京阪大津線 〜石山坂本線・京津線〜
撮影日:2004年10月15日
日本最大の湖、母なる琵琶湖。 湖畔に広がる雄大な風景。水面からの微細な水蒸気が、神秘の世界をかもし出す。 |
背後から汽笛の音色が響く。振り向くと突然電車が登場。 京阪大津線との旅は、ここ浜大津駅からスタートです。 |
路面を行き交う濃緑の車両。浜大津〜三井寺は短区間の路面電車。 写真の600系は1984年登場、現在10編成(20両)在籍の主力車種。 |
裏路地をゆっくり走る600系車両。 古き光景が残る町並みに、自然と溶け込んでいます。 |
電車は三井寺駅に到着。ここから先は通常の路線。 かの皇子山競技場は2駅先ですが、今回はパスして逆方面。 |
今回は石山寺方面へ足を伸ばします。 狭い隙間をぬい、曲がりくねった線路を先へ。ここでも600系が元気に快走。 |
大津線の特徴は、とにかくカーブが多い。この区間は特にカーブの連続。 反対方向から700系が登場。車体を傾けながら、浜大津方面へ疾走。 |
先を急ぐ必要はありません。のんびりぶらりと途中下車。 民家の脇より、巨大な車体がゆったりと通過。 |
・・・と、ゆったりな旅も。終着の石山寺駅へ到着。 出発を待つ600系と700系のツーショット。 |
700系には色違いのマリンブルーバージョンも。 琵琶湖のイメージにはこちらの方がお似合いかな。 |
石山坂本線を離れ、京都方面へ向かう京津線に乗り換えます。 こちらは新鋭の800系車両、ハロウィンのようなケバい表情が特色。 |
京津線は乗ると面白く、一度で路面電車・勾配区間・地下区間が味わえる。 浜大津を出発した列車は路面区間を抜け、民家が密集する勾配区間へと突入。 この区間もカーブの連続。車体は意外にも揺れず、 かつての「技術の京阪」の面目約如? |
程なく殺風景な山岳路に突入、街道脇を一気に駆け下りる。 激変する車窓の風景は、ここでしか味わえないものがあります。 |
・・・と、そのまま走ると地下鉄に大変身。 一路線で何路線分も楽しめる大津線、ぜひ一度ご乗車あれ。 |