昌平高校 VS 川崎フロンターレU-18
〜 高円宮杯U-18サッカーリーグ 2015プリンスリーグ関東 第7節 〜
2015年6月27日 昌平高校グラウンド
2015プリンスリーグ関東 第7節、川崎フロンターレU-18は昌平高校との対戦。
東武線を乗り継ぎ日光線の杉戸高野台駅から徒歩移動。
途中方向を間違えたものの、スマホの地図を頼りに昌平高校へと向かう。
昌平高校は全国大会にも出場する強豪校。なかなか手強そうな相手である。
校門前には生徒さんの姿、挨拶をしたらグラウンドの場所まで案内してくれました。
現地はあいにくの小雨交じりも、人工芝のグランドは排水性に優れる予感。
若きイレブンがアップへ向かう傍ら、フロンターレのサポーターも続々と現地入り。
アップに勤しむイレブン達、一ヶ月ぶりの観戦なだけに成長ぶりが楽しみ。
程なくして川崎から横断幕が到着。ゴール裏の片隅に設置完了。
小雨が降りしきる中、試合開始のホイッスルが響く。
この日のキャプテンは岸選手、赤いキャプテンマークがお似合いだぁ。
キャプテンマークを装着した岸選手が、早速昌平高校を攻め立てる。
左サイドを駆け上がり強烈な一撃、惜しくもゴールを捉えない。
間髪入れず攻め立てるフロンターレ。左サイドを徹底して切り崩す。
藤井選手の強烈なシュートが、昌平高校のゴールへと突き進む。
藤井選手のシュートが鮮やかに決まり、フロンターレが幸先良く先制点を確保。
目標とする選手は大久保嘉人選手、今後の活躍が楽しみな高校2年生。
なおも攻め立てるフロンターレ、藤井選手が貪欲に追加点を狙う。
写真のシュートは惜しくもポストを直撃、僅かに得点に及ばなかった。
圧倒的にフロンターレU-18が優位と思いきや、昌平高校が大胆なカウンターを披露。
これは難を逃れたものの、GKの名良橋選手はおかんむり。
決定的危機を断ち切ったフロンターレ。その後は安定した試合運びを見せる。
三笘選手が追加点を叩き出し、昌平高校から2点のリード。
昌平高校も反撃を試みるが、フロンターレの守備は大きく崩れない。
CBの伊従選手も安定の守り、高校1年生ながら抜群の存在。
いわゆる「点取り屋」の渡邉選手だが、プレーの幅も広がりを見せる。
コーナーキック崩れのこぼれ球を大きくクリア、守備面の意識も見逃せない。
前半は20分少々経過、主審がプレーを中断し給水タイム。
体感気温的には控えめだが、湿度の高さを考慮しての判断であろうか。
昌平高校が執拗に攻めつつも、フロンターレも集中力を切らさない。
岸選手もこの場面は守備に切り替え、昌平高校の好機を断ち切った。
そんな訳で前半は2-0で終了。相変わらずの説明不足ですいません(汗)。
フロンターレがボールを多く支配するも、守備を立て直した昌平高校から3点目以降は奪えなかった。
昌平高校を攻め続けたフロンターレだが、守備面ではいささか課題が見える。
集中力を欠き昌平高校に攻め込まれるシーンが散発、後半の修正が注目点。
骨折をして長期離脱を強いられた長谷川選手ですが、ギブスも外れ笑顔を見せる。
復帰時期は不明ですが、遠い先の話では無さそうな気配。
試合は間もなく後半開始。フロンターレは中学3年生の宮代選手を投入。
更に攻撃的な布陣で、昌平高校から追加点を奪いたい。
という訳で後半終了(おいっ・・・)、両者得点を奪えず2-0でフロンターレの勝利。
細かい課題は残るものの、堅実な戦いで敵地での勝ち点3を確保。
激戦を終えた昌平高校のイレブン達、フロンターレサポーターの前で深々と一礼。
11月の対戦では麻生グラウンドで待っているよー。
若きフロンターレイレブンの勝利を見届け、トップチームの試合会場であるカシマサッカースタジムへ移動。
試合終了と同時に大粒の雨、駅まで戻る道が辛いのぉ。