ジュビロ磐田 VS 川崎フロンターレ
〜 2012 J1 第20節 〜
| 日 時 | 2012年8月4日(土) 19:04 | |||
| 試合会場 | ヤマハスタジアム(静岡県磐田市) | |||
| 天 候 | 晴れ | |||
| 観 客 数 | 15,671人 | |||
| 試 合 結 果 | ||||
| 磐 田 | 1 | 前 半 | 1 | 川 崎 | 
| 1 | 後 半 | 1 | ||
| 2 | 計 | 2 | ||
| 得 点 者 | ||||
| 山崎 亮平 | 43分 | 59分 | 田中 裕介 | |
| オウンゴール | 75分 | 67分 | レナト | |

2012シーズンJ1第20節、ヤマハスタジアムにてジュビロ磐田との対戦
灼熱地獄の遠州地方、開門前から暑さでうだりそう


今年から開門時刻が遅くなり、試合開始1時間半前の入場
急いで応援準備に取り掛からねば


狭きヤマハスタジアムのアウェイゴール裏、混雑の中横断幕を装着
高所恐怖症の人には辛い作業、建物の隙間に足を踏み外したら、命の危機は確実

最前列には「志高く。」の幕も装着
前節の大宮戦で久々の大量得点、この勢いで好調磐田から勝ち点3を奪いたい





川崎の頼れる守護神、西部選手(背番号21:GK)らがピッチに登場
俄然勢いづくゴール裏、今日もゴールを守り抜け!






残るイレブンもピッチに登場、敵地での必勝を誓い合う






































夕刻を迎え待望のキックオフ、ゴールに向かう西部選手が凛々しいぜ
上位進出への試金石、好調磐田から勝ち点3を奪い取るぞ!















開始直後から両者活発な動き
磐田が右サイドを浮上、山田選手(背番号10:MF)が危険なパスを供給



これは實藤選手(背番号15:DF)がブロック、田中裕介選手(背番号3:DF)がこぼれ球を追う
ライン際でボールが切れるのを待つところで
山崎選手(背番号9:MF)が背後から激しいチャージ












磐田のマークを掻い潜り、繋いで前進を図るフロンターレ
楠神選手(背番号16:MF)が放ったクロスは、八田選手(背番号21:GK)の正面






左SBのスタメンは、この日もJ特別指定選手の山越選手(背番号35:DF)
伸びやかに繰り出されたクロスは楠神選手を狙うが、ここは届かない




フロンターレは中盤でボールを奪取、一瞬の間を持たずに切り返す
風間宏矢選手(背番号34:FW)が強烈なミドルシュート、磐田ゴール枠を僅かに外す





素早く繋ぐフロンターレ、中村選手(背番号14:MF)も後に続く
中盤でパスを受けドリブルからシュート、これも磐田ゴール枠を外す







右サイドを切り崩す磐田、駒野選手(背番号5:DF)が強烈なクロスを繰り出す
ここは井川選手(背番号4:DF)が対応、右足を蹴り上げクリア










磐田が再三に渡り右サイドを崩しにかかる
駒野選手がロングクロスを繰り出すが、實藤選手(背番号15:DF)がヘディングでクリア





磐田の攻撃は止まらない、駒野選手は容赦なくクロスを繰り出す
ここは西部選手がセーブ、磐田の猛攻を辛うじて耐え凌ぐ

























時間の経過と共に、試合の主導権は磐田がじわりと握る
巧みなパスワークにフロンターレは揺さぶられ、反撃の糸口を掴めない













我慢の時間帯が続くフロンターレ、稲本選手(背番号20:MF)が中盤からパスを供給
お、これは前線へと繋がったぞ


風間宏希選手(背番号31:MF)がキープ、ロドリゴ選手(背番号6:MF)のアタックを交わす
足元の技術は長けたものを感じる






直後に磐田も反撃開始、執拗に右サイドを突いてくる
鋭いクロスはヘッドでクリア、攻め手が少なく救われた




磐田の攻撃は止まらない、宮崎選手(背番号13:DF)がロングクロス
これは西部選手の正面、詰めの甘さに事なきを得る

















磐田が中盤からロングパス、ボールは山田選手の胸元
山越選手が体を挟み、巧みにボールを奪い取る






山田選手が低めのクロスを繰り出すが、西部選手ががっちりとセーブ
一方的に攻められてはつまらない、そろそろ反撃開始だぁ





中盤に浮上のフロンターレ、左右にボールを素早く繋ぐ
稲本選手も小気味良いパスを繰り出す





左から右に展開のフロンターレ、磐田ゴール前に風間宏希選手が飛び出す
八田選手の飛び出しを冷静に見据え、ヒールでボールを後方に戻す







背後には田中裕介選手の姿、冷静にボールを流し込み先制点をゲット
劣勢を突き破っての先取点、サポーターも喜びを爆発させた

ゴールを決めた田中裕介選手は、空高く3本の指を突き上げた
この日が命日であるかつてのチームメイト、松田直樹選手へ想いを捧げた








失点を喫した磐田だが、攻撃の手は止まらない
駒野選手の度重なる攻撃参加に、山越選手はキリキリ舞い



続けて磐田がコーナーキック、ゴール裏に強い緊張が走る
磐田のキックは菅沼選手(背番号22:DF)の頭に届くが
田中裕介選手がプレッシャーを浴びせ、菅沼選手のバランスを崩す



逆サイドからは前田選手(背番号18:FW)が、鋭い眼光で待ち構える
山越選手が止めに入るが、瞬く間に振り切られてしまった


絶体絶命の危機を招くも、田中裕介選手が捨て身のフォロー
勇気あふれるプレーで、磐田の猛攻を耐え抜いた










前進を図るフロンターレ、山越選手が伸びやかなクロスを放つ
磐田ゴール付近に小林選手(背番号11:FW)が待つも、バランスを崩す







フロンターレにコーナーキックの場面、中村選手(背番号14:MF)のキックが炸裂
ゴール前に選手が飛び込むも、磐田ゴールを脅かすには至らない







山越選手が次々と攻撃参加、フロンターレの攻撃を盛り上げる













中盤で構える稲本選手、磐田からボールを奪い取る
しかし体がいささか重く、攻撃の起点には至らない



磐田は左サイドに展開、松浦選手(背番号11:MF)のクロスが襲う
ここは西部選手がパンチング、確実にボールを弾き出す







































































フロンターレはスルーパスから小林選手、磐田ゴール前に飛び出し好機を演出
続けてコーナーキックの場面が到来、追加点への期待が一気に高まった


風間宏希選手が繰り出したボールが、磐田ゴールを横切る
だがこれは押し切れない























磐田が左サイドを攻め込むが、實藤選手が落ち着いて対応
山田選手の行く手を遮り、冷静なバックパスで難を逃れた




















均衡が続くピッチ上、田中裕介選手が手薄な右サイドを駆け上がる
クロスは鋭く高過ぎたのか、風間宏矢選手には届かない









直後に磐田がボールを支配、左右に繋ぎフロンターレに的を絞らせない




前田選手のパスは山崎選手、井川選手がすかさず止めに入る
しかし予想外に粘られた挙句、起死回生の一撃を食らってしまう






山崎選手の技ありの一撃は、フロンターレゴールへ収まってしまった
予想外の失点を喫するも、ここで立ち止まってはいられない




振り出しに戻されたフロンターレ、再び突き放しに入りたい
しかし磐田は攻撃を緩めず、右サイドから小林選手(背番号7:MF)が鋭いクロス










前半はロスタイム突入前後、中盤がもたつく間に磐田がなだれ込む
山崎選手が縦パスに反応、鋭い抜け出しからシュートを放たれてしまう





気が付けばアディショナルタイムに突入するが、磐田の勢いは一向に止まらない
是が非でも無失点で逃げ切るべく、ゴール裏のサポーターは必死の声援






磐田はパスとドリブルを交え、フロンターレを容赦なく攻め立てる
山田選手が折り返したボールを、駒野選手が力強く押し流す
















前半は程なくタイムアップ、磐田相手に1-1で折り返す
好調な相手だけに散々苦しめられた、後半も厳しい戦いは必至である


ハーフタイムは静かに時が流れ、ささやかなクールダウン
ここで大堀カメラマンが目の前に登場
ゴール裏にカメラを設置、リモート操作で決定的瞬間を狙う


・・・と、華麗な花火が磐田の夜空を飾る
磐田の勝利で再度打ち上げとのことだが、率直に嬉しくない





「祝砲」を阻止すべく、残された45分の勝負に挑む
フロンターレは最初の選手交代、稲本選手から大島選手(背番号30:MF)にスイッチ


厳しい勝負は誰もが覚悟、だからこそ勝ち点3を手にしたい
頼むぞ風間フロンターレ、敵地で貴重な勝利を掴み取れ!




・・・と、後半は早々に磐田のペース
この状況を覆すには、コボリさんのリードが必要不可欠





逆襲に転じるフロンターレ、楠神選手が磐田ゴール前に侵入
しかし磐田も守備が堅い、二人係で行く手を遮られた







ゴールキックを蹴る西部選手
磐田ゴール裏から「ヒゲ剃れ!」のヤジが響いていようとは・・・




磐田が猛然と攻撃を仕掛け、フロンターレは窮地に陥ってしまう
山崎選手の至近距離からの一撃は、西部選手が足を伸ばし渾身のセーブ


こぼれ球を山田選手がシュート、辛うじてゴール枠から外れてくれた








中盤でボールキープの中村選手、ロドリゴ選手が激しくチャージ
ここまで厳しくやられると、フロンターレの攻撃にリズムは生まれ難い







中村選手から楠神選手へボールが託され、ドリブルでじわりと駆け上がる
ペナルティエリア内から鋭いシュートを放つも、磐田ゴールの枠内へ収まらない










磐田の厳しいマークを前に、攻撃の糸口が見えぬフロンターレ
風穴を開けるべく風間宏希選手がミドルシュート、ボールは高く浮いてしまう








直後に磐田が反撃開始、次々とシュートを浴びてしまう
辛抱の時間帯が続くももの、この危機は何とか耐え抜いた







劣勢が続くフロンターレ、ここで2人めの選手交代
小林選手に代わり、前節大宮戦で圧巻のゴールを決めたレナト選手(背番号10:FW)を投入






中盤で細かくボールを繋ぎ、チャンスを伺うフロンターレ
右サイドのレナト選手にボールを託すも、磐田に動きを読まれてしまう



攻撃は一旦途切れるも、中村選手のスルーパスがレナト選手へ渡る
左足を強力に振り抜きシュート、磐田に強烈なプレッシャー






磐田はゴールキックを素早く繋ぎ、山崎選手がポストで叩く
山田選手のミドルシュートは西部選手がセーブ、こぼれ球も速やかにクリア




楠神選手の果敢な仕掛けは、磐田にはなかなか通用しない
正攻法で崩すのは相当困難、もう一工夫欲しいところ








楠神選手の突破が通じぬなら、レナト選手が後に続く
パスを受け鋭く駆け上がるが、藤田選手(背番号33:DF)のガードに阻まれた









楠神選手がサイドをじわりと浮上、駒野選手を引き寄せコーナーキックを得た
磐田を突き放す絶好の機会、サポーターの声量も自然と上がる




フロンターレはショートコーナーを選択、大島選手の折り返しを中村選手がクロス
・・・が、ゴール前に誰も構えていない








磐田がすかさずカウンターを披露、大島選手が裏を突かれてしまった
ここは實藤選手がフォロー、捨て身のスライディングで危機を断ち切る


























劣勢に陥るフロンターレ、止まらぬ磐田の攻撃に苦境の連続
ここは忍耐の時間帯、選手・サポーターが一体となり、磐田の猛攻を耐え凌ぐ



















































































守勢を強いられ続けたフロンターレ、磐田にゴールをこじ開けられてしまった



だが、この程度で諦めてなるものか!
ゴール裏のサポーターは気落ちは皆無、逆転を信じ熱烈な声援を送る









磐田が支配の状況は変わらず、苦境から依然抜け出せない







磐田が至近距離からシュートを連発、「天敵」阿部選手(背番号30:FW)の一撃が襲う
ここは西部選手が懸命のセーブ、ゴールもヒゲも抜かせてなるものか












大島選手が中盤でボールをキープ、しかし磐田のマークも過酷
激しい寄せに持ち味が発揮ならず












だが、フロンターレに起死回生の場面到来
中村選手の浮かしたパスはレナト選手に渡り、巧みなトラップで八田選手を振り切った








無人の磐田ゴールにボールを流し込み、待望の同点ゴール!
我慢を重ね掴み取った一撃、レナト選手は抱き合い喜びを爆発















































































気付けば後半もタイムアップ、両者譲らずドローで終戦
好調磐田に最後まで苦しめられるも、貴重な勝ち点1を獲得




西部選手が仲間を抱擁、頼れる守護神の姿がそこにはあった
・・・誰だ?「ヒゲ剃れ」とヤジリ続けたのは(苦笑)






順位は僅かに落ちてしまうも、今日の戦いが出来れば上位浮上の可能性は十分
次なる試合はホーム等々力でサガン鳥栖が相手、見逃せぬ戦いは続きます
| <フロンターレの出場メンバー> | 
| GK:西部 DF:田中(裕)・實藤・井川・山越 MF:稲本・風間(希)・中村 FW:楠神・小林・風間(矢) SUB:杉山・伊藤・レネ サントス・田中(淳)・大島・登里・レナト  | 
    
| <フロンターレの選手交代> | 
| 稲本>大島(46分) 小林>レナト(55分) 楠神>登里(76分)  |