作陽高校 VS 川崎フロンターレU-18
〜 ジャパンユースPUMAスーパーリーグ 2017 〜
2017年1月21日 時之栖裾野グラウンド
ジャパンユースカップ2017、川崎フロンターレのU-18の開幕戦は作陽高校との対戦。
今年も恒例の時之栖グラウンド参り。御殿場線の岩波駅から徒歩50分あまり。
試合会場のE-2グラウンドへ移動。全面天然芝で手入れが行き届いた環境。
観客席の一角を見渡すと、フロンターレのアカデミー専用横断幕が掲出されていました。
高校3年生が卒業した川崎フロンターレU-18。戦力は自ずから高校2年生以下となる。
今年の布陣を占う意味でも見逃せない一戦になりそう。
川崎フロンターレU-18の監督は今野さん・・・のはずが、この日は何故か姿を見せず。
コーチの長橋さんが監督代行。若きイレブンに指示を送る。
川崎フロンターレU-18の2017ファーストゲーム。富士山麓の風が吹き込む中試合開始。
2016シーズンにトップチームに2種登録されたデューク カルロス選手も先発出場。
フロンターレの最終ラインのひとり、長身の伊従選手。
2016シーズンはスタメンを奪われ終盤のパワープレー要員としての出場が
多かったものの、2017シーズンは先発復帰を狙う。
GKは2016シーズン途中からスタメンを獲得した早坂選手が出場。
安定した守備を誇り、2017シーズンも正守護神の座は固そう。
フロンターレの中軸のひとりである桝谷選手。
彼の活躍がフロンターレU-18の鍵を握るといっても過言ではない。
そつなく試合を進めるフロンターレだが、守備にやや弱みが。
デューク カルロス選手も得意の攻撃は抑え、守りの場面が目立つ。
背番号34は高校1年生の高吉選手。
落ち着いたプレーが持ち味、2017シーズンはDFの中心役を期待。
互いに決定的な場面が見られぬ中、桝谷選手がミドルシュート。
作陽高校のGKがボールを弾くも、ゴール前に詰める選手がいなかった。
守りが落ち着かぬフロンターレ、作陽高校の鋭い攻撃に振り回される。
左側からのクロスは早坂選手がセーブ。何とかゴールを守り抜く。
前半終了間際に作陽高校のゴールが決まり、0-1で試合を折り返す。
まとまった試合運びを見せる川崎フロンターレU-18。
ただ、綺麗すぎて大胆さが欠ける面も。
若きイレブンに指示を送る長橋コーチ。
遠くから何となく聞こえる範囲では、いささか説明がくどい感じも・・・。
取り敢えず冬富士がとても美しい。手前の宝永火口もなかなかの迫力。
西日が強く差し込むグラウンド、冷え込む中後半開始のホイッスル。
フロンターレは選手交代は特になし。
先制攻撃を仕掛けるフロンターレ、大曽根選手がドリブルで持ち込みシュート。
村田選手のドリブルから、宮代選手がボールをキープ。
世代別代表でもある宮代選手ですが、
相手は強敵の作陽高校、マークが厳しく持ち味をなかなか発揮出来ない。
奥山選手がドリブルで浮上、右サイドからクロスを繰り出す。
これは作陽高校のGKがセーブするが、攻撃に改善の兆しを見せる。
攻撃の手を緩めぬフロンターレ。池谷選手のコーナーキックを伊従選手が頭で狙う。
こぼれ球を大曽根選手がシュート、これは決まらない。
攻め続けたフロンターレにようやく結果が。
島崎選手のスルーパスに宮代選手が飛び出し、ドリブルを交えてシュート。
作陽高校のゴールネットを揺らし、1-1の同点に追いついた。
劣勢が続いた作陽高校だが、カウンターから一気に仕掛けてきた。
フロンターレゴール前は窮地に陥るも、この場面は必死にボールを掻き出す。
一進一退の攻防が続くも、飛び出した早坂選手が作陽高校の選手と交錯。
弾みで無人のゴールにボールが転がり、無情にも追加点を献上。
逆転を許したフロンターレ。同点に追いつくべく攻勢を強める。
対する作陽高校も守りを固め、フロンターレにスキを与えてくれない。
作陽高校ゴール前に切れ込むフロンターレ。
シュートを続々と浴びせるが、作陽高校も体を張って対抗する。
作陽高校のゴールをこじ開けるべく、必死に攻め続けるフロンターレ。
しかし単調な攻撃が目立ち、作陽高校の守りを崩すには至らない。
日没後も積極的に仕掛けた川崎フロンターレU-18でしたが、
追加点を決めること無くタイムアップ、作陽高校に1-2で敗戦となりました。
・・・あれ?試合後に何故かPK合戦。フロンターレが負けたはずなのに???
周囲のサポーターとPK戦の理由を考えたところ、育成目的では無いかと推論。
両チームの選手が黙々とボールを蹴る、最後はGKもPKに参加。
そして試合はタイムアップ。この後に40分一本の試合については時間切れで観戦せず。
夕焼けの富士山を眺めつつ撤収、来週も応援に来るぞー(おそらく)。