・等々力陸上競技場
住所 | 神奈川県川崎市中原区等々力1‐1 | |||||||||||||
交通手段 |
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観客数 | 27,495人? | |||||||||||||
完成 | 1962年 | |||||||||||||
照明設備 | あり | |||||||||||||
ホームチーム | 川崎フロンターレ (J1) | |||||||||||||
評価 |
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特色 | 多摩川のほとり、広大な等々力緑地内に位置する、我らが川崎フロンターレのホームスタジアム。 Jリーグの開催スタジアムとしては中規模であるが、全体の見通しは良好。外壁の類は無く、開放感に溢れる構造を有する。 1階席後部と2階席は屋根で覆われており、最前席とメインスタンドを除けば、雨天時にも濡れる心配は少ない。 ピッチの状態も良好な部類。2002年日韓W杯開催を前に芝生を全面張替え、排水性にも長けており、雨天時の水溜りとはほぼ無縁である。 等々力の芝生を称賛する意見も多く、国内でも屈指のメンテナンス状況と言う声も聞かれる。 ピッチナイトゲーム時の夜間照明も鮮明。伝え聞いたところによれば、照度は国内のスタジアムでもNo1のレベルとか。 場内の雰囲気も穏やかで、ソフト面ではひいき目抜きで、観戦者に優しいスタジアムと言える。 ただし、ハード面では問題を抱えるのも事実。完成から40年以上が経過し、随所で老朽化が目立ち、構造上の問題も表面化している。 通路は随所で狭い。特にメインスタンドの一部は極端に狭く、人が行き交うのも一苦労。 バックスタンド側のコンコースは、メインスタンド側と対比すると広い。ただ混雑時にはコンコースに人が溢れ、一部では危険を指摘する声もある。 収容人員は川崎市の公称値が25,000人。けれども実質的な収容数は20,000人を切るレベルとも言われ、近年の混雑ぶりに拍車をかけていた。 また、一部では雨洩りも発生。本来ゆったりとした観戦に適するはずのメインスタンドに屋根が非設置なのは、多くの人が指摘する問題点。 サイドスタンドの傾斜は極めて緩い。サイドスタンドからのピッチの見通しが悪い問題も、頻繁に指摘される部分である。 競技者側の立場でも指摘事項が多い。狭いロッカールームや、競技者用のトイレが極めて少ない点は、選手のパフォーマンスに影響しかねないとも言える。 近年、改修への機運も高まりつつあり、サポーター等の署名活動で全面改修を求める請願を川崎市議会にて全会一致で可決、30,000人収容クラスの改築が決定され、2012年12月よりメインスタンドの全面改築工事が開始された。 改築工事は2015年3月頃までの予定。その間は仮設のメインスタンドが設置され、そのエリアの収容人員は500人となっている。 下の写真には含まれないが、一部のトイレには大型液晶モニターが設置。手を洗いながら試合観戦も可能である。 |
地図情報 |
写真情報(メインスタンド改築前の模様です、すいません・・・) | |
外観1 | |
外観2 7番ゲート付近。 サイドスタンド(ホーム側)裏。 |
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外観3 8番ゲート付近。 |
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外観4 13番ゲート付近。 サイドスタンド(ビジター側)裏。 |
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外観5 10番ゲート付近。 バックスタンド裏。 |
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外観6 市民ミュージアムからの眺め。 |
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外観7 多摩川を挟んだ眺め。 |
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7ゲート付近 ホーム席入口前。 |
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13ゲート付近 ビジター席入口前。 |
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ピッチ全景1 ホーム側サイドスタンド1階席より。 |
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ピッチ全景2 2階席SGゾーンより(SGゾーンは2009年新設)。 |
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ピッチ全景3 バックスタンド1階席より。 |
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ピッチ全景4 バックスタンド2階席(SSゾーン)より。 |
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ピッチ全景5 メインスタンドとサイドスタンド(ホーム側)の中間地点より。 |
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ピッチ全景6 メインスタンドより。 |
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メインスタンド(遠景1) 中央から右半分が仮設のメインスタンド。 |
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メインスタンド(遠景2) | |
メインスタンド(近景1) | |
メインスタンド(近景2) | |
バックスタンド(遠景1) | |
バックスタンド(遠景2) | |
バックスタンド(近景:1階席) | |
バックスタンド(近景:2階席) 高価な席だが、席間が狭いのは難点。 |
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サイドスタンド(ホーム:全景) | |
サイドスタンド(ホーム:近景) | |
サイドスタンド(ビジター:全景) | |
サイドスタンド(ビジター:近景) | |
コーナー指定席(全景) | |
コーナー指定席(近景) | |
オーロラビジョン 視認性は通常レベル。 |
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サイドスタンドコンコース 一部が狭くなっているので、通行に注意。 売店の前は特に混雑が激しい。 |
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バックスタンド裏コンコース 左手にスペースがあり、各種催し物が開催される。 |
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2階席への階段 | |
2階席上段通路。 | |
2階席を覆う屋根 屋根があるのは特筆ものだが、鉄筋のさびが目立つなど老朽化は顕著。 |
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芝生の養生中 | |
競技場に通じる道「フロンターレロード」 | |
フロンターレの歴代の戦績を記したパネル 7番ゲート付近に設置。 |
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熱き川崎フロンターレサポーター |
グルメ情報 |
「味の不毛の地等々力」のイメージが濃いが、関係者の尽力もあり、 J1昇格後は味も種類も大幅にグレードアップ。 上から順番に、1枚目はJ2時代から(それ以前から?)定番中の定番、かしわやのカツサンド。 2枚目も同じくかしわやのフロンタンメン、多彩な食材を味わえる一品。 3枚目は山田うどん自慢?のパンチ丼(モツ丼)。 個人的にはうどんよりもダントツに美味。知る人ぞ知る等々力の自慢メニュー。 4枚目は三崎特産のとろまん、こちらは不定期に開催される物産展でお目見え。 物産展では新鮮な農産物が発売されることも。5枚目の新鮮ないちごなどもうまい! |
撮影日:2008年11月22日 他
関連リンク:https://www.frontale.co.jp/access/todoroki.html
等々力陸上競技場の全面改修を求める活動はこちらをご覧ください(署名活動は終了しました)。