横浜F・マリノス VS 川崎フロンターレ
〜 2010 J1 第3節 〜
| 日 時 | 2010年3月20日(土) 14:05 | |||
| 試合会場 | 日産スタジアム(神奈川県横浜市) | |||
| 天 候 | 晴れ | |||
| 観 客 数 | 35,870人 | |||
| 試 合 結 果 | ||||
| 横 浜 | 3 | 前 半 | 0 | 川 崎 | 
| 1 | 後 半 | 0 | ||
| 4 | 計 | 0 | ||
| 得 点 者 | ||||
| 中村 俊輔 | 8分 | |||
| 山瀬 功治 | 12分 | |||
| 山瀬 功治 | 40分 | |||
| 栗原 勇蔵 | 60分 | |||


J1リーグ戦は第3戦、「神奈川ダービー」第一幕、横浜F・マリノスとの勝負
日産スタジアムは台風並の強風と黄砂が舞う、目は痛いし体が吹き飛ばされかねない



開門に続き横断幕の設置に着手するも、場内もそれなりに風が強い
横断幕の固定も一苦労、横浜側の幕が強風にあおられていた




ピッチ上では、マリノスのジュニアユースと、フロンターレのU-15の前座試合
前半に1点リードを喫したフロンターレユースだが、後半途中で同点ゴール!



試合はそのまま1-1で終了
熱戦を終えた若き選手たちがゴール裏へ、サポーターから温かい拍手で迎えられた





小春日和の陽気の下、川島選手(背番号1:GK)らがピッチに登場
誕生日を迎えた川島選手に、サポーターから祝福のエールと肖像が送られた
Happy BirthDay エイジ Happy BirthDay エイジ!




残るイレブンもピッチに登場
怪我人続出で満身創痍のフロンターレ
中村選手(背番号25:MF)が復帰したマリノスに対し、如何なる勝負を挑むのか







決戦の時に向け、意気上がるサポーター
目指すはもちろん勝ち点3、開幕ダッシュを邁進すべく熱き声援が響く





選手入場を直前に控え、対面には広大なコレオグラフィが出現
サックスブルーに染まるゴール裏のサポーター、タオルを堂々と掲げて対抗













大勢の観客で埋まった日産スタジアム、決戦の舞台は整った
マリノスから勝利を奪うべく、熱き勝負は火蓋を切って落とされた














神奈川の覇をかけた勝負、開始直後から試合は激しく動く





ボールが中村選手に渡ると、場内の熱気は更に高揚
古巣との対決となる小宮山選手(背番号8:DF)が、マリノスの攻撃を止める




サイドでの激しい攻防戦、中村選手と小宮山選手が再び競う
小宮山選手がボールを奪うや、マリノスサポーターから盛大なブーイング






フロンターレがファウルを犯し、マリノスがフリーキックを得た
ピンチを覆すべく、ゴール裏の大旗も水平に揺れる






マリノスがボールをキープ、ボールを回しフロンターレの隙を探す
サイドからクロスを許すも、川島選手が冷静にセーブ




















マリノスは渡邊選手(背番号9:FW)がじわりと浮上
伊藤選手(背番号2:DF)のガードを振り切りシュート



危険な一撃がフロンターレゴールを急襲、ボールはポストを直撃
こぼれ球を薗田選手(背番号5:DF)がクリアするが
ボールは中村選手の下へ、すかさずミドルシュートが迫ってくる・・・




カメラが追いつく間もなく、ボールはフロンターレゴールの中へ
中村選手のJ復帰初ゴール、卓越のテクニックに舌を巻くしか無かった・・・

よもやの失点を献上するが、まだ試合は始まったばかり
時間はたっぷり残っている、逆転劇を信じ応援は続行







・・・が、試合の主導権は明らかにマリノス
前節名古屋戦で2得点テセ(鄭選手 背番号9:FW)だが
マリノスの厳しいマークに遭遇、動きに冴えが見られない




同点に追いつきたいフロンターレ
レナチーニョ選手(背番号34:FW)がドリブルで突破を図る
マリノスは波戸選手(背番号32:DF)らが対応、行く手を阻まれてしまう





リズムが噛みあわぬフロンターレ、直後に悪夢が訪れてしまう
渡邊選手のスルーパスに、山瀬選手(背番号10:FW)が鮮やかな飛び出し
薗田選手が懸命に追いかけるも、山瀬選手のシュートが襲いかかる




背後を完全に突かれたフロンターレ、早々に追加点を献上してしまう・・・

度重なる失点劇に、ゴール裏の動揺も隠せない
苦しい時こそ声の力が頼り、サポーターは再び立ち上がり大きな声援を送る











苦境を打破したいフロンターレだが、その気配はなかなか訪れない
気合と連携が空回り、反撃も中盤で止まってしまう



マリノスのクロスボールが、中村選手へ鮮やかに渡る
この場面はオフサイドの判定に救われたが、一歩間違えたら致命傷になりかねない









攻めあぐねるフロンターレだが、絶好の位置でフリーキックを得た
先ずは1点を返すべく、サポーターは盛大なコールで選手たちを後押し





続けてコーナーキックの場面、ゴール裏は更に熱気を帯びる
田坂選手(背番号6:MF)のキックに谷口選手?が飛び込むが、及ばなかった






ピンチを脱したマリノスが、鋭いカウンターを仕掛けてきた
フロンターレの守備は対応の遅れが目立つ、この場面は薗田選手が何とか対応








薗田選手と山瀬選手の熾烈な攻防
これ以上ミスは許さぬと、体を張って山瀬選手の行く手を遮る












何とか反撃に移りたいが、攻撃が噛みあわぬフロンターレ
テセとレナチーニョ選手の呼吸も乱れ、マリノスにボールを奪われてしまう






マリノスの素早いパスワークに、フロンターレの守備は揺さぶられてしまう
手薄なサイドから、波戸選手にクロスを許してしまうも
ボールは川島選手の正面、相手のミスに救われた





前線で体を張るテセだが、マリノスの守備は堅い
高いボールに空中戦を挑むも、ことごとく弾き返されてしまう




一矢報いたいフロンターレ、森選手(背番号19:DF)がサイドを駆け上がる
クロス性のボールを繰り出すが、攻撃は潰えてしまう










中村選手を倒したフロンターレ、嫌な位置でのフリーキックを献上
マリノスの集中力を削ぐ?べく、ゴール裏からホーンの音色が響く















マリノスからボールを奪うべく、フロンターレの選手は盛んにプレッシャー






ボールを奪取したフロンターレ、マリノスゴール前の混戦は右サイドに流れる
森選手の鋭い一撃はマリノスのDFに接触、コーナーキックのチャンスが巡ってきた




待望の得点機が到来、ゴール裏から大きな歓声が沸く
・・・が、繰り出されたボールはファーサイドへと流れてしまった

















チャンスを逃したフロンターレ、試合は何時しかマリノスの支配に戻る
最終ラインは裏を取られ、森選手のクリアも空回り













時間が経過すれど、苦境から脱せないフロンターレ
狩野選手(背番号14:MF)にボールを奪われ、ミドルシュートを放たれてしまう













反撃の糸口が見えぬフロンターレ、選手もサポーターも暗中模索の状況















マリノスのロングボールが接近、フロンターレは伊藤選手が止めに入る
・・・が、薗田選手の対応が曖昧となり、ボールは山瀬選手に渡ってしまった





山瀬選手の低い弾道が、フロンターレゴールへと吸い込まれてしまった
痛恨のミスで3点目を献上、川島選手の表情も苦境に満ちる

前半でまさかの3失点、一層の窮地へと立たされてしまう
苦しい時こそ力のサポートを、ピッチに向け熱き声援がこだまする




































打開策が一向に見い出せぬまま、前半もロスタイムに突入
土壇場で稲本選手(背番号20:MF)がミドルシュートを放ったが
ボールはクロスバーの上を通過








直後に前半を終了、一方的な状況に選手たちの表情も曇る
後半の奮起を促すべく、力強い拍手でピッチを去る選手達を見送った


3点リードを得られるとなると、ゴール裏の空気も重い
そんな時に登場のマリノスケとホッシー君


重い空気を打破すべく、初代コールリーダーが立ち上がる
苦しい場面であるこそ、力のサポートを呼びかける






選手たちがピッチに復帰、サポーターも立ち上がり応援を再開
このままでは絶対に終われない、先ずは1点を取り戻すぞ!


















意気込んで後半に挑んだものの、マリノスの優位に変化は見られない
テセに対する中澤選手(背番号22:DF)のマークも、前半同様の厳しさ





直後にフリーキックのチャンスを得たフロンターレ
サポーターも大声援で後押しするが、呆気無く跳ね返されてしまった


直後に襲いかかるマリノスのカウンター、フロンターレは一気に窮地に陥る
















マリノスの堅守をかいくぐり、レナチーニョ選手がゴールに迫る
谷口選手にラストパスを供給するが、栗原選手(背番号4:DF)に阻まれた





それでも、直後にコーナーキックのチャンスが到来
田坂選手のキックが左右から炸裂、それでもマリノスのゴールを破れない





















攻撃の糸口が見つからぬフロンターレ、再びマリノスが攻めに転じる
場面はマリノスのコーナーキック、中村選手のキックが繰り出された





ファーサイドに流れたボール、栗原選手が強烈なヘディングシュート
ボールはフロンターレゴールへと突き刺さり、苦杯の4点目を献上・・・

ここまで大差が付いてしまうと、逆転はもはや絶望的
それでも最後まで諦めない、諦めては全てが終わってしまう



意地を見せたいフロンターレ、再開直後にカウンターを披露
森選手が右サイドを浮上してクロスを供給
ボールの先には黒津選手が待つも、マリノスの分厚い守りにシュートを放てず











田坂選手のコーナーキックは黒津選手を狙ったが
この場面もタイミングが外れてしまった















ピッチ上は一進一退の攻防
是が非でもゴールを決めるべく、ゴール裏のサポーターは躍動


テセがマリノスの選手に囲まれつつも、強烈な一撃を繰り出した
低いシュートがマリノスゴールに迫るが、飯倉選手(背番号21:GK)がセーブ










マリノスに攻め込まれたフロンターレだが、直後に絶好のチャンスが到来
ボールは黒津選手に渡りドリブルで一気に中盤に浮上
最終ラインを上げたマリノスの守備、もはやがら空き同然だ


ドリブルで更に駆け上がり、左足を強く振り抜いた
・・・が、シュートはマリノスのゴール枠を外してしまう




直後にフロンターレは登里選手(背番号23:MF)を投入
ボールを足元に受けるや、ドリブルでマリノスの守備に果敢に対抗
























劣勢から抜け出せぬフロンターレ、エースの一撃で起死回生を図りたい
テセがミドルシュートを繰り出すも、ボールの芯を捉えない

















ピッチには楠神選手(背番号16:MF)が投入
苦境のフロンターレの起爆剤になるか





楠上選手の投入で、流れは幾分フロンターレに傾く
徐々にではあるが、ボールが回るようになりつつある



小宮山選手が一瞬の隙を見計らい、ミドルシュートを披露
長く伸びた弾道がマリノスのゴールに迫るが、飯倉選手がセーブ







左サイドの突破を図るフロンターレ、楠上選手がドリブルの体勢に入る
鋭く深く切れ込むものの、波戸選手のガードに屈してしまう








登里選手がサイドで躍動、マリノスのスライディングを鮮やかに交わす
ゴールの気配は依然薄いも、僅かな光明に期待をかける


































































一矢報いたいフロンターレであったが、抵抗の術も無いままタイムアップ
試合は4-0の完敗であった




惨敗にうなだれる選手たちを、サポーターは拍手で出迎えた
次の試合は3日後に迫る、落ち込んでいる暇は無いんだぞおぉ
| <フロンターレの出場メンバー> | 
| GK:川島 DF:森・薗田・伊藤・小宮山 MF:稲本・谷口・田坂 FW:黒津・レナチーニョ・鄭 SUB:杉山・井川・吉田・横山・木村・楠神・登里  | 
    
| <フロンターレの選手交代> | 
| 黒津>登里(72分) 稲本>楠神(80分) 薗田>井川(88分)  |