川崎フロンターレ VS 横浜F・マリノス
〜 2009 J1 第28節 〜
| 日 時 | 2009年10月4日(土) 13:00 | |||
| 試合会場 | 等々力陸上競技場(神奈川県川崎市) | |||
| 天 候 | 晴れ | |||
| 観 客 数 | 19,951人 | |||
| 試 合 結 果 | ||||
| 川 崎 | 0 | 前 半 | 0 | 横 浜 | 
| 2 | 後 半 | 0 | ||
| 2 | 計 | 0 | ||
| 得 点 者 | ||||
| 谷口 博之 | 74分 | |||
| レナチーニョ | 83分 | |||


前節でACL敗退のフロンターレ、仕切り直しの一戦は、ホームの横浜FM戦
朝の抽選を終え、瑞穂で濡れた横断幕を天日干し




4冠の夢破れた選手達を励ますべく
過去最大規模のサポーターが、選手バスを出迎えた
壮大に揺れるサックスブルーの旗に、選手達は励まされたと思う







秋晴れの等々力陸上競技場、隣接同士の対決だけに、場内は大勢の観客で埋まる
選手もサポーターも気合十分、リーグ戦にかける強い意気込みを感じた




ウォームアップ中ながらも、力強い拍手の音が場内に響く
ゴール裏の大旗も、漲る躍動感にあふれていた












高まる鼓動と緊張の中、試合開始の時が目前となった
熱気が渦巻く場内に、戦いに備えるイレブンが姿を現した









ACL敗戦のダメージを引きずる暇は無い
リーグ戦の頂点を目指すべく、熱き戦いは火ぶたを切って落とされた





















開始直後はフロンターレが、マリノスを攻める
対するマリノスは受け身の体勢、ゴール前を一丸となって守る








対するフロンターレの守備だが、坂田選手(背番号11:FW)へのマークが甘くなる
ゴール前の対応を誤り、フリーの体勢でシュートを打たれるが
斜め角度からの一撃は、サイドネットに突き刺さった































ACL名古屋戦では、裏を取られがちだったレナチーニョ選手(背番号34:FW)
その反省からだろうか、高い守備意識が伝わって来た




















































































































一進一退の攻防が続く・・・と書けば都合がよいが、説明を書くのが面倒だ(恥)
にしても、マリノスサポーターが着用の
囚人服みたいなシャツが、気になってならない





































































































前半は両者無得点で終了
互いに決定機は得たものの
守備陣の踏ん張りもあり、最後まで詰め切らなかった


いるかの折り紙と共に記念撮影
リーグ戦制覇の夢をかけ、ふろん太君も全力でサポートするぞ!
・・・と言っているに違いない、たぶん



日差しの洪水の中、選手達が戦いの舞台に戻って来た
ACL遠征でお疲れ気味だが、残された45分間、死力でサポートするぞぉ〜










テセ(鄭選手 背番号9:FW)と、中澤選手(背番号22:DF)の熾烈な争い
強靭な肉体が、空中ではじけ合う


















レナチーニョ選手が鋭い飛び出しから、マリノスゴールへ突き進む
強烈な一撃を繰り出したが、ゴールポストを直撃















マリノスもミドルシュートを連発、フロンターレにプレッシャーを与える







森選手(背番号19:DF)のクロスに、テセが豪快な飛び込みを図る
勢い余り、ボールをキャッチした榎本選手(背番号1:GK)と衝突




















































マリノスがフロンターレゴールに詰め寄ったが
川島選手(背番号1:GK)が気迫のセーブでゴールを死守
素早く立ちあがるや、こぼれ球を懸命に追いかけた













中村選手(背番号14:MF)が中盤を一気に浮上、軽快なクロスを繰り出した
この場面は、ゴール前のテセとは呼吸が合わなかった




































































テセの強烈なシュートが炸裂、フロンターレにコーナーキックの場面が到来
高まる期待は力強い声援を呼ぶ









村上選手(背番号26:DF)の左足が鋭く振り抜かれ、コーナーキックのチャンスが再来
今度こそチャンスを掴むべく、熱烈な声援がこだまする




マリノスゴール前の空中戦から、ボールは森選手の元へ
直後に放たれたアーリークロスを、谷口選手(背番号29:MF)が気迫のヘッド!








谷口選手のヘディングシュートが、両者の均衡を打ち破った
待望の先制ゴールに、サポーターは我を忘れて大興奮
行けるぞ!今日こそは絶対に勝つぞ!!







































劣勢のマリノスも意地を見せ、サイドから再三のクロスを放つ
対するフロンターレも守備の集中力を切らさず
マリノスの攻撃を粘り強く弾き返す










マリノスが攻撃を仕掛けたところを、フロンターレがすかさず逆襲に転じた
ジュニーニョ選手が繰り出したパスを、レナチーニョ選手が豪快なシュートを放つ!










レナチーニョ選手のシュートが、マリノスのゴールネットを揺らした
待望の追加点に、等々力の舞台は歓喜の渦に包まれた












窮地に立たされたマリノスも、必死の反撃に挑む
気の緩みを警戒すべく、川島選手が険しい表情で指示を送る


















マリノスの波状攻撃に、フロンターレは守勢を強いられる
それでもゴール前のラインは崩れず、マリノスに決定機を与えない















気が付けば後半もロスタイムに突入
フロンターレは土壇場で田坂選手(背番号6:MF)を投入したが
残された時間はごく僅か、アヴァンテで歓喜の瞬間を待つ







マリノスの反撃を立ち切ったフロンターレ、程なく試合終了の瞬間を迎えた
マリノスに2得点で快勝、ACL敗退のショックは払拭された




久方ぶりに、等々力に至福の瞬間が訪れた
控えの選手も交え、ピッチの中央で円陣が組まれた











貴重な勝ち点3を得て、首位奪取へ弾みを付けたフロンターレ
次の勝負は再開試合となる、アウェイの鹿島アントラーズ戦
確実な勝利を掴むべく、敵地カシマに再び乗り込みます
| <フロンターレの出場メンバー> | 
| GK:川島 DF:森・菊池・伊藤・村上 MF:横山・谷口・中村 FW:鄭・ジュニーニョ・レナチーニョ SUB:相澤・井川・山岸・田坂・木村・登里・黒津  | 
    
| <フロンターレの選手交代> | 
| 村上>井川(74分) 横山>山岸(88分) 谷口>田坂(89分)  |