鹿島アントラーズ VS 川崎フロンターレ
〜 2009 J1 第25節(再開試合) 〜
| 日 時 | 2009年10月7日(水) 19:00 | |||
| 試合会場 | 県立カシマサッカースタジアム(茨城県鹿嶋市) | |||
| 天 候 | 曇 | |||
| 観 客 数 | 22,323人(9月12日のみ) | |||
| 試合結果(9月12日を含む) | ||||
| 鹿 島 | 1 | 前 半 | 2 | 川 崎 | 
| 1 | 後 半 | 1 | ||
| 2 | 計 | 3 | ||
| 得点者(9月12日を含む) | ||||
| マルキーニョス | 30分 | 19分 | 鄭 大世 | |
| 岩政 大樹 | 74分 | 32分 | 鄭 大世 | |
| 66分 | ジュニーニョ | |||


豪雨で途中中止となった、9月12日のJ1第25節鹿島戦
後日Jリーグの協議により、Jリーグ初となる
中断時点の74分からの再開試合が決定
失われた時を取り戻すべく、電車を乗り継ぎ鹿島へ移動
車窓の風景からはかの豪雨が脳裏をよぎる



台風接近による強風と小雨交じりの中、スタジアムに到着
一角には特設ブースが設営され、チケット破損/紛失に対応



場内に入ると、電光掲示板の表示に「第25節」の文字を確認
進行掲示板は、時刻を除き中断時点で復元されていた



肌寒い風が吹き荒れる中、応援準備に取り掛かるサポーター
メインスタンド下のスペースには、ウォームアップに取り組む選手の姿






選手達がピッチに登場、ゴール裏のサポーターも続々と増える
止まった時は、再び動きつつある











試合中の雰囲気を継続すべく、応援の手を止めぬサポーター
ゴール裏を埋め尽くす熱気、あの瞬間が刻々と再現されつつある








応援はなおも継続され、残された16分間に向け闘志は高まった

方や沈黙を貫く鹿島サポーター、ゴール裏の人数もまばら
活発に動く鹿島の選手とは、対極的な動き見せていた





選手達がピッチに戻って来た、再開試合なので選手紹介は割愛
記念撮影を経て、選手達は勢いよくピッチに散った



選手・審判がピッチに揃い、全ての準備が整った
岡田主審の笛が響き、鹿島のフリーキックから試合は再開された



・・・が、再開直後に出鼻をくじかれる事態
鹿島のロングキックは風に乗り、フロンターレゴールへと伸び
フロンターレの守備陣は対応が遅れてしまう




ゴール前の混戦のこぼれ球を、岩政選手(背番号3:DF)に押し込まれてしまった

再開後10秒も経たぬ失点劇に、呆然とする余地は無い
失いかけた勝ち点3を掴むべく、サポーターは応援を継続








フロンターレは直後にコーナーキックを得た
中村選手(背番号14:MF)のキックは、テセ(鄭選手 背番号9:FW)の頭へ到達
貪欲にハットトリックを狙うが、鹿島の守備陣に阻まれた







鹿島が猛攻を仕掛けてきた、フロンターレは窮地に立たされてしまう
鹿島のシュートがクロスバーを直撃するなど、危険な場面が続発














鹿島の猛攻を凌いだフロンターレ、追加点を狙うべく反撃開始
だが、選手の動きに精彩は欠き
ジュニーニョ選手(背番号10:FW)も鹿島DFにブロックされた









試合の主導権は依然と鹿島がキープ
積極果敢に攻め立てる鹿島、対するフロンターレは防戦を強いられる


















苦境のフロンターレは、起死回生のカウンターを仕掛ける
山岸選手(背番号8:MF)がフリーのスペースに飛び出したが
味方のサポートも乏しく、内田選手(背番号2:DF)に潰されてしまう










好機到来のフロンターレ、サポーターの声援にも熱がこもる








フロンターレは連続してのコーナーキックの好機
サイドでボールを繋ぎ、鹿島の隙を探すも
田坂選手(背番号6:MF)のクロスは、ジュニーニョ選手には届かない




























ゴール裏を覆う濃密な空気、試合はロスタイムに向けて進む
だが、状況は依然と鹿島が優位を保ち
フロンターレは苦戦を強いられている















気が付けば、試合はロスタイムに突入していた
長めの「5分」の表示に、周囲にはざわつきも起こったが
溢れる熱気と絶叫が、不安のムードを払拭




逃げ切りを図りたいフロンターレだが、鹿島の猛攻を浴び続ける
このシュートも辛くも外れたが
枠内を捉えていたら・・・と思うと、背筋が寒い





































鹿島の猛攻が止まらない、タイムアップの気配は一向に見えてこない
苦境を意地でも跳ね返すべく、サポーターは一層激しく歌いそして跳ねる








村上選手(背番号26:DF)が、ペナルティエリア内で警告を受けた



場面は鹿島のフリーキック、強い緊張感がゴール裏に走る
絶体絶命の危機に、サポーターは全力を絞り声援を送る













フリーキックの危機を脱したはずだが、鹿島の意地が炸裂
度重なる猛攻に、フロンターレは正にサンドバック状態




だが、直後に両チームの選手の動きが止まった
一瞬状況が理解出来なかったが、タイムアップの瞬間が訪れていた






長き中断の時を経て、熱戦に決着は付けられた
苦節の末に掴み取った勝利、ゴール裏のサポーターは歓喜に沸いた





選手達は固く円陣を組み、勝利を喜びあった









勝ち点3を得たフロンターレ、順位は4位に留まるものの
首位までの勝ち点差は1に肉薄
リーグ戦も残る6試合、気を緩めずにサポートを続けたい
| <フロンターレの出場メンバー> | 
| GK:川島 DF:森・薗田・伊藤・村上 MF:谷口・中村・養父 FW:鄭・ジュニーニョ・レナチーニョ SUB:杉山・久木野・横山・田坂・山岸・ヴィトール ジュニオール・黒津  | 
    
| <フロンターレの選手交代(9月12日を含む)> | 
| 養父>田坂(45分) レナチーニョ>横山(59分) 薗田>山岸(64分)  |