東京ヴェルディユース VS 川崎フロンターレU-18
〜 高円宮杯U-18サッカーリーグ 2016プリンスリーグ関東 第15節 〜
2016年11月26日 ヴェルディグラウンド
2016プリンスリーグ関東 第15節、
2ヶ月ぶりの再開となるゲームは東京ヴェルディユースとの対戦。
試合会場のヴェルディグラウンドに到着すると、若きフロンターレイレブンがアップ中。
久しくU-18の試合から遠ざかるも、チームの状態は良好な模様。
リーグ戦は残り3試合、プレミアリーグ参入戦へ向け落とせぬ勝負となる。
ピッチ脇に横断幕を取り付け、応援準備は整った。
試合前に若きイレブンが整列、今日も全力勝負を!
フロンターレU-18は高校2年生以下がスタメンの主役、やはり受験の影響?
若きイレブンの戦いを写真で振り返ります(説明・・・)。
先制攻撃を仕掛けるのは、名門東京ヴェルディユース。
選手たちは喪章を装着してのプレー。
東京ヴェルディユースが切れ込みを図るも、高吉選手が対応しクリア。
高校1年生ながら冷静なプレーを披露する。
フロンターレU-18の中心となるのは、来シーズンにトップ昇格の田中選手。
しかし動きが冴えない印象、元々ペースアップは遅い方ですが。
カウンターを仕掛けるフロンターレ、ハイボールにDFの新井選手が飛び出す。
果敢に頭で狙うも、これは相手GKがセーブ。
対する東京ヴェルディも速攻で対応。フロンターレの寄せの弱さを突いてくる。
一気にゴールまで迫られるも、最後はGKの早坂選手がセーブ。
東京ヴェルディユースの度重なる攻撃に、フロンターレは後手に回る流れ。
最終ラインが懸命に踏ん張るも、明らかに分が悪い。
場面は東京ヴェルディユースのコーナーキック。
鋭いボールがフロンターレゴールに迫るも、世代別代表の宮代選手が頭でクリア。
反撃に転じたいフロンターレだが、ギクシャクした流れが続く。
東京ヴェルディの厳しいプレッシャーも加わり、思うような攻撃を見せられない。
幾分持ち直したかに見えたフロンターレだが、東京ヴェルディユースにサイド突破を許す。
狭い角度ながらも鋭い一撃が襲いかかる!
豪快な一撃はフロンターレのゴールを大きく揺らし先制点を献上。
一瞬の油断が招いた失点撃、実に悔やまれる。
試合は程なく再開されるも、フロンターレの攻撃は噛み合わない。
そんな間に東京ヴェルディがサイドを突破。強烈なシュートが再び襲いかかる!
まさかの連続失点撃、試合は序盤にして2点のビハインド。
一体どうしたフロンターレ!?
フロンターレは動揺が止まらぬのか、同じような形でサイドからシュートを浴びる。
これはゴール枠を外したものの、リプレイの如く劣勢から脱したい。
早坂選手のゴールキックはピッチ中央部へ落下。こぼれ球をフロンターレがすかさず拾う。
そのまま一気に縦突破、村田選手が至近距離からシュート!
・・・が、これは相手GKのファインセーブに遭遇。
不意打ちを決め損ねたフロンターレ、嫌な予感が漂ってしまう。
試合の流れは再びヴェルディに傾き、フロンターレはコーナーキックのピンチ到来。。
折り返したボールは早坂選手がセーブ。悪い流れを早々に断ち切って欲しい。
その後もヴェルディの攻撃を浴び、劣勢を強いられ続けるフロンターレ。
道本選手を下げて山田選手を投入、早々の選手交代に踏み切った。
この選手交代が功を奏したのか、直後にフロンターレが同点弾。
村田選手が相手GKをかわしてシュート、まずは1点取り戻す。
得点後の説明は一気に割愛(汗)、1点ビハインドで前半を終了。
キャプテンの田中選手の調子がもう一つの印象、彼の活躍が明らかに鍵を握る。
ハーフタイム中の一コマ、ボードを手に若きイレブンに語る今野監督。
ピッチを挟んだ反対側、その内容はさすがに不明。
と言うわけで後半戦がスタート、引き続き説明少なめでお楽しみください。
時刻は午後4時、この季節は冷え込みに加えかなりの暗さ。
必死に仕掛けるフロンターレ。宮代選手がヴェルディの守りを強引に突破。
直後のシュートは相手GKのファインセーブに阻まれた。
前半とは様相が打って異なり、度重なる攻撃を仕掛けるフロンターレ。
コーナーキックからのボールを高吉選手がヘディングで落とし、こぼれ球を田中選手がシュート。
説明は更にすっ飛ばすも(恥)、宮代選手のシュートからコーナーキックを獲得。
キッカーは小川選手、何度もキックを繰り返しボールの精度も上がってきた。
繰り出されたボールに田中選手が反応、右足を伸ばしボレーシュート。
・・・が、その後を押し切れなかった。
決定機を逃したフロンターレだが、攻撃の意欲は衰えない。
田中選手も盛んにシュートを放ち、フロンターレに流れをもたらす。
後半も残り時間は刻々と減少、フロンターレはDFの伊従選手を投入。
高さを活かしたパワープレーで攻撃の幅を広げる作戦。
試合も残すは数分程度、攻撃の手を止めぬフロンターレ。
サイドから繰り出された縦方向のクロスに、田中選手が頭で合わせてきた!
田中選手の土壇場のシュートが決まり、フロンターレが同点に追いついた。
残り時間はかなり少ないが、ここから逆転劇に持ち込みたい。
その後も試合は激しく動くも、互いにゴールを決めれずタイムアップ。
試合は2-2の引き分け、あと一歩足りなかったか。
激闘を終えた若きイレブン。東京ヴェルディの選手がフロンターレサポーターに一礼。
そしてフロンターレU-18の選手達も深々と一礼。
ちょっぴり残念な結末でしたが、残り2試合も全力で戦おう。