川崎フロンターレ VS 清水エスパルス
〜 2005 Jサテライトリーグ 〜 
| 日 時 | 2005年7月24日 15:02 | |||
| 試合会場 | 等々力陸上競技場 (神奈川県川崎市) | |||
| 天 候 | 曇り | |||
| 観 客 数 | 1,894人 | |||
| 試 合 結 果 | ||||
| 川 崎 | 0 | 前 半 | 0 | 清 水 | 
| 1 | 後 半 | 2 | ||
| 1 | 計 | 2 | ||
| 得 点 者 | ||||
| フッキ | 76分 | 86分 | 岡崎 慎司 | |
| 89分 | 兵働 昭弘 | |||

曇り空の等々力陸上競技場
閑散としたゴール裏ではあるが
大旗はリーグ戦同様にスタンバイ

ゴール裏の半分を埋め尽くす、ビッグフラッグ
立見席の角度が緩いのは惜しまれるが、迫力は十分

メインの応援ゾーンは、非常口に設置された
仮設スタンドを中心に形成
さぁ、そろそろキックオフ。スタメンには
吉原・山根・久野・我那覇などなど・・・豪華メンバーが出揃った
では、サテライト恒例の、普段より鮮明画像な手抜き写真集
レンズはサテライトご用達の、キヤノン EF 300mm F4L IS USM
試合状況・戦術・論評は一切抜き
リーグ戦の翌日で疲れが抜け切れず
卒倒しそうになりつつも、声援を張り上げるのが精一杯(恥)

清水のサイドアタックを防御に入る、鄭選手(背番号17:DF)
立ち上がりから動きは的確で、序盤は悪くない印象

バックラインからパスを繰り出す小林選手(背番号15:DF)
守備力ではごく普通だが、攻撃の基点となるパスを盛んに供給

清水はサイドを目掛け、盛んにパスを繰り出す
木村選手(背番号22:DF)は身長では劣るものの
精一杯のジャンプで対抗、清水に隙を与えない

我那覇選手(背番号9:FW)からのパスを受け
フッキ選手(背番号19:MF)が突破を仕掛ける
清水のファウルを誘い出し、フリーキックのチャンスを得た

この場面は、フッキ選手が自らキックを放つ
ボールは(確か)清水の壁に当たり
高く浮いたところを山本選手(背番号31:GK)がキャッチ

直後、清水が猛反撃、コーナーキックのチャンスを掴む
高いボールを狙い、正面から大胆な突進を図る
最後はゴールランを割ったものの、一瞬の油断も許されない

西山選手(背番号31:MF)が、縦パスに反応
一気に前線突破・・・の狙いは崩れ
清水にインターセプトを許し、逆襲を受けてしまう

・・・と、清水の攻撃がゴールラインを割ったのはいいが
吉原選手(背番号1:GK)が舌をペロリとのぞかせる
おいおい、安心し過ぎていないかぁ?

油断していた訳ではないだろうが
財津選手(背番号33:FW)のサイドアタックが、フロンターレを襲う
木村選手のマークも振り切り、浮かしたクロスを放つ
吉原選手は中途半端な飛び出しで
フロンターレゴールは一瞬がら空きとなった

この攻撃を皮切りに、清水が一気に攻勢を強める
左右の突破から鋭いクロスを繰り出し
フロンターレは窮地に陥ってしまう

清水のコーナーキックで、ピンチは頂点に達する
至近距離からシュートを許してしまうが
ボールはサイドネット、辛くも失点は免れた

フロンターレも何とか反撃開始
左サイドを繋ぎ、久野選手(背番号8:MF)にパスが渡るも
清水にボールを奪われ、再び危機の時間帯

中盤では山根選手(背番号6:MF)が
不覚のファウルで主審から警告を受ける
これがこの後に訪れる、警告ショーの幕開けになろうとは・・・

清水のフリーキックは、フロンターレゴールに一直線(だったか?)
ともあれ吉原選手が辛うじて、ゴールライン後方へ逃す

続けて清水のコーナーキック
フロンターレゴール付近では、激しい攻防戦へと突入
清水の猛攻に苦しみつつ、シュートがポストに弾かれる幸運も手伝い
この場面も辛うじて無失点で切り抜けた

・・・と、ここで応援に目を向ける
周囲にも助けられているのか、順調に応援をリード

その後は両者共に、目だった好機は到来しない
前線には我那覇選手がいるのだが
周囲との連携がいまひとつ、地味な印象を受けてしまう

歯車が一向にかみ合わないフロンターレ
ファウルの連発で、主審から幾度と警告を受けてしまう
更に連携が乱れ、清水のセットプレーから
再三のピンチを招く、苦しい流れに突入する

清水の猛攻に、とにかく耐え凌ぐフロンターレ
鄭選手も警告を注意しつつ、体を張った守備

清水の猛攻を耐え抜いたフロンターレ
左サイドからの展開を基点に、我那覇選手が軽快なシュート

さぁ、ここから反撃開始・・・と思いきや
森選手(背番号25:MF)が?な警告
主審の手にはイエローカード・・・に続き
2度目の警告で、非情のレッドカードが掲げられてしまった

度重なる警告に、観客席から激しいブーイング
サテライト戦に似合わぬ険悪な空気が、場内を漂う

まさかの退場劇で、フロンターレは10人の戦いに突入
清水のフリーキックからプレー再開
前半も残り時間は僅か、このピンチを逃げ切れるか!?

・・・と試合は続行しているのに
終了を前に、何故かこの2人?組が登場
ともあれ前半は、無失点で切り抜けた

さて、とっとと後半戦のスタートへ
フロンターレは渡辺選手(背番号30:MF)と
鬼木選手(背番号7:MF)を一気に投入

フッキ選手のパスを受け、渡辺選手が右サイドを駆け上がる
大きい旋回からクロスを放ち、コーナーキックのチャンスを掴む

清水に反撃を許してしまうも、フロンターレの攻撃は衰えない
我那覇選手も積極的に空中戦に参加
だが、清水の守備も相当固い

清水のサイド攻撃は実に侮れない
厳しい角度にも関わらず繰り出された一撃は
あわやフロンターレゴールの枠内すれすれ

ファウルに対する判定の厳しさは、前半と同様
この場面は鬼木選手が警告を受けてしまう

清水はセットプレーから、壮絶な空中戦を仕掛ける
対するフロンターレも吉原選手が懸命に弾き、ゴールを死守

そろそろ清水から、先制ゴールが欲しい時間帯
フッキ選手が個人技での突破を狙うものの
清水の守備網に捕まってしまった

左サイドでは飛弾選手(背番号26:MF)が
得意のスピードを生かしサイドアタック
斜め45度からシュートを放ち、清水にプレッシャーを与える

この突破を皮切りに、フロンターレが一気に攻勢を強める
飛弾選手は続けて右サイドも駆け上がり
豊富な運動量で存在感をアピール

フロンターレの攻勢は一向に止まらない
フッキ選手が右サイドを深く展開
清水の守備を軽くいなし、我那覇選手にパスを供給

我那覇選手が強烈な正面突破
・・・と見せかけ、鮮やかなスルー
反対側には久野選手の姿、清水の不意を狙いシュートを放つ

清水の守備のミスを、都倉選手(背番号27:FW)が見逃さない
一気に左サイドを突破・・・の矢先
副審が不可解なオフサイドの判定

理不尽な判定に、サポーターも大激怒
仮設スタンドから数名のサポーターが一気に飛び出し
通路から手すりを強く握り締め、激しい抗議

不利な判定に泣かされるも、フロンターレにビッグチャンスが到来
清水のペナルティエリア内で飛弾選手が転倒
主審の判定は清水のファウル、PKのチャンスをゲット!

PKを担当するのはフッキ選手
周囲からの重圧に飲み込まれること無く
冷静に左足を振り抜き、先制ゴールを決めた

ゴールを決めたフッキ選手
両腕を水平に広げ、満面の笑みで駆け寄る

鬱憤が蓄積した観客席であったが
待ち侘びたゴールに、サポーターも笑顔で祝福する

だが、楽観ムードは禁物
失点を喫した清水であるが、勝負は決して捨てていない
再三のコーナーキックから、フロンターレゴールを激しく攻め立てる

清水の猛反撃を絶ち、カウンターでフロンターレが追加点を狙う
フッキ選手が放った?一撃は
山本選手が辛うじて、ゴールライン際で食い止めた

微妙な判定であったが、仮設スタンドのサポーターには
ラインを割ったように映ったのか
コーナーキックを猛烈にアピール、某応援家氏も「お立ち台」の
牛乳ケースを握り、壁に叩きつける

試合終了を間際にし、逃げ切れないのがフロンターレの弱さ
セットプレーからのダイビングヘッドで、先ずは1失点

ロスタイムに突入し、兵働選手(背番号13:MF)の一撃
距離・角度共に厳しいかと思われたが・・・

この一撃がフロンターレゴールに突き刺さり、万事休す
このシュートも止められないようでは
レギュラー復帰も険しいぞ>吉原選手

最後の最後で勝利を逃したフロンターレ
相変わらずの精神力の弱さを露呈し、頭を抱えるばかり
トップチームもサテライトも病魔は深いのか、ハァ
| <フロンターレの出場メンバー> | 
| GK:吉原 DF:木村・鄭・小林 MF:山根・久野・森・西山・飯尾・フッキ FW:我那覇 SUB:下川・渡辺・鬼木・都倉・飛弾  | 
    
| <フロンターレの選手交代> | 
| 木村>渡辺(45分) 飯尾>鬼木(45分) 西山>飛弾(58分) 我那覇>都倉(72分)  |