、フロンターレゴールへと吸い込まれてしまった。
予想外の形で失点を献上するも、まだまだ前半途中である。
まずは同点に追いつくべく、積極果敢に攻め込むフロンターレ。
長谷川選手のロングパスに選手が飛び込むも、甲府のDFに阻まれた。
億劫なので途中から説明は割愛(恥)、1失点の形で前半を終了。
攻撃の主導権を握るも甲府の守備を崩し切れず、後半の巻き返しに期待したい。
ハーフタイム中のフロンターレの選手達、今野監督の指示に耳を傾ける。
試合の運び自体は悪くない印象、ゴールへの形作りを確立させたい。
対するサポーターは何故か相撲大会。上手投げで三六丸の勝利。
程なく後半スタート。若きイレブンの奮起に期待したい。
肝心の雨は降り止まず、目の前のネットも加えて過酷な撮影環境。
(写真が緑がかっているのはネットの影響です)
先制攻撃を仕掛けるフロンターレ、同点へ追いつくべく強き意志が伝わる。
甲府も徹底した守備で対抗、フロンターレの攻撃を封じ込めた。
岸選手がドリブルで浮上、小気味良いシュートを繰り出した。
甲府ゴールは揺らさずもコーナーキックを獲得。
甲府ゴール前は混戦に突入。伊従選手と渡邉選手がボールに絡む。
甲府も体を寄せて対抗、シュートを容易く打たせてくれない。
攻撃の要となる岸選手に対し、甲府の選手が素早くガードに入る。
厳しい守備を掻い潜りシュートを狙うも、いささか分が悪い状況。
コーナーキックを皮切りに、甲府に攻め立てるフロンターレ。
三笘選手が豪快なシュートを放つも、甲府のゴール枠を外す。
繋ぎがダメなら個人技を披露、三笘選手がドリブルで中央突破を図る。
この場面は甲府の選手が挟み撃ち、なかなかゴールに届かない。
ゴール前の抜け出しに抜群のセンスを誇る渡邉選手。
しかし甲府の守備に苦慮、決定的場面を演出ならず。
フロンターレは大胆なサイドチェンジ、武田選手のパスに島崎選手が反応。
この場面はいささか無理があったか、ボールを抑え切れなかった。
白熱の一戦は刻々と進み、残す時間も僅か。
フロンターレは甲府ゴールの真正面でフリーキックを獲得。
絶好の位置なだけに、是が非でもゴールを奪いたい。
最後まで攻め続けたフロンターレであったが、甲府の守備を崩せぬまま試合終了。
甲府に無念の惜敗、セットプレーからの失点に涙をのんだ。
開幕戦に続く勝利は飾れぬも、雨中の奮闘に拍手。
今年のプリンスリーグも過酷な戦いの予感、出来る限り応援に駆けつけたい。