ジュビロ磐田 VS 川崎フロンターレ
〜 2010 J1 第12節 〜
| 日 時 | 2010年5月16日(日) 14:03 | |||
| 試合会場 | ヤマハスタジアム(静岡県磐田市) | |||
| 天 候 | 晴れ | |||
| 観 客 数 | 14,760人 | |||
| 試 合 結 果 | ||||
| 磐 田 | 2 | 前 半 | 0 | 川 崎 | 
| 1 | 後 半 | 1 | ||
| 3 | 計 | 1 | ||
| 得 点 者 | ||||
| ジウシーニョ | 2分 | 49分 | レナチーニョ | |
| 前田 遼一 | 10分 | |||
| 成岡 翔 | 66分 | |||

W杯中断期間前最後のリーグ戦、ヤマハスタジアムにてジュビロ磐田との対戦
スタジアム周囲には遠路駆けつけたサポーターが集結し、活気に溢れる



開門前のひとコマ、まずは先のG大阪戦で
衝撃のハットトリックを決めた楠上選手(背番号16:MF)の応援歌を初披露

続けてはU-18プリンスリーグの試合告知
今季関東2部リーグに悲願の昇格を果たしつつも、下位低迷で降格の危機に瀕する
何としても残留を果たすべく、チラシ発行等で異例の大キャンペーンを敢行


長々と伸びる待機列に、チラシを配布するサポーター
運命の試合は5月30日(日)、13:30キックオフ
詳細はこちらを参照の上、是非応援に駆け付けて欲しい


汗ばむ陽気の下、開門の時を迎えた
狭いヤマハスタジアムのゴール裏、立見席は一瞬にしてサポーターで埋まる


強風の中、応援幕の設置に取り掛かる
狭く足場が不安定なヤマハスタジアムでの作業は、半ば命がけ



川島選手(背番号1:GK)らがウォームアップに登場、サポーターも俄然熱気が走る
W杯選出の壮行試合、是が非でも勝ち点3を奪いたい




残るイレブンもピッチに登場、ゴール裏の熱気は更に高まる
昨年は不覚の敗退を喫しただけに、勝利への気持ちは揺ぎ無い








試合開始に向け、熱気は更に高まりを見せる
ゴール裏隅の見切り席は観戦に不適当だが
大勢のサポーターはゴール裏で吸収仕切れず、多くのサポーターで埋め尽くされていた





キックオフの時は間近になった
スタジアムには緊迫感があふれ、戦いを備えた選手たちが再び登場




試合開始に先立ち、W杯の代表に選出された選手たちに花束の贈呈
フロンターレの選手にも別け隔てない磐田の対応に
観客席から感謝を込めて盛大な拍手が起きた




必勝を気すべく、熱き勝負は火蓋を切る
・・・咳が止まらず微熱もあるので、今日も説明は割愛だぁ〜











開始直後に待っていたのは、磐田からの手厳しい歓迎であった
ぽっかりと開いたサイドから、駒野選手(背番号5:DF)のクロスが繰り出され
ジウシーニョ選手(背番号8:MF)のヘディングシュートが襲いかかる




一瞬の失点劇に、出鼻をくじかれたフロンターレ







即座に反撃のフロンターレ、田坂選手(背番号6:MF)のコーナーキックを
黒津選手(背番号7:FW)がヘディングシュートを狙う




左サイドが手薄なフロンターレ、磐田が執拗に攻め立てる
韓国代表に選出されたイ グノ選手(背番号33:FW)が、ドリブルで突破を仕掛けてきた











惜しくも代表から外れた前田選手(背番号18:FW)も、気合がみなぎるプレー
対するフロンターレはスタメン復帰の佐原選手(背番号3:DF)が対応
背後から稲本選手(背番号20:MF)がフォロー、前田選手からボールを奪い取る




















磐田の攻撃に苦しんだフロンターレだが、反撃体制に入る
試合の流れを確実に掴むべく、サポーターも懸命の声援を送る








・・・が、磐田にまたもや隙を与えてしまう
西選手(背番号11:MF)のパスはイ グノ選手へ
井川選手(背番号4:DF)がスライディングを試みるも、止められない




井川選手がイ グノ選手の前に立ちはだかるも、まるで効果は無かった
冷静に繰り出されたクロスの先に、前田選手が豪快なヘディングシュート!







再びサイドを崩され、立て続けの失点を喫したフロンターレ
早くも苦境へ追い込まれたが、気持ちで負けてなるものか!












依然として左サイドが手薄なまま、磐田は見逃さずに猛攻を仕掛けてくる
フロンターレゴール前はあわや失点の危機、苦境から抜け出せない










なおも左サイドは誰も不在、駒野選手の鋭いクロスが止まらない














レナチーニョ選手(背番号34:FW)が磐田ゴールに迫ろうとするが
西選手が背後から鋭く迫り、攻撃の芽を摘み取られてしまう


















































中村選手(背番号14:MF)がバイタルエリアでボールをキープするが
パス先が見出せぬまま、磐田の守備に屈してしまう



この場面は磐田のファウル、フロンターレにフリーキックのチャンスが到来
田坂選手が繰り出したボールは・・・、チャンスには至らない























































時間は経過すれど、攻撃体勢が依然と整わぬフロンターレ
テセ(鄭選手 背番号9:FW)も気合ばかりが空回り、シュートすら放てぬ苦しい状況









なおも不安定な左サイドの守備
この場面もイ グノ選手に抜け出されかけたが
テセがフォローに入り、絶体絶命のシーンは免れた

























稲本選手のロングパスが、レナチーニョ選手に繋がった
ドリブルで駆け上がったものの、周囲のフォローが薄く攻撃は途絶えてしまう


























































































・・・と、説明もロクに書かぬまま(恥)2失点で前半を終了
活力溢れる磐田を前に守備が崩壊、苦しい45分間であった








後半の大逆転を狙うフロンターレ
稲本選手とテセを下げ、ヴィトール選手(背番号11:MF)と楠神選手を投入
このままでは絶対に終われない、残された運命の45分間がスタート












後半開始の流れを掴んだのはフロンターレ
中村選手が得意のミドルシュート、磐田にプレッシャーを与える















磐田の守備に手を焼きつつも、次なる機会を伺うフロンターレ
ヴィトール選手も存在をアピールすべく、ボールに絡みシュートを繰り出す




直後に磐田に反撃を許すものの、すかさずカウンターのフロンターレ
黒津選手(背番号7:FW)が繰り出したクロスに
レナチーニョ選手がボレーでボールを押し込んだ!







1点を取り戻したフロンターレ、試合はまだまだ分からない
逆転劇を目指し、ここから猛反撃だぁ〜












万博での「神」再来を期すべく、楠上選手がピッチを駆け回る
森選手(背番号19:DF)のパスに反応、サイドを一気に浮上


・・・が、パク選手(背番号14:DF)の厳しいガードに遭遇










攻め続けるフロンターレではあるが、磐田の執拗なマークにリズムが見出される
レナチーニョ選手もシュートを放つが、混戦で効果も薄い








中村選手が起死回生のロングパス、ヴィトール選手が駆け寄り鋭いクロスを繰り出す
絶好のボールが磐田ゴール前を横切るも、誰にもタイミングが合わなかった




















































































・・・と、微熱で正気も失いつつなる中で
磐田に痛恨のゴールを喫してしまった


更なる苦境に陥ってしまったが、まだまだ気持ちは揺るがない
奇跡の逆転劇を信じ、ゴール裏のサポーターは躍動する





















逆襲を仕掛けたいフロンターレだが、守備の乱れで苦境から抜け出せない
流れを手元に引き寄せるべく、ゴール裏のサポーターは必死の声援


















































苦境に浸るフロンターレだが、楠上選手が気迫のシュートを放つ
これは磐田の守備にブロックに跳ね返された













照りつける強い日差しがフロンターレの選手を蝕むのか
時間の経過と共に、精彩に陰りが見えつつある












ブラジルコンビで事態の打開を図るフロンターレ
ヴィトール選手の縦パスからレナチーニョ選手がドリブルで浮上
磐田のクリアから、コーナーキックのチャンスを得た




ショートコーナーを選択したフロンターレ、田坂選手(背番号6:MF)の鋭いキックが炸裂
だが、八田選手(背番号21:GK)のセーブに阻まれてしまった



























フロンターレは最後の選手交代、登里選手(背番号23:FW)が投入を待つ


しかし何故か交代が認められず、試合が続行

フロンターレのファウルでプレーが止まり、ようやく選手交代になったが
不可解な試合裁きに、サポーターから不満のブーイングが漏れた








楠上選手がサイドで粘り、セットプレーの場面を得た
ヴィトール選手が繰り出したボールの先は・・・、誰の姿も無かった・・・





































フロンターレが劣勢を覆すまま、試合はロスタイムに突入
歯痒い状況に選手も苛立ちを隠せぬのか、もみ合う場面が度々起こる















試合はこのままタイムアップ、攻撃は機能せず3失点の完敗であった









敗戦に肩を落とす選手たち、サポーターは拍手とブーイングで出迎えた
これで2ヶ月の中断期間に突入、ピッチ上ではしばしの別れとなる


激闘を終えたサポーター、選手たちを勇気づけるべく、選手バスを見送る
先に武田社長が登場、遠路駆けつけたサポーターに握手で応えてくれた

敗戦の余波ゆえか、大半の選手たちは足早にバスの中に去っていったが
川島選手らは手短に対応、W杯での活躍も期待したい




大勢のサポーターに見送られながら、バスはスタジアムを出発
この熱き願いよ、選手たちの心に届くように・・・
| <フロンターレの出場メンバー> | 
| GK:川島 DF:森・佐原・井川 MF:小宮山・稲本・中村・田坂 FW:黒津・レナチーニョ・鄭 SUB:相澤・伊藤・横山・谷口・ヴィトール ジュニオール・楠神・登里  | 
    
| <フロンターレの選手交代> | 
| 鄭>ヴィトール ジュニオール(46分) 稲本>楠神(46分) 田坂>登里(84分)  |