川崎フロンターレ VS ベガルタ仙台
〜 2010 J1 第16節 〜
| 日 時 | 2010年8月1日(日) 19:03 | |||
| 試合会場 | 等々力陸上競技場(神奈川県川崎市) | |||
| 天 候 | 晴れ | |||
| 観 客 数 | 16,326人 | |||
| 試 合 結 果 | ||||
| 川 崎 | 1 | 前 半 | 2 | 仙 台 | 
| 2 | 後 半 | 0 | ||
| 3 | 計 | 2 | ||
| 得 点 者 | ||||
| ジュニーニョ | 40分 | 24分 | 関口 訓充 | |
| 黒津 勝 | 60分 | 27分 | フェルナン ジーニョ  | 
    |
| 谷口 博之 | 84分 | |||


8月最初のJ1リーグ戦、前節山形に引き分けたフロンターレは
ホーム等々力で仙台戦を迎える
調子が上がらぬチームに向け
サポーターの有志が「波に乗ろうぜ」の横断幕を作成
選手バスがスタジアム到着時に、大勢のサポーターと共に掲出された

翌日が平日のナイターだが、仙台サポーターも遠路駆けつけた
アウェイ側の一角には、高畠監督の巨大デカ幕が浮かぶ




夕刻を迎えたスタジアム、場内は大勢の観客で埋まる
堂々たる新守護神の相澤選手(背番号21:GK)らが場内に登場すると
Gゾーンを中心に大歓声が湧き上がる




残るイレブンもピッチに登場、場内の声援は俄然アップ
この日は、ジュニーニョ選手(背番号10:FW)が待望のスタメン復帰
持ち味のスピードを生かし、ゴール量産を期待したい





試合出場に先立ち、新たなイレブンが紹介
GK不足により2種登録された、U-18の内山選手(背番号35:GK)
ユースの試合会場ではお馴染みの顔、貴重な機会を活かして欲しい

来年度の加入内定の田中雄大選手(DF)と合わせ、大勢の観客にアピール
守備強化が課題のフロンターレ、新世代を担う逸材が待ち遠しい










気が付けばキックオフ直前、激戦を控え場内は燃え盛る
試合開始に先立ち、ベガルタならぬ鷹の
イーグルフライとパフォーマンスが開催される

この大役を担うのは、那須どうぶつ王国のシルビアちゃん
バックスタンド2階席から華麗に飛び立った!



一直線に低空飛行を描き、メインスタンド前に着地成功!!







夕闇の来訪と共に、戦いの舞台は整った
タイトル獲得へ負けられないフロンターレ
片やJ1残留へ必死のベガルタ仙台、ガチンコ勝負は必死である








首位戦線の復帰には落とせぬ一戦、選手達が固く円陣を組んだ
・・・、大阪遠征準備で時間が無いっ!今日も試合の説明は省略ぅ(恥)
































































































































































事もあろうか、フロンターレが先制点を喫してしまった
昨年末の天皇杯敗退の悪夢が脳裏を過る・・・



























同点に追いつきたいフロンターレだが、よもやの連続失点
スタジアムには動揺が渦巻き、沈痛な空気が支配する・・・





2失点のショックは払拭、サポーターは応援に集中する
大逆転勝利の道行きは険しいが、信じて声援を送るのみ

















出場停止の田坂選手(背番号6:MF)に代わり、初スタメンの楠神選手(背番号16:MF)
万博の奇跡の再来はなるのだろうか


















仙台の勢いも小休止、ここからが本当の反撃の場



















フロンターレの最終ラインは安定感を取り戻す
後は着実に1点ずつ取り戻したい





































なかなかチャンスを掴み切れ無かったフロンターレだが
ジュニーニョ選手(背番号10:FW)のゴールが決まる
ここからだ、ここから更に燃え上がれ!









































・・・と、ろくな説明を書かずに前半を終了
1点ビハインドのフロンターレだが、試合の流れは確実に掴みつつある
唯一の不安材料は、中盤の選手の疲労感だろうか


場内は僅かな静寂の間、目の前に人KEN兄妹がゆったりと通過

対面に浮かぶ高畠監督の肖像
巨大幕の強力な視線と、サポーターの思いが詰まった沢山のメッセージは
ピッチ上の選手を勇気づけてくれるに違いない







灼熱の等々力劇場は、後半開始の時を迎えた
相変わらず遠征準備で時間が無いので、写真ばかりで大恐縮































試合の主導権を掴んだフロンターレ、ジュニーニョ選手の同点ゴール!
・・・かに見えたが、ボールはサイドネットを揺らしたに過ぎなかった






































攻撃の手を緩めぬフロンターレ、同点はもはや時間の問題
ピッチに倒れる仙台の選手に、時間稼ぎと解釈したサポーターから
容赦ないブーイングが沸き起こる























時間の経過と共に、フロンターレの優位は更に強まる
感動の瞬間を引き寄せるべく、サポーターは懸命に声援を送る































ボールはジュニーニョ選手から中村選手(背番号14:MF)へ渡る
前方を冷静に見据えた中村選手
スルーパスが黒津選手(背番号7:FW)へと託された!







こうなれば、後は冷静に流し込むだけであった
黒津選手の同点ゴールで大興奮のサポーター
勢いは完全にフロンターレ、このまま一気に逆転するぞ!!








だが、仙台も一矢報いてきた
コーナーキックの危機から逃れるべく、サポーターは力強い拍手を送る



高温多湿の夏で、疲労が蓄積気味の稲本選手(背番号20:MF)
この日も精彩を欠き、後半途中で横山選手(背番号18:MF)と交代















































攻勢を強めるべく、フロンターレは2人目の選手交代
楠神選手に代わり、レナチーニョ選手(背番号34:FW)をピッチに送る













オーロラビジョンに入場者数が発表
夏休みだと家族連れが旅行などで不在がちになり
集客面は案外苦戦するもの












レナチーニョ選手の鮮烈なシュートから、コーナーキックのチャンスをゲット
コーナーエリアに向かう中村選手を前に、観客席の声援は一気にアップ


















勢いを潜めていた仙台だが、余力を絞り攻勢を強める
フロンターレゴール前は危機の連続、ここは我慢のしどころである








仙台の守備に転倒しつつも、レナチーニョ選手の勢いは止まらない




仙台の鋭い飛び出しに、相澤選手が果敢なセーブで危機を断ち切る


















気が付けば、ピッチには谷口選手(背番号29:MF)の姿
ジュニーニョ選手のクロスボールに呼応、仙台ゴール前に果敢に飛び出す





小刻みにつなぐフロンターレレナチーニョ選手のシュートが炸裂!
こぼれ球に詰め寄ったのは谷口選手、至近距離から豪快に押し込んだ!!









谷口選手の劇的なゴールが、仙台ゴールを貫いた!!
鮮やかな逆転劇に場内は狂喜乱舞
谷口選手もユニフォームを脱ぎ、サポーターの元に一目散に駆け寄った









破竹の3連続ゴールで、完全に蘇ったフロンターレ
ここまできたら後は勝利のみ、大声援が場内にこだまする












捨て身で攻め立てる仙台に対し、フロンターレも必死の防御
ピッチ上は死に物狂いの攻防戦、目が一瞬足りとも離せない


































気が付けば後半もロスタイム、フロンターレは時間の消費に入る
サポーターも勝利を確信、アバンテの応援で締めくくりの体勢に突入












試合はそのままタイムアップ、劣勢を覆しての大逆転勝利!!
選手もサポーターも満面の笑み、順位も4位をキープしたぞぉ〜









歓喜に浸る等々力の舞台、インタビューを終えた谷口選手がピッチを疾走
その傍らでは、Gゾーン前にビニールシートが・・・











勝利を祝う選手とサポーター
続けて前節の山形戦でJ1通算100試合出場達成の小宮山選手(背番号8:DF)と
決勝ゴールを決めた谷口選手が「お立ち台」へ



・・・と、怪しげに目隠しをする両選手
先程のビニールシートの正体は、何とスイカ割りであったりする




私の撮影場所からはスイカは見えませんでしたが、見事開眼!



次節は敵地でのC大阪戦、好調な相手だけに熾烈な勝負の予感
消耗戦が続く8月決戦、これを乗り切れば初タイトルの夢が見えてくるぞぉ〜
| <フロンターレの出場メンバー> | 
| GK:相澤 DF:伊藤・井川・菊地・小宮山 MF:稲本・中村・楠神・ヴィトール ジュニオール FW:ジュニーニョ・黒津 SUB:安藤・佐原・横山・谷口・木村・登里・レナチーニョ  | 
    
| <フロンターレの選手交代> | 
| 稲本>横山(64分) 楠神>レナチーニョ(70分) 黒津>谷口(82分)  |