川崎フロンターレ VS 横浜F・マリノス
〜 2011 J1 第33節 〜
| 日 時 | 2011年11月26日(土) 14:03 | |||
| 試合会場 | 等々力陸上競技場(神奈川県川崎市) | |||
| 天 候 | 曇り | |||
| 観 客 数 | 19,972人 | |||
| 試 合 結 果 | ||||
| 川 崎 | 0 | 前 半 | 0 | 横 浜 | 
| 3 | 後 半 | 0 | ||
| 3 | 計 | 0 | ||
| 得 点 者 | ||||
| オウンゴール | 49分 | |||
| ジュニーニョ | 77分 | |||
| ジュニーニョ | 84分 | |||

波乱と低迷に喘いだ2011シーズン、J1リーグ戦もホーム最終節
澄み渡る青い空に、ゆっくりと朝陽が差し込んできた


早朝からサポーターは大忙し、この横断幕は一体誰のもの?


朝抽選はトラブルが勃発し、場内の人はなかなか動けない
待ち時間を利用してコレオの準備、カラーパネルを手際よく巻いてゆく




カラーパネルは2階席に設置、1階席は後援会旗でぎっしりと埋まる
整然と並ぶ旗は圧巻、選手入場時のコレオグラフィが待ち遠しい



この日はジュニーニョ選手(背番号10:FW)の等々力でのラストマッチ
9シーズンの感謝の気持ちを込め、Gゾーンの中心部に背番号の「10」をかたどる



ジュニーニョ選手を最高にもてなすべく、場内には張り紙が各所に掲示
「川崎の太陽に最高の雰囲気を!」誰もが抱く気持ちであろう


選手バスを待つサポーター、競技場の正面は青一色で染め上がる
目的はもちろんただひとつ、最高の演出でジュニーニョ選手を出迎える









選手バスの接近に合わせ、サポーターは一斉に応援をスタート
ジュニーニョ選手のコールが盛大に響く中、選手バスが姿をあらわした



選手バスは大熱狂の声援を浴びながら、目の前をゆっくりと通り過ぎた




場内に戻り次なる企画に「挑」む
川崎フロンターレの発展期を支えた
箕輪義信氏の引退セレモニーが晴れやかに開催



Gゾーンの中心部でサポーターの大歓迎を受けた
長い間お疲れ様、ミノの勇姿は一生の宝物だぁ




さぁ、ここからは試合に集中
ホーム等々力で苦戦が続いただけに、今日は絶対に負けられない!








ジュニーニョ選手の等々力ラストマッチ、最後は勝利で締めくくりたい
俄然意気込むサポーター、勝利への強い願いが伝わってきた




















割れんばかりの熱気の中、ジュニーニョ選手の最後の選手紹介
場内は更にヒートアップ、勝利へ向けて全力で「挑」むのみ




試合に先立ち、阿部孝夫川崎市長&フロンターレ名誉会長の挨拶


阿部市長に向けて横断幕を掲げるサポーター
ジュニーニョ選手へ川崎市から功労賞を捧げるべく
サポーターからの切なる訴えであった








泣いても笑ってもラストマッチ、最後は笑顔で締めくくりたい
壮観なコレオグラフィが、等々力の大地を染め上げる







誰もが求める等々力の勝利、激戦は火蓋を切って落とされた
・・・面倒くさいので説明は省略!(コラッ)


































































































































































































































































































































































前半は0-0で終了、何も書かずにあぁ恐縮(恥)
互いに気持ちがみなぎる好ゲーム、後半も戦いも見逃せない


ハーフタイムに登場のうさぎのキャラ、君たち一体何者だぁ?






後半開始の時は刻一刻と迫り来る
ジュニーニョ選手が送れることピッチに登場、この姿も本当に最後であろう




頼むぞ、我らの太陽ジュニーニョ選手
等々力のラストゲームで感動のゴールを見せてくれ!















後半開始から積極的に仕掛けるフロンターレ
ピッチの熱気にサポーターも触発、ゴールの足音が聞こえてくる

















そして、等々力に歓喜の瞬間が舞い降りた
小林選手(背番号11:FW)の先制ゴール・・・ではなくてオウンゴールだが
選手もサポーターも喜びを大爆発






マリノスも反撃を仕掛けるが、フロンターレの守備は高度に集中
マリノスに容易くゴールを明け渡さない










ピッチ上の攻防は激しさを増す、両者の意地が盛んにぶつかり合う


目の前の激しい攻防に、サポーターも俄然ヒートアップ










































前線で奮闘のジュニーニョ選手、最盛期の鋭さを彷彿させる
あとはゴールを見たい、サポーターの前で劇的な一撃を決めてくれ!


















































フロンターレは最初の選手交代
山瀬選手(背番号13:MF)に代わり横山選手(背番号18:MF)を投入




















ボールはジュニーニョ選手へ集中、ラストマッチの劇的なドラマを演出すべく
残すはサポーターの後押しのみ













この日の入場者数が発表、2万人は正直超えたかった




・・・が、その直後に待ちわびた瞬間がやって来た
横浜の守備をかいくぐったボールは、ジュニーニョ選手の足元にたどり着く















オオオオオオーッ!ジュニのゴールが決まったぞ!
これぞまさに「川崎の太陽」、ジュニーニョ選手の真骨頂はここにあり







































マリノスも必死の反撃、対するフロンターレも必死の守り
選手もサポーターも正念場、絶対に失点はなるものか
















マリノスの猛攻を耐えぬいたフロンターレ
ここから一気に大逆襲、田坂選手(背番号6:MF)のパスは迷わずジュニーニョ選手


胸でトラップしたジュニーニョ選手
鋭い眼光と共に、鮮烈な一撃を繰り出した!








オオオオオオオオオオオッッッッッ!!!!
ジュニが、ジュニが劇的な追加点!
マリノスに圧巻の3ゴール、これで勝利はほぼ確実だ






3点リードにもフロンターレの攻撃は止まらない
ジュニーニョ選手はハットトリックを目指し、意欲的に攻め立てる












フロンターレは2人目の選手交代
小林選手に代わり矢島選手(背番号15:FW)を送り込む



















後半もアディショナルタイムに突入、もはや勝利は確実であろう
フロンターレは最後の選手交代
長きリハビリの時を経て、黒津選手(背番号7:FW)がピッチに戻ってきたぞ!


















試合も残りは1分弱、勝利はもはや間違えない
サポーターはアバンテの応援をスタート、久々のアバンテに場内は燃えた






最後まで一瞬足りとも気を抜かず、アバンテの応援を続行
勝利を確実に得るために、両腕をガンガン突き上げる





後がないマリノスも、捨て身の攻撃を仕掛ける
対するフロンターレも必死の守備、最後の最後で踏ん張った









試合は程なく終了、リーグ戦で久々のホームの勝利に酔いしれる
最後に勝てて本当に良かった・・・








この日2ゴールのジュニーニョ選手、最後の勝利インタビューに「挑」む
サポーターへの感謝の気持ちを深々と綴り、場内は感動の余韻に浸った

激戦は過ぎ去り、等々力に静寂が舞い戻る
彼方から来た漆黒の空が、等々力の舞台を包み込む






2011シーズンホーム最終節のセレモニー

挨拶に立つ武田信平フロンターレ社長
今シーズンの低迷をサポーターに詫び、来季への逆襲を誓った


相馬監督、井川キャプテンが続けて挨拶に立つ
壇上に立つ誰の口からも、悔しさが滲み出ていた




挨拶を終え、ピッチを半周する選手達
ジュニーニョ選手の感謝の言葉を込めた巨大幕が、堂々と姿を表した


1年間の戦いを分かち合う選手とサポーター
今年の悔しさは必ずや来年への飛躍へ・・・



ジュニーニョ選手が最後の「お立ち台」
トラメガを握り感謝の言葉を延々と綴った


最後は自ら応援歌を歌い、サポーターもつられて大興奮
ジュニゴール、オーオオオー
ジュニゴール、オーオオオー






9年間本当にありがとう、「川崎の太陽」ジュニーニョ選手

来年は頑張れよぉ〜、こんな成績はもう懲り懲りだぁ〜
| <フロンターレの出場メンバー> | 
| GK:杉山 DF:田中(裕)・菊地・伊藤・小宮山 MF:柴崎・中村・田坂・山瀬 FW:小林・ジュニーニョ SUB:相澤・井川・横山・楠神・久木野・黒津・矢島  | 
    
| <フロンターレの選手交代> | 
| 山瀬>横山(71分) 小林>矢島(88分) 田坂>黒津(90+1分)  |