川崎フロンターレ VS 大分トリニータ
〜 2009 J1 第14節 〜
| 日 時 | 2009年6月20日(土) 15:00 | |||
| 試合会場 | 等々力陸上競技場(神奈川県川崎市) | |||
| 天 候 | 晴れのち曇り | |||
| 観 客 数 | 19,375人 | |||
| 試 合 結 果 | ||||
| 川 崎 | 1 | 前 半 | 0 | 大 分 | 
| 1 | 後 半 | 0 | ||
| 2 | 計 | 0 | ||
| 得 点 者 | ||||
| レナチーニョ | 26分 | |||
| レナチーニョ | 61分 | |||



ひと月弱の中断期間明けのリーグ戦、最下位に低迷する大分トリニータとの対決
久々に訪れた等々力の朝、慌ただしく横断幕の作成に取り掛かる
そのメッセージの宛先は・・・、契約満了が間近の若き勇者




年に一度の川崎市制記念試合、等々力に多くのマスコット集結
多様なマスコットの歓迎を受け、川島選手(背番号1:GK)らがピッチに登場







残すイレブンもピッチに登場、場内からは盛大な拍手が沸く
待ちわびたリーグ戦再開に、期待で胸を躍らせる

川崎市制記念試合恒例、阿部川崎市長が挨拶に立つ
市長、等々力改修をよろしくお願いしますよ



続けてのスペシャルゲストは、川崎市出身の俳優、市原隼人さん
丁寧に頭を下げ、穏やかに挨拶と思いきや
突如マイクを握り締め絶叫、のっけからハイテンション

・・・え~、当方ドラマも映画も全く観ないので
市原隼人さんは、全く存じ上げません(恥)
我が無知はさて置いて、今や輝くスターに大歓声が沸き起こる




高いテンションのまま始球式に挑む
強力なバネから繰り出されたシュートに、ふろん太も思わずノックアウト


シュートを決めた市原隼人さんは、観客席に向けて大絶叫
観客席からは、肖像の垂れ幕が現れた




シュートを決め上半身を脱ぎ捨て、Gゾーンに向けて走り出す
サポーターに向けて水をぶちまけ、テンション高めに場内を去る



始球式の余韻も覚め、本題の決戦が目前に迫る
12節が終了し勝ち点が僅か4、大分はまさに背水の陣


ホーム等々力を埋める青きサポーター
選手入場を目前に控え、緊張感も一層高まりを見せた







沸き立つ興奮と共に、選手達がピッチに現れた
W杯予選で主力が欠くフロンターレではあるが
選ばれた選手こそがベストメンバー、奮起を期待するぞ~
































































































































































































































































面倒臭いので説明は一切抜き(恥)だが
堅守の大分ゴールをこじ開けたのは、レナチーニョ選手(背番号34:FW)



ハーフタイムも川崎市制記念試合恒例行事、西城秀樹さんのハーフタイムショー
甲府からやって来たヴァン君も、とびっきりのダンスを見せるぞ~








みんなで踊ろうYMCA、みんなで歌おうYMCA~
まぁ、この辺は毎年同じ






今年のヒデキも青づくし、パワフルな歌声を披露
市原隼人さんに負けじと、テンション凝縮でピッチを後にしました




ここからは再び決戦の舞台、場内に緊張感が舞い戻る
勝ち点3を掴むべく、残る45分間が火ぶたを切って落とされた




























































試合の流れは前半同様、フロンターレが優位に試合を運ぶ
消極的な大分とは対照的に、レナチーニョ選手が再三大分ゴールを脅かす




































焦る大分を尻目に、追加点を奪ったのはフロンターレ
横山選手(背番号18:MF)のクロスに、レナチーニョ選手が反応
強力に首をひねり、大分ゴールにねじ込んだ!









劇的なゴールに、場内は熱狂に包まれた
レナチーニョ選手に切なる願いを届けるべく、サポーターは力強い拍手と熱唱を送った
ヘーナヘーナヘナ、レナチーニョ
ラララ、ラララ、ラララララ~





後が無い大分も必死の反撃、セットプレーで追撃のゴールを狙う
だが、気持ちが空回りするのか、フロンターレを脅かすには至らない














川島選手(背番号1:GK)と大分の選手が、ペナルティエリア内で交錯
川島選手がなかなか立ち上がらず、やきもきするも
程なくして戦線復帰、場内に安どの声が漏れた
















攻撃を止めぬフロンターレ、横山選手が縦パスを繰り出した
一直線に駆け上がるレナチーニョ選手、勢い余り西川選手(背番号1:GK)に激突








西川選手と交錯したレナチーニョ選手は、顔を抑えたままピッチを後にする
代わりに田坂選手(背番号6:MF)が投入
















レナチーニョ選手がピッチを去れど、試合の流れに変化は見られない
フロンターレは2人目の選手交代、黒津選手(背番号7:FW)をピッチに送り込む







































後半も華僑の時間帯、フロンターレは3人目に登里選手(背番号23:MF)を投入
フレッシュな選手起用策に、場内のボルテージは最高潮




コーナーキックのこぼれ球を、登里選手が鋭いシュートを放つ
この一撃は惜しくも決まらなかった











登里選手が積極的果敢に攻め上がり、左サイドからクロスを放つ
鋭い切れ味とスピードは、高卒ルーキーとは思えぬ素質だ


















後半ロスタイムも十分に経過、勝利はほぼ確実となった
等々力の舞台にアヴァンテの声援、勝利を手元に引き寄せる





程なく試合はタイムアップ、大分に2得点の勝利
控え選手中心の完封劇、貴重な勝ち点3を得た








激戦を終えた選手とサポーター、互いに喜びを分かち合う
応援の中心部に、あの横断幕が掲げられた






勝利の喜びを分かち合う、選手とサポーター
そんな中、レナチーニョ選手は神妙な表情のまま、ピッチを静かに後にした



レナチーニョ選手へ向けたサポーターからのメッセージ・・・
「VOCE MUITO IMPORTANTE PARA NOS」
レナチーニョ選手、あなたは我々にとって、非常に大切な存在です
あなたと再び共に戦える事を信じて・・・
| <フロンターレの出場メンバー> | 
| GK:川島 DF:森・井川・伊藤・村上 MF:横山・谷口・養父・山岸 FW:レナチーニョ・矢島 SUB:相澤・菊池・久木野・木村・田坂・登里・黒津  | 
    
| <フロンターレの選手交代> | 
| レナチーニョ>田坂(74分) 矢島>黒津(77分) 山岸>登里(86分)  |