我がレンズ殿堂 〜 手放したレンズ達 〜
(2015.11.11 最終更新)

こちらは私がすでに手放したレンズに関するページです。
注:「お勧め度」はCanon APS-C機との組み合わせに限定。筆者個人的な評価とし、星5つが最高点です。
   詳細な画像情報に関しては、オリジナル画像のExif情報をご覧ください。
   RAWからJPEGへの変換は、Digital Photo Professionalを利用(最高画質、シャープネス無し、色温度は撮影時のまま)。
   レンズの価格は、いずれも税別です。発売日はキヤノンマウント用です。


現在保有中のレンズについては、こちらをご覧ください。


〜 キヤノン EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM 〜
キヤノン EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM

発売時期 2004年11月
発売時価格 98,000円
焦点距離 10mm〜22mm (Canon APS-C機装着時:16.0mm〜35.2mm相当)
最小F値/絞り 3.5〜4.5 / 22〜27(1/3段表示の場合:22-29)
最短撮影距離 0.24m
レンズ構成 10群13枚
絞り羽根枚数 6(円形絞り)
サイズ 83.5mm(最大径) X 89.8mm(長さ)
重量 385g
フィルタ径 77mm
フード 別売(キヤノン EW-83E)
コメント キヤノンが満を持して開発した、APS-C専用の超広角レンズ。
登場当時は「EF-Sマウント=兼価」なイメージが蔓延。そんな一般論を覆すべく、非球面レンズやスーパーUDレンズをふんだんに採用、EF-Sレンズ初の「本気」たる性能を目指して開発された。
その描画力は極めて高い。軽量&コンパクトさを維持しつつ、Lレンズと互角の性能を誇るとしても過言では無い。

画質に関しては弱点を探すのは困難。シャープさと柔らかさが良好なバランス感を演出。
適度な色合いも加わり、素直に良い写り。周辺域の滲みや流れは最小限に抑制され、「キヤノンのレンズは広角域が弱い」評は、このレンズには該当しない。
逆光撮影時も、僅かなゴーストが確認される程度。最小F値は焦点距離により可変するが、主用途と考えられる風景撮影時等では絞っての撮影が多い点から、特段気になる点とは言えない。
1510万画素の50Dや1800万画素の7Dでも破綻は皆無。将来の高画素化(余り歓迎はしないが・・・)にも十分に耐えうる性能と思う。

使い勝手の面でも問題は見受けられない。フォーカスリングも操作性は悪くなく(超広角レンズなので大半がAFになると思うが)、比較的軽量なのでKissクラスのボディでもバランス感は確保。
巨大なフードはかさばるが、鏡筒の保護には役立つ。フード装着時は鏡筒と接地面への接触は避けられるので、手荒に扱っても傷が付く心配も低い。

このクラスの超広角レンズは実力派揃い。描画力だけであれば必ずしも純正品を選ぶ理由は無いが、使い勝手や安定性を考慮すると優位なのも事実。
満足感は極めて高い。「買って良かった」と素直に思える、キヤノンが誇る銘玉と言えよう。

[追記]
後日EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMを購入。両者を比較したらEF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMがあらゆる面で圧倒。
最新鋭の安価なレンズに完敗。時の流れには勝てなかった・・・。
長所 USM採用によるAFの高速性&正確性。超広角レンズにしてはズーム域が広い。
短所 EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMと比べると画質が劣る。
お勧め度 [EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMが登場した今、新品で購入する理由はほぼ無くなった。]
手放した理由 EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM購入のため。

撮影サンプル(画像をクリックすると実サイズで表示されます)
昭島くじら
サンプル1
50D
F8.0,1/100秒,太陽光
ISO 125
RAW (JPEG変換)
宣伝カー
サンプル2
30D
F6.3,1/125秒,AWB
ISO 125
JPEG Large Fine
けんけつちゃん
サンプル3
50D
F5.6,1/1600秒,AWB
ISO 125
RAW (JPEG変換)
コクーンタワー
サンプル4
30D
F8.0,1/250秒,AWB
ISO 125
JPEG Large Fine
江ノ電107形
サンプル5
50D
F8.0,1/125秒,太陽光
ISO 320
RAW (JPEG変換)
多摩動物公園
サンプル6
50D
F7.1,1/320秒,AWB
ISO 160
RAW (JPEG変換)
烏山線
サンプル7
50D
F7.1,1/500秒,太陽光
ISO 160
RAW (JPEG変換)
秋の紅葉
サンプル8
7D
F10.0,1/160秒,太陽光
ISO 125
RAW (JPEG変換)
真冬の光景
サンプル9
7D
F10.0,1/250秒,AWB
ISO 160
RAW (JPEG変換)





〜 キヤノン EF 28-135mm F3.5-5.6 IS USM 〜
キヤノン EF 28-135mm F3.5-5.6 IS USM

発売時期 1998年2月
標準小売価格 78,000円
焦点距離 28mm〜135mm (Canon APS-C機装着時:44.8mm〜216mm相当)
最小F値/絞り 3.5〜5.6 / 22-36
最短撮影距離 0.5m
レンズ構成 12群16枚
絞り羽根枚数 6
サイズ 78mm(最大径) X 97mm(長さ)
重量 540g
フィルタ径 72mm
フード 別売(キヤノン EW-78BII)
コメント 手ぶれ補正機能(IS)を搭載した、キヤノンの中核的存在ズームレンズ。ヨーロピアン・レンズ・オブ・ザ・イヤー '98-'99受賞。
焦点距離と価格面のバランスが良く、かつてのベストセラー。比較的安価ながらも手ぶれ補正機能を搭載し、このクラスでは貴重な存在であった。

USMとフルタイムマニュアルフォーカスの採用で、ピントあわせは実に快適。だが、肝心の写りとなると、正直「この程度?」と落胆。
F値の割には明るいのはプラスポイント。反面撮影画像は全体的に眠く、デジタルカメラとの相性はもう一歩と言わざる得ない。

絞ってもシャープさは改善に程遠い。ISも完全に旧世代、あらゆる点で最新のレンズに劣る。
「純正」の安心感はあるが、もはや選択の理由は無い。広角側も28mmと時代遅れ、早々にディスコンされるべき存在である。
長所 手ぶれ補正機能搭載。
USM&フルタイムマニュアルフォーカス採用による、ピントあわせのやり易さ。
短所 全体的にシャープさに欠ける画質。特に暗所では劣化が激しい。
手ぶれ補正機能搭載の過信は禁物。
お勧め度 [あらゆる意味で時代遅れ。このレンズの存在意義は正直無い。]
手放した理由 とにかく写りが悪かった。購入したレンズの中でもダントツにワースト。
各社から魅力的なレンズが増えた今、存在意義はもはや失せた存在。
純正を選ぶなら、無理をしてもEF24-105mm F4L IS USMなどを選択すべき。

撮影サンプル(画像をクリックすると実サイズで表示されます)
中野駅周辺
サンプル1
Kiss Digital
F5.6,1/50秒,AWB
ISO 100相当
JPEG Large Fine
新宿にて(建物)
サンプル2
Kiss Digital
F8.0,1/400秒,AWB
ISO 100相当
JPEG Large Fine
新宿にて(夜景)
サンプル3
Kiss Digital
F5.6,1/15秒,AWB
ISO 100相当
JPEG Large Fine





〜 キヤノン EF 28mm F2.8 〜
キヤノン EF 28mm F2.8

発売時期 1987年4月
標準小売価格 38,000円
焦点距離 28mm (Canon APS-C機装着時:44.8mm相当)
最小F値/絞り 2.8 / 22
最短撮影距離 0.3m
レンズ構成 5群5枚
絞り羽根枚数 5
サイズ 67.4mm(最大径) X 42.5mm(長さ)
重量 185g
フィルタ径 52mm
フード 標準添付(キヤノン EW-65II)
コメント キヤノンの安価な単焦点レンズ。写真のレンズは中古店で14,800円で購入。
設計年度も古く単焦点であるためか、ズームレンズ全盛の昨今、殆ど着目されない地味な存在。

だが、写りはさすが単焦点。通常クラスのズームレンズと比較すると、画像の鮮明さと立体感は格段に優れ、見た目の頼りなさが信じ難い実力の持ち主。
背景のボケ具合も(当然)ズームレンズ以上。絞ると全域シャープな画像が得られ、APS-C機であれば周辺の光量落ちも皆無に等しい。

APS-C機に装着すると、焦点距離は44.8mm相当。これは人間が意識する視野角に最も近いとの説もあり、風景と主体としたスナップ撮影にはもってこいの画角。
古いが最新のデジタル一眼レフカメラとの相性も良好。中古店では安価で流通しており、単焦点入門として1本持つ価値はある。
F値は2.8と比較的明るく思えるが、設計年度が古く最新レンズよりは劣るので注意が必要。
長所 安価だが単焦点のシャープさ、軽量かつコンパクトでスナップには最適。
短所 モーターがUSMで無いのでうるさく、AFが遅い。
フードの取り付けがガタつぽい。
シグマの同レベルのレンズと比較すると、F値と最短撮影距離が劣る。
お勧め度 [ズームレンズとは異次元な鮮明な世界を手軽に楽しめる。]
手放した理由 周辺部の描画の甘さとAF速度の遅さ。

撮影サンプル(画像をクリックすると実サイズで表示されます)
小田急登戸駅より
サンプル1
Kiss Digital
F10.0,1/400秒,AWB
ISO 100相当
JPEG Large Fine
新宿にて(建物)
サンプル2
Kiss Digital
F8.0,1/250秒,AWB
ISO 100相当
JPEG Large Fine
新宿にて(夜景)
サンプル3
Kiss Digital
F4.5,1/15秒,AWB
ISO 100相当
JPEG Large Fine





〜 キヤノン EF 75-300mm F4-5.6 IS USM 〜
キヤノン EF 75-300mm F4-5.6 IS USM

発売時期 1995年9月
発売時価格 90,000円 (販売終了)
焦点距離 75mm〜300mm (Canon APS-C機装着時:120mm〜480mm相当)
最小F値/絞り 4〜5.6 / 32-45
最短撮影距離 1.5m
レンズ構成 10群15枚
絞り羽根枚数 8
サイズ 78.5mm(最大径) X 138.2mm(長さ)
重量 650g
フィルタ径 58mm
フード 別売(キヤノン ET-64II)
コメント 世界初の手ぶれ補正機能(IS)搭載レンズ。比較的安価で入手出来るため、APS-C機ユーザにも人気が高く、中古店では入荷即売却の回転率。
写真のレンズは当時中古店で42,800円で購入。レンズを光りに当てると多少埃っぽくも感じるが、写り自体の悪影響は見られなかった。

写りは結構良好。Lレンズと比較すると解像度は劣るが、十分なシャープさを誇る。
最近のキヤノン製レンズと比較すると、比較的こてっとした色合い。デジタル一眼レフユーザからは様々な厳しい意見が目立つレンズであるが、実力は決して低くない。
筆者はサッカーの撮影に多用。AFが遅めなのが弱点であるが、置きピンと併用すればカバー出来る範疇であり、軽さも手伝い一脚で振りやすく重宝した。

暗めのレンズなので、夜間撮影は不得手。但し、ISO感度を400〜800程度に上げれば手ぶれ補正機能の効果も手伝い、必要十分なシャッタースピードを確保可能。
現在は後継レンズのEF 70-300mm F4-5.6 IS USMが登場。このレンズを選ぶ理由はもはや無く、中古市場で探すのすら困難であろう。
長所 旧式とは言え、手ぶれ補正機能は効果大。
比較的軽量なので、日中であれば手ぶれ補正と併用で手持ち撮影もOK。
APS-C機との組み合わせだと、480mm相当の望遠撮影が手軽に堪能。
晴天時の描画性能の高さ。
短所 USM搭載とは信じがたいAFの遅さ。特に前後に早い動体は苦手。
筐体が簡単に伸びてしまう。ズームロックが欲しい。
F値が高いので暗所は苦手。ISO値を上げてカバーしたい。
お勧め度 [後継のEF 70-300mm F4-5.6 IS USM等を選びましょう。]
手放した理由 突然テレ端の色収差が酷くなり、調整に出す時間が得られず売却。
でも、純正故かそこそこの高値で売れた。

撮影サンプル(画像をクリックすると実サイズで表示されます)
小瀬スポーツ公園
サンプル1
Kiss Digital
F10.0,1/500秒,AWB
ISO 200相当
JPEG Middle Fine
箕輪選手のシュート
サンプル2
Kiss Digital
F5.6,1/160秒,AWB
ISO 800相当
JPEG Middle Fine
平塚競技場の照明
サンプル3
Kiss Digital
F7.1,1/400秒,AWB
ISO 100相当
JPEG Middle Fine





〜 キヤノン EF28-80mm F2.8-4L USM 〜
キヤノン EF28-80mm F2.8-4L USM

発売時期 1989年4年
発売時価格 160,700円 (販売終了)
焦点距離 28mm〜80mm (Canon APS-C機装着時:44.8mm〜128mm相当)
最小F値/絞り 2.8〜4 / 22
最短撮影距離 0.5m
レンズ構成 11群15枚
絞り羽根枚数 8
サイズ 84mm(最大径) X 119.5mm(長さ)
重量 945g
フィルタ径 72mm
フード 標準添付(キヤノン EW-79)
コメント キヤノンのかつてのハイエンドレンズ。受注生産により発売当初はマニア垂涎の的だったとか。
その由緒高きLレンズも、中古市場ではエントリークラスのレンズと同価格。以前保有していたものは中程度?のコンディションで、49,800円で購入。
登場から相応の年数が経過し、今では中古市場に出回る機会も稀である。

写りは順光時に限れば、まさに「Lレンズ」の風格。EF-S 18-55mm F3.5-5.6 USMをあっさり上回り、緻密かつニュートラルで正確な色合いは、登場から20年以上経た今も一線級と思う。
但し、逆光性能はかなり劣る。少しでも光が差し込もうものなら猛烈なフレアに苦しみ、最新のコーディング性能の足元には及ばない。

製造開始から20年以上を経過し、故障時は修理不可という問題も抱える。ただ、条件が揃えば描画力は同価格帯のレンズに勝る可能性は高い。
運良く現物が入手出来るのであれば、手に取るのも一案である。
長所 古いレンズとは思えぬ描画性能。
「Lレンズ」なので、周囲に自慢出来る?。
短所 1Kg近い重量。EOS Kiss Digitalに装着すると、レンズの重量でCF挿入口が多少きしむ。
USMにしてはAF速度が遅め。
お勧め度 [描画性能は文句無し。ただ、故障時のリスクはお忘れなく。]
手放した理由 重く遅いAFがネックで、使用頻度が激減。売却を決意。
描画性能は極めて高かったが、逆光下で盛大に発生するフレアに我慢ならなかった。

撮影サンプル(画像をクリックすると実サイズで表示されます)
列車1
サンプル1
Kiss Digital
F9,1/40秒,AWB
ISO 100相当
JPEG Large Fine
列車2
サンプル2
Kiss Digital
F5.6,1/200秒,太陽光
ISO 100相当
JPEG Large Fine
夜景
サンプル3
Kiss Digital
F4,1/60秒,AWB
ISO 200相当
JPEG Large Fine





〜 キヤノン EF 35mm F2.0 〜
キヤノン EF 35mm F2.0

発売時期 1990年2月
標準小売価格 41,500円
焦点距離 35mm (Canon APS-C機装着時:56mm相当)
最小F値/絞り 2.0 / 22
最短撮影距離 0.25m
レンズ構成 5群7枚
絞り羽根枚数 5
サイズ 64.4mm(最大径) X 42.5mm(長さ)
重量 210g
フィルタ径 52mm
フード 別売(キヤノン EW-65 II)
コメント 数少なき35mmの単焦点。上位にはF1.4のLレンズも存在するが、非常に高価で重量もあり、比較的安価で入手可能なこのレンズは貴重な存在。
実物はとにかくコンパクト。それでもMFリングは幅広く、作りに手抜きは見られない。
この小ささでF2.0は驚嘆の一言。画質はEF50mm F1.8 IIと比較すると若干劣るものの、幾分絞ると改善される。
APS-Cサイズの一眼レフデジタルカメラでは周辺部の光量も十分。しかし設計が古い影響からか周辺部の歪みは目立ち、この点では最新のズームと比較しても劣る。

遅く迷いが多いAF、発色は青みが多く若干不自然さを感じるなど、問題視すべき点はあるのは事実。
だが、このレンズで無ければ撮れないシチュエーションがあるのも事実で、ある意味評価が難しいレンズ。
絞り羽根は5枚と少ない。円形絞りでは無く時には光源などが五角形を帯びるが、個人的には嫌味は感じない。
USMが非採用なのは残念。デジタル時代を意識した工学設計の見直しに加え、USMの採用を切望。
長所 軽量&コンパクト。ちょうど良い画角で、お散歩レンズとしても向いている。
最短距離0.25mは特筆もの。被写界震度の浅さも加え、ボケを強調した撮影も思いのまま。
短所 逆光にはやたら弱く、フレア・ゴーストが盛大に出やすい。
F2.0にしては暗所に弱い、特に夜間撮影では眠い画像に注意。
お勧め度 [やや玄人向けのレンズ、どちらかと言えばMF向け。]
手放した理由 タムロン SP AF28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACROと
描画力が大差なく、使用頻度が低くなったため。
AFの精度が低いのも難点。F値と最短撮影距離では有利にしても、
利用状況も少なく、存在意義が失せてしまった。

撮影サンプル(画像をクリックすると実サイズで表示されます)
列車その1
サンプル1
20D
F10.0,1/1000秒
太陽光,ISO 200相当
RAW (JPEG変換)
列車その2
サンプル2
20D
F3.2,1/60秒
太陽光,ISO 200相当
RAW (JPEG変換)
ネイチャー
サンプル3
20D
F4.0,1/2000秒
太陽光,ISO 100相当
RAW (JPEG変換)





〜 キヤノン EF80-200mm F2.8L 〜
キヤノン EF28-80mm F2.8-4L USM

発売時期 1989年9年
発売時価格 160,200円 (販売終了)
焦点距離 80mm〜200mm (Canon APS-C機装着時:128mm〜320mm相当)
最小F値/絞り 2.8 / 32
最短撮影距離 1.8m
レンズ構成 13群16枚
絞り羽根枚数 8
サイズ 84mm(最大径) X 185.7mm(長さ)
重量 1330g
フィルタ径 72mm
フード 標準添付(キヤノン ES-79) ES-79 IIも使用可能
コメント キヤノンの定番焦点域のLレンズ。現行70-200mmの旧モデルに相当する。
20年以上を経て中程度の中古品が程度にもよるが5万円から入手可能と、幸運にも実物があればお値打ち感は高い。

モータは非USMであるが、比較的高速かつ静粛。AF速度は現在でも高速な部類で、ヘタなレンズメーカのモータよりはるかに快適と言える。
フルタイムマニュアルフォーカスが非搭載なのが惜しまれるが、F2.8の明るさ故かファインダーも見やすくMFも比較的楽にこなす。
逆光時ではそれなりにフレアが発生。それでも許容範囲の範疇である。

弱点はその重量。1.3Kgと相応に重く、手持ちでは手ぶれの危険性が増す。
安定した撮影結果を得るには、三脚or一脚は必須。F2.8と明るいレンズではあるが、開放付近はぶれの心配も高く、本領を発揮するにはF5.6以下に絞りたい。

中古流通品ではフード欠品も目立つ。現行製品ではES-79IIが装着可能なので、是非とも揃えたい(と言うより必須と考えたい)。
製造中止から相応の期間が経過し、メーカでは既に修理不能のリスクも抱えるが、それも承知で出費を抑え、とにかくLレンズが欲しい方にはおすすめのレンズ。

ひとつ注意点を挙げるならば、一部のボディによる連写速度の制限。手持ちでは50Dは非USMレンズでAI Servoを使用すると、ボディ側の仕様?により、連写性能が抑制される感がある(秒コマ3ぐらいまでに低下)。
動体撮影時は注意が必要と言える。
長所 20年以上前のレンズだが、現代にも通用する描画性能。
短所 1Kgを超える重量。重量による手ぶれの心配、
高画素化が進んだ現在、手持ち撮影には向いていない。
フォーカスリングの感触がいまひとつ掴みにくい。
F2.8はおまけと考え、多少暗くとも絞っての使用を推奨。
お勧め度 [描画性能は相応に高いが、手ぶれには十分注意したい。]
手放した理由 老朽化が心配につき、キヤノン EF 70-300mm F4-5.6L IS USMを購入したのが直接の理由。
手元に残すことも検討したが、お蔵入りよりも他の方に使ってもらいたかったので手放しました。

撮影サンプル(画像をクリックすると実サイズで表示されます)
電車1
サンプル1
30D
F5.6,1/640秒,AWB
ISO 500
RAW (JPEG変換)
電車2
サンプル2
50D
F5.6,1/640秒,AWB
ISO 400
RAW (JPEG変換)
花壇
サンプル3
Kiss Digital
F7.1,1/320秒,太陽光
ISO 100
JPEG Large Fine
くつろぐ鳩
サンプル4
50D
F4.0,1/1250秒,太陽光
ISO 100
RAW (JPEG変換)
夜景(スローシャッター)
サンプル5
20D
F10,5秒,AWB
ISO 100
RAW (JPEG変換)
サポーター
サンプル6
Kiss Digital
F7.1,1/400秒,AWB
ISO 200
JPEG Large Fine





〜 キヤノン EF300mm F4L IS USM 〜
キヤノン EF300mm F4L IS USM

発売時期 1997年3月
標準小売価格 203,000円
焦点距離 300mm (Canon APS-C機装着時:480mm相当)
最小F値/絞り 4.0 / 32
最短撮影距離 1.5m
レンズ構成 11群15枚
絞り羽根枚数 8
サイズ 90mm(最大径) X 221mm(長さ)
重量 1,190g
フィルタ径 77mm
フード 内蔵(組み込み式)
コメント キヤノンのIS(手ぶれ補正機能)搭載レンズの第2弾。300mmながらF4.0のスペックに抑え、1Kg強と比較的軽く何とか手の届く価格帯が魅力。
描画力は「さすが」の一言。開放付近からシャープかつ色彩豊かな画質が得られ、望遠効果を生かした背景のボケ具合も優れている。
F4と多少暗めであるが、ファインダーの見易さも十分。フルタイムマニュアルフォーカス搭載で使い勝手も優れ、「絶対にF2.8!」と追求しない向きには十分過ぎる性能。

中古市場でも時折見かけ、実売10万円強。決して安くないレンズであるが、その実力を考慮すれば、むしろ安い位と錯覚。
目立った弱点は存在しないが、AFは遅く迷う傾向はある(特に30Dの場合)。
スポーツ撮影など被写体の動きが激しい場合、ピントを外すと復帰までに時間を要するのには注意が必要。

IS搭載レンズなので、レンズ枚数は単焦点としては11群15枚と多い。そのため光学性能の低下が若干感じられるものの、得られる画質はクリアで、まさに「単焦点のL」。

F4.0の制約はあるものの、屋外撮影がメインであれば文句なしにお奨めの1本。
300mmと長い焦点距離につき、空気中の微粒子を見事に拾う事もあり、早朝時等の撮影は思わぬ配慮が必要になる。
長所 「単焦点のL」に相応しい高次元な画質。旧世代であるがISは強力。
下手なマクロレンズと匹敵する接写性能。最短撮影距離1.5mは凄い。
短所 ISが旧世代なためか、消費電力の高さは注意。IS非搭載レンズと比べると、駆動時間が3割程度は短い感触を受ける。
直射日光をまともに受けると、猛烈なフレアを発生する場合がある。
50DのAI Servo AFの相性がいまいち。動体追随性が宜しくない。
登場からかなりの年数が経過しており、リニューアルを望みたい。
お勧め度 [300mmの焦点距離が必要で、静体撮影が主であれば、今でも推奨出来る。]
手放した理由 高性能なキヤノン EF 70-300mm F4-5.6L IS USMの購入により、鉄道撮影での利用機会は失せてしまった。
スポーツ撮影用の予備で保管していたが、亡き父からキヤノン EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USMを譲り受け(単に実家から持ち帰っただけですが)、これまた想像以上の描画力。
このため出番は完全に喪失。防湿庫の空きスペースも厳しい事から、手放すのを決断した次第。
・・・と書きつつも、その後100-400mm F4.5-5.6L IS USMも手放してしまいましたが(苦笑い)。

撮影サンプル(画像をクリックすると実サイズで表示されます:ISは全てON)
江ノ電
サンプル1
20D
F6.3 1/500秒,太陽光
ISO 200
RAW (JPEG変換)
特急列車
サンプル2
20D
F7.1,1/640秒,太陽光
ISO 200
RAW (JPEG変換)
通勤電車
サンプル3
50D
F5.6,1/500秒,AWB
ISO 400
RAW (JPEG変換)
信号機
サンプル4
50D
F6.3,1/250秒,AWB
ISO 200
RAW (JPEG変換)
マクロ撮影
サンプル5
Kiss Digital
F5.0,1/500秒,太陽光
ISO 100
JPEG Large Fine
逆光性能は・・・
サンプル6
20D
F4.5,1/1000秒,太陽光
ISO 800
JPEG Normal





〜 シグマ 18-50mm F3.5-5.6 DC 〜
シグマ 18-50mm F3.5-5.6 DC