柏レイソル VS 川崎フロンターレ
〜 2009 J1 第34節 〜
| 日 時 | 2009年12月5日(土) 15:34 | |||
| 試合会場 | 日立柏サッカー場(千葉県柏市) | |||
| 天 候 | 雨 | |||
| 観 客 数 | 10,135人 | |||
| 試 合 結 果 | ||||
| 柏 | 0 | 前 半 | 3 | 川 崎 | 
| 2 | 後 半 | 0 | ||
| 2 | 計 | 3 | ||
| 得 点 者 | ||||
| フランサ | 69分 | 30分 | ジュニーニョ | |
| フランサ | 79分 | 39分 | 鄭 大世 | |
| 40分 | 中村 憲剛 | |||


J1リーグ戦最終節、逆転優勝の可能性が残るフロンターレは、アウェイ柏で運命の勝負
貴重なチケットを手にしたサポーター、公園内で開門の時を待つ




開門が目前に控え、コールリーダーがサポーターに気合の一声
煽られたサポーターは絶叫、タイトル獲得への強き意気込みが伝わる




入場口に移動するサポーター、ゴール裏を埋め尽くす大量の後援会旗も到着
多くの願いを託し、サポーターの手で旗を移動






開門と同時に、大量のサポーターが応援エリアに流入
狭いゴール裏の立見席は、数多のサポーターで埋まる




空から小雨が舞う中、川島選手(背番号1:GK)と
杉山選手(背番号28:GK)がピッチに登場
密集したサポーターが一斉に躍動、魂を込め熱き声援を送る








残るイレブンがウォームアップに登場、ゴール裏一面をビッグフラッグが埋まる
心理的圧力を緩和すべく、「今の状況を楽しもう!!」のメッセージが掲げられた










熱戦の時が刻々と迫る、冷雨を払拭する熱気が、ゴール裏の観客席を覆う
悲願の初タイトルを掴むべく・・・














興奮と熱狂が渦巻く中、最終決戦の幕開けが到来
多くの夢と希望を抱き、最後の90分間は火蓋を切って落とされた










































































ピッチ上は白熱の攻防が連続、ゴール裏の熱気も凄まじい
撮影で通路を右往左往、試合状況の冷静の把握は困難を極める














柏のゴールキックを凌いだフロンターレ、直後にカウンターを仕掛ける
柏ゴール前にテセ(鄭選手 背番号9:FW)が飛び込むが、幾分の硬さは残るのか











最終ラインを守る寺田選手(背番号13:DF)
柏の激しいチャージに立ちはだかり、ボールをゴールラインへと逃す












前節でJ2降格が確定の柏だが、ホームでの胴上げ阻止の意気込みは強い
隙あらば鋭い突破を披露、フロンターレゴールに脅威を与える



























柏ゴールに向け、続々と攻め立てるフロンターレ
対する柏も激しい防御で対抗、体を張った守備でゴールを死守



















試合開始前から降り始めた雨は、徐々に勢いを増す
撮影した写真にも、大粒の雨が映り込む


















































大雨で膠着状態に突入と思いきや、試合は突如動きを見せた
素早いパス交換のフロンターレが、柏の最終ラインに揺さぶりをかける
森選手(背番号19:DF)が柏のペナルティエリアに侵入、柏の選手と交錯して転倒!






PKを得たフロンターレ、キッカーを担うのはジュニーニョ選手(背番号10:FW)
サポーターは低い唸り声を上げ、ジュニーニョ選手に英気を注ぐ







ジュニーニョ選手のPKが決まり、待望の先取点をゲット!
狂喜乱舞のサポーター、逆転タイトルへ向け勢いを加速する



先取点を失った柏、プレーの激しさが更に増す
ピッチに倒れこむ選手に、心配そうな視線を送る








試合は若干の小休止を挟むも、フロンターレの優位は持続
柏の守備の隙を突き、次々と攻撃を仕掛ける








































攻め手を緩めぬフロンターレ、テセが貪欲にボールをキープ
柏の選手のプレッシャーを跳ね除け、強引にゴール枠へと流し込む!







2点目を叩き出したフロンターレ、この勢いは誰にも止められない!


















勢いが止まらぬフロンターレ、直後に3点目をゲット
中村選手(背番号14:MF)が冷静な一撃を決めた

















































白熱の一戦は気がつけば前半終了、フロンターレが3点リードで折り返す
絶え間なく降りしきる豪雨の中、奇跡の瞬間は訪れると信じたい


大粒の雨が休憩中の体を急速に冷やす
身震いを上回る筋肉の震えが、一向に止まらない







同時開催の浦和VS鹿島戦は0-0、可能性は確実に残っている
残された後半45分、勝利を飾るべく悔いなきサポートに徹したい



















































































柏の小林選手(背番号13:DF)がレナチーニョ選手(背番号34:FW)を倒し
2度目の警告で退場処分


熱気と豪雨が思考回路を狂わせ、数的優位の実感は皆無
セットプレーを控え、サポーターの絶叫が渦を巻く

















































勝負への執念を捨てぬホームの柏
フロンターレはPKのピンチを献上してしまう




柏にPKを決められてしまい、フロンターレのリードは2点に後退
ゴール裏のサポーターは気持ちを引き締め直し、応援を即座に再開










柏を突き放したいフロンターレだが、追加点の気配は遠のく一方
強引な突破は功を奏さず、守勢の柏に阻まれてしまう




谷口選手(背番号29:MF)がピッチに投入、フロンターレに流れを取り戻せるか






















谷口選手のミドルシュートが炸裂
ずぶ濡れのゴール裏のサポーター、絶対に集中力を切らさない















谷口選手の投入も実らず、追加点を挙げたのは柏であった
押し寄せる不安を吹き飛ばすべく、サポーターは絶叫そして跳ねる




















柏の凄まじい執念が、フロンターレに重くのしかかる
鋭いカウンターを食らってしまい、失点寸前の危機を招く




一向に降り止まぬ雨、写真には水滴が織りなす世界があった
止まらぬ身震いと格闘しつつ、半ば本能でシャッターを切り続ける・・・







柏は2人目の退場者、試合は更なるヒートアップの様相を帯びる
苦痛で顔を歪めるテセ、エースの追加点を誰もが待っている


テセに代わり黒津選手(背番号7:FW)が投入
フロンターレは最後の交代カードを切る





















気がつけば後半もロスタイム目前、試合に動きは見られない
優勝を争う鹿島の動向はどうなのか・・・




















































試合はこのままタイムアップ、不本意ながらも柏の追随を振り切った
浦和VS鹿島戦の結果は?、タイトルの行方はどうなのか・・・


ピッチに次々と倒れこむ選手達
鹿島が浦和に勝利で3冠を達成、タイトル獲得の夢は幻と消えた・・・





















悲願の初タイトルは叶わなかったが、選手もサポーターも、90分間全力で戦い抜いた
悔し涙を胸に天皇杯へ、そして来シーズンこそ必ずや頂点へ・・・
| <フロンターレの出場メンバー> | 
| GK:川島 DF:森・寺田・伊藤・村上 MF:田坂・横山・中村 FW:鄭・ジュニーニョ・レナチーニョ SUB:杉山・井川・菊地・谷口・木村・登里・黒津  | 
    
| <フロンターレの選手交代> | 
| レナチーニョ>谷口(72分) 横山>菊地(81分) 鄭>黒津(89分)  |