我がレンズ殿堂
(2015.11.11 最終更新)

 

こちらは私が保有するレンズについて語ります。安物買いの銭失い派につき、中古レンズが主体です。
スペックと下手な撮影サンプルを主に紹介します。
注:「お勧め度」は筆者個人的な評価とし、星5つが最高点です。
   詳細な画像情報に関しては、オリジナル画像のExif情報をご覧ください。
   RAWからJPEGへの変換は、Digital Photo Professional 3.x を利用(最高画質、シャープネス無し、色温度は撮影時のまま)。
   レンズの価格は、いずれも税別です。発売日はキヤノンマウント用です。


既に手放したレンズについては、こちらをご覧ください。


〜 キヤノン EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM 〜
キヤノン EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM

発売時期 2014年5月29日
発売時価格 46,000円
焦点距離 10mm〜18mm (Canon APS-C機装着時:16.0mm〜28.8mm相当)
最小F値/絞り 4.5〜5.6 / 22〜29
最短撮影距離 0.22m
レンズ構成 11群14枚
絞り羽根枚数 7(円形絞り)
サイズ 74.6mm(最大径) X 72.0mm(長さ)
重量 240g
フィルタ径 67mm
フード 別売(キヤノン EW-73C)
コメント キヤノンのEF-S超広角レンズの第2弾。先代のEF-S10-22mm F3.5-4.5 USMよりも軽量&コンパクトな設計、大幅な低価格化を図った製品。
低価格化の為プラスチックマウントを採用。EF-S10-22mm F3.5-4.5 USMと比べるとスペック面で劣る部分が多く、初心者層をターゲットにした製品に見える。

ところがどっこい写りは本格派。近年の飛躍的な光学性能の伸びはこのレンズにも該当し、実売価格4万円前後が嘘のような描画性能。
撮影された写真は程良いシャープさを保ち、解像感と優しさが絶妙なバランス。色合いは僅かにあっさり系だが、大きな癖も無く万人向けである。
背景のボケも自然な印象。開放では周辺部の光量落ちは大きめであるが、F6.3程度まで絞れば概ね解消、全域に渡り安定した描画が得られる。
逆光性能は強い方では無く、フレアの発生は確認出来る。けれども嫌味な感じは無く、超広角レンズとしては及第点と言える。

超広角レンズとして初のIS(手ぶれ補正)を搭載。CIPAガイドライン準拠で4段の補正能力を有し、実際に撮影しても強力な補正能力を実感可能。
しっかりと構えれば1秒程度のシャッター速度でも手振れを回避。広角レンズにおけるIS搭載は賛否あろうが、慣れてしまうともはや「必須」と感じるのが末恐ろしい。
ISの恩恵は動画撮影にも適用。EF-S10-22mm F3.5-4.5 USMでの撮影時は絶え間ない揺れに悩まされたが、ISのお陰で揺れは大幅に低減、ちょっとしたムービー撮影にも好適。

EF-S10-22mm F3.5-4.5 USMと画質を比較すると、多くの点で改善。中央部の描画性能はほぼ同等だが、キヤノンのウイークポイントである周辺部の流れは大幅に低減、概ね満足なレベルである。
AFモーターに搭載されたSTM(ステッピングモーター)は俊敏だけでなく、静粛さも素晴らしい。余りに無音過ぎてAFが動作しているのが疑わしいほど。試し撮りした際はAFが動作不良では?と疑念を抱いたほど。
MFリングは狭めだが、操作性は悪くない。基本AF専用レンズであるが、「いざ」の保険としては悪くない。

注文を付ければ金属マウントを採用して欲しかった。もっともこれだけ安価なので、それは贅沢な望みだろうか。
Kissクラスとの組み合わせがベストだが、7Dクラスとの相性も良い。あらゆるユーザーに幅広く推奨、キヤノンの快作と言えよう。
長所 価格から信じ難い描画性能。流れが低減された周辺部の画質。
極めて強力なIS、無音同然のAF。
短所 周辺部の光量落ちが大きめ、AFが僅かに迷う傾向あり。
できればもうちょっと望遠側に寄れたら。
お勧め度 [CPにも優れた逸品、超広角レンズ初心者にもオススメ。]
使用頻度 [完全に必需品。]

撮影サンプル(ISは全てON、画像をクリックすると実サイズで表示されます)
登戸近辺
サンプル1
7D
F8.0,1/500秒,AWB
ISO 200
RAW (JPEG変換)
ドラえもんカフェ
サンプル2
7D
F7.1,1/25秒,AWB
ISO 200
RAW (JPEG変換)
のび太と恐竜
サンプル3
7D
F10,1/60秒,AWB
ISO 160
RAW (JPEG変換)
ドラミちゃん
サンプル4
7D
F8.0,1/400秒,AWB
ISO 100
RAW (JPEG変換)
ドラえもん一同
サンプル5
7D
F10,1/25秒,AWB
ISO 250
RAW (JPEG変換)
初夏のあじさい
サンプル6
7D
F4.5,1/1250秒,AWB
ISO 100
RAW (JPEG変換)
マンホール
サンプル7
7D
F7.1,1/250秒,AWB
ISO 100
RAW (JPEG変換)
日産スタジアム
サンプル8
7D
F8.0,1/100秒,AWB
ISO 100
RAW (JPEG変換)
逆光撮影例
サンプル9
7D
F8.0,1/125秒,AWB
ISO 100
RAW (JPEG変換)
生い茂る草
サンプル10
7D
F5.0,1/250秒,AWB
ISO 160
RAW (JPEG変換)
マクロ風撮影
サンプル11
7D
F6.3,1/400秒,AWB
ISO 400
RAW (JPEG変換)
夜間手持ち撮影
サンプル12
7D
F7.1,0.4秒,太陽光
ISO 400
RAW (JPEG変換)


〜 シグマ 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM 〜
シグマ 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM

発売時期 2012年6月29日
発売時価格 80,000円
焦点距離 18mm〜250mm (Canon APS-C機装着時:28.8mm〜400mm相当)
最小F値/絞り 3.5〜6.3 / 22
最短撮影距離 0.35m
レンズ構成 13群16枚
絞り羽根枚数 7(円形絞り)
サイズ 73.5mm(最大径) X 88.6mm(長さ)
重量 470g
フィルタ径 62mm
フード 標準添付(シグマ LH680-04)
コメント シグマのAPS-C専用高倍率ズームレンズ。先代の18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSMから小型化を図り、最短撮影距離を短縮化した製品。
小型化と引き換えに光学性能を妥協するケースは珍しくないが、このレンズに関すれば性能面の低下は皆無。全域でシャープな描画を誇り、ぱっと見高倍率ズームとは信じ難い写りを披露。
シグマ独自の超音波モーター(HSM)搭載でAF速度も比較的早く、かつ静粛。手ぶれ補正(OS)の性能も極めて高く、ラフに構えてもブレる心配は少ない。
基本性能を語れば純正との有意な差は皆無に等しい。「SIGMA」ロゴを取り払い「Canon」ロゴを装着しても、望遠側のF6.3に気が付かなければ誰も疑念を抱かないと思える出来栄えである。

高倍率にしてはコンバクトなレンズだが、先に語った通り写りは良好。テレ端の光量落ちは一定量見受けられるが、F5.6程度まで絞ればほぼ改善され通常撮影で気になる点は見受けられない。
全域でF8程度まで絞れば画質は大幅に向上。最近のデジタルカメラは高感度特性が強化されているので、必要に応じて高ISOで対応して欲しい。
逆光性能もかなり強く、ゴースト/フレアの発生は極少。かつてのシグマ製レンズは逆光性能の弱さが難点であったが、最近のレンズはどれも配慮がなされ、逆光性能の弱さは完全に昔話と化している。

筐体はTSC(Thermally Stable Composite)と称する強化プラスチック製。強度に付いては特段の不安は無いが、耐水/防塵の配慮は特段見られないので、水際や砂埃が多い箇所での利用は注意したい。
ただ、過度の心配は不要。個人的に丸一日砂埃が舞う環境で使用した経験を有するが、誤動作の類は起きなかった。
マウントは金属製と抜かりなく、各種スイッチも安っぽさを感じない。全般的な耐久性についてはズームを頻繁に繰り返しやすい性格の故、ある程度の故障は覚悟する必要はある。
私の場合では購入後1年数カ月後で、望遠側のAFが動作不能のトラブルが発生。高倍率ズームではプロが使用するような高級レンズでも故障は避けられないので、ある程度の割り切りは必要であろう。

あらゆるシーンで活用可能な万能選手。写りも優れ実売4万円台で購入可能なので、一本揃えていても損は無い。
ただ、新型の18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMと比較するとズーム域や描画性能では若干劣る部分があるので、欲を言えば18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMを選択したほうが後悔は無さそうである。
長所 コンパクトながら本格的な描画性能。強力無比な手ぶれ補正性能。
短所 広角側の樽型歪みが大きめ(とは言え高倍率ズームではやむを得ない)。
AF速度はさほど早くないので、動体撮影には慣れが必要。
お勧め度 [18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMにはちょっと手が届かない方には強く推奨]
使用頻度 [18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM購入により予備扱いとなりましたが、軽いので遠征時は今でもお供。]

撮影サンプル(ISは全てON、画像をクリックすると実サイズで表示されます)
都庁
サンプル1
7D
F10.0,1/500秒,AWB
ISO 250
RAW (JPEG変換)
彼岸花
サンプル2
7D
F7.1,1/125秒,太陽光
ISO 400
RAW (JPEG変換)
彼岸花(逆光)
サンプル3
7D
F7.1/500秒,AWB
ISO 500
RAW (JPEG変換)
茂みとカラス
サンプル4
7D
F7.1,1/100秒,AWB
ISO 200
RAW (JPEG変換)
夜のスタジアム
サンプル5
7D Mark II
F7.1 1/20秒,AWB
ISO 800
RAW (JPEG変換)
厚雲と太陽
サンプル6
7D
F6.3,1/1600秒,太陽光
ISO 250
RAW (JPEG変換)
電車
サンプル7
7D
F6.3,1/320秒,AWB
ISO 640
RAW (JPEG変換)
鉄道と風景
サンプル8
7D Mark II
F8.0,1/400秒,AWB
ISO 320
RAW (JPEG変換)
マクロ風撮影
サンプル9
7D
F7.1,1/400秒,太陽光
ISO 250
RAW (JPEG変換)
マンション群
サンプル10
7D
F9.0,1/500秒,太陽光
ISO 125
RAW (JPEG変換)
紅葉(実は真冬)
サンプル11
7D Mark II
F9.0,1/250秒,太陽光
ISO 320
RAW (JPEG変換)
風景
サンプル12
7D
F10.0,1/320秒,太陽光
ISO 200
RAW (JPEG変換)
新緑
サンプル13
7D
F7.1,1/250秒,AWB
ISO 100
RAW (JPEG変換)
なびくフラッグ
サンプル14
7D
F9.0,1/500秒,太陽光
ISO 125
RAW (JPEG変換)
モノクロ撮影
サンプル15
7D
F7.1,1/125秒,AWB
ISO 640
JPEG (モノクロ)





〜 シグマ MACRO 50mm F2.8 EX 〜
シグマ MACRO 50mm F2.8 EX

発売時期 1998年
発売時価格 35,000円 (販売終了)
焦点距離 50mm (Canon APS-C機装着時:80mm相当)
最小F値/絞り 2.8 / 32
最短撮影距離 0.188m
レンズ構成 9群10枚
絞り羽根枚数 7
サイズ 71.4mm(最大径) X 64mm(長さ)
重量 320g
フィルタ径 55mm
フード 標準添付
コメント シグマのエントリークラスのマクロレンズ。キヤノン純正よりも安価で、純正とは異なり当倍撮影が出来るのがポイント。
写真のレンズは中古店で16,800円で購入。キヤノンの一眼レフデジタルカメラとサードパーティー製のレンズはしばし相性問題が発生するが、筆者の環境では一度も「Err」と遭遇はせず、特段問題は招いていない。
写りは単焦点らしく、明快かつカチッとしたもの。マクロレンズなので被写界深度が浅く使い始めはピント合わせに難儀するが、慣れればボケもしっかりした深みのある画像を得られる。

当然、通常の風景撮影やポートレートもOK。絞るとピントの合う範囲が拡大し、隅々までシャープな画像を得られ、その実力はとてもエントリークラスとは思えない。
その画質はキヤノンのEF 50mm F1.8IIを上回る。ただしKiss DigitalではAFの迷いも少なくなく、常用レンズとするには安定性に欠くのが難点。
方や20D以降ではAFの安定性向上しているようで(キヤノン純正では無いため、全ての機種で該当するとは限らない)。フォーカス速度が遅いものの、動く被写体を撮るのでなければ、なんら問題は感じられない。

標準添付のフードも金属製で安心感が高い。最近のフードはプラスチック製が多数を占め割れてしまう心配もあるが、金属製であればその恐れも少ない。
この価格でこの実力は納得。コーティングがデジタルに最適化された新製品も登場したが、使い勝手ではこちらの方が勝る印象。
長所 最短撮影距離が短い。とにかく被写体に近寄れる。
ボディーの強度が高く、キヤノン純正品より安心感が高い。
ファインダーが見やすく、MFがしやすい。
短所 時折思いっきりAFのピントが外れる(キヤノン純正よりも頻度が高い)。
若干固めの背景のボケ。
お勧め度 [安くて写りも良好。1本持っていて損の無いレンズ。]
使用頻度 [実際には滅多に使用せず。]

撮影サンプル(画像をクリックすると実サイズで表示されます)
マクロ撮影1
サンプル1
Kiss Ditital
FF6.3,1/100秒,太陽光
ISO 100
JPEG Large Fine
マクロ撮影2
サンプル2
Kiss Digital
FF5.6,1/400秒,太陽光
ISO 100
JPEG Middle Fine
マクロ撮影3
サンプル3
20D
F3.2,1/1000秒,AWB
ISO 100
RAW (JPEG変換)
マクロ撮影4
サンプル4
50D
FF3.5,1/250秒,AWB
ISO 160
RAW (JPEG変換)
マクロ撮影5
サンプル5
50D
FF3.5,1/250秒,AWB
ISO 160
RAW (JPEG変換)
マクロ撮影6
サンプル6
7D
F4.0,1/80秒,AWB
ISO 400
RAW (JPEG変換)
マクロ撮影7
サンプル7
7D
F4.0,1/200秒,AWB
ISO 320
RAW (JPEG変換)
高層ビル
サンプル8
Kiss Digital
F5.6,1/320秒,AWB
ISO 100
JPEG Large Fine
風景
サンプル9
7D
F7.1,1/200秒,AWB
ISO 200
RAW (JPEG変換)





〜 キヤノン EF200mm F2.8L II USM 〜
キヤノン EF200mm F2.8L II USM

発売時期 1996年3月
標準小売価格 118,000円
焦点距離 200mm (Canon APS-C機装着時:320mm相当)
最小F値/絞り 2.8 / 32
最短撮影距離 1.5m
レンズ構成 7群9枚
絞り羽根枚数 8
サイズ 83.2mm(最大径) X 163.5mm(長さ)
重量 765g
フィルタ径 72mm
フード 別売(キヤノン ET-83B II)
コメント 200mmと一般的な望遠単焦点レンズ。このクラスでは70-200mmの着目度が高く、いまひとつ地味で注目されない存在。
単焦点らしく、その描画力は極めて高い。ズームレンズとは一段違うシャープさと、適度な柔らかさを兼ね備える。
背景のボケ方が極めて自然。デジタル一眼レフの場合は望遠の圧縮効果も生かせ、立体的な作例も容易に得られる。
適度に絞るとシャープさは更に向上。動体撮影やポートレートはもとより、適度な色のりから風景撮影にも適している。

手ぶれ補正が当たり前の昨今、ISが非搭載なのが惜しまれるところ。その半面、レンズ構成が7群9枚と控えめで、ISレンズにありがちな若干の濁りやフレアの発生とはほぼ無縁。
70-200mmクラスのズームと比較すると半分程度の重量で取り回しも容易。全長もコンパクトにまとめられ、荷物がかさばらないのが嬉しい。

別売りのフードもしっかりとした構造。装着感もあり安心感が高い。
軽量がゆえに撮影時の手ぶれには注意であるが、手ぶれを克服すれば素晴らしい描画が得られる。
USMも俊敏かつ静粛、AIサーボを効かした連写もハマってくれ、実に快感。

登場から相当の年月が経過するが、実力はなおも一線級。1800万画素の7Dと組み合わせても、抜群の画質を誇る。
Lレンズとしては安価な部類なのも嬉しく、珍しく?キヤノンの良心を感じる。
長所 単焦点らしい透明感あふれる画像。高速なAFによりAIサーボとの相性も抜群。
軽いので機動性も高い。
短所 軽い反面手ぶれは発生しやすい。できれば一脚or三脚が欲しい。
お勧め度 [ズームに目が向きがちなところだが、買って先ず損の無いレンズ。]
使用頻度 [電車撮影の強力な武器であったが、EF 70-300mm F4-5.6L IS USMを購入したので利用機会は減少。]

撮影サンプル(画像をクリックすると実サイズで表示されます)
モノレール
サンプル1
30D
F7.1,1/800秒,太陽光
ISO 100
RAW (JPEG変換)
ロマンスカーサンプル2 7D
F6.3,1/500秒,太陽光
ISO 250
RAW (JPEG変換)
ミューザ川崎サンプル3 50D
F10.0,1/640秒,太陽光
ISO 160
RAW (JPEG変換)
ユニクロ
サンプル4
50D
F4.0,1/400秒,AWB
ISO 125
RAW (JPEG変換)
ウミネコ
サンプル5
7D
F3.2,1/800秒,AWB
ISO 640
RAW (JPEG変換)
神奈川の米
サンプル6
50D
F4.0,1/250秒,AWB
ISO 200
RAW (JPEG変換)
田園風景
サンプル7
20D
F6.3,1/800秒,AWB
ISO 200
RAW (JPEG変換)
夕暮れ時
サンプル8
30D
F3.5,1/500秒,太陽光
ISO 320
RAW (JPEG変換)
夜間スポーツサンプル9 30D
F2.8,1/640秒,AWB
ISO 3200
JPEG Normal





〜 キヤノン EF 100mm F2.0 USM 〜
キヤノン EF 100mm F2.0 USM

発売時期 1991年10月
標準小売価格 69,000円
焦点距離 100mm (Canon APS-C機装着時:160mm相当)
最小F値/絞り 2.0 / 22
最短撮影距離 0.9m
レンズ構成 6群8枚
絞り羽根枚数 8
サイズ 75mm(最大径) X 73.5mm(長さ)
重量 460g
フィルタ径 58mm
フード 別売(キヤノン Et-65 III)
コメント キヤノンの代表的な中望遠レンズ。100mmの焦点距離はポートレートで重宝される。
シャープさと柔らかさが絶妙のバランスを保ち、人物撮影には持って来いの一本であるが(実際撮ると大変美しい描画を見せる)、私の場合もっぱら列車撮影専用レンズと化している。
車体全体と風景を巧みに交えるには、都合の良い焦点域。迫力ある撮影には不適であるが、構図のバランスは悪くない。

Lレンズと比較すると地味な存在だが、描画性能は十分。撮影画像はズームレンズでは絶対に得られない透明感を有し、背景のボケ具合も極めて自然。
シャープネスではLレンズに僅かに劣るものの、十分な解像力を兼ね備える。発色はあっさり系であるが、原色の再現性は極めて高い。

本体の操作性も優秀。フルタイムマニュアルフォーカスも備え、ピントリングも適度な硬さ。
AFは一見すると遅めに思えるが、実際の撮影では気にならないレベル。動体予測AFとの相性は悪くは無いが、7Dとの組み合わせはいまひとつ。
フードも大型で深く安心感が高い。登場から20年近く経過するが、現在でも一流の実力を誇る。

キヤノンの100mmではハイブリットISを搭載したマクロレンズが筆頭格。けれども、このレンズももっと着目されてしかるべき存在だ。
長所 100mmの割には軽量&コンパクト。
単焦点にふさわしい自然な描画と背景のボケ具合。
意外と流し撮りがしやすい。
短所 強い光源下では、発色が不自然になる傾向がある。
最短撮影距離が0.9mはいささか長い。
暗所ではAFが迷う傾向が強い。7Dとの相性はイマイチ?
お勧め度 [EF 135mm F2L USM等の影に隠れて地味なレンズだが、デジタル一眼レフと組み合わせても高い実力を誇る。]
使用頻度 [EF 70-300mm F4-5.6L IS USM購入で利用機会は減少。]

撮影サンプル(画像をクリックすると実サイズで表示されます)
電車1
サンプル1
30D
F7.1,1/640秒,太陽光ISO 160
RAW (JPEG変換)
電車2
サンプル2
7D
F5.6,1/400秒,AWB
ISO 400
RAW (JPEG変換)
秋の景色
サンプル3
6D
F2.8,1/1600秒,太陽光
ISO 250,露出-1/3
RAW (JPEG変換)
ブロンズ像
サンプル4
6D
F9.0,1/200秒,AWB
ISO 500,露出+1/3
RAW (JPEG変換)
絞った例
サンプル5
6D
F9.0,1/250秒,太陽光
ISO 400,露出+1/3
RAW (JPEG変換)
トークショー
サンプル6
30D
F2.8,1/320秒,AWB
ISO 1600
JPEG Large Fine
とちぎの米
サンプル7
50D
F6.3,1/1000秒,太陽光
ISO 500
RAW (JPEG変換)
赤とんぼ
サンプル8
50D
F4.0,1/400秒,太陽光
ISO 500
RAW (JPEG変換)
夜間撮影
サンプル9
50D
F2.2,1/160秒,AWB
ISO 800
RAW (JPEG変換)





〜  キヤノン EF24-105mm F4L IS USM 〜
キヤノン EF24-105mm F4L IS USM

発売時期 2005年9月28日
標準小売価格 145,000円
焦点距離 24mm〜105mm (Canon APS-C機装着時:38.4mm〜168mm相当)
最小F値/絞り 4.0 / 22
最短撮影距離 0.45m
レンズ構成 13群18枚
絞り羽根枚数 8
サイズ 83.5mm(最大径) X 107mm(長さ)
重量 670g
フィルタ径 77mm
フード 標準添付
コメント キヤノン標準ズームの定番。2005年の発売開始ながらも人気が高いレンズであり、愛用者も多い。
評価はASP-Cかフルサイズにより大きく異る。前者では広角側が中途半端、スナップ撮影にはもうひとつワイドさが欲しい。
テレ側も同様に中途半端。超望遠撮影には物足りなく、利便性で高倍率ズームを使うのが正解。

これがフルサイズになると評価一変。十分な広角域を誇りスナップや風景撮影には十分な広さ。
超望遠撮影は望むべくもないが、ちょっとしたズーム撮影は事足りる。「標準ズーム」の割り切りで不満を感じないのは、不思議な感覚である。

写りは十分に及第点。特に6Dとの相性は抜群、多くを望まなければ十二分に満足の画質を得られ、ボケの感じも悪くはない。
フルサイズ機でも周辺域の流れは極小。F4と明るさは通常クラスだが、高感度に強いフルサイズ機であれば大きな弱点には至らない。
Lレンズとしては比較的安価であるが、6Dのキットで同時購入すれば実質6万円程度で購入可能。コストパフォーマンスも申し分無い。
初期ロットにシャワー状のゴーストが発生する不具合を抱えていたが、手持ちの個体にそのような傾向は見受けられない。

発売開始から時間が経過し、サードパーティからも強力なライバルが登場。それでも写りは大差なく、防塵防滴構造や重量面でのメリットも光る。
フルサイズ機を買ったらまず手元に揃えたい一本と言えよう。
長所 フルサイズ機との相性抜群な焦点域。ズーム幅を考慮すれば画質も及第点。
短所 AF速度。遅くはないがもっと俊敏さが欲しい。
お勧め度 [フルサイズ機とは相性抜群の標準レンズ。APS-Cは使いづらい面もある。]
使用頻度 [6Dを持ち出す際のお供。]

撮影サンプル(ISは全てON、画像をクリックすると実サイズで表示されます)
建物
サンプル1
7D
F10,1/250秒
AWB,ISO 200
RAW (JPEG変換)
冬の日本海
サンプル2
7D
F7.1,1/160秒
AWB,ISO 200
RAW (JPEG変換)
鉄道撮影1
サンプル3
7D
F5.6,1/500秒
AWB,ISO 500
RAW (JPEG変換)
鉄道撮影2
サンプル4
7D Mark II
F7.1,1/800秒
太陽光,ISO 200
RAW (JPEG変換)
バイクの大群
サンプル5
7D
F7.1,1/400秒
AWB,ISO 100
RAW (JPEG変換)
絞り開放
サンプル6
6D
F4.0,1/100秒
AWB,ISO 400
RAW (JPEG変換)
巨大コンベア
サンプル7
6D
F8.0,1/160秒
AWB,ISO 200
RAW (JPEG変換)
希望のかけ橋
サンプル8
6D
F5.6,6秒
AWB,ISO 320
RAW (JPEG変換)
ボケ&点光源1
サンプル9
6D
F4.0,1/15秒
AWB,ISO 4000
RAW (JPEG変換)





〜 キヤノン EF-S 18-55mm F3.5-5.6 USM 〜
キヤノン EF-S 18-55mm F3.5-5.6 USM

発売時期 2003年9月
発売時価格 30,000円 (販売終了:EF-Sマウント非対応の機種は使用不可)
焦点距離 18mm〜55mm (Canon APS-C機装着時:28.8mm〜88mm相当)
最小F値/絞り 3.5〜5.6 / 22〜36
最短撮影距離 0.28m
レンズ構成 9群11枚
絞り羽根枚数 6(円形絞り)
サイズ 68.5mm(最大径) X 66mm(長さ)
重量 190g
フィルタ径 58mm
フード 別売(キヤノン EW-60C)
コメント かつてのレンズキット標準添付のレンズ。EF-Sマウント対応で、実質的にキヤノン初のデジタル一眼レフカメラ専用レンズを意味する。
EOS Kiss Digitalは本体のみとレンズキットの価格差が2万円程度なので、値段的には低ランク、外観も安っぽさは否めない。

その後IIモデルに切り替わったが、外装の変更が主であり光学面やAF性能での差異は存在しない。
現在はIS搭載のEF-S 18-55mm F3.5-5.6 ISが登場。描画性能では更なる向上が図られている模様なので、1000万画素超の機種にはそちらを選んだ方が懸命と言える。

1800万画素級のモデルが増えた今、率直に推奨はし難い。1500万画素に達した50Dでは細部の描画に難があり、敢えて選ぶメリットは無い。
ただ、800万画素程度の旧ボディであればOK。バランスの良い描画性能を得られ、お散歩レンズとして使い倒すのも悪くはない。

内蔵ストロボ使用時でも大半のケースにおいてケラレは発生しないので、レンズフードは常用でも構わない。
長所 価格以上のシャープな写り、軽量なので持ち歩きも楽。
USM採用によるAFの高速性。レンズが軽量のため快適な撮影が楽しめる。
短所 MFが難しい。ピントリングが軽くて小さく回し難い。実質的にAF専用レンズと割り切るべし。
多少片ボケがある(個体差の可能性あり)。
お勧め度 [多画素化が進行した最新のボディではお薦めしない。]
使用頻度 [現在は予備扱い。]

撮影サンプル(画像をクリックすると実サイズで表示されます)
風景
サンプル1
20D
F7.1,1/400秒,太陽光
ISO 100
JPEG Large Fine
マクロ風撮影
サンプル2
30D
F7.1,1/800秒,太陽光
ISO 200
JPEG Large Fine
夜景
サンプル3
30D
F4.0,1/10秒,曇り
ISO 1250
JPEG Large Fine
ディーゼル機関車
サンプル4
30D
F6.3,1/1000秒,太陽光
ISO 250
RAW (JPEG変換)
応援メッセージ
サンプル5
50D
F8.0,1/400秒,太陽光
ISO 160
JPEG Large Fine
路地裏
サンプル6
50D
F4.5,1/13秒,AWB
ISO 1600
JPEG Large Fine



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