前橋育英高校 VS 川崎フロンターレU-18
〜 高円宮杯U-18サッカーリーグ 2016プリンスリーグ関東 第17節 〜
2016年12月4日 前橋育英高校グラウンド
2016プリンスリーグ関東 第17節、北関東の雄、前橋育英高校との対戦。
高崎問屋町駅から徒歩で50分、人工芝のグラウンドに到着。
グラウンドに到着してピッチを見渡すと、一角で選手とスタッフがミーティング。
この時点で4位の川崎フロンターレU-18。
シーズン終了時に上位3チームに参加資格が得られるプレミアリーグ参入戦へ向け
引き締まった空気が漂ってくる。
若きイレブンがウォームアップ。選手たちの表情はいつもと同様の穏やかぶり。
グラウンドの一角にはアカデミーの横断幕。そして喪章風の幕も掲出。
11月に発生した南米コロンビアでのチャーター機墜落事故で逝去された
アルトゥール マイア選手(2015シーズンに川崎フロンターレに在籍)を追悼するもの。
マイア選手・・・、本当に天国に旅立ってしまったのか・・・。
間もなく試合開始、敵地での勝利を得るべく若きイレブンがピッチに登場。
アルトゥール マイア選手への追悼の意味を込め、フロンターレの選手は喪章を装着。
一例を終えた選手たち。円陣を形成してチャーター機墜落による犠牲者を黙祷。
前橋育英高校の選手たちもご協力いただき御礼申し上げます。
プレミアリーグ参入戦の座をかけ、残り2節の熱い戦いがスタート。
試合の模様は・・・、お疲れ気味なので写真でごめんなさい(恥)。
ちなみに先発メンバーはこちらです。
GK:早坂勇希
DF:小川真輝、高吉正真、新井秀明、川崎晶弘
MF:池谷祐輔、田中碧、大曽根広汰、村田聖樹、栗脇拓人
FW:宮代大聖
・・・な訳で、前半戦は説明ゼロでした(汗)。
スコアは両者無得点、川崎フロンターレユースが優位に試合を進めつつも、
前橋育英高校を崩しきれない45分間でした。
ハーフタイム中の選手たちの模様。特段目立った様子は見られない。
遠目から見た限りでは、今野監督からの指示を淡々と耳に入れている感じ。
程なく後半がスタート。フロンターレは栗脇選手に代わり山田選手を投入。
引き続き説明ご無用(書いていないだけ)の写真をご覧ください。
前橋育英もようやくペースを掴んだのか、フロンターレのゴールを幾度と脅かす。
両者互角の様相、前半以上の厳しい戦いを予感させる。
前橋育英の選手がファウルで警告。2度目のイエローカードを受け退場処分。
数的優位に立ったフロンターレ、この立場を生かしたい。
攻勢を仕掛けるフロンターレだが、宮代選手が警告を受けてしまう。
写真だけだと故意な感じには見えないが、ちょっと勿体無い。
一人少ない前橋育英、それでも好機見れば仕掛けてくる。
セットプレーの場面はフロンターレの守りが乱れ、ちょっと冷や汗をかかされた。
中盤でこぼれ球を拾い、繋いで仕掛けるフロンターレ。
池谷選手のクロスはクロスバーの直下、これが入っていれば・・・の願いは少々甘い。
試合も気がつけば後半アディショナルタイム。
フロンターレは数的優位を生かしきれず、両者無得点が延々と続く。
前橋育英が捨て身の攻勢、これはGKの早坂選手がセーブ。
残り時間はごく僅か、一気に仕掛けるぞ!
カウンターに転ずるフロンターレ、前橋育英の守備網の薄さを一気につけ込む。
そして最後に飛び出したのは村田選手!
村田選手が土壇場で先制弾!均衡は遂に打ち破られた。
残り時間は本当にごく僅か、果たしてこのまま逃げ切れるか!?
試合は程なくタイムアップ。土壇場のゴールで前橋育英に劇的勝利!
極めて苦しい戦いでしたが、敵地で勝ち点3をゲット。
プリンスリーグも残り1試合。最終節はホーム等々力での戦いです。
最後まで全力勝負だ!川崎フロンターレU-18。