浦和レッドダイヤモンズ VS 川崎フロンターレ

ナビスコカップ 第1回戦 第2試合



日   時 2000年4月19日 19:03
試合会場 浦和市駒場スタジアム (埼玉県浦和市)
天   候 曇り
観 客 数 10,763人
試  合  結  果
浦   和 前 半 川   崎
後 半
     
     
得   点   者
浦和:大柴 健二(16分),永井 雄一郎(48分)
川崎:アルバレンガ(67分:PK)






ナビスコ杯1回戦。ホーム&アウェイでの第2ラウンドは敵地駒場での対戦。
前回の対戦ではフロンターレがレッズを一蹴したものの、このまま黙って食い下がる相手ではない。
おまけに日本一熱狂的なサポーターが、街中をひしめき、我々を待ち構える。
フロンターレのユニフォームを着ていようものなら、喧嘩を売られ、血まみれになろうとも不思議ではない。
余りにも不利な要素が多すぎる。この悪条件下、我々に勝機はあるのか?
いや、ある。勝利の為に浦和の地を踏んだのだ。
こんなところで、足止めを食らっている暇はない。この試合もすっきり勝て、第2回戦に駒を進めたい。

浦和駅西口

競技場とは反対側であるが
浦和駅の西口に回り道
歩道の支柱にはサッカーボールと
レッズのマスコット、レディア君が


商店街の旗

道中の商店街にもレッズの旗がひしめく
競技場までの方向案内は分かりやすくて親切



掲示板

途中に書店があり、サポーターの掲示板が
負けることなど考えたくもない
勝つことを考えなくてどうするのだぁ〜
(字がやたら汚くて恐縮です)


競技場に到着したものの、しばらくは公園のベンチに腰掛け、時間を潰す。
何でもアウェイ側のスタンドにはトイレがないという未確認情報があったため、トイレが近くなるとまずいので、ぎりぎりまで外で粘る。
それでも1時間前にはスタンドへ。平日のアウェイという悪条件ではあるが、もちろん全力で応援だ。

挨拶する選手達

選手達もリラックスムード
アウェイの威圧感を余り気に止めていないようだ



サポーター

本日はこの位置(・・・て分かるか?)で観戦
仕事帰りのサポーターが予想以上に多い
5時退社の会社が羨ましい
(私の会社は6時であり
定時でも間に合わないので休みました)
何処からかレッズの不気味な応援が聞こえてくる・・・


さあ、試合開始だ。相手は小野選手(背番号8:MF)などといった主力が抜けている。
レッズの応援など怖くない。一発ぶちかまして、ギャフンと言わせるぞ!
・・・が予想以上にレッズの動きが速い。ファンの声援を後押しして、皆シャープに動き回る。
早いパス回しと、タイミングの良いサイドチェンジに、フロンターレの選手は翻弄されている。
これは予想外。フロンターレも中盤を突破し、相手ゴール付近に攻め立てるものの、レッズの守りもチェックが早く、激しくぶつかってくる(反面ファウルも多いが)。これでは攻撃の糸口すらつかめない。
どっちがJ1でどっちがJ2なのか。立場が逆転しているぞ。
いずれにしても、幸先から相手の思うつぼだ。ちょっと頂けないぞ。

大柴選手

この日のレッズは、2トップの一角に
大柴選手(背番号13:FW)を起用
フリーでボールを受けるや、獲物を狙うが如く
フロンターレのゴールを脅かす


岡野選手が倒される

もう一人のFW、岡野選手(背番号7:FW)も
切れ味が鋭い
フロンターレはたまらず奥野選手(背番号4:DF)が
危険な位置で倒してしまう



2木の担架

フロンターレのゴール付近では
激しいぶつかり合いが
ペドリーニョ選手(背番号5:MF)と
相手選手が衝突
担架が2つも出動する


レッズサポーターの熱い応援が、否応なくつば競り合いを生み出している。
こちらも負けていられない。数は少なくとも全力で応援だ。
おーおおー、レッツゴ−川崎〜!
おーおおー、フローンターレ〜!
あれれ?振られに振られ、左サイドががら空きだ。そこにレッズが攻め立ててくる。
浦上選手(背番号1:GK)が飛び出してくる。しかしあっさりと大柴選手にかわされる。
あ〜っ!ゴールががら空きだ。大柴選手に楽々決められた・・・。

落ち込んでばかりもいられない。確かに4点以上取られなければいいのだが、油断は禁物だ。
空腹で声も余り出ない。それでも気力を尽くして応援だい。
※ここから後は、アウェイお決まりの手抜き構成です。ごめんなさい。

応援旗による妨害

浦上選手がゴールキックを蹴るだけで
レッズの応援旗は地面と平行に振り妨害
この気迫は凄すぎる
もっとも浦上選手の視界には入っているのかは不明



ペドリーニョ選手

攻撃の基点はペドリーニョ選手
が、サイドの両選手(長橋・久野)の動きが鈍く
有効なパスをなかなか送れない
そのためか、狭い空間で単純なプレーが目立ち
レッズに攻撃を潰される


相手選手のフリー

フロンターレのディフェンスは、マンツーマンでの
厳しい競り合いは身上
が、相手のマークはかなりずれている
おかげでフリーのシーンも多数



岡野選手と森川選手

レッズの岡野選手とフロンターレの森川選手
(背番号29:DF)の一騎打ち
レッズに空間を与えてしまい、スピードで持ち込まれるので
無理なディフェンスを強いられる


あれよと言う間に前半終了。レッズの多彩な攻撃と、フロンターレのファイルの多さが目立つ。
フロンターレも時折カウンターを仕掛けるものの・・・、どうも長橋選手(背番号20:MF)と久野選手(背番号23:MF)に精彩がなく、糸が途切れてしまう。
後が無いレッズの攻勢と、尋常とも思えるサポーターの歓声が、フロンターレの戦意を上回っている。
確かに2回戦に進むだけの目的からすれば、まだ焦る必要はない。
ただ、我々はJ1の貫禄を見せ付けねば。昨年までと違い、今や追われる立場なのだ。
アウェイのハンデを考慮しても、ちょっと情けない。後半での奮起を期待したい。


ハーフタイム中に入り口で貰ったポテトチップを頬張り、腹が活気づく。
おかげで大声復活。レッズサポーターの声援に掻き消されないように、死力を尽くして応援だ〜。
おおーおおおおおー、フォルツァーフローンタレー!!
その間に永井選手(背番号11:MF)にゴールを決められたようだが、気にしない、気にしない(訳ない)???

それにしても、レッズの当たりも半端じゃない。怪我人が発生したらどうするんだ。
リーグ戦での戦力が潰されてしまう。レッズよこの責任はどうとるんだ!。
・・・て叫びたいほどレッズのファウルが多い。後が無いのは分かるが、ちょっと悪質すぎるぞ。
この時間帯は、レッズの攻めが光っている。フロンターレのディフェンスも、背後の「12番目の選手」に相当手を焼いているようだ。

森山選手?のシュート

調子の悪い伊藤彰選手(背番号19:MF)に代わり
森山選手(背番号9:FW)を投入
いきなりシュート(だと思った)、惜しくも枠に入らず
それ以外にもダイビングヘッドを2度試みるなど
武者気質なプレーを連発



今野選手のプレー

両サイドが駄目なら中央でカバーだ
今野選手(背番号28:MF)も前半以上にボールに絡み
攻撃をメーキング



ファウルが多い

が、こんなシーンも頻発
両者ファウルが多すぎるのは問題
サポーターから、歓声とブーイングが交錯する


両者の攻勢が交互に繰り返される。互いに激しくぶつかり合い、見る者を熱くさせる。
が、なかなか得点の機会に至らない。今野選手がライン際で粘り、見方の追撃を待つものの、参加が遅く、もう一つ決定力に欠ける。
と思いきや、ペナルティエリア内で両チームの選手が激突。審判がそこに駆け寄る。
レッズの選手に向かい、黄色いカードが高々と掲げられる。やった!PKだ〜!

レッズの選手にイエローカード

レッズの室井選手(背番号21:DF)に
イエローカードが掲げられる
前の試合同様、ペナルティエリア内のファウルで泣く
※公式記録では西野選手(背番号12:DF)に
対する警告です



沸き返るフロンターレサポーター

待ってましたとばかりに
フロンターレのサポーターは沸き返る


キッカーはもちろんギド(アルバレンガ選手 背番号18:MF のこと、今後は愛称を間違えないようにします)。静かにボールをセットし、冷静にシュート。
ボールはレッズゴールに吸い込まれる。ようやく1点取り返したぞ!

アルバレンガ選手のPKが決まる

現役パラグアイ代表
PK如し何でもない?

こうなると俄然サポーターも生き返る。先ずは同点に追いつくぞ!
今までおとなしかった鈴木選手(背番号8:FW)も豪快にシュート!
これも枠に入らず残念。だがどんどん打ってくれ!!
おーおおー、レッツゴ−川崎〜!
おーおおー、フローンターレ〜!
※こうなったら応援だ!試合内容はその次だ〜!!!

倒れながらもセンタリング

レッズのディフェンスを振り切り
倒れながらも鋭いセンタリング



両者倒れこむ

続けてのプレーも両者が激しく衝突
倒れこむシーンも珍しくない


連戦の為か、選手に疲労が感じられる。プレーに輝きが失われつつある。
フロンターレはここで大塚選手(背番号16:MF)を投入。萎み気味の中盤に喝を入れる。
(ちなみに大塚選手の名前は「けんじ」ではありません。「しんじ」です:レッズのアナウンサー殿)
我々も萎んではいけない。脳の酸素が欠乏し、ふら付きそうになっても、応援し尽くすぞ!
俺達のフロンターレ、いまここに〜
浦和を倒すんだ。さあいこう!!

室井選手のクリア

レッズ室井選手の必死のクリア
傍らでは別の選手が屈み込んでいる



レッズの守り

レッズのディフェンスも足が止まり
ボールを眺めるシーンも
だがフロンターレもスピードが落ちており
ボールを奪い切れない


時間は刻々と流れて行く。そしてロスタイムになだれ込む。
逆転するには残り時間が少ない。果たして追いついてくれるのか?
いや、選手達に焦りはない。得失点差からして、2回戦突破は間違えないと確信したようだ。
そして試合終了。フロンターレは負けながらも、ホームでの得点を生かし、2回戦に駒を進めました。

2回戦進出を喜ぶサポーター

負けながらも2回戦進出の結果に
「まあ、いいか」という声も


レッズの挑戦を退け、ナビスコ杯は2回戦に進出。次の相手は強豪柏レイソルです。
勝ち抜きは手放しで嬉しいが・・・ゲームの内容は今ひとつか。レッズの気迫が予想外であることを考慮しても、プレーに多様性が無く、貧弱な組み立ては相変わらずな気がしてたまらない。
特に選手間に、好不調の波が目立ちすぎる。怪我と連戦の疲れもあるのでしょうが、それはどのチームも同じ事。
また、ファウルの多さが再び顔を覗かせているのは不安材料です。今後の強豪相手に、最高のメンバー(まだ誰とは言い切れないのが残念なところ)を揃える必要があるのに、出場停止で損なわれるのは頂けない。
今後チームの真価が今まで以上に問われるのは必死です。この結果に甘えずに、チームの完成度をもっと高めて欲しいです。
等々力での3点差を考慮すれば、2回戦突破はほぼ予想できたものの、やはり勝負ごとなので、もう少し闘志を出して欲しかったのが、率直な感想です。
(でも森山選手のダイビングヘッドは、空振りながらも凄かった。無心なプレーはまた感動をもたらすのです。)

他会場の結果を見るサポーター

電光掲示板の、他会場の結果を見るサポーター
昨年までチームに在籍した上村選手
(現セレッソ大阪)の決勝点が表示されると
「ジャンボ」コールが沸き起こる



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