仙台牛ぎゅう詰め弁当


もはや駅弁一色に染まりつつある当コーナー。今回も懲りずに駅弁のご紹介。
仙台駅で発見の「仙台ぎゅう詰め弁当」。杜の都仙台を誇る牛たん、誰もが周知の通りでございます、はい。
牛たん弁当は数多の種類があり、かつて食した網焼き牛たん弁当は結構うまかった。高級路線化を図ったこの駅弁のお味は如何なものでしょうか?


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東北新幹線の駅ホームで発見、「仙台ぎゅう詰め弁当」。
外装の写真は肉が強調、なかなか期待を抱かせる。




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容器は発泡スチロール製、肝心なのはお味の方。




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蓋を開くと、牛たんと牛すきがどーんと登場。
見た感じはなかなかうまそうだ。


先ずは無難に牛たんを箸へ。厚手で凝縮された「たん」の肉筋が食欲を誘う。
大きな期待を抱かせ口に運ぶ。・・・ん??旨みが余り伝わってこない。
厚手なので噛みごたえは十分だが、「たん」の旨みが舌に染み込まない。主役を飾る「たん」のお味は今ひとつ、出鼻をくじかれてしまった。
それが影響してか、それ以外の食材もイマイチ。牛すきも悪くはないのだがやや薄味、インパクトが今ひとつ物足りない。
米どころ宮城のひとめぼれのご飯は及第点。しかし不思議と「たん」と咬み合わない。

目立った印象が得られぬまま完食。別に不味くは無いのですが、正直に美味いとは思えない。
率直にガッカリ感が募った駅弁。お値段もお安くないだけに、更なるブラッシュアップを望みたいです。


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肉厚な牛たんだが味はもうひとつ、牛たん「らしさ」が薄いのも残念。



評価:2点

比較的豪華な駅弁ですが、味は更なる磨きが必要。
個人的嗜好にマッチせずに残念。


仙台牛ぎゅう詰め弁当 1,150円(税込)


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